JPS5951067B2 - 磁気記録再生装置のヘッドドラム装置 - Google Patents
磁気記録再生装置のヘッドドラム装置Info
- Publication number
- JPS5951067B2 JPS5951067B2 JP55112169A JP11216980A JPS5951067B2 JP S5951067 B2 JPS5951067 B2 JP S5951067B2 JP 55112169 A JP55112169 A JP 55112169A JP 11216980 A JP11216980 A JP 11216980A JP S5951067 B2 JPS5951067 B2 JP S5951067B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- drum
- recording tape
- contact surface
- head drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/61—Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録テープの走行負荷を軽減し得る磁気記
録再生装置のヘッドドラム装置に関する。
録再生装置のヘッドドラム装置に関する。
従来、上ドラムの回転、下ドラム固定ヘッドドラム装置
においては、下ドラム磁気記録テープ接触面と磁気記録
テープとの摩擦係数軽減および巻付防止のため下ドラム
の磁気記録テープ接触面３を例えば第１図に示す断面形
状に加工していた。
においては、下ドラム磁気記録テープ接触面と磁気記録
テープとの摩擦係数軽減および巻付防止のため下ドラム
の磁気記録テープ接触面３を例えば第１図に示す断面形
状に加工していた。
しかし下ドラムと磁気記録テープの摩擦係数は０．２〜
０．３で、下ドラムヘの磁気記録テープの巻付角の大き
なＶＴＲ装置においては、ヘッドドラム装置での走行負
荷が２〜３倍になり、駆動要素の大型化あるいは磁気記
録テープ損傷の原因になつている。一方上ドラムは高速
で回転し、磁気記録テープと上ドラム間に空気層が発生
し、摩擦係数は０．１以下になり上ドラムでの摩擦力は
ヘッドドラム装置における走行負荷増加の主原因とは必
ずしもならない。本発明は従来の欠点を除去し、下ドラ
ムと磁気記録テープ間に強制的に空気層を発生させ走行
負荷を軽減させる磁気記録再生装置のヘッドドラム装置
（以下単にヘッドドラム装置という。
０．３で、下ドラムヘの磁気記録テープの巻付角の大き
なＶＴＲ装置においては、ヘッドドラム装置での走行負
荷が２〜３倍になり、駆動要素の大型化あるいは磁気記
録テープ損傷の原因になつている。一方上ドラムは高速
で回転し、磁気記録テープと上ドラム間に空気層が発生
し、摩擦係数は０．１以下になり上ドラムでの摩擦力は
ヘッドドラム装置における走行負荷増加の主原因とは必
ずしもならない。本発明は従来の欠点を除去し、下ドラ
ムと磁気記録テープ間に強制的に空気層を発生させ走行
負荷を軽減させる磁気記録再生装置のヘッドドラム装置
（以下単にヘッドドラム装置という。
）を得ることを目的とする。本発明のヘッドドラム装置
を図面に基いて説明する。
を図面に基いて説明する。
第２図と第３図に本発明のヘッドドラム装置の上ドラム
と下ドラムの基本構成の実施例の斜視図を示す。
と下ドラムの基本構成の実施例の斜視図を示す。
図において、１は上ドラム、２は下ドラム、３は磁気記
録テープ接触面、４は窪、５は空気導入孔、２３はポー
ラスな磁気記録テープ接触面（以下ポーラス接触面とい
う。
録テープ接触面、４は窪、５は空気導入孔、２３はポー
ラスな磁気記録テープ接触面（以下ポーラス接触面とい
う。
）を示す。構造と作用効果を説明する。
下ドラム２は断面溝形の環状体２−１と環状蓋体１７か
らなる２重の環状円筒形体に構成し、環状体２−１の上
面には回転ドラムの下底面と接触する環状接触面部２−
２を設け、環状体２−１と環状蓋体１７で内部に空間部
１６を構成する。
らなる２重の環状円筒形体に構成し、環状体２−１の上
面には回転ドラムの下底面と接触する環状接触面部２−
２を設け、環状体２−１と環状蓋体１７で内部に空間部
１６を構成する。
下ドラム２の磁気記録テープ接触面３に多数の窪４を設
け、窪４には高圧空気導入口５を設ける。高圧空気導入
孔５から高圧空気を窪４内に導入すれば、第４図の拡大
断面図に示すように、空気は矢印８に沿つて内部より外
部に流れ、磁気記録テープ６で覆われた窪４内の圧力が
上昇し、磁気記録テープ６を押上げ、磁気テープ６と下
ドラム２間に隙間７が発生するので、磁気テープ６と下
ドラム２とは直接接触することなく磁気テープ６は走行
する。
け、窪４には高圧空気導入口５を設ける。高圧空気導入
孔５から高圧空気を窪４内に導入すれば、第４図の拡大
断面図に示すように、空気は矢印８に沿つて内部より外
部に流れ、磁気記録テープ６で覆われた窪４内の圧力が
上昇し、磁気記録テープ６を押上げ、磁気テープ６と下
ドラム２間に隙間７が発生するので、磁気テープ６と下
ドラム２とは直接接触することなく磁気テープ６は走行
する。
また第３図においては、下ドラム２を多孔質材料、例え
ばポーラスグラフアイト、焼結金属などを用い、接触面
２３の高圧空気供給面２３−１以外の部分には通気性を
なくすためエポキシ樹脂などの被膜が形成されている。
第５図に基いて第３図の装置の作用効果を説明する。
ばポーラスグラフアイト、焼結金属などを用い、接触面
２３の高圧空気供給面２３−１以外の部分には通気性を
なくすためエポキシ樹脂などの被膜が形成されている。
第５図に基いて第３図の装置の作用効果を説明する。
第５．図のように、多孔質の下ドラム２の高圧空気供給
面１１から空気は多孔質材料の実部１０の隙間９を通つ
て矢印８″の矢印の方向に進み、接触面２３に高圧空気
膜を形成して磁気記録テープ６を押上げ磁気テープ６と
下ドラム２を非接触に保つことができる。
面１１から空気は多孔質材料の実部１０の隙間９を通つ
て矢印８″の矢印の方向に進み、接触面２３に高圧空気
膜を形成して磁気記録テープ６を押上げ磁気テープ６と
下ドラム２を非接触に保つことができる。
次に本発明の高圧力空気を発生させる構成の実施例を第
６図に示す。
６図に示す。
上ドラム１が矢印１６の方向に回転する。
下ドラム２には磁気記録テープ接触面３が外周面に形成
され、上ドラム］の平坦な下端面１２と対向し，て傾斜
面１３と傾斜面１３に連接する平坦面１４を交互に外周
面に配置し、下端面１２と傾斜面１３でくさび形を形成
する。傾斜面１３の頂点直前に高圧力空気導入口１５を
設ける。前記の構成に基いて、下端面１２と傾斜面１３
．が速度Ｕで相対運動すれば第７図ｂに示すような圧力
分布が得られ、高圧空気導入口１５に高圧空気が導かれ
る。
され、上ドラム］の平坦な下端面１２と対向し，て傾斜
面１３と傾斜面１３に連接する平坦面１４を交互に外周
面に配置し、下端面１２と傾斜面１３でくさび形を形成
する。傾斜面１３の頂点直前に高圧力空気導入口１５を
設ける。前記の構成に基いて、下端面１２と傾斜面１３
．が速度Ｕで相対運動すれば第７図ｂに示すような圧力
分布が得られ、高圧空気導入口１５に高圧空気が導かれ
る。
窪４を有する下ドラム２の構成を第８図、第９図に示す
。
。
下ドラム２の傾斜面１３で発生した高圧空気は高圧空気
導入口１５を通つて下ドラム２とシールド円筒］７に囲
まれた空間１６に導かれ、高圧空気導入口１５を通じて
窪４内圧力を高める。多孔質材料の下ドラム２の構成を
第１０図に示す。
導入口１５を通つて下ドラム２とシールド円筒］７に囲
まれた空間１６に導かれ、高圧空気導入口１５を通じて
窪４内圧力を高める。多孔質材料の下ドラム２の構成を
第１０図に示す。
傾斜面頂上近傍の高圧空気導入面１８と磁気記録テープ
接触面２３以外の面に通気性をなくするためエポキシ樹
脂コーテイングを行つている。傾斜面１３で発生した高
圧空気は下ドラム２内の第５図に示す隙間９を通つて磁
気記録テープ接触面２３に導かれる。本発明は前記の構
成に基いて、走行負荷を大幅に軽減ができる、走行の安
定化ができる、ＶＴＲ装置全体の簡素化が計れる、など
の作用効果を生ずる。
接触面２３以外の面に通気性をなくするためエポキシ樹
脂コーテイングを行つている。傾斜面１３で発生した高
圧空気は下ドラム２内の第５図に示す隙間９を通つて磁
気記録テープ接触面２３に導かれる。本発明は前記の構
成に基いて、走行負荷を大幅に軽減ができる、走行の安
定化ができる、ＶＴＲ装置全体の簡素化が計れる、など
の作用効果を生ずる。
第１図は従米の下ドラム断面図、第２図は本発明による
第１の実施例の斜視図、第３図は本発明による第２の実
施例の斜視図、第４図は本発明第１の実施例の原理説明
図、第５図は本発明第２の実施例の原理説明図、第６図
は高圧空気発生基本構成図、第７図は高圧空気発生原理
説明図、第８図は本発明の第１の実施例における下ドラ
ム構成図、第９図は本発明の第１の実施例における下ド
ラム断面図、第１０図は本発明の第２の実施例における
下ドラム構成図、を示す。 １・・・・・・上ドラム、２・・・・・・下ドラム、３
，２３・・・・・・磁気記録テープ接触面、４・・・・
・・窪、５・・・・・・空気導入孔、６・・・・・・磁
気テープ、７，９・・・・・・隙間、８，８″・・・・
・・空気の流れ方向、１０・・・・・・実部、１１・・
・・・・高圧空気供給面、１２・・・・・・下端面、１
３・・・・・・傾斜面、１４・・・・・・平坦面、１５
・・・・・・高圧力空気導入口、１６・・・・・・空間
、１７・・・・・・円筒、１８・・・・・・高圧空気導
入面。
第１の実施例の斜視図、第３図は本発明による第２の実
施例の斜視図、第４図は本発明第１の実施例の原理説明
図、第５図は本発明第２の実施例の原理説明図、第６図
は高圧空気発生基本構成図、第７図は高圧空気発生原理
説明図、第８図は本発明の第１の実施例における下ドラ
ム構成図、第９図は本発明の第１の実施例における下ド
ラム断面図、第１０図は本発明の第２の実施例における
下ドラム構成図、を示す。 １・・・・・・上ドラム、２・・・・・・下ドラム、３
，２３・・・・・・磁気記録テープ接触面、４・・・・
・・窪、５・・・・・・空気導入孔、６・・・・・・磁
気テープ、７，９・・・・・・隙間、８，８″・・・・
・・空気の流れ方向、１０・・・・・・実部、１１・・
・・・・高圧空気供給面、１２・・・・・・下端面、１
３・・・・・・傾斜面、１４・・・・・・平坦面、１５
・・・・・・高圧力空気導入口、１６・・・・・・空間
、１７・・・・・・円筒、１８・・・・・・高圧空気導
入面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 固定ドラムと回転ドラムに磁気記録テープを巻回し
たヘッドドラム装置において、前記固定ドラムを２重の
環状円筒形体に構成し、前記環状円筒形体の前記回転ド
ラムの下底面と接触する上面を環状接触面に構成し、前
記環状接触面を傾斜面と平坦面からなる対面部の所望対
数で構成し、前記傾斜面の頂点近くに前記空間部に達す
る貫通孔を、また前記固定ドラムの磁気記録テープとの
接触面に貫通孔を所要数設けた磁気記録再生装置のヘッ
ドドラム装置。 ２ 前記固定ドラムを多孔質材料で構成し、前記傾斜面
の貫通孔部および磁気記録テープの接触面を除き通気性
をなくするため樹脂コーテングしてなる特許請求の範囲
第１項記載の磁気記録再生装置のヘッドドラム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55112169A JPS5951067B2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | 磁気記録再生装置のヘッドドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55112169A JPS5951067B2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | 磁気記録再生装置のヘッドドラム装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5736458A JPS5736458A (ja) | 1982-02-27 |
| JPS5951067B2 true JPS5951067B2 (ja) | 1984-12-12 |
Family
ID=14579967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55112169A Expired JPS5951067B2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | 磁気記録再生装置のヘッドドラム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5951067B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6169071U (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-12 | ||
| JPS62170497A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-27 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | エツジマスクの位置調整装置 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5977663A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転ヘツドアセンブリ |
| EP0117869A4 (en) * | 1982-07-06 | 1987-02-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ROTATING HEAD ASSEMBLY. |
| WO1984000438A1 (en) * | 1982-07-06 | 1984-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Rotary head assembly |
| JPS59193570A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転ヘツドアセンブリ |
| JPS60163263A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | Ｖｔｒ用回転ヘツドシリンダ |
-
1980
- 1980-08-14 JP JP55112169A patent/JPS5951067B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6169071U (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-12 | ||
| JPS62170497A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-27 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | エツジマスクの位置調整装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5736458A (ja) | 1982-02-27 |
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