JPS631600Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631600Y2 JPS631600Y2 JP9979183U JP9979183U JPS631600Y2 JP S631600 Y2 JPS631600 Y2 JP S631600Y2 JP 9979183 U JP9979183 U JP 9979183U JP 9979183 U JP9979183 U JP 9979183U JP S631600 Y2 JPS631600 Y2 JP S631600Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- variable speed
- motor
- driven member
- pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004453 electron probe microanalysis Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は可変速モータの駆動を制御する制御
装置に関する。
装置に関する。
(ロ) 従来技術
一般にX線マイクロアナライザ(EPMA)
のX線分光器や試料ステージの駆動源として可
変速モータたとえばパルスモータが広く用いら
れている。このようなパルスモータは低速回転
や高速回転、または低速から高速逆に高速から
低速への各切換、さらに回転方向の切換等が負
荷の機械的な駆動範囲の全域にわたつて支障な
く行なえるようにすることが必要である。
のX線分光器や試料ステージの駆動源として可
変速モータたとえばパルスモータが広く用いら
れている。このようなパルスモータは低速回転
や高速回転、または低速から高速逆に高速から
低速への各切換、さらに回転方向の切換等が負
荷の機械的な駆動範囲の全域にわたつて支障な
く行なえるようにすることが必要である。
ところで、負荷の駆動範囲限界の設定は機械
的なあたりの前に電気的検出器たとえばリミツ
トスイツチを設け、このリミツトスイツチの端
子に負荷の一部が当接したときにパルスモータ
の駆動信号をオフにして負荷の過去を防止する
ようにしている。しかしながら、従来のこのよ
うなものではパルスモータの高速回転時にリミ
ツトスイツチが動作してこのモータの駆動信号
をオフしても負荷の慣性力が大きい場合や、小
容量のパルスモータでは負荷を瞬時に停止する
ことができず過走して脱調現象を生じる。この
不具合を防止するためパルスモータの駆動速度
を全般に低速にしたり、大容量のパルスモータ
を使用したりしているが、前者の場合は測定な
どに時間がかかる。後者の場合は高価になるな
どの問題がある。さらに、コンピユータを用い
た制御装置を適用したものでは負荷の座標位置
を読みとり、プログラム上でモータの回転を制
御するなどしている。しかし、負荷の座標位置
を正確に読み取るためにたとえばロータリエン
コーダやマグネスケール等を用いると極めて高
価になるという難点がある。
的なあたりの前に電気的検出器たとえばリミツ
トスイツチを設け、このリミツトスイツチの端
子に負荷の一部が当接したときにパルスモータ
の駆動信号をオフにして負荷の過去を防止する
ようにしている。しかしながら、従来のこのよ
うなものではパルスモータの高速回転時にリミ
ツトスイツチが動作してこのモータの駆動信号
をオフしても負荷の慣性力が大きい場合や、小
容量のパルスモータでは負荷を瞬時に停止する
ことができず過走して脱調現象を生じる。この
不具合を防止するためパルスモータの駆動速度
を全般に低速にしたり、大容量のパルスモータ
を使用したりしているが、前者の場合は測定な
どに時間がかかる。後者の場合は高価になるな
どの問題がある。さらに、コンピユータを用い
た制御装置を適用したものでは負荷の座標位置
を読みとり、プログラム上でモータの回転を制
御するなどしている。しかし、負荷の座標位置
を正確に読み取るためにたとえばロータリエン
コーダやマグネスケール等を用いると極めて高
価になるという難点がある。
(ハ) 目的
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもの
であつて、可変速モータが停止したときには負
荷も所定位置特に駆動範囲の限界位置において
確実に停止するようにし、過走を防止ることを
目的とする。
であつて、可変速モータが停止したときには負
荷も所定位置特に駆動範囲の限界位置において
確実に停止するようにし、過走を防止ることを
目的とする。
(ニ) 構成
本考案はこのような目的を達成するため、可
変速モータにより連動される導電性の可動部材
と可変速モータの駆動源をオン・オフするスイ
ツチとを設けるとともに、可動部材とスイツチ
との間に可動部材に従動される導電性の従動部
材を設け、この従動部材には上記スイツチの切
換端子と対向して配置し、可動部材が従動部材
に当接して両者が導通したときに可変速モータ
が変速され、従動部材がスイツチの切換端子を
押圧したときに可変速モータが停止するように
している。
変速モータにより連動される導電性の可動部材
と可変速モータの駆動源をオン・オフするスイ
ツチとを設けるとともに、可動部材とスイツチ
との間に可動部材に従動される導電性の従動部
材を設け、この従動部材には上記スイツチの切
換端子と対向して配置し、可動部材が従動部材
に当接して両者が導通したときに可変速モータ
が変速され、従動部材がスイツチの切換端子を
押圧したときに可変速モータが停止するように
している。
(ホ) 実施例
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本考案の可変速モータとその制御装
置の一実施例を示す構成図である。同図におい
て、1は制御装置、2は図示省略したX線分光
器などの負荷を駆動する可変速モータで、本例
ではパルスモータが適用される。4はパルスモ
ータ2の駆動源となるパルス信号を発生する発
振器、6はこの発振器4からのパルス信号を受
けてパルスモータを回転駆動するドライバであ
る。
置の一実施例を示す構成図である。同図におい
て、1は制御装置、2は図示省略したX線分光
器などの負荷を駆動する可変速モータで、本例
ではパルスモータが適用される。4はパルスモ
ータ2の駆動源となるパルス信号を発生する発
振器、6はこの発振器4からのパルス信号を受
けてパルスモータを回転駆動するドライバであ
る。
上記制御装置1はパルスモータ2により連動
される導電性の可動部材8と、パルスモータ2
の駆動源すなわち発振器4の出力をオン・オフ
するスイツチ10とを備える。可動部材8はパ
ルスモータ2の駆動軸に取付けられたピニオン
8aとこのピニオン8aに噛合するラツク8b
とで構成され、ラツク8bは接地されている。
またスイツチ10は本例の場合マイクロスイツ
チであつて、このスイツチ10は共通接点10
a、常時接点10b、常閉接点10cならびに
共通接点10aの接続を常閉接点10cから常
開接点10bに切換える切換端子10dを備え
る。そしてスイツチ10の共通接点10aと常
閉接点10cとが発振器4の電源に接続されて
いる。可動部材8とスイツチ10との間には可
動部材8のラツク8bが当接することにより従
動される導電性の従動部材12が設けられてい
る。この従動部材12は弾性力を有する板ばね
などでできた一種のアクチユエータであつて、
その一端はスイツチ10に固着されている。ま
た、従動部材12にはスイツチ12の上記切換
端子10dが対向して配置されている。さら
に、従動部材12はリレー14のコイル14a
に電気的に接続されている。リレー14の個別
接点14a,14bはそれぞれ発振器4のハイ
パルス用端子Hとローパルス用端子Lとに接続
されている。なお16はリレー14の電源であ
る。
される導電性の可動部材8と、パルスモータ2
の駆動源すなわち発振器4の出力をオン・オフ
するスイツチ10とを備える。可動部材8はパ
ルスモータ2の駆動軸に取付けられたピニオン
8aとこのピニオン8aに噛合するラツク8b
とで構成され、ラツク8bは接地されている。
またスイツチ10は本例の場合マイクロスイツ
チであつて、このスイツチ10は共通接点10
a、常時接点10b、常閉接点10cならびに
共通接点10aの接続を常閉接点10cから常
開接点10bに切換える切換端子10dを備え
る。そしてスイツチ10の共通接点10aと常
閉接点10cとが発振器4の電源に接続されて
いる。可動部材8とスイツチ10との間には可
動部材8のラツク8bが当接することにより従
動される導電性の従動部材12が設けられてい
る。この従動部材12は弾性力を有する板ばね
などでできた一種のアクチユエータであつて、
その一端はスイツチ10に固着されている。ま
た、従動部材12にはスイツチ12の上記切換
端子10dが対向して配置されている。さら
に、従動部材12はリレー14のコイル14a
に電気的に接続されている。リレー14の個別
接点14a,14bはそれぞれ発振器4のハイ
パルス用端子Hとローパルス用端子Lとに接続
されている。なお16はリレー14の電源であ
る。
次に上記構成において、制御装置1によるパ
ルスモータ2の制御動作について特にパルスモ
ータ2により駆動される負荷を初期設定位置に
まで復帰させる場合について説明する。
ルスモータ2の制御動作について特にパルスモ
ータ2により駆動される負荷を初期設定位置に
まで復帰させる場合について説明する。
この場合には可動部材8のラツク8bは従動
部材12から未だ離間しており、またリレー1
4の共通接点14dは発振器4のハイパルス用
端子Hと導通する個別接点14bに接続してい
る。従つて、発振器4からはハイパルスの駆動
信号がドライバ6を介してパルスモータ2に出
力されるので、パルスモータ2は高速度VHで
回転駆動する。これにともない、ラツク8bが
スライドして従動部材12に次第に接近してく
る。そして、負荷が初期設定位置にまで近接す
ると第2図の実線で示すようにラツク8bが従
動部材12に当接する。これによりラツク8b
と従動部材12とは導通するのでリレー14が
働き、その共通接点14dは発振器4のローパ
ルス用端子Lと導通する個別接点14cに切り
換わる。従つて、発振器4からはローパルスの
駆動信号が出力されるので、パルスモータ2は
第3図に示すように負荷が過走しない低速度
VLの回転に切換わる。この高速VHから低速VL
への切り換えはたとえば公知の台形波駆動によ
るソフトストツプ制御方法等が適用される。引
き続いて、パルスモータ2の駆動により、可動
部材8のラツク8bはスイツチ10側に移動す
るので従動部材12はラツク8bに押圧され
る。そして従動部材12が所定距離x0変位して
第2図二点鎖線で示す位置にまでくると従動部
材12がスイツチ10の切換端子10dに当接
してこれを押圧する。これにより、スイツチ1
0の共通接点10aの接続が常閉接点10cか
ら常閉接点10bに切り換わり、したがつて発
振器4の出力はオフとなる。これによりパルス
モータ2は停止する。パルスモータ2はいまま
で低速度VLで回転していたので、このモータ
2が停止したときにはこれに駆動される負荷も
過走することなく即停止する。つまり負荷は初
期設定位置で正確に停止する。発振器4の出力
オン・オフはスイツチ10とパルスモータ2の
駆動方向信号とのAND論理によつて動作させ
ることにより駆動方向信号の反転だけで発振器
4の出力をオフからオン状態に切換えることが
できる。
部材12から未だ離間しており、またリレー1
4の共通接点14dは発振器4のハイパルス用
端子Hと導通する個別接点14bに接続してい
る。従つて、発振器4からはハイパルスの駆動
信号がドライバ6を介してパルスモータ2に出
力されるので、パルスモータ2は高速度VHで
回転駆動する。これにともない、ラツク8bが
スライドして従動部材12に次第に接近してく
る。そして、負荷が初期設定位置にまで近接す
ると第2図の実線で示すようにラツク8bが従
動部材12に当接する。これによりラツク8b
と従動部材12とは導通するのでリレー14が
働き、その共通接点14dは発振器4のローパ
ルス用端子Lと導通する個別接点14cに切り
換わる。従つて、発振器4からはローパルスの
駆動信号が出力されるので、パルスモータ2は
第3図に示すように負荷が過走しない低速度
VLの回転に切換わる。この高速VHから低速VL
への切り換えはたとえば公知の台形波駆動によ
るソフトストツプ制御方法等が適用される。引
き続いて、パルスモータ2の駆動により、可動
部材8のラツク8bはスイツチ10側に移動す
るので従動部材12はラツク8bに押圧され
る。そして従動部材12が所定距離x0変位して
第2図二点鎖線で示す位置にまでくると従動部
材12がスイツチ10の切換端子10dに当接
してこれを押圧する。これにより、スイツチ1
0の共通接点10aの接続が常閉接点10cか
ら常閉接点10bに切り換わり、したがつて発
振器4の出力はオフとなる。これによりパルス
モータ2は停止する。パルスモータ2はいまま
で低速度VLで回転していたので、このモータ
2が停止したときにはこれに駆動される負荷も
過走することなく即停止する。つまり負荷は初
期設定位置で正確に停止する。発振器4の出力
オン・オフはスイツチ10とパルスモータ2の
駆動方向信号とのAND論理によつて動作させ
ることにより駆動方向信号の反転だけで発振器
4の出力をオフからオン状態に切換えることが
できる。
なお、可動部材と従動部材とは本実施例のも
のに限定するものではなく、たとえば両者を回
転レバー式のものにすることもできる。さら
に、パルスモータ以外の他の可変速モータの制
御にも本考案を適用できるものは勿論である。
のに限定するものではなく、たとえば両者を回
転レバー式のものにすることもできる。さら
に、パルスモータ以外の他の可変速モータの制
御にも本考案を適用できるものは勿論である。
(ヘ) 効果
以上のように本考案によれば従動部材が可変
速モータの速度切換接点として、また、スイツ
チの切換端子が可変速モータの停止接点として
それぞれ働くので可変速モータを2段にわたつ
て制御することになる。従つて、可変速モータ
が停止したときには負荷も所定位置において確
実に停止し、過走は生じない。しかも各々の動
作タイミングの調整が不要であり、かつ安価に
実現することができるという優れた効果が発揮
される。
速モータの速度切換接点として、また、スイツ
チの切換端子が可変速モータの停止接点として
それぞれ働くので可変速モータを2段にわたつ
て制御することになる。従つて、可変速モータ
が停止したときには負荷も所定位置において確
実に停止し、過走は生じない。しかも各々の動
作タイミングの調整が不要であり、かつ安価に
実現することができるという優れた効果が発揮
される。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は可変速
モータと、その制御装置の構成図、第2図は制御
装置の一部を示す平面図、第3図は可変速モータ
の制御動作の説明図である。 1……制御装置、2……可変速モータ(パルス
モータ)、8……可動部材、10……スイツチ、
10d……切換端子、12……従動部材。
モータと、その制御装置の構成図、第2図は制御
装置の一部を示す平面図、第3図は可変速モータ
の制御動作の説明図である。 1……制御装置、2……可変速モータ(パルス
モータ)、8……可動部材、10……スイツチ、
10d……切換端子、12……従動部材。
Claims (1)
- 可変速モータにより連動される導電性の可動部
材と可変速モータの駆動源をオン、オフするスイ
ツチとを備え、この可動部材とスイツチとの間に
は可動部材が当接して従動する導電性の従動部材
が設けられ、この従動部材に前記スイツチの切換
端子が対向して配置され、可動部材が従動部材に
当接して両者が導通したときに可変速モータが変
速され、従動部材が前記スイツチの切換端子を押
圧したときに可変速モータが停止するようにした
ことを特徴とする可変速モータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9979183U JPS607698U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 可変速モ−タの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9979183U JPS607698U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 可変速モ−タの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS607698U JPS607698U (ja) | 1985-01-19 |
JPS631600Y2 true JPS631600Y2 (ja) | 1988-01-14 |
Family
ID=30236338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9979183U Granted JPS607698U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 可変速モ−タの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607698U (ja) |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP9979183U patent/JPS607698U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS607698U (ja) | 1985-01-19 |
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