JPS63160184A - チツプ型放電素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は定電圧回路等に適した放電素子に関する。

返】旺すえ貞 放電素子として従来は、一対の電極をアルゴンガス等と
共に真空ガラス管内に封止した放電管や、放電ギャップ
に相当する凹溝を有する絶縁体の前記凹溝の壁部に相対
向して電極を設けたものが知られている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の放電素子は円筒型で、底面にリード端子
を接続しているので、回路基板等に実装する場合には円
筒の側面つまり曲面を平らな基仮に固定しなければなら
ず、実装が大変困難であった。

本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、基
板への実装が容易で、コンパクトなチップ型放電素子を
提供することを目的としている。

問題点を解゛するための手 上記目的を達成するために本発明は、底面に２ヶ所以上
の穴を設けた上面開放の絶縁性容器と、該容器の内壁に
沿って前記穴に嵌着された互いに非接触状態の放電電極
と、前記容器に接着された金属性若しくは絶縁性蓋体か
らなることを特徴としている。

天−」Ｌ−週 第１図（イ）は本発明の一実施例としてのチップ型放電
素子の断面図を示し、図中、■は例えばアルミナ磁器か
らなる上面開放の円筒型容器、２ａ、２ｂは該容器Ｉの
底面に設けた２つの穴３ａ。

３ｂより嵌着された放電電極で、該電極２ａ、２ｂは各
々前記容器１の内壁に沿って互いに非接触の状態で嵌入
されている。嵌入深さは、先端が容器１の上端に達しな
い程度とされている。また、各電極２ａ、２ｂの下端部
６．７は板状に圧延され、その一部６ａ、７ａが起立さ
れていて、電極２ａ、　　２ｂを容器内壁に沿って嵌入
した状態においてその起立部分６ａが容器外壁に沿うよ
うにしである。起立部６ａは、プリント基板に放電素子
を取付ける際の電極として利用される。４は例えばアル
ミナ磁器からなる円板状の蓋体で、該蓋体４と容器１と
の接触部５をメタライズ処理し、１００　Ｔ　ｏ　ｒ　
ｒのアルゴンガス雰囲気中で銀ロウを用いて蓋体４と容
器１とを接着し、気密を保っている。同図（ロ）は実施
例放電素子を底面側から見た図である。

上記の如く構成したチップ型放電素子は、蓋体の接触部
５がトリガーとして働き、安定した状態で放電する。こ
の放電素子の放電電圧とサージ耐量とを測定したところ
放電電圧が１００Ｖ、サージ耐量がｌ０ＫＡと一般のア
レスタ（放電管）と同程度の特性値が得られた（この放
電素子を試料１とする）。

上記放電素子と同様の構成で蓋体を例えば銅で作成した
放電素子を作製し、これを試料２とする。

試料２についても上記と同様の放電性が得られた。

更に銅の蓋体で構成された放電素子のメクライズ部（蓋
体と容器との接触部）に１本の電極を接触させたものを
作製し、これを試料３とする。該試料３は第１表に示す
如く、放電電圧のバラツキがさらに抑えられる。

第１表 尚、上記実施例では放電電極が２つのものについて示し
たが、これは第２図に示す如く、３個としても良い。図
中１１は蓋体、１２ａ、１２ｂ。

１２ｃは各々放電電極である。１３は蓋体１１に設けら
れた突起であり、該突起１３はなくても良いが、この突
起１３があると、例えばソケット等に装着する場合等位
置合わせを必要とする時には極めて有用である。

光夙ｑ侠果 以上説明したように、本発明に係るチップ型放電素子は
電極が底面側にあるので、リード端子等の必要がなくコ
ンパクトで、直接基板等に装着できるという効果がある
。しかも、上面開放の容器に放電電極を嵌着し、蓋体で
密着するだけで簡単に製造できるので、量産性があり、
低コストとなるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）は本発明の第１の実施例を示すチップ型放
電素子の断面図、同図（ロ）は第１の実施例素子を底面
から見た図、第２図は第２の実施例素子を底面から見た
図である。 １．１１−・・容器、２ａ、２ｂ、１２ａ、１２ｂ。 １２Ｃ・・・放電電極、３ａ、３ｂ・・・穴、４・・・
蓋体。 特許出願人　：　株式会社　村田製作所第１図 第２図 （ロ） ｂ 蚤ａ／−−Ｎ　１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底面に２ヶ所以上の穴を設けた上面開放の絶縁性容器と
   、該容器の内壁に沿って前記穴に嵌着された互いに非接
   触状態の放電電極と、前記容器に接着された金属性若し
   くは絶縁性蓋体からなることを特徴とするチップ型放電
   素子。