JP3854115B2 - イアホンのストラップホルダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分岐した2本のコードのうちの一方のコードに設けられた第1のストラップホルダーと、他方のコードに設けられ、前記第1のストラップホルダーに係脱可能な第2のストラップホルダーとからなり、イアホン装着時に首の後部で係合させ、ネックレス状のコード環状部を形成するイアホンのストラップホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のイアホンの構成図、図8は図7のイアホンを装着した場合の斜視図である。
【0003】
これらの図において、イアホン1は、再生機器に接続されるプラグ3と、耳に装着されるイアホン本体5,7と、プラグ3,イアホン本体5,7を接続するコード9,11とに大別される。
【0004】
そして、コード9,11の中間部には、再生音量を調整するボリュームやイアホン1が接続される再生機器のコントールを行なうボックス13が設けられ、ボックス13とプラグ3との間のコード9,11は一体化され、ボックス13と各イアホン本体5,7との間のコード9,11は分離されている。
【0005】
更に、ボックス13の重量により、イアホン本体5,7が耳から外れるのを防止するために、ボックス13には衣服に取り付けられるフック(図示せず)が設けられている。
【0006】
このような構成のイアホン1を装着した場合、ボックス13と各イアホン本体5,7間の分離したコード9,11を引っ掛けると、耳からイアホン本体5,7が外れる場合がある。
【0007】
又、ボックス13を操作してる際に、ボックス13を移動させても、同様である。
このような問題点を解決するために、図9および図10に示すような構成のイアホンが提案されている。
【0008】
図において、ボックス13と各イアホン本体5,7間の分離したコード9,11にストラップホルダー21が設けられている。
このストラップホルダー21は、コード9に設けられた第1のストラップホルダー23と、コード11に設けられ、第1のストラップホルダー23に係脱可能な第2のストラップホルダー25とからなっている。
【0009】
そして、図10に示すように、イアホン装着時に首の後部で第1のストラップホルダー23と第2のストラップホルダー25とを係合させ、ネックレス状のコード環状部27を形成する。
【0010】
このようなコード環状部27を形成することにより、コード9,11を引っ掛けても、耳からイアホン本体5,7が外れにくくなる。
又、ボックス13を操作してる際に、ボックス13を移動させても、同様に耳からイアホン本体5,7が外れにくくなる。
【0011】
ここで、図11および図12を用いてストラップホルダー21の構造の一例を説明する。
これらの図において、第1のストラップホルダー23,第2のストラップホルダー25は、それぞれ略中空の半球状である。
【0012】
第1のストラップホルダー23の開放面近傍の外周面には、外側段部23aが全周方向に沿って形成され、第2のストラップホルダー25の開放面近傍の内周面には、第1のストラップホルダー23の外側段部23aに係合可能な内側段部25aが全周方向に沿って形成されている。
【0013】
又、第1のストラップホルダー23には、その内部から開放面を介して外側へ突出する舌部23bが、第2のストラップホルダー25には、その内部から開放面を介して外側へ突出する舌部25bが形成されている。
【0014】
そして、第1のストラップホルダー23の外側段部23aと第2のストラップホルダー25の内側段部25aとを係合させ、第1のストラップホルダー23と第2のストラップホルダー25とを一体化した際に、第1のストラップホルダー23の舌部23bと第2のストラップホルダー25の舌部25bとが重なり合うように、舌部23b,25bは設けられている。
【0015】
そして、第1のストラップホルダー23の舌部23bの第2のストラップホルダー25の舌部25bとの対向面には、突部23cが形成されている。
同様に、第2のストラップホルダー25の舌部25bの第1のストラップホルダー23の舌部23bとの対向面には、第1のストラップホルダー23の突部23cと当接可能な突部25cが形成されている。
【0016】
上記構成の第1のストラップホルダー23と第2のストラップホルダー25とを一体化させるには、図12に示すように、第1のストラップホルダー23の舌部23bと、第2のストラップホルダー25の舌部25bとが重なりあうことが可能な状態に、第1のストラップホルダー23、第2のストラップホルダー25を保持し、第1のストラップホルダー23を矢印I方向に移動させる。
【0017】
すると、第1のストラップホルダー23の舌部23bの突部23cが第2のストラップホルダー25の舌部25bの突部25cを乗り越え、第1のストラップホルダー23と第2のストラップホルダー25との一体化が完了する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のストラップホルダー21には、以下のような問題点がある。
【0019】
(1)第1のストラップホルダー23と、第2のストラップホルダー25とを一体化する際には、第1のストラップホルダー23の舌部23bと第2のストラップホルダー25の舌部25bとが重なりあうことが可能な状態に第1のストラップホルダー23と、第2のストラップホルダー25とを位置させなければならない。
【0020】
即ち、周方向の位置決めが必要である。
特に、このストラップホルダー21は、首の後で第1のストラップホルダー23と、第2のストラップホルダー25とを一体化するものであるので、非常に扱いにくい問題点がある。
【0021】
(2)第1のストラップホルダー23および第2のストラップホルダー25は略半球状であるので、小さくつまみにくい問題点もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その第1の課題は、一体化しやすいイアホンのストラップホルダーを提供することにある。
【0022】
第2の課題は、つまみやすいイアホンのストラップホルダーを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、分岐した2本のコードのうちの一方のコードに設けられた第1のストラップホルダーと、他方のコードに設けられ、前記第1のストラップホルダーに係脱可能な第2のストラップホルダーとからなり、イアホン装着時に首の後部で係合させ、ネックレス状のコード環状部を形成するイアホンのストラップホルダーにおいて、前記第1のストラップホルダーに、前記第2のストラップホルダーと対向する面が開放され、内周面に第1の突部が形成された円筒部を形成し、前記第2のストラップホルダーの前記第1のストラップホルダーとの対向面に、前記第1のストラップホルダーの前記円筒部の内部に挿入可能で、外周面に、前記第1の突部に当接可能な第2の突部が形成された円柱部を形成し、前記第1の突部、前記第2の突部のうち、少なくともどちらか一方の突部は弾性を有し、前記第1の突部、前記第2の突部のうち、少なくともどちらか一方の突部は、周方向全域にわたって形成されていることを特徴とするイアホンのストラップホルダーである。
【0024】
前記第1のストラップホルダーに、前記第2のストラップホルダーと対向する面が開放され、内周面に第1の突部が形成された円筒部を形成し、前記第2のストラップホルダーの前記第1のストラップホルダーとの対向面に、前記円筒部の内部に挿入可能で、外周面に、前記第1の突部に当接可能な第2の突部が形成された円柱部を形成し、前記第1の突部、前記第2の突部のうち、少なくともどちらか一方の突部は弾性を有し、前記第1の突部、前記第2の突部のうち、少なくともどちらか一方の突部は、周方向全域にわたって形成されていることにより、第1のストラップホルダー,第2のストラップホルダーとの周方向の位置合わせが不要となり、第1のストラップホルダーと第2のストラップホルダーとを一体化しやすい。
【0025】
請求項2記載の発明は、第2のストラップホルダーの前記円柱部を前記第1のストラップホルダーと対向する面が開放された中空の円柱部とし、前記第1のストラップホルダーの前記円筒部の内部に、前記第2のストラップホルダーとの対向面が開放され、前記第2のストラップホルダーの円柱部の内径より小さな外径で、前記円筒部の開放面より外部に突出するガイド円筒部を形成し、前記第2のストラップホルダーの前記中空の円柱部の内部に、前記第1のストラップホルダーのガイド円筒部の内径より小さな外径で、前記第2のストラップホルダーの前記中空の円柱部より外部に突出するガイド円柱部を形成したことを特徴とする請求項1記載のイアホンのストラップホルダーである。
【0026】
最初に、第1のストラップホルダーのガイド円筒部と第2のストラップホルダーのガイド円柱部とが係合することで、第1のストラップホルダーの円筒部への第2のストラップホルダーの円柱部の挿入がスムーズとなる。
【0027】
請求項3記載の発明は、前記第1のストラップホルダー、前記第2のストラップホルダーにコードが挿通する穴を設け、前記第1のストラップホルダーのガイド円筒部に前記第2のストラップホルダーのガイド円柱部が係合した際に、前記コードが前記ガイド円筒部、前記ガイド円柱部により前記穴の壁面に押圧されるように構成したことを特徴とする請求項2記載のイアホンのストラップホルダーである。
【0028】
前記第1のストラップホルダー、前記第2のストラップホルダーにコードが挿通する穴を設け、前記第1のストラップホルダーのガイド円筒部に前記第2のストラップホルダーのガイド円柱部が係合した際に、前記コードが前記ガイド円筒部、前記ガイド円柱部により前記穴の壁面に押圧されるように構成したことにより、第1のストラップホルダーと第2のストラップホルダーとを一体化すると、コードが穴の壁面に押圧され、コードと、ストラップホルダーとの相対移動が禁止され、コード環状部のコードを引っ掛けてもイアホンが耳から外れことがなくなる。
【0029】
請求項4記載の発明は、前記第1のストラップホルダー、前記第2のストラップホルダーの表面に把持部を形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のイアホンのストラップホルダーである。
【0030】
前記第1のストラップホルダー、前記第2のストラップホルダーの表面に把持部を形成したことにより、第1のストラップホルダー、第2のストラップホルダーをつまみやすい。
【0031】
尚、本明細書で、円筒とは「中空の円柱」と定義する。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
最初に、図5を用いて実施の形態のストラップホルダーが設けられたイアホンの全体構成を説明する。
【0033】
図において、イアホン51は、再生機器に接続されるプラグ53と、耳に装着されるイアホン本体55,57と、プラグ53,イアホン本体55,57を接続するコード59,61とに大別される。
【0034】
そして、コード59,61の中間部には、結束部材63が設けられ、結束部材63とプラグ53との間のコード59,61は一体化され、結束部材63と各イアホン本体55,57との間のコード59,61は分離されている。
【0035】
尚、結束部材63の代わりに、再生音量を調整するボリュームやイアホン51が接続される再生機器のコントールを行なうボックスを設けてもよい。
そして、結束部材63と各イアホン本体55,57間の分離したコード59,61には、実施の形態例のストラップホルダー300が設けられている。
【0036】
このストラップホルダー300は、コード59に設けられた第1のストラップホルダー100と、コード61に設けられ、第1のストラップホルダー100に係脱可能な第2のストラップホルダー200とからなっている。
【0037】
このような構成のイアホン51は、図6に示すように、装着時に首の後部で第1のストラップホルダー100と第2のストラップホルダー200とを係合させ、ネックレス状のコード環状部77を形成する。
【0038】
このようなコード環状部77を形成することにより、コード59,61を引っ掛けても、耳からイアホン本体55,57が外れにくくなる。
次に、本実施の形態のストラップホルダー300の説明を行なう。
【0039】
図1および図2に示すように、第1のストラップホルダー100には、第2のストラップホルダー200と対向する面が開放され、内周面に第1の突部101(図2(a),(b),(d)参照)が形成された円筒部103が形成されている。
【0040】
尚、本実施の形態では、第1の突部101を円筒部103の内周面の周方向全域に設けた。
次に、図3および図4に示すように、第2のストラップホルダー200の第1のストラップホルダー100との対向面には、第1のストラップホルダー100の円筒部103の内部に挿入可能で、外周面に、第1の突部101に当接可能な第2の突部201が形成された円柱部203が形成されている。
【0041】
尚、本実施の形態では、この第2のストラップホルダー200の円柱部203は、第1のストラップホルダー100と対向する面が開放された中空の円柱とした。更に、第2の突部201を円柱部203の外周面の周方向全域に設けた。
【0042】
次に、図1および図2に示すように、第1のストラップホルダー100の円筒部103の内部には、第2のストラップホルダー200との対向面が開放され、第2のストラップホルダー200の円柱部203の内径より小さな外径で、円筒部103の開放面より外部に突出するガイド円筒部105が形成されている。
【0043】
又、図3および図4に示すように、第2のストラップホルダー200の中空の円柱部203の内部には、第1のストラップホルダー100のガイド円筒部105の内径より小さな外径で、第2のストラップホルダー200の中空の円柱部203より外部に突出するガイド円柱部205が形成されている。
【0044】
図1〜図4に示すように、第1のストラップホルダー100、第2のストラップホルダー200には、コード59,61が挿通する穴107,207が形成され、これらの穴107,207は、第1のストラップホルダー100のガイド円筒部105に第2のストラップホルダー200のガイド円柱部205が係合した際に、コード59,61がガイド円筒部105、ガイド円柱部205により穴107,207の壁面に押圧されるように構成している。
【0045】
図1および図2に示すように、第1のストラップホルダー100の表面には、対向位置関係にある凹状の把持部111,113が形成され、同様に、図3および図4に示すように、第2のストラップホルダー200の表面にも、対向位置関係にある凹状の把持部211,213が形成されている。
【0046】
そして、第1のストラップホルダー100,第2のストラップホルダー200の材質は、弾性を有する樹脂であるポリアセタールとした。
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0047】
(1)第1のストラップホルダー100に、第2のストラップホルダー200と対向する面が開放され、内周面に第1の突部101が形成された円筒部103を形成し、第2のストラップホルダー200の第1のストラップホルダー100との対向面に、円筒部103の内部に挿入可能で、外周面に、第1の突部101に当接可能な第2の突部201が形成された円柱部203を形成し、更に、第1の突部101、第2の突部201は、弾性を有し、第1の突部101、第2の突部201は、周方向全域にわたって形成されていることにより、第1のストラップホルダー100,第2のストラップホルダー200との周方向の位置合わせが不要となり、第1のストラップホルダー100と第2のストラップホルダー200とを一体化しやすい。
【0048】
(2)最初に、第1のストラップホルダー100のガイド円筒部105と第2のストラップホルダー200のガイド円柱部205とが係合することで、第1のストラップホルダー100の円筒部103への第2のストラップホルダー200の円柱部203の挿入がスムーズとなる。
【0049】
(3)第1のストラップホルダー100のガイド円筒部105に第2のストラップホルダー200のガイド円柱部205が係合した際に、コード59,61がガイド円筒部105、ガイド円柱部205により穴107,207の壁面に押圧されるように構成したことにより、第1のストラップホルダー100と第2のストラップホルダー200とを一体化すると、コード59,61が穴107,207の壁面に押圧され、コード59,61と、ストラップホルダー300との相対移動が禁止され、コード環状部77のコードを引っ掛けてもイアホン51が耳から外れことがなくなる。
【0050】
(4)第1のストラップホルダー100、第2のストラップホルダー200の表面に把持部111,113,211,213を形成したことにより、第1のストラップホルダー100、第2のストラップホルダー200をつまみやすい。
【0051】
尚、本発明は、上記実施の形態に限定するものではない。
第1のストラップホルダー,第2のストラップホルダーの材質は、ポリアセタールとしたが、これに限定するものではなく、使用環境を考慮し、好適な樹脂材料を選定することが可能である。
【0052】
又、第1の突部101、第2の突部201は、両方とも弾性を有し、周方向全域にわたって形成したが、第1の突部101、第2の突部201のうち、少なくともどちらか一方の突部が弾性を有し、第1の突部101、第2の突部201のうち、少なくともどちらか一方の突部が、周方向全域にわたって形成されていれば、第1のストラップホルダー100,第2のストラップホルダー200との周方向の位置合わせが不要となり、第1のストラップホルダー100と第2のストラップホルダー200とを一体化しやすい。
【0053】
又、第1の突部101,第2の突部201は第1のストラップホルダー100,第2のストラップホルダー200と一体的に形成したが、Oリング等を用いても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1記載の発明によれば、 前記第1のストラップホルダーに、前記第2のストラップホルダーと対向する面が開放され、内周面に第1の突部が形成された円筒部を形成し、前記第2のストラップホルダーの前記第1のストラップホルダーとの対向面に、前記円筒部の内部に挿入可能で、外周面に、前記第1の突部に当接可能な第2の突部が形成された円柱部を形成し、前記第1の突部、前記第2の突部のうち、少なくともどちらか一方の突部は弾性を有し、前記第1の突部、前記第2の突部のうち、少なくともどちらか一方の突部は、周方向全域にわたって形成されていることにより、第1のストラップホルダー,第2のストラップホルダーとの周方向の位置合わせが不要となり、第1のストラップホルダーと第2のストラップホルダーとを一体化しやすい。
【0055】
請求項2記載の発明によれば、最初に、第1のストラップホルダーのガイド円筒部と第2のストラップホルダーのガイド円柱部とが係合することで、第1のストラップホルダーの円筒部への第2のストラップホルダーの円柱部の挿入がスムーズとなる。
【0056】
請求項3記載の発明によれば、前記第1のストラップホルダー、前記第2のストラップホルダーにコードが挿通する穴を設け、前記第1のストラップホルダーのガイド円筒部に前記第2のストラップホルダーのガイド円柱部が係合した際に、前記コードが前記ガイド円筒部、前記ガイド円柱部により前記穴の壁面に押圧されるように構成したことにより、第1のストラップホルダーと第2のストラップホルダーとを一体化すると、コードが穴の壁面に押圧され、コードと、ストラップホルダーとの相対移動が禁止され、コード環状部のコードを引っ掛けてもイアホンが耳から外れことがなくなる。
【0057】
請求項4記載の発明によれば、前記第1のストラップホルダー、前記第2のストラップホルダーの表面に把持部を形成したことにより、第1のストラップホルダー、第2のストラップホルダーをつまみやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のストラップホルダーを示す図で、(a)図は正面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は下面図である。
【図2】(a)図は図1の切断線A−Aでの断面図、(b)図は図1の切断線B−Bでの断面図、(c)図は図1の切断線C−Cでの断面図、(d)図は図2(a)のD部分の拡大図である。
【図3】第2のストラップホルダーを示す図で、(a)図は正面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は下面図である。
【図4】(a)図は図3の切断線E−Eでの断面図、(b)図は図3の切断線F−Fでの断面図、(c)図は図3の切断線G−Gでの断面図である。
【図5】実施の形態のストラップホルダーが設けられたイアホンの全体構成を説明する図である。
【図6】図5のイアホンを装着した場合の斜視図で、(a)図はイアホン装着者の正面から見た斜視図、(b)図はイアホン装着者の背面から見た斜視図である。
【図7】第1の従来例のイアホンの構成図である。
【図8】図7のイアホンを装着した場合の斜視図であり、(a)図はイアホン装着者の正面から見た斜視図、(b)図はイアホン装着者の背面から見た斜視図である。
【図9】第2の従来例のイアホンの構成図である。
【図10】図9のイアホンを装着した場合の斜視図であり、(a)図はイアホン装着者の正面から見た斜視図、(b)図はイアホン装着者の背面から見た斜視図である。
【図11】図9のストラップホルダーを説明する斜視図である。
【図12】図9のストラップホルダーを説明する断面図である。
【符号の説明】
51 イアホン
100 第1のストラップホルダー
101 第1の突部
103 円筒部
200 第2のストラップホルダー
201 第2の突部
203 円柱部
300 ストラップホルダー

Claims (4)

  1. 分岐した2本のコードのうちの一方のコードに設けられた第1のストラップホルダーと、他方のコードに設けられ、前記第1のストラップホルダーに係脱可能な第2のストラップホルダーとからなり、イアホン装着時に首の後部で係合させ、ネックレス状のコード環状部を形成するイアホンのストラップホルダーにおいて、
    前記第1のストラップホルダーに、前記第2のストラップホルダーと対向する面が開放され、内周面に第1の突部が形成された円筒部を形成し、
    前記第2のストラップホルダーの前記第1のストラップホルダーとの対向面に、前記第1のストラップホルダーの前記円筒部の内部に挿入可能で、外周面に、前記第1の突部に当接可能な第2の突部が形成された円柱部を形成し、
    前記第1の突部、前記第2の突部のうち、少なくともどちらか一方の突部は弾性を有し、
    前記第1の突部、前記第2の突部のうち、少なくともどちらか一方の突部は、周方向全域にわたって形成されていることを特徴とするイアホンのストラップホルダー。
  2. 第2のストラップホルダーの前記円柱部を前記第1のストラップホルダーと対向する面が開放された中空の円柱部とし、
    前記第1のストラップホルダーの前記円筒部の内部に、前記第2のストラップホルダーとの対向面が開放され、前記第2のストラップホルダーの円柱部の内径より小さな外径で、前記円筒部の開放面より外部に突出するガイド円筒部を形成し、
    前記第2のストラップホルダーの前記中空の円柱部の内部に、前記第1のストラップホルダーのガイド円筒部の内径より小さな外径で、前記第2のストラップホルダーの前記中空の円柱部より外部に突出するガイド円柱部を形成したことを特徴とする請求項1記載のイアホンのストラップホルダー。
  3. 前記第1のストラップホルダー、前記第2のストラップホルダーにコードが挿通する穴を設け、
    前記第1のストラップホルダーのガイド円筒部に前記第2のストラップホルダーのガイド円柱部が係合した際に、前記コードが前記ガイド円筒部、前記ガイド円柱部により前記穴の壁面に押圧されるように構成したことを特徴とする請求項2記載のイアホンのストラップホルダー。
  4. 前記第1のストラップホルダー、前記第2のストラップホルダーの表面に把持部を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のイアホンのストラップホルダー。
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