JPS6316129A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents

過給機付エンジンの制御装置

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JPS6316129A
JPS6316129A JP15966886A JP15966886A JPS6316129A JP S6316129 A JPS6316129 A JP S6316129A JP 15966886 A JP15966886 A JP 15966886A JP 15966886 A JP15966886 A JP 15966886A JP S6316129 A JPS6316129 A JP S6316129A
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JP
Japan
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supercharger
control valve
bypass control
load
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP15966886A
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English (en)
Inventor
Mamoru Yoshioka
衛 吉岡
Tatsutake Nishimura
西村 達武
Koichi Yamagishi
山岸 康一
Takayasu Koyama
卓恭 小山
Hidemi Onaka
大仲 英巳
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は機械式過給機付エンジンの制御装置に関する。
〔従来の技術〕
機関の回転軸に電磁クラッチを介して連結された機械式
過給機と、過給機をバイパスして形成されたバイパス通
路にバイパス制御弁とを備えた過給機付エンジンは、実
開昭59−110330号公報に記されているように公
知である。一方、本願の出願人は特願昭60−2886
.60−133065.60−144540等において
そのような過給機の上流側にスロットル弁を配置した過
給機付エンジンを開示している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
゛電磁クラッチを備えた機械式過給機は、クラッチを継
ぐことによって高出力を発揮し、クラッチを切ることに
よって低燃費を達成できる特徴をもっている。さらに、
クラッチを継いだときには過給機のロータがエンジンの
回転数に追従するようになるまで内燃機関にマイナスト
ルクがかかり、次いでバイパス制御弁を閉じることによ
って、シヨ・7りを感じるようになる。ショック感は必
ずしも好まれるものではな(、−a的にはないほうがよ
いと思われている。従って、クラッチの切換え時点の定
め方によって、高出力と、低燃費と、ショックの低減と
をともに達成することが望まれている。
上記実開昭59−110330号公報及び本出願人の先
願ではエンジンの負荷と回転数とによって過給領域を定
め、高負荷及び高回転数の領域で電磁クラッチを継ぐよ
うになっている。即ち、回転数に関わらず一定の負荷以
上でクラッチを継ぎ、そして負荷が低くても一定の回転
数以上でクラッチを継ぐようになっている。しかしなが
ら、回転数を基準にしてクラッチを継ぐときを定めると
ショックが大きくなることが分かった。その理由は、過
給機のロータを空転の状態から一気に内燃機関に追従す
るような回転数まで駆動するときに乗じる慣性マスによ
るマイナストルクの増加によるものである。クラッチが
開放されているときには、ロータは吸入空気の流れの中
で空転しており、吸入空気量が多い高負荷時程ロータの
空転回転数は高くなり、従って、空転回転数と機関回転
数との差が小さくなるので、この状態でクラッチを継い
でもショックは比較的に小さい。一方、低負荷時には少
ない吸入空気量の流れの中で空転しており、空転回転数
が低くなり、従って、空転回転数と機関回転数との差が
大きくなるのでこの状態でクラッチを継ぐとショックが
大きくなるのである。前述したように、回転数を基準に
してクラッチを継ぐときは負荷が低いときであり、負荷
が低いときにクラッチを継ぐとマイナストルクの影響が
大きくなってショックが大きくなる訳である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明による過給機付エ
ンジンの制御装置は機関の回転軸に電6Bクラッチを介
して連結された機械式過給機と、該過給機をバイパスし
て形成されたバイパス通路に配置されたバイパス制御弁
とを備え、前記過給機とバイパス制御弁とが回転数(N
)当たりの吸入空気M (Q)で表された所定の負荷で
切換えられるようになっており、該所定の負荷が、〔実
施例〕 以下本発明の実施例について説明する。
機関本体2は公知のようにピストン4を有し、ピストン
4はコネクチングロッド6によりクランクシャフト8に
連結されている。クランクシャフト8にはクランクプー
リ10が取りつけられている。機関本体に形成される燃
焼室には、吸気通路12及び排気通路14が連通して連
結され、これらの通路にはそれぞれ吸気弁及び排気弁が
配置されている。また、図示しない点火栓が配置される
吸気通路12は公知のように吸気管、吸気マニホールド
、吸気ポートにより形成され、本発明においては上流側
から順にエアクリーナ18、エアフローメータ20、ス
ロットル弁22、過給機24、サージタンク26、燃料
噴射弁28が配置される。過給機24は一対の双葉状の
ロータ30を有するルーツポンプにより構成され、一方
のロータ30のロータシャフト32には電磁クラッチ3
4が取りつけられる。電磁クラッチ34のプーリ部はタ
イミングベルト36によりクランクプーリ10に連結さ
れる。従って、過給機24はエンジンにより機械的に駆
動される。過給機24はベーンポンプ等により構成され
ることもできる。
さらに、過給機24をバイパスしてバイパス通路38が
形成される。このバイパス通路38は一端がスロットル
弁22と過給機24との間において吸気通路12に連結
され、他端がサージタンク26に連結される。バイパス
通路38にはバイパス制御弁40が配置される。このバ
イパス制’<Ill弁40は負圧作動式の弁であり、ダ
イヤフラム40aに取りつけられた弁部材40bを有し
、ダイヤフラム40aの一側に形成された負圧室40C
には弁部材40bを閉じる方向にダイヤフラム40aを
付勢するスプリングが配置されている。負圧室40cは
負圧通路42に連結され、負圧通路42には負圧切換弁
44が配置されるとともに、負圧通路42は負圧切換弁
44の上流において二股の通路42a。
42bとなっており、通路42aはスロットル弁22の
上流において吸気通路12に連結され、もう一方の通路
42bはスロットル弁22と過給機24との間において
吸気通路12に連結される。この連結部はスロットル弁
22の下流側にあるので吸気負圧が作用し、負圧切換弁
44が負圧通路42と42bとを連通させるときにバイ
パス制御弁40に作動負圧を供給する。負圧通路42b
には絞りと並列に設けたチヱソク弁46が配置されてお
り、バイパス制御弁40を開くための負圧の供給は素早
く行われるようになっている。負圧切換弁44が負圧通
路42と42aとを連通させるときにバイパス制御弁4
0にはスロットル弁22の上流のほぼ大気圧が供給され
、バイパス制2.ff1l弁40が閉じるようになる。
燃料噴射弁28や図示しない点火栓の制御のために制御
装置(ECII ) 60が設けられる。制御装置60
は第2図にも示されるように前述したエアフローメータ
20、スロットル弁22の開度を検出するスロットルセ
ンサ62、ディストリビュータ等に設けられる回転数セ
ンサ64、水温センサ66等からの信号を受けて燃料噴
射弁28や点火栓に制御信号を送るとともに、電磁クラ
ッチ34及び負圧切換え弁44にも制御信号を送る。
制御装置60はマイクロコンピュータとして構成され、
演算と制御の機能を有する中央処理装置(CPU) 7
2と、プログラムを記憶させたリードオンメモリ(RO
M)  74と、データ等を記憶させるランダムアクセ
スメモリ(RAM)  76とを備え、これらはバス7
8によって相互に接続されるとともに、A/Dコンバー
タ80や入力インターフェース82を介して検出信号を
入力され、出力インターフェース84を介して制御信号
を出力する。制御装置60は燃料噴射弁28や点火栓の
制御に使用されるものであるが、これらの制御について
はすでに多くの公知技術があるのでその説明は省略し、
過給a24に関する制御のみについて説明する。このた
めに、第2図には電磁クラッチ34と負圧切換え弁44
のみが示されている。負圧切換え弁44はバイパス制御
弁40のための切換え弁である。
第3図は所定の時間間隔で割り込み処理されるフローチ
ャートを示し、ステップ90及び92においてエンジン
の運転状態を表す検出値を取り込み、過給機24及びバ
イパス制御弁40の作動条件を判定する。本発明におい
ては、過給機24及びバイパス制御弁40の作動条件は
第4図に示されるようにエンシフ1回転当たりの吸入空
気f!−(Q/N)で表された負荷が一定(!Aより高
いか否かによってのみ判定され、エンジン回転数は判定
条件には入っていない。従って、回転数が高くなっても
負荷が低いときには過給機24及びバイパス制御弁40
は作動されない。そして、判定のための一定の負荷値A
は、第1図に示されるように、 の範囲内で定められる。
従って、第3図のステップ90においては吸入空気量と
回転数からQ/Nを取り込み、ステップ91においてQ
/N’>Aを判定し、イエスであればステップ92.9
3に進んで電磁クラッチ34を継ぐとともにバイパス制
御弁(ABV)  40を閉じる。
ノーであれば、ステップ94.95に進んで電磁クラッ
チ34を切るとともにバイパス制御弁(ABV) 40
を開く。
過給機24及びバイパス制御弁40の作動判定のための
一定の負荷値Aは、本発明によって特別の考察の結果得
られた値である。第5図は1.6#。
4サイクルエンジンでの過給機24及びバイパス制御弁
40の組み合わせの4つの作動状態におけるトルク特性
を示す図である。falはエンジン回転数が300Or
pmのときに負荷の変化に対するトルクの変化を示し、
fb)、 (C1はそれぞれエンジン回転数が4000
及び5000rpmのときの同様の図である。第5図か
ら、°エンジン回転数が変わっても負荷に対するトルク
の特性は変わらないことが分かった。
即ち、四角のドツトで示される電磁フランチ34オン及
びバイパス制御弁40閉の状態のときにトルクは非常に
大きくなり、三角のドツトで示される電磁クラッチ34
オン及びバイパス制御弁40間の状態のときにトルりは
先に述べた状態よりも小さくなる。一方、電磁クラッチ
34がオフのときには丸及び黒丸で示されるようにトル
クは最も小さくなり、この場合にはバイパス制御弁40
の開閉は大差ない結果となっている。第5図にはさらに
大きな特徴が示されている。先に説明したトルクが、Q
/Nで表した負荷が0.4よりも下では、回転数にかか
わらず一様に収束する。即ち、過給機24及びバイパス
制御弁40の作動状態にかかわらずトルクが全て同じに
なる。これはスロットル弁22が過給機24の上流側の
位置にあるので、スロットル弁22の開度の小さい低負
荷時には吸入空気が絞られて過給効果が出ないためと思
われる。従って、負荷が0.4よりも大きいときに過給
機24及びバイパス制御弁40を作動させ、負荷が0.
4よりも小さいときに過給機24及びバイパス制御弁4
0を作動させないようにすると、最も効率の良い過給効
果が得られ、その切換えの時点におけるトルクショック
はなく、且つ切換えの時点から滑らかに立ち上がるトル
クを得ることができる。この場合、過給機24及びバイ
パス制御弁40は同時に切換えられる。もし、過給機2
4を先に作動させ、その後でバイパス制御弁40を閉じ
ると、そこで矢印Sによって示されるようなトルク変動
が住じることになる。
第5図には現れていないが、過給機24を作動させると
きに前述したようにロータの回転差によるマイナストル
クが発生し、これもトルクショックの原因となる。第6
図は負荷及び回転数に対する過給機24のロータの空転
率を示し、これは過給機24オフ時のロータの空転回転
数と過給機24オン後のエンジンにより駆動されるとき
のロータの回転数との比により表したものである。エン
ジン回転数2000.3000.4000.500Or
pmに対する空転率がそれぞれ丸、三角、四角及び黒丸
でプロットされている。第6図から明らかなように、空
転率は回転数が変わってもほとんど同じ値であり、負荷
が変化すると変わる。しかしながら、Q/Nで表された
負荷が0.4よりも小さいX側では空転率が負荷ととも
に大きくなり、0.4よりも大きいY側になるとほぼ一
定の最大値になる。空転率が小さいということは、ロー
タの空転回転数と駆動時の回転数との差が大きいという
ことを意味し、空転率が小さいところで過給機24を切
換えるとロータが空転回転数から駆動回転数に達するま
でに要するマイナストルクが大きくなる。従って、この
マイナストルクを最低にするためには、過給機24を負
荷0.4以上のところで切換えるのが良いことが分かっ
た。
第5図と第6図の結果から1.61.4サイクルエンジ
ンの場合にはQ/Nで表した負荷0.4で切換えるのが
最も良いということが分かった。排気量の異なったエン
ジンで試験を行うと、切り換えのための最適の所定値も
変化することが分かった。
しかしながら、最適の所定値は排気量及びエンジンのサ
イクル数によって変化するけれども、一定の法則がある
ことが分かった。その結果得られたのが先に述べた という関係である。この値は例えば21.4サイクルの
エンジンではQ、 51. /reνである。また、2
1.2サイクルのエンジンでは1.01 /revであ
る。そして、その最適値に対して±10パーセントの範
囲内の値が有効であることが分かった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば過給機の能力を効
率良く発揮させることができるとともに過給機の切換え
時のショックをできるだけ小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による過給機付エンジンを示す図、第2
図は第1図の制御装置の詳細を示す図、第3図はフロー
チャート、第4図は過給機の作動領域を示す図、第5図
は過給機とバイパス制御弁の作動状態に応じて発生する
トルクを示す図、第6図は過給機のロータの空転率を示
す図である。 24・・・過給機、   34・・・電磁クラッチ、3
8・・・バイパス通路、40・・・バイパス制御弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機関の回転軸に電磁クラッチを介して連結された機械式
    過給機と、該過給機をバイパスして形成されたバイパス
    通路に配置されたバイパス制御弁とを備え、前記過給機
    とバイパス制御弁とが回転数(N)当たりの吸入空気量
    (Q)で表された所定の負荷で切換えられるようになっ
    ており、該所定の負荷(A)が、 A(Q/N)=排気量(l)/[サイクル数/2]×0
    .5×(1±0.1)によって定められる範囲にあるこ
    とを特徴とする過給機付エンジンの制御装置。
JP15966886A 1986-07-09 1986-07-09 過給機付エンジンの制御装置 Pending JPS6316129A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15966886A JPS6316129A (ja) 1986-07-09 1986-07-09 過給機付エンジンの制御装置

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JP15966886A JPS6316129A (ja) 1986-07-09 1986-07-09 過給機付エンジンの制御装置

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JPS6316129A true JPS6316129A (ja) 1988-01-23

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ID=15698728

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JP15966886A Pending JPS6316129A (ja) 1986-07-09 1986-07-09 過給機付エンジンの制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114725B2 (ja) * 1985-05-27 1986-04-21 Hitachi Cable

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114725B2 (ja) * 1985-05-27 1986-04-21 Hitachi Cable

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