JPS63162294A - 電子黒板装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、会議場、教室等で使用される黒板穴（以下パ
ネルサイズという）の筆記媒体に書かれた文字や図形を
電気信号として取出し、別の装置で表示や印刷を行う電
子黒板装置に関する。

〔従来の技術〕

この種の装置は、会議、説明会、打合せ等において黒板
上の筆記内容の転記の便宜を図るために開発されたもの
で、画像の書込み・消去が可能なパネルサイズの筆記範
囲を有する筆記媒体と、該筆記範囲に書かれた画像を光
学的に電気信号として取出す読取り装置と、該読取シ装
置により取出した画像を記録媒体上に印刷する印刷装置
から構成されるものが基本形態である。

上記読取シ装置としては、特開昭５９−１．７１６９５
号に開示される如く、固定型のものがあシ、この固定型
の読取り装置に画像を読取らせるために復操作として筆
記媒体を段底２軸に渡して張シ、そのうちの１軸を回転
させて撤退する。

また、読取シ装置としては、移動形のものもあシ、これ
は固定した筆記媒体上を読取シ装置がスペース移動しな
がら画像を読取るものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、この種の装置では、使用者の高い要求に
答えるための品位を保持する必要がちシ、上述した従来
技術においては、筆記性としてのボードの剛性、筆記媒
体のたるみ、揺れ等の防止、筆記媒体の走行速度の高速
性、すなわち画像データ取出し処理の高速性、該高速性
を確保するだめの消費゛電力の高容量化、光学系の歪を
打消すためのユニット構造、筆記媒体を走行させる際に
発生する騒音レベルの低下等を実現するための技術を副
次的に多数搭載しているのが現状である。

このため、装置の部品点数が多くなり、さらに部品の高
精度、部品の素材の制約等が要求され、利用者のご−ズ
に合致した価格以内に納めることができない問題力！あ
った。

本発明は以上の問題点に鑑み、従来よシ、余分な部品と
高度技術を特に集中しなければならない画像データ読取
りに係る機構を極力簡略化して、利用者が受入れやすい
安価な電子黒板装置を構成することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、画像の書込み・消去が可能な筆記範囲を有す
る筆記媒体と、筆記範囲に書かれた画像の画像データを
取出す読取り装置と、読取シ装置により取出した画像デ
ータに従って、筆記範囲に書かれた画像を記録媒体上に
印刷する印刷装置とを有する電子黒板装置において、筆
記媒体の供給及び巻取シ方向を垂直に設定し、筆記媒体
の下端を自由端とし、上端にはこれを垂直方向に巻取る
巻取シ装置を設け、読取シ装置を前記巻取シ装置の直前
に固定し、筆記範囲の供給は前記自由端を下降すること
で行い、筆記範囲の画像データ取出しは、巻取シ装置に
より筆記媒体を巻取シ、筆記範囲を前記読取シ装置に通
過させることで行うことを特徴とする。

〔作　用〕

以上の構成により本発明は、オペレータによる文字・図
形等の書込み時は、筆記媒体の自由端を下降させること
により筆記媒体をブラインド式に引出して筆記範囲を供
給し、該筆記範囲内に書込まれた画像データ取出しは、
巻取装置により筆記媒体を巻取りながら、筆記範囲を前
記読取シ装置に通過させることで行うことができる。

〔実施例〕

以下図面に従って実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同実
施例の斜視図である。

図において１は一端が自由端であるホワイトシートの筆
記媒体であシ、該筆記媒体１は該自由端を下端としてブ
ラインド式に矢印方向に供給、巻取シされる。

２は筆記媒体１を巻取る巻取軸であり、該巻取軸２は筆
記媒体１の横幅よシ゛し・す１．かに長く、筆記媒体１
の上端を固着した状態で水平に設置しである。３はこの
巻取軸２に直結したプーリ、４は巻取軸２を筆記媒体巻
取方向へ回転するためのモータ、５は該モータ４よυプ
ーリ３に回転力を伝達するベルトであシ、以上の構成に
より筆記媒体１の巻取シ装置を構成する。

６は筆記媒体１の筆記範囲に書込まれた画像の画像デー
タを取出す読取シ装置としてのイメージセンサ部であシ
、該イメージセンサ部６は、筆記媒体１の幅にほぼ近い
長さを有する光源７、セルフォックレンズ８及び、光源
７と同等の長さを有し光束９を電気信号に変換するイメ
ージセンナ素子１０よシ構成し、これにより光学的に画
像データを取出す。

１１は筆記媒体１の自由端を巻付けたパー、１２は該パ
ー１１の中央に固着した把手であシ、筆記媒体１は自重
及びパー１１の重みによって適度な張シがあたえられ、
把手１２を所定位値Ａま、で引下げることにより、所定
の筆記範囲Ｓが書込み可能な状態で供給される。

１３はイメージセンサ部６を保護するカバー、１４はバ
ックボード、１５はオペレータの装置操作手段としての
操作部、１６は筆記媒体１γに書込まれた画像の縮少コ
ピーを記録媒体１７に印刷する印刷装置としてのプリン
タ、１８は本装置を壁に固定する取付金物、１９はブリ
／り１６上に設けた、書込用のマーカ及び消去用のイレ
ーザを置くトレーである。

以上の構成の本実施例の作用を説明する。

まず、文字・図形等の書込みにあたってオペレータが筆
記媒体１の自由端の把手１２を手動により所定位置まで
引下げ、筆記範囲Ｓを書込み可能な位置に供給する。

この筆記範囲Ｓ内における書込みが終了し、これを印刷
処理する必要が生ずると、オペレータは操作部１５にお
いて画像の印刷処理を指定する。

これを受けて、モータ４が駆動し、ベルト５及びプーリ
３により回転力が伝達し巻取軸２が回転し筆記媒体１を
あらかじめ定めた速度で巻取って行く。この巻取）と同
時に、イメージセンサ部６の光源７が通過する筆記範囲
Ｓの表面を照明しながら、これを光束９にしてセルフォ
ックレンズ８全通してイメージセンサ素子１０に結像し
、イメージセンサ素子１０によりミ気信号に変換し画像
データとして取出す。

この画像データは図示せぬ制御回路部によりプリンタ１
６に送られ、プリンタ１６はこの画像データに従い、筆
記媒体１上の画像を記録媒体１７上に縮少して印刷処理
する。

筆記媒体１の読取シ範囲の全域がイメージセンサ部６を
通過すると、制御回路部が時間で判断するか、または図
示せぬ検出センサにより判断するかして、モータ４と、
イメージセンサ部６の動作を停止する。

この情報によりプリンタ１６の動作も制御し、印刷処理
が終ると記録媒体１７は第２図に示した状態で停止する
。尚、ここではプリンタ１６にカッタを搭載していない
状態を記載しているが、カッタを搭載しているものもあ
る。

尚、本実施例ではプリンタ１６と、巻取軸２、イメージ
センサ部６等を収納したカバー１３をバックボード１４
で連結して込るが、この構造に限るものではなく、プリ
ンタ１６とカバー１３を分離し、配線のみで連結し、教
室等の壁面をバックボード１４に代えて利用すれば、本
装置の非使用時は壁面を生かすことができ、スペース利
用の効率を高くすることが可能となる。

さらに、本実施例においては、筆記範囲の供給は、把手
１２を手動により引下げることで行ったが、これに限る
ものではなく、例えば正逆回転を行うモータを巻取軸２
の駆動手段にし、自動に引下げ、引上げを行っても良込
。

〔発明の効果〕 以上詳細に説明した如く、本発明によれば、電子黒板装
置の筆記媒体の供給及び巻取り方向を垂直に設定し、筆
記媒体の下端を自由端とし、上端にはこれを垂直方向に
巻取る巻取シ装置を設け、読取シ装置を前記巻取シ装置
の直前に固定し、筆記範囲の供給は前記自由端を下降す
ることで打込、筆記範囲の画像データ取出しは、巻取シ
装置により筆記媒体を巻取り、筆記範囲を前記読取シ装
置に通過させることで行うようにしたので、筆記媒体は
自重で引張状態を保ち、巻取り作業中もこの引張状態は
変ることがないから、画像データ読取シに係る機構に高
精度を要求する必要がなくなる。

これにより、画像データ読取りに係る機構が簡略化でき
、利用者が受入れやすい安価な電子黒板装置を実現する
ことができるという効果がある。

また、本発明によれば、筆記範囲の供給は、自由端を垂
直に降下させるだけで行えるので、筆記範囲の供給に係
る機構も同時に簡略化でき、装置の低価格化がこの点で
も期待できる。

さらに、本発明によれば、筆記媒体がブラインド形式で
供給されるので、筐体が不要となり、設置スペースが少
くて済み、従来の装置よシ簡易に増設が実現出来るとい
う効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同実
施例の斜視図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、画像の書込み・消去が可能な筆記範囲を有する筆記
   媒体と、 筆記範囲に書かれた画像の画像データを取出す読取り装
   置と、 読取り装置により取出した画像データに従って、筆記範
   囲に書かれた画像を記録媒体上に印刷する印刷装置とを
   有する電子黒板装置において、 筆記媒体の供給及び巻取り方向を垂直に設定し、 筆記媒体の下端を自由端とし、上端にはこれを垂直方向
   に巻取る巻取り装置を設け、 読取り装置を前記巻取り装置の直前に固定し、筆記範囲
   の供給は前記自由端を下降することで行い、筆記範囲の
   画像データ取出しは、巻取り装置により筆記媒体を巻取
   り、筆記範囲を前記読取り装置に通過させることで行う
   ことを特徴とする電子黒板装置。