JPS6316032Y2 - - Google Patents
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- JPS6316032Y2 JPS6316032Y2 JP10342782U JP10342782U JPS6316032Y2 JP S6316032 Y2 JPS6316032 Y2 JP S6316032Y2 JP 10342782 U JP10342782 U JP 10342782U JP 10342782 U JP10342782 U JP 10342782U JP S6316032 Y2 JPS6316032 Y2 JP S6316032Y2
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- Japan
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- tape
- end regulating
- solid lubricant
- fixed drum
- rotary cylinder
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- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 33
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 33
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 27
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 14
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、案内ドラムの外周を螺旋状に走行す
る磁気テープに、回転する磁気ヘツドで斜め方向
に信号トラツクを形成する斜め走査方式ビデオテ
ープレコーダ(以下VTRと称す)の回転型シリ
ンダ装置に関するものである。
る磁気テープに、回転する磁気ヘツドで斜め方向
に信号トラツクを形成する斜め走査方式ビデオテ
ープレコーダ(以下VTRと称す)の回転型シリ
ンダ装置に関するものである。
第1図は、前記斜め走査方式VTRの回転型シ
リンダ装置の基本構成を示し、螺旋状のテープ端
規制面2を有した固定ドラム1と、磁気ヘツド4
を具備した回転ドラム3との外周に磁気テープ5
が巻き付けられて走行し、前記磁気ヘツド4で磁
気テープ5に信号を記録あるいは再生を行なう。
リンダ装置の基本構成を示し、螺旋状のテープ端
規制面2を有した固定ドラム1と、磁気ヘツド4
を具備した回転ドラム3との外周に磁気テープ5
が巻き付けられて走行し、前記磁気ヘツド4で磁
気テープ5に信号を記録あるいは再生を行なう。
ところが、近年、記録の高密度化を目的に新た
な磁気テープの開発が著しく進み、Co,Ni等の
純粋な金属をベースフイルム上に蒸着して特性を
最大限に向上させた磁気テープ(以下蒸着テープ
と称す)が出現している。そして、この蒸着テー
プを従来の回転型シリンダ装置で走行させると、
摩擦抵抗が大きく、エアーフイルムの形成されな
い固定ドラム1部においては走行が困難であると
共に、最大静止摩擦と動摩擦との差が大きいため
に走行時にステイツクスリツプ現象が発生し、テ
ープの縦振動となつてジツタおよびワウ、フラツ
タ性能を著しく低下させている。この問題点の解
決策として、第2図に示すように、固定ドラム1
のテープ案内部6に、蒸着テープとの摩擦を軽減
する、例えばMoO2等の固体潤滑物質の層7を形
成することが考えられる。しかし、蒸着テープ
5′は第3図に示すように、金属蒸着時の熱によ
り、蒸着後に蒸着層8側へ曲率して曲面(以下カ
ールと称す)を形成するため、この蒸着テープ
5′を前記第2図の回転型シリンダ装置で走行さ
せると第4図乃至第6図に示すようになる。まず
第4図において、前記蒸着テープ5′の回転ドラ
ム3部は、この回転ドラム3の外周に形成される
エアーフイルム9により、回転ドラム3の表面よ
り所定量浮上して走行するが、固定ドラム1部
は、蒸着テープ5′が低速走行であるためにエア
ーフイルムは形成されず、固定ドラム1の前記固
体潤滑物質層7の表面と接触状態となる。しか
も、カールを強制的に修正するように接触するた
め、矢印aで示す如く、固定ドラム1に加わる圧
力が回転軸方向でかつテープ端規制面2側へ増加
する傾向で分布する。この状態で蒸着テープ5′
の走行を継続すると、第5図に示すように、Co,
Ni等を蒸着した前記蒸着テープ5′より硬度の低
い前記固体潤滑物質層7は、テープ端規制面2側
から局部的に摩耗が進行して不均一な摩耗とな
り、寿命の面で不経済である。また、長寿命化の
ために固体潤滑物質層7を厚くすると、この固体
潤滑物質層7の熱変形が大きいことから、温度変
化等の外的要因に対して機械的な寸法精度の確保
が困難となる。さらに、第6図に示すように、テ
ープ端規制面2近傍で摩耗により脱落した固体潤
滑物質10が、固定ドラム1のテープ案内面11
とテープ端規制面2との交差部に堆積し、これが
ビデオトラツクの直線性を悪くすると共に、蒸着
テープ5′の端部で加圧されて強固に付着し、除
去しにくくなる等の問題がある。
な磁気テープの開発が著しく進み、Co,Ni等の
純粋な金属をベースフイルム上に蒸着して特性を
最大限に向上させた磁気テープ(以下蒸着テープ
と称す)が出現している。そして、この蒸着テー
プを従来の回転型シリンダ装置で走行させると、
摩擦抵抗が大きく、エアーフイルムの形成されな
い固定ドラム1部においては走行が困難であると
共に、最大静止摩擦と動摩擦との差が大きいため
に走行時にステイツクスリツプ現象が発生し、テ
ープの縦振動となつてジツタおよびワウ、フラツ
タ性能を著しく低下させている。この問題点の解
決策として、第2図に示すように、固定ドラム1
のテープ案内部6に、蒸着テープとの摩擦を軽減
する、例えばMoO2等の固体潤滑物質の層7を形
成することが考えられる。しかし、蒸着テープ
5′は第3図に示すように、金属蒸着時の熱によ
り、蒸着後に蒸着層8側へ曲率して曲面(以下カ
ールと称す)を形成するため、この蒸着テープ
5′を前記第2図の回転型シリンダ装置で走行さ
せると第4図乃至第6図に示すようになる。まず
第4図において、前記蒸着テープ5′の回転ドラ
ム3部は、この回転ドラム3の外周に形成される
エアーフイルム9により、回転ドラム3の表面よ
り所定量浮上して走行するが、固定ドラム1部
は、蒸着テープ5′が低速走行であるためにエア
ーフイルムは形成されず、固定ドラム1の前記固
体潤滑物質層7の表面と接触状態となる。しか
も、カールを強制的に修正するように接触するた
め、矢印aで示す如く、固定ドラム1に加わる圧
力が回転軸方向でかつテープ端規制面2側へ増加
する傾向で分布する。この状態で蒸着テープ5′
の走行を継続すると、第5図に示すように、Co,
Ni等を蒸着した前記蒸着テープ5′より硬度の低
い前記固体潤滑物質層7は、テープ端規制面2側
から局部的に摩耗が進行して不均一な摩耗とな
り、寿命の面で不経済である。また、長寿命化の
ために固体潤滑物質層7を厚くすると、この固体
潤滑物質層7の熱変形が大きいことから、温度変
化等の外的要因に対して機械的な寸法精度の確保
が困難となる。さらに、第6図に示すように、テ
ープ端規制面2近傍で摩耗により脱落した固体潤
滑物質10が、固定ドラム1のテープ案内面11
とテープ端規制面2との交差部に堆積し、これが
ビデオトラツクの直線性を悪くすると共に、蒸着
テープ5′の端部で加圧されて強固に付着し、除
去しにくくなる等の問題がある。
本考案は、上記欠点を解消し、蒸着テープと固
定ドラム間の摩擦軽減のために設けた固体潤滑物
質層の、前記蒸着テープのカールに起因して発生
する不均一な摩耗を防止して長寿命化を図ると共
に、摩耗により脱落した固体潤滑物質のテープ端
規制面への堆積を防止して、ビデオトラツクの直
線性の変化を防止することを目的とし、回転型シ
リンダ装置の固定ドラムのテープ案内部に固体潤
滑物質層を形成し、この固体潤滑物質層で形成さ
れるテープ案内面の径を、この固定ドラムの軸方
向でかつテープ端規制面側ほど減少する如く変化
させると共に、前記テープ案内面と前記テープ端
規制面との交差部に、脱落した前記固体潤滑物質
を除去する切欠きを設けた構成としたものであ
る。
定ドラム間の摩擦軽減のために設けた固体潤滑物
質層の、前記蒸着テープのカールに起因して発生
する不均一な摩耗を防止して長寿命化を図ると共
に、摩耗により脱落した固体潤滑物質のテープ端
規制面への堆積を防止して、ビデオトラツクの直
線性の変化を防止することを目的とし、回転型シ
リンダ装置の固定ドラムのテープ案内部に固体潤
滑物質層を形成し、この固体潤滑物質層で形成さ
れるテープ案内面の径を、この固定ドラムの軸方
向でかつテープ端規制面側ほど減少する如く変化
させると共に、前記テープ案内面と前記テープ端
規制面との交差部に、脱落した前記固体潤滑物質
を除去する切欠きを設けた構成としたものであ
る。
以下、本考案の一実施例を第7図および第8図
に基づいて説明する。第7図および第8図におい
て、21は螺旋状のテープ端規制面22を有する
固定ドラム、23は前記固定ドラム21に対して
同軸的に回転し、磁気ヘツド24を具備した回転
ドラムであつて、この回転ドラム23と前記固定
ドラム21とで回転型シリンダ装置25が構成さ
れる。5′は蒸着テープである。そして、前記固
定ドラム21のテープ案内部26は、その径をこ
の固定ドラム21の軸方向でかつ前記テープ端規
制面22側ほど減少する如く円弧状に変化させ
て、前記蒸着テープ5′のカールとほぼ等しい曲
率に形成されており、その上にMoO2等の固体潤
滑物質層27を形成している。そして、この固体
潤滑物質層27の表面が固定ドラム21のテープ
案内面28とされている。また、前記固定ドラム
21のテープ案内面28のテープ端規制面22と
の交差部には、テープ入口から出口まで連続した
溝状の切欠き29が設けられている。この切欠き
29のドラム軸方向の幅lは、蒸着テープ5′が
切欠き29内へ折れ込まず、前記テープ端規制面
22で端面規制できる範囲内に設定される。
に基づいて説明する。第7図および第8図におい
て、21は螺旋状のテープ端規制面22を有する
固定ドラム、23は前記固定ドラム21に対して
同軸的に回転し、磁気ヘツド24を具備した回転
ドラムであつて、この回転ドラム23と前記固定
ドラム21とで回転型シリンダ装置25が構成さ
れる。5′は蒸着テープである。そして、前記固
定ドラム21のテープ案内部26は、その径をこ
の固定ドラム21の軸方向でかつ前記テープ端規
制面22側ほど減少する如く円弧状に変化させ
て、前記蒸着テープ5′のカールとほぼ等しい曲
率に形成されており、その上にMoO2等の固体潤
滑物質層27を形成している。そして、この固体
潤滑物質層27の表面が固定ドラム21のテープ
案内面28とされている。また、前記固定ドラム
21のテープ案内面28のテープ端規制面22と
の交差部には、テープ入口から出口まで連続した
溝状の切欠き29が設けられている。この切欠き
29のドラム軸方向の幅lは、蒸着テープ5′が
切欠き29内へ折れ込まず、前記テープ端規制面
22で端面規制できる範囲内に設定される。
次に作用を説明すると、固定ドラム21のテー
プ案内面28と回転ドラム23の外周とにわたつ
て蒸着テープ5′が巻き付けられ、この蒸着テー
プ5′はその一方の端面が、前記固定ドラム21
のテープ端規制面22に螺旋状に案内されて走行
し、前記回転ドラム23の磁気ヘツド24により
蒸着テープ5′に信号の記録あるいは再生が行な
われる。そして前記蒸着テープ5′の走行中にお
いて、この蒸着テープ5′のカールによる、前記
固定ドラム21のテープ案内面28に対するテー
プ幅方向の接触圧力を常に均一にできる。また、
摩耗により脱落した固体潤滑物質30は、テープ
案内面28のテープ端規制面22との交差部に設
けられた溝状の切欠き29に入り込み、テープ端
規制面22への堆積を確実に防止する。
プ案内面28と回転ドラム23の外周とにわたつ
て蒸着テープ5′が巻き付けられ、この蒸着テー
プ5′はその一方の端面が、前記固定ドラム21
のテープ端規制面22に螺旋状に案内されて走行
し、前記回転ドラム23の磁気ヘツド24により
蒸着テープ5′に信号の記録あるいは再生が行な
われる。そして前記蒸着テープ5′の走行中にお
いて、この蒸着テープ5′のカールによる、前記
固定ドラム21のテープ案内面28に対するテー
プ幅方向の接触圧力を常に均一にできる。また、
摩耗により脱落した固体潤滑物質30は、テープ
案内面28のテープ端規制面22との交差部に設
けられた溝状の切欠き29に入り込み、テープ端
規制面22への堆積を確実に防止する。
第9図は他の実施例を示す要部の斜視図であ
り、固体潤滑物質層27を有する固定ドラム21
のテープ案内面28とテープ端規制面22との両
面にまたがつて、複数個の切欠き31が設けられ
たものである。そして、前記切欠き31以前で脱
落した固体潤滑物質30は、テープ案内面28と
テープ端規制面22との交差部近傍を蒸着テープ
5′で運搬され、切欠き31で除去される。この
ように、独立した切欠き31とすることにより、
前述の実施例の連続した切欠き29に比べて、テ
ープ端規制面22による蒸着テープ5′の端面規
制が安定する。また、前記切欠き31を固定ドラ
ム21のテープ入口から出口にかけて設置間隔を
次第に狭くして設けることで、テープ出口にかけ
て増加する脱落固体潤滑物質30の量に充分対応
できる。
り、固体潤滑物質層27を有する固定ドラム21
のテープ案内面28とテープ端規制面22との両
面にまたがつて、複数個の切欠き31が設けられ
たものである。そして、前記切欠き31以前で脱
落した固体潤滑物質30は、テープ案内面28と
テープ端規制面22との交差部近傍を蒸着テープ
5′で運搬され、切欠き31で除去される。この
ように、独立した切欠き31とすることにより、
前述の実施例の連続した切欠き29に比べて、テ
ープ端規制面22による蒸着テープ5′の端面規
制が安定する。また、前記切欠き31を固定ドラ
ム21のテープ入口から出口にかけて設置間隔を
次第に狭くして設けることで、テープ出口にかけ
て増加する脱落固体潤滑物質30の量に充分対応
できる。
以上詳述した本考案の回転型シリンダ装置によ
れば、固定ドラムのテープ案内部に固体潤滑物質
層を形成し、この固体潤滑物質層で形成されるテ
ープ案内面の径を、この固定ドラムの軸方向でか
つテープ端規制面側ほど減少する如く変化させる
と共に、前記テープ案内面と前記テープ端規制面
との交差部に、脱落した前記固体潤滑物質を除去
する切欠きを設けたから、カールを有する蒸着テ
ープ走行時のテープ案内面に対するテープ幅方向
の接触圧力を均一化でき、したがつて前記テープ
案内面を形成する固体潤滑物質層の摩耗による寿
命を長くできて経済的である。そして、固体潤滑
物質層の厚さを最少限に薄くできるため、温度変
化等の外的要因に対して機械精度の変化を最小限
に押えることができ品質の向上が図れる。また、
脱落した固体潤滑物質は切欠きへ除去されるた
め、この脱落固体潤滑物質によるテープ端規制面
への堆積や付着を防止でき、ビデオトラツクの直
線性の変化を防止できる。さらに、前記切欠きを
テープ入口から出口にわたつて複数個設けること
により、連続した切欠きに比べてテープ端規制面
によるテープの端面規制が安定すると共に、この
切欠きの設置間隔をテープ出口にかけて次第に狭
くして設ければ、テープ出口にかけて増加する脱
落固体潤滑物質を充分除去でき、ビデオトラツク
の直線性の変化を確実に防止できる。
れば、固定ドラムのテープ案内部に固体潤滑物質
層を形成し、この固体潤滑物質層で形成されるテ
ープ案内面の径を、この固定ドラムの軸方向でか
つテープ端規制面側ほど減少する如く変化させる
と共に、前記テープ案内面と前記テープ端規制面
との交差部に、脱落した前記固体潤滑物質を除去
する切欠きを設けたから、カールを有する蒸着テ
ープ走行時のテープ案内面に対するテープ幅方向
の接触圧力を均一化でき、したがつて前記テープ
案内面を形成する固体潤滑物質層の摩耗による寿
命を長くできて経済的である。そして、固体潤滑
物質層の厚さを最少限に薄くできるため、温度変
化等の外的要因に対して機械精度の変化を最小限
に押えることができ品質の向上が図れる。また、
脱落した固体潤滑物質は切欠きへ除去されるた
め、この脱落固体潤滑物質によるテープ端規制面
への堆積や付着を防止でき、ビデオトラツクの直
線性の変化を防止できる。さらに、前記切欠きを
テープ入口から出口にわたつて複数個設けること
により、連続した切欠きに比べてテープ端規制面
によるテープの端面規制が安定すると共に、この
切欠きの設置間隔をテープ出口にかけて次第に狭
くして設ければ、テープ出口にかけて増加する脱
落固体潤滑物質を充分除去でき、ビデオトラツク
の直線性の変化を確実に防止できる。
第1図は回転型シリンダ装置の基本構成を示す
斜視図、第2図は従来の回転型シリンダ装置の一
部の縦断面図、第3図は蒸着テープの断面図、第
4図は蒸着テープの走行状態と接触圧力の分布の
状態を示す縦断面図、第5図は蒸着テープによる
固体潤滑物質層の摩耗状態を示す一部の断面図、
第6図は脱落した固体潤滑物質の堆積状態を示す
一部の断面図、第7図は本考案の一実施例を示す
回転型シリンダ装置の一部の縦断面図、第8図は
同要部の拡大断面図、第9図は他の実施例を示す
一部の斜視図である。 5′……磁気テープ(蒸着テープ)、21……回
転ドラム、22……テープ端規制面、23……回
転ドラム、24……磁気ヘツド、25……回転型
シリンダ装置、26……テープ案内部、27……
固体潤滑物質層、28……テープ案内面、29,
31……切欠き、30……脱落固体潤滑物質。
斜視図、第2図は従来の回転型シリンダ装置の一
部の縦断面図、第3図は蒸着テープの断面図、第
4図は蒸着テープの走行状態と接触圧力の分布の
状態を示す縦断面図、第5図は蒸着テープによる
固体潤滑物質層の摩耗状態を示す一部の断面図、
第6図は脱落した固体潤滑物質の堆積状態を示す
一部の断面図、第7図は本考案の一実施例を示す
回転型シリンダ装置の一部の縦断面図、第8図は
同要部の拡大断面図、第9図は他の実施例を示す
一部の斜視図である。 5′……磁気テープ(蒸着テープ)、21……回
転ドラム、22……テープ端規制面、23……回
転ドラム、24……磁気ヘツド、25……回転型
シリンダ装置、26……テープ案内部、27……
固体潤滑物質層、28……テープ案内面、29,
31……切欠き、30……脱落固体潤滑物質。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 磁気ヘツドを具備した円筒状回転ドラムと、
該回転ドラムと同軸的に保持され磁気テープを
螺旋状に案内するテープ端規制面を有した固定
ドラムとを有する回転型シリンダ装置であつ
て、前記固定ドラムのテープ案内部に固体潤滑
物質層を形成し、この固体潤滑物質層で形成さ
れるテープ案内面の径を、この固定ドラムの軸
方向でかつ前記テープ端規制面側ほど減少する
如く変化させると共に、前記テープ案内面と前
記テープ端規制面との交差部に、脱落した前記
固体潤滑物質を除去する切欠きを設けた回転型
シリンダ装置。 2 切欠きは、テープ案内面とテープ端規制面と
の交差部に対応する固定ドラム外周面に、テー
プ入口から出口まで連続して設けられているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の回転型シリンダ装置。 3 切欠き部は、テープ案内面とテープ端規制面
との交差部を境界にして該交差部に対応する固
定ドラム外周面と前記テープ端規制面の少なく
とも一方の面に、テープ入口から出口までの範
囲にわたつて複数個設けられていることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の回
転型シリンダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342782U JPS5910121U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 回転型シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342782U JPS5910121U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 回転型シリンダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5910121U JPS5910121U (ja) | 1984-01-23 |
JPS6316032Y2 true JPS6316032Y2 (ja) | 1988-05-09 |
Family
ID=30243324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10342782U Granted JPS5910121U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 回転型シリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910121U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8999279B2 (en) | 2008-06-04 | 2015-04-07 | Carbon Sink, Inc. | Laminar flow air collector with solid sorbent materials for capturing ambient CO2 |
-
1982
- 1982-07-07 JP JP10342782U patent/JPS5910121U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8999279B2 (en) | 2008-06-04 | 2015-04-07 | Carbon Sink, Inc. | Laminar flow air collector with solid sorbent materials for capturing ambient CO2 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5910121U (ja) | 1984-01-23 |
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