JPS6316233Y2 - - Google Patents

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JPS6316233Y2
JPS6316233Y2 JP14582182U JP14582182U JPS6316233Y2 JP S6316233 Y2 JPS6316233 Y2 JP S6316233Y2 JP 14582182 U JP14582182 U JP 14582182U JP 14582182 U JP14582182 U JP 14582182U JP S6316233 Y2 JPS6316233 Y2 JP S6316233Y2
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JP
Japan
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hanger
headphone
headphone unit
joint member
mold
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JP14582182U
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JPS5950185U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ヘツドホンに係り、さらに詳しく
いえば、ヘツドホンユニツトを支持する改良され
たハンガーを有するヘツドホンに関するものであ
る。
最近、小型録音再生機を携帯して電車の中や歩
行しながらステレオ音楽を聞き、或いは語学勉強
をする人が非常に増えているが、これに使用する
ヘツドホンについては機構的に種々改良されてお
り、軽量でかつ装着感が良いものになつている。
しかしながら、未だ改良の余地は残されており、
その1つとしてヘツドホンユニツトをハンガーに
いかに抜け出さないように確実に取付けるかの問
題がある。
これを、第1図から第6図を参照して説明する
と、1はヘツドホンを示し、2はヘツドバンド、
3はフリクシヨン保持具4を介してヘツドバンド
2に長さ調節自在に取付けられるサブバンド、5
はサブバンド3の端部に取付けられたハンガー
で、このハンガー5には、イア・パツドを含むヘ
ツドホンユニツト7のユニツトケース6が回動可
能に取付けられる。ここで、上記ハンガー5とユ
ニツトケース6の連結構造を第2図を参照しなが
らより詳しく説明すると、ユニツトケース6の一
側にはボールジヨイント部材8がその首部9を介
して突出されている。一方、ハンガー5は合成樹
脂の有底円筒体13からなり、その底部には、上
記ボールジヨイント部材8の嵌合凹部11を有す
る挾持部材12,12が突出して設けられてい
る。この挾持部材12,12は上記有底円筒体1
3の底部10からその軸線方向に沿つて突出する
如く半割形状(これは十字状の分割であつてもよ
い)に複数に分割成形されていて、その根元部1
4を支点としてばね性を付与されている。したが
つて、第6図に示すように、ボールジヨイント部
材8を挾持部材12,12の先端割溝15に強制
的に押当ててこれを拡げながら嵌合凹部11に嵌
着することにより、ヘツドホンユニツト7はハン
ガー5に取付けられるようになつている。
しかしながら、上記構造によるボールジヨイン
ト部材8と挾持部材12,12との連結には、該
挾持部材12,12の合成樹脂金型による成型時
の離型上の問題から、ボールジヨイント部材8に
対する挾持部材12,12の挾持力が不十分とな
りヘツドホンを輸送する際の振動、または誤つて
落してしまつた時等の衝撃によりヘツドホンユニ
ツト7がハンガー5から脱落してしまうことがあ
り、使用者に不快感を与えることがあつた。そこ
で、上記挾持部材12,12の成型上の問題を第
3図〜第5図について説明する。すなわち、第3
図に示すように単なる有底円筒状の成形品16を
樹脂金型で作るには、材料注入後雄金型17と雌
金型18を互いに矢印方向にスライドさせて成形
品を取出すことができる。しかし第4図に示すよ
うに、成形品16′に凹部19を形成する場合は、
いわゆるアンダカツト20があるので雄金型17
を成形品16′から脱型することができない。そ
こでこの場合は、いわゆる2段つき出しのむり抜
きと称して、まず雌金型18を成形品16′から
離型してその周壁部分21,21を自由にしたの
ち、バネ性を持つた成形品16′を外方にむりに
開きながら雄金型17を離型するようにしてい
る。これを、この考案のハンガー5についての成
形手段として示す第5図について説明すると、有
底円筒体13の内側に嵌合凹部11を有する挾持
部材12を成形するため、内金型22と環状金型
23とが用いられて同方向に離型するようになつ
ている。つまり、この場合は、まず、環状金型2
3を離型し、つぎに内金型22を抜いて成形が完
了する、ところで、この成形の際、有底円筒体1
3の底部10、つまり挾持部材12,12の根元
部14と先端部との間には必ず或る長さ(つま
り、これが後に説明する挾持部材の有効たわみ量
l)が必要であり、これが短いと挾持部材12,
12のばね性が強すぎて、嵌合凹部11から内金
型22を離型する際、該挾持部材12,12が十
分撓むことができず、これを傷つけてしまうか、
または、離型の際挾持部材12,12の先端側が
拡がつたまま塑性変形をおこして元にもどらなく
なつてしまい、嵌合凹部11にボールジヨイント
部材8を挾持できなくなるもので、いずれにして
も、ある程度の長さ、つまり有効たわみ量lは必
要となる。
上記のことから、内金型22の離型を円滑なら
しめるため、有効たわみ量lをある程度長くして
挾持部材12,12のばね性を犠性にしているの
であり、このためユニツトケース6の保持が不確
実になりやすく、輸送中や使用中に脱落するとい
う不都合が生じたのである。
この考案は、上記の欠点を改良したもので、そ
の目的はハンガーの挾持部材の根元部にリングを
嵌合することにより、該挾持部材のばね性を補強
し、該挾持部材の嵌合凹部にヘツドホンユニツト
のボールジヨイント部材を嵌合したとき、これの
挾持を確実ならしめ、以つて該ユニツトがハンガ
ーから脱落する虞れのないヘツドホンを提供する
ことにある。
以下、第7図および第8図を参照してこの考案
の実施例を説明すると、24は挾持部材12,1
2の根元部14に嵌合される抜け止めリング26
の1例としての環状体であり、該リング26によ
つて嵌合凹部11にボールジヨイント部材8を嵌
合するとき、、挾持部材12,12の根元部14
の外方への拡がりは規制され、それ故、挾持部材
12,12のばね性として作用する有効たわみ量
l′は成形時の有効たわみ量lよりも抜止めリング
26の分だけ短くなるので、それだけばね性は強
くなる。そして、この抜け止めリング26の内径
は、挾持部材12,12の外径とほぼ等しい径と
する。また、このリング26はボールジヨイント
部材8を嵌合凹部11に嵌合した後の挾持部材1
2,12の拡がりを全く無くすものではなく、有
効たわみ量l′を短くしてばね性を強化するもので
あるから、該抜け止めリング26を挾持部材1
2,12の根元部14に嵌合した後、必ずしもボ
ールジヨイント部材8の外周に移動させる必要は
ない。
なお、上記実施例では抜け止めリング26とし
て環状体24の例を示し、これはABS、ポリカ
ーボネートなどの成形品がリングの材質に適して
いるが、その他にステンレス製のコイルスプリン
グ25を用いた抜け止めリング26を使用しても
同様の作用が得られる。すなわち、この場合、コ
イルスプリング25の内径は挾持部材12,12
の拡がる力で大きくなるが、拡がりを阻止する力
は、挾持部材12,12の拡がる力より十分強い
ので、ばね性を補強するという目的は十分達せら
れるものである。
以上説明したように、この考案によると、ヘツ
ドホンにおいて、ハンガーの挾持部材の根元部に
抜け止めリングを嵌合することにより、該挾持部
材の有効たわみ量を少なくしてばね性を強化する
ことができ、成形時の金型離型の関係から挾持部
材の長さを長くしてばね性を犠性とせざるを得
ず、それ故挾持部材に十分なばね性を持たせ得な
いという問題を解決したものである。したがつ
て、この考案によれば、ヘツドホンの輸送中や使
用中の誤つた取扱い等によりヘツドホンユニツト
がハンガーから脱離するという不都合を無くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るヘツドホンの正面図、
第2図はハンガーとユニツトケースの拡大分解斜
視図、第3図、第4図はそれぞれアンダーカツト
を有しない場合と、有する場合の離型態様を示す
金型の断面図、第5図はこの考案のハンガーの成
型態様を示す金型の断面図、第6図A,Bは通常
のボールジヨイント部材と挾持部材との嵌合関係
を示す断面図、第7図A,Bはこの考案に係るボ
ールジヨイント部材と挾持部材の嵌合関係を示す
断面図、第8図A,Bは抜け止めリングの2つの
例を示す斜視図である。 図中、2はヘツドバンド、3はサブバンド、5
はハンガー、6はユニツトケース、7はヘツドホ
ンユニツト、8はボールジヨイント部材、10は
底部、11は嵌合凹部、12は挾持部材、13は
有底円筒体、14は根元部、26は抜け止めリン
グである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部にハンガーを有するヘツドバンドと、前記
    ハンガーを介して前記ヘツドバンドに取付けられ
    るヘツドホンユニツトとを含み、前記ハンガーは
    合成樹脂からなる有底円筒体であつて、その底部
    に軸線方向に沿つて延び、かつ、互いに対向する
    面に嵌合凹部を形成する溝を有する複数の弾性変
    形可能な挾持部材を備えたものからなり、前記ヘ
    ツドホンユニツトはその背面に突起されたボール
    ジヨイント部材をもち、該ボールジヨイント部材
    を前記嵌合凹部に強制的に嵌合させることによ
    り、前記ヘツドホンユニツトが前記ハンガーに回
    動可能に取付けられてなるヘツドホンにおいて、
    前記挾持部材の根元部に嵌着された抜け止めリン
    グを有し、該抜け止めリングから前記挾持部材の
    先端までの有効たわみ量l′は成型時の有効たわみ
    量lよりも小さくなされていることを特徴とする
    ヘツドホン。
JP14582182U 1982-09-27 1982-09-27 ヘツドホン Granted JPS5950185U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14582182U JPS5950185U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 ヘツドホン

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JP14582182U JPS5950185U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 ヘツドホン

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Publication Number Publication Date
JPS5950185U JPS5950185U (ja) 1984-04-03
JPS6316233Y2 true JPS6316233Y2 (ja) 1988-05-09

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JP14582182U Granted JPS5950185U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 ヘツドホン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2532191Y2 (ja) * 1987-09-30 1997-04-09 フオスター電機株式会社 電気音響変換器
AU2009201813B2 (en) * 2008-05-14 2013-08-29 Nixon, Inc. Headphones

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JPS5950185U (ja) 1984-04-03

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