JP3338151B2 - 車両用ワイパ制御回路 - Google Patents
車両用ワイパ制御回路Info
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Description
おいて、ワイパを一定位置に停止させる機構に関する。
者の視界を妨げる場合にこれを防ぐ装置である。連続的
に駆動される連続動作、あるいは間欠的に駆動される間
欠動作がある。ワイパを動かしている状態で、スイッチ
を切ると、ワイパは少し動き続けて、一定の位置に戻っ
て停止する。これはワイパの位置を検出するスイッチが
あり、ワイパが停止位置に来たことを検出した時にワイ
パの駆動を停止するようにしているからである。しかし
場合によっては、停止位置でないところでワイパが停止
することがある。これを解決するのが本発明の目的であ
る。
る。ワイパの動作を指示するためのスイッチはワイパス
イッチという。これは連続運転させるためのスイッチで
ある。間欠動作のためのスイッチは間欠ワイパスイッチ
という。さらにワイパを一定位置で停止させるためのス
イッチとしてオ−トストップスイッチがある。これは以
下ASスイッチあるいはASと呼ぶ。つまりワイパの動
作を規定するスイッチは3つある。ワイパスイッチ、間
欠ワイパスイッチ、ASスイッチである。ワイパスイッ
チと間欠ワイパスイッチは運転者が自らの意志によって
開閉するスイッチである。ASスイッチはそうではなく
て、ワイパモ−タに連動し、ワイパの位置によって開閉
するスイッチである。
せるためのものである。図1はASスイッチを説明する
ためのものである。ワイパモ−タ11とASスイッチ1
0は機械的に連動している。ワイパモ−タ11はある方
向に回転することができる。これと共にASスイッチ1
0も回転する。ASスイッチ10は、回転する2枚の導
電板を持つ。一つは長い円弧を有する優弧片13であ
る。もうひとつは相補的な円弧を持つ劣弧片14であ
る。劣弧片のほうが半径方向に長い。優弧片13と劣弧
片14は互いに絶縁されている。ASスイッチには、3
つの端子1、2、3がある。端子1、2は劣弧片14が
これらに接触する時にのみ導通する。これは1回転の内
の短い時間である。端子1はIGに接続される。IGは
イグニッションスイッチの端子を意味するが、要するに
バッテリ−電圧であると考えて良い。端子3は、端子1
や2と反対側にある。端子3は接地されている。優弧片
13により端子2と3が接続される。端子2は、モ−タ
の回転と共に、端子1か3に接続される。優弧片13の
ほうが劣弧片14よりも長い円周を持つので、端子2は
1回転周期において殆ど端子3に接触し接地されること
になる。短い時間だけ端子2は、IGに接続される。
接続される状態を示す。この状態で、ワイパは停止位置
にある。図2は優弧片13により、端子2が接地される
状態を示す。図3はASスイッチの簡略化した回路図で
ある。端子2が、端子1または端子3に択一的に接触し
ている状態を表わしている。ワイパモ−タ11が1回転
する時間T0内に、端子2は短い時間T2、IGに接続
され、残りの長い時間T1はGND(接地)に接続され
る(T0=T1+T2)。ASスイッチを用いた定位置
停止制御を説明する。図4はワイパ制御回路の概略であ
る。間欠制御ブロック15は、ワイパを間欠駆動するた
めの制御回路である。間欠ワイパスイッチ16はワイパ
を間欠動作するためのスイッチで運転者が開閉する。ワ
イパスイッチ17は連続動作するためのスイッチであ
る。これも運転者が操作する。但し、間欠ワイパスイッ
チ16と、ワイパスイッチ17は同時にオンにはならな
い。動作の態様が、連続動作、間欠動作というふうに異
なるからである。連続動作においても2種類あって、高
速動作と低速動作がある。連続動作するという点では同
じことであるから以後両者を特に区別しない。
レ−ク接点を有する。トランジスタ19はワイパ制御リ
レ−18を開閉する。ゼナ−ダイオ−ド20がトランジ
スタ19のコレクタとエミッタの間に逆接続されてい
る。モ−タの+極はIG(バッテリ電位)に接続されて
いる。モ−タの−極はワイパスイッチ17の端子に接続
される。間欠制御ブロック15のAS端子はASスイッ
チ10の端子2に接続される。INT端子は間欠ワイパ
スイッチ16の端子2に接続されている。間欠制御ブロ
ック15のOUT端子はトランジスタ19のベ−スにつ
ながっている。
らない場合があるので、これを一定位置にするものであ
る。停止位置が問題である。まず連続動作について説明
する。図4において、ワイパスイッチ17を閉じる。ワ
イパモ−タ11の−極がGNDに接続される。ワイパモ
−タ11が回転する。ワイパが作動する。ワイパスイッ
チ17を切らないかぎりワイパの連続動作が持続する。
間欠ワイパスイッチ16は開いている。ワイパ制御リレ
−18は、ブレ−ク接点に接触している。ASスイッチ
10は、端子1と端子3の間を繰り返し切り替わってい
る。この状態で、ワイパスイッチ17を切ったとする。
接点がOFFに切り替わる。ASスイッチ10の状態が
ふた通りある。
きであれば、モ−タの−極がIGの方に接続されるの
で、ワイパモ−タ11は瞬時に止まる。端子2が端子1
に接触している状態はもともと停止位置であるので一定
位置に停止したことになる。反対に優弧片13が端子2
に接触している場合にワイパスイッチ17が切られたと
する。この時ワイパが停止位置にない。ASスイッチ1
0において、端子2が端子3を通してGNDにつながれ
るから、モ−タはさらに回転する。やがてASスイッチ
10の状態が変化する。劣弧片14が端子2に接触す
る。端子2が端子1に切り替わる。この時にモ−タの−
極がIGに繋がるので、モ−タが停止する。ワイパも停
止する。これは停止位置であるから定まった位置に停止
したことになる。
イッチ17を切った時に、それが停止位置にない場合
は、さらにワイパを動かして所定の停止位置で初めて止
める作用がある。これがASスイッチ10の定位置停止
制御である。ワイパスイッチ17を切るのではなく、間
欠ワイパスイッチ16を入れたとする。ワイパスイッチ
17と間欠ワイパスイッチ16は相補的に働くので、ワ
イパスイッチ17はこの瞬間に切れる。しかし間欠制御
ブロック15がトランジスタ19を導通させるので、ワ
イパ制御リレ−18がメ−ク接点側に切り換えられる。
モ−タの−極は、ワイパスイッチ17のOFFからリレ
−のメ−ク接点を通りGNDに繋がる。モ−タは回り続
ける。図5は間欠制御の場合の各部の波形を示す図であ
る。INTというのは間欠ワイパスイッチ16を閉じた
ときにオン、開いた状態をオフとして表わすものであ
る。OUTというのが、間欠制御ブロック15の出力で
ある。これはHI(高速)とLO(低速)の2値を取り
リレ−を開閉する。間欠駆動であるから、非駆動時LO
が長く、駆動時HIが短い。駆動時HIにおいてワイパ
制御リレ−18が閉じてモ−タが回転する。非駆動時L
Oにおいてはトランジスタ19が非導通であるからリレ
−が開く。しかしモ−タが停止するとは限らない。LO
になった時に、ASスイッチ10がGNDにつながって
いる場合(優弧片13が端子2に接触している)は、モ
−タの−極がワイパスイッチ17のOFF端子、リレ−
のブレ−ク接点、ASスイッチ10の端子3を通じてG
NDに接続されるからしばらく回転を続ける。やがてA
Sスイッチ10の劣弧片14が端子1に接触するので、
モ−タの−極がIGに繋がる。両極が短絡されてモ−タ
は瞬時に停止する。これは所定の停止位置である。結
局、モ−タは、間欠制御ブロック15の出力OUTがH
Iになってから、ASスイッチ10の劣弧片14が端子
1に接触するまで動き続ける。HIの時間よりもモ−タ
の回転する時間の方が長い。これもワイパを中途半端な
場所に止めることを避け、所定の位置に停止させるため
である。
がHIを出力する。トランジスタ19が導通し、リレ−
がメ−クされるので、モ−タの−極が接地される。再び
モ−タが回転しワイパも動く。この場合も、間欠制御ブ
ロック15がLOを出力してもモ−タが、直ちに止まら
ず、ワイパが停止位置に来るまで、ASスイッチ10の
作用で回転が続く。結局、間欠駆動の場合の間欠的な停
止においても、ワイパは所定の停止位置に止まるのであ
る。このようにASスイッチ10は巧みにワイパを停止
位置に誘導するようになっている。いかなる場合でも、
ASスイッチ10のために、ワイパは所定の停止位置に
止まり、ASスイッチ10の動作は完璧のように思え
る。
ワイパスイッチ17や間欠ワイパスイッチ16を特別な
タイミングに切った場合に、ワイパが所定の停止位置か
ら外れることがある。これについて説明する。先述のと
おり、ASスイッチ10は、ワイパを一定位置に停止さ
せるためのスイッチである。優弧片13が端子2に接触
しているときは、ワイパスイッチ17がオフになっても
さらにワイパを回して、劣弧片14が端子2に接触した
瞬間にワイパが止まるようになっている。端子2からい
うと、GNDに接触している場合に、ワイパはさらに動
き続けて、IGに接触した瞬間にワイパが止まる。この
ようにASスイッチ10のIGのエッジにおいてワイパ
が停止する。
いほうが停止位置精度が高い。しかしASスイッチ10
の劣弧片14が狭すぎると、慣性力のためにモ−タが止
まり切れず、ゆきすぎてしまうことがある。このため
に、劣弧片14は或る程度の中心角を必要とする。AS
スイッチ10がかなり広いGNDの領域を要求するとい
うことである。そうすると、反対に停止位置が広がって
所定の位置に厳密に停止できないことがある。 図7は
連続動作するワイパの停止を説明する。A点でワイパス
イッチ17が切られたとする。ASスイッチ10はGN
Dに繋がっている。優弧片13が端子2に接触してい
る。そのばあいは、モ−タはさらに回転してASスイッ
チ10がIGに切り換えられる瞬間B点までゆく。ここ
でモ−タが停止し、ワイパも停止する。これは定位置で
の停止である。問題がない。
に繋がっているとき、つまり劣弧片14が端子2に接続
されている時にワイパスイッチ17が切られたとする。
図4において、モ−タの−極がIGに接続されるので急
激な制動がかかる。瞬時にモ−タ、ワイパが停止する。
これはASスイッチ10がIGに切り替わってから、t
C 時間だけ遅れている。この間もモ−タが回転している
のでワイパは定位置からずれて停止する。これは問題で
ある。同様な問題は、間欠動作の場合にも起こり得る。
図8は間欠動作時の各部分の波形図である。ワイパ制御
リレ−18がD点でオフになると、ASスイッチ10が
GNDに繋がっているので、モ−タはさらに動いて次の
IGとの接触の瞬間(E点)で停止する。これは定位置
でも停止である。問題ない。
欠ワイパスイッチを切った場合は、困難な問題が発生す
る。図8においてU点でワイパ制御リレ−18が働いて
モ−タが動きだしたとする。この場合にASスイッチ1
0はIGにつながっている、つまり劣弧片14が端子2
に接触している。この時に間欠ワイパスイッチ16をオ
フにしたとする。F点で示す。すると間欠制御ブロック
がトランジスタ19を開放するので、リレ−が切れる。
モ−タの−極はIGに繋がるので、モ−タが止まる。こ
の場合は、所定の停止位置からずれていることになる。
接触しているが、立ち上がりの部分ではなく終わりの部
分になるので、停止位置からずれているのである。もち
ろん、間欠制御ブロック15が、HIの出力をだした途
端に、間欠ワイパスイッチ16を切るというようなこと
は確率として少ない。しかし、運転者が間欠ワイパスイ
ッチ16を切るという判断と、間欠制御ブロック15の
自動的なタイミング設定にはなんの関係もない。間欠制
御ブロック15と、運転者の判断の関係は偶然的なもの
である。だからこのようなことは有り得るのである。確
率は低いが、このようなことが発生し得る。すると位置
ずれが起こる。本発明はこのような偶然によって起こ
る、ワイパの所定停止位置からのずれをなくすことを目
的とする。
イパが定位置に正しく停止できるのは、ワイパスイッチ
17を切った瞬間に、ASスイッチ10がGNDに切り
替わっている時である。つまり優弧片13が端子2に接
している。この場合モ−タはさらに回転しASスイッチ
10がIGに切り替わった瞬間にモ−タが止まる。だか
ら停止位置が正しく決まるのである。ここで問題にする
図7のC点、図8のF点のような停止位置のずれは、い
ずれもスイッチを切った瞬間に、劣弧片14が端子2に
接触しているという特徴がある。つまり端子2がIGの
状態なのである。この確率は、劣弧片14の中心角の3
60°になす比T2/T0に等しい。これは0でない。
いつか起こり得る事象である。この場合スイッチを切っ
た瞬間に、ASスイッチ10がIGである。モ−タの−
極がIGに繋がり、モ−タはすぐに停止する。しかしそ
れまでにIGの領域を少し進行しているので、ワイパの
停止位置がずれている。
イッチ17、間欠ワイパスイッチ16の開閉の順序をモ
ニタしその先後関係により、ASスイッチ10が、GN
DからIGに切り替わった瞬間にモ−タを停止させるよ
うにする。つまり、ワイパスイッチ17や間欠ワイパス
イッチ16が運転者の判断で切られた時に、ASスイッ
チ10がIGに繋がっている場合は、ASスイッチ10
をもう1回転して、GNDからIGへ切り替えさせこの
時にモ−タを停止させる。次のように表わすこともでき
よう。本発明はASスイッチ10に於いて、たまたま劣
弧片14が端子2に接触しているときに、ワイパスイッ
チ17などが切られた時は、すぐに停止せず、ASスイ
ッチ10をもう1周させて優弧片13から劣弧片14に
切り替わる瞬間を作り、この時に強制的に停止させる。
遅延回路50を設けて、スイッチを切ったときにASス
イッチ10がIGに接しているときには、モ−タを回転
し続けてもう一度定位置にワイパを運び、ここで停止さ
せる。
にモ−タが回転することになる。しかしこれは短い時間
である。もう1回廻せば、必ずASスイッチ10のGN
DからIGの切り替えタイミングが現われる。優弧片1
3から劣弧片14への切り替えと言っても良い。これが
必ず現われるのである。そしてこの瞬間にモ−タを停止
させる。こうすると必ず定位置でワイパが止まることに
なる。ASスイッチ10がGNDに繋がっている場合モ
−タは止まらないのであるから、スイッチを切ったとい
うタイミング信号をわずかに遅延させればよいのであ
る。遅延を与える回路はさまざまのものが考えられる。
ではフリップフロップを用いた回路を説明する。図6は
遅延を与える部分の回路の例である。ふたつのナンドゲ
−ト23、24がたすきがけに接続されてRSフリップ
フロップ60を構成している。インバ−タ22によりワ
イパスイッチ17、間欠制御ブロック15からの信号を
反転し、これを一方のナンドゲ−ト23の一方の入力に
入れている。ASスイッチ10の端子2の信号を他方の
ナンドゲ−ト24に入力している。ナンドゲ−トの出力
が抵抗25を経てトランジスタ27のベ−スに入る。ト
ランジスタ27のコレクタは抵抗26を介してIG(バ
ッテリ電位)に接続される。トランジスタ27のエミッ
タは抵抗28を経て接地される。トランジスタ27のエ
ミッタは次段のトランジスタ19のベ−スに繋がれる。
トランジスタ27、19はエミッタフォロワになってい
る。トランジスタ19は図4にも現われる。これはワイ
パ制御リレ−18のコイル21を励磁するものである。
リレ−が駆動され、中間接点がメ−ク接点に接続される
と、モ−タに電流が流れてこれが回転する。図6の下の
波形図により説明する。
は、外部スイッチ(ワイパスイッチ17、間欠制御ブロ
ック15)がL(Lowを示す)である。インバ−タ2
2の出力はH(Highを示す)である。ASスイッチ
10の出力もH(IG)である。ナンドゲ−ト24の出
力はH、ナンドゲ−ト23の出力、リレ−、トランジス
タなどの出力もLである。ワイパは停止している。ここ
で外部スイッチが投入されると、ナンドゲ−ト23がL
からHに変化する。トランジスタやリレ−が駆動され、
ワイパが動く。この間、ASスイッチ10の値はH(I
G)とL(GND)の値を交替に取る。
イッチ17、間欠制御ブロック15)が切られたとす
る。ASスイッチ10がたまたまLレベル(GND)で
あるとする。優弧片13が対応するのでこの確率が高
い。ナンドゲ−ト24の出力がHであるから、ナンドゲ
−ト23の出力がただちに変化してLになる。リレ−は
ブレ−クされる。図4の回路に戻って、ASスイッチ1
0の端子2、3を通じて電流が流れるので、モ−タは回
り続ける。やがてハの時刻になり、ASスイッチ10が
IGレベル(H)になると、モ−タの両極が短絡される
ので、ここで急に停止する。時刻ロ〜ハはワイパ制御リ
レ−18ではなく、ASスイッチ10の作用でモ−タに
電流が流れる。この点は図4の従来の回路が作用してい
る。定位置での停止である。
する。ASスイッチ10がたまたまH(IG)レベルで
あったとする。ナンドゲ−ト24の出力がLであるか
ら、ナンドゲ−ト23の出力がHであり続ける。ワイパ
制御リレ−18はメ−ク状態を維持する。ホの時点でA
Sスイッチ10がL(GND)になるので、ナンドゲ−
ト23の入力がH、Hになり、ナンドゲ−ト23の出力
がLになる。リレ−が開放される。しかしここでモ−タ
が停止するのではない。図4の回路で、リレ−のブレ−
ク接点からASスイッチ10の端子3につながりモ−タ
が回転し続ける訳である。やがてヘの時点に、ASスイ
ッチ10がIGになる。この瞬間にモ−タが停止する。
これも定位置での停止である。外部スイッチが切られた
瞬間ニから、ASスイッチ10が殆ど1回転してから停
止するのである。要するに、本発明は時点ホから時点ヘ
までモ−タを回転し続けるようにした点が新規である。
パ制御回路を説明する。インバ−タ22、ナンドゲ−ト
23、24、トランジスタ27、19、ワイパ制御リレ
−18などは図6で説明したものと同じである。従って
動作も図6の通りである。外部スイッチとして、間欠制
御ブロック15と、連続運転のためのワイパスイッチ1
7が図4に示される。これらのスイッチの和演算をする
ためにダイオ−ド31、32を用いている。ダイオ−ド
31、32の出力がインバ−タ22からナンドゲ−ト2
3、24に入力される。
片13が端子3を端子2に接続したとき、ASスイッチ
10の出力がGND(Lレベル)になる。ワイパが動作
中は大部分GNDである。劣弧片14が端子1を端子2
に接続すると、ASスイッチ10の出力がIG(Hレベ
ル)になる。これまでワイパの速度は一定としてきたが
この実施例では高速と低速の2つの場合がある。これは
連続運転の時だけである。ワイパモ−タ11の−端子が
一つではなく、高速と低速の両方になっている。いずれ
かを接地するとその指定の速度でモ−タが回転する。
ワイパスイッチ17と間欠ワイパスイッチ16を統合し
さらに高速、低速の区別を与えたものである。2連式の
スイッチでオフ、INT(間欠)、HI(高速)、LO
(低速)、の4つの場合を切り換えることができる。I
NTが図4の間欠ワイパスイッチ16に対応する。H
I、LOがワイパスイッチ17に対応する。ワイパスイ
ッチ40にはA側とB側があり、スイッチ片が連動して
動く。A側ではオフ、INT(間欠)、LO(低速)の
3つの端子がモ−タの低速端子に接続される。A側の高
速端子がモ−タの高速端子に繋がっている。B側では、
オフは何ものにも繋がっていない。INT(間欠)端子
は、間欠制御ブロック15のINT入力につながってい
る。B側のLO、HIは抵抗30、ダイオ−ド31を介
して、前記インバ−タ22に入力される。
イオ−ド32を介してインバ−タ22に入力され得る。
間欠制御ブロック15のAS入力がASスイッチ10の
端子2に接続されている。ワイパスイッチ40のA側の
中間接点はワイパ制御リレ−18の中間接点に接続され
ている。B側の中間接点はIG(バッテリ)電位に接続
されている。フリップフロップ60の他方の入力(ナン
ドゲ−ト24)には、遅延回路50を介してASスイッ
チ10の端子2の信号が入力される。遅延回路50はナ
ンドゲ−ト37、抵抗34、36、コンデンサ35より
なる。抵抗とコンデンサの積で決まる時定数だけ、AS
スイッチ10の信号が遅れてナンドゲ−ト37を通って
ゆく。これがフリップフロップ60の一方のナンドゲ−
ト24に入力される。ナンドゲ−ト37が入るので、信
号をさらに反転させるためにインバ−タ33を追加して
いる。
遅延信号を入れている。このためASスイッチ10が、
GNDからIGに変化した時は遅延を与えない。インバ
−タ33の出力がLになり直ちにナンドゲ−ト37がH
に変化するからである。反対にASスイッチ10が、I
GからGNDに変化したときは、一定の遅延時間tEを
与える。
O信号を出して停止する場合]図10により間欠動作の
場合のワイパの駆動、停止の動作を説明する。これは間
欠制御ブロック15の信号により定位置に停止する場合
である。上から、間欠ワイパスイッチ16、ASスイッ
チ10、間欠制御ブロック15、ワイパ制御リレ−1
8、ワイパ動作を示す。ワイパが停止している時は、間
欠ワイパスイッチ16はオフ、ASスイッチ10はI
G、間欠制御ブロック15はLOの状態である。ワイパ
制御リレ−18はブレ−ク、ワイパ動作は停止となって
いる。間欠ワイパスイッチ16をG点において、INT
(間欠)に切り換えたとする。モ−タの低速端子がワイ
パ制御リレ−18の中間接点に接続される。間欠制御ブ
ロック15がLOからHIに上がる。直ぐにナンドゲ−
ト23の出力がHになる。ワイパ制御リレ−18が閉じ
る。ワイパモ−タ11が低速で回転する。ワイパが動
く。やがてASスイッチ10がGNDに変化する。これ
から一定時間tDの後、間欠制御ブロック15は、HI
からLOに変わる。これがH点である。ASスイッチが
IGからGNDに変化したときは、遅延回路50が一定
時間tE の遅延を与える。tE >tD としている。
ロック15がLであるが、ナンドゲ−ト24の入力がし
ばらくHであるから、ナンドゲ−ト24の出力が0であ
り続ける。ために、ナンドゲ−ト23の出力が1である
ことができる。この短い間(tE )が、リレ−をメ−ク
状態に維持するから、モ−タは回転を続ける。ASスイ
ッチ10がGNDになっている。H点からtE 後にリレ
−がブレ−クすると、ASスイッチ10が接地されてい
るので、ブレ−ク接点から、ASスイッチ10の端子を
通って電流が流れる。モ−タはさらに回り続ける。AS
スイッチ10が回り、次にGNDからIGに変化したと
きに、モ−タが停止する。I点である。これはASスイ
ッチ10がGNDからIGに変わった瞬間であるから定
位置での停止である。以後、ASスイッチ10はIG
(H)である。ナンドゲ−ト23の入力はH、H、出力
はLナンドゲ−ト、24の入力はH、L、出力はHであ
る。
御ブロック15が、HI信号を出力する。これはフリッ
プフロップ60のナンドゲ−ト23の入力をLにするの
で直ちにワイパ制御リレ−18が駆動される。ワイパモ
−タ11が低速回転を始める。ワイパが動く。やがてA
Sスイッチ10がIG(H)から、GND(L)に変わ
る。これからtD 時間後に、間欠制御ブロック15がL
O信号を出す。遅延回路50はこれより長いtE 時間L
を保持するので、ナンドゲ−ト24の入力がHであり続
ける。ためにナンドゲ−ト23の出力がHであり、リレ
−が閉じたままである。ASスイッチ10がGNDにな
るので、リレ−がtE 時間の後に開いても、ブレ−ク接
点、ASスイッチ10を通り電流が流れるので、モ−タ
は回る。ASスイッチ10がGNDからIGに変化する
とモ−タが停止する。これは定位置での停止である。以
後も同じで、間欠制御ブロック15がH、Lの間で変化
しても、そのつど所定の停止位置で止まるようになる。
このようなことは従来の回路でも可能なことである。
った場合]次に、間欠ワイパスイッチ16を運転者が切
った場合を説明する。従来はこの場合に停止位置が乱れ
ることがあった。本発明の改良点はここにある。図11
によって説明する。間欠ワイパスイッチをオンにして、
モ−タが間欠的に回転することは先に説明した。間欠制
御ブロック15の信号で止まる限り停止位置が正しいこ
とも述べた。ここでは外部から運転者が強制的にスイッ
チを切った時を問題にする。
ロック15がLOである内に、スイッチを切った時は問
題がない。ワイパが始めから停止しているからである。
そうではなくて、間欠制御ブロック15がHIを出力
し、モ−タが回転している途中で運転者がスイッチを切
ったという場合がある。J点である。この場合、直前に
間欠制御ブロック15が、HIを出力し、リレ−は働
き、中間接点がメ−ク接点に接触している。ワイパが動
いている。動きはじめた瞬間であり、ASスイッチ10
はIGである。従来の回路ならば(図4)、この瞬間に
停止する。もしここで停止すると位置ずれを起こす。中
途半端な場所で止まる。しかし本発明の場合はそうでな
い。図6または図9において、ナンドゲート23の出力
がHで、ASスイッチ10の出力がHであるから、ナン
ドゲ−ト24の出力がLである。ためにナンドゲ−ト2
3の出力がHであり続ける。リレ−が閉じられた状態を
保持する。ASスイッチ10がHからLに変化した時か
ら遅延時間tE を経た後、K点でリレ−が開く。しかし
この時は、ASスイッチ10がGNDであるので、リレ
−のブレ−ク接点からASスイッチ10の端子2、3を
通り電流が流れてモ−タが回転し続ける。K点以後はA
Sスイッチ10のために回転を続けるのである。P点で
ASスイッチ10がGNDからIGになる。この時モ−
タの両端がIGになるので急停止する。これは定位置で
の停止である。このように、ASスイッチ10がIGの
状態(劣弧片が端子1に接触)にあるときに外部からス
イッチが切られたときは、IGからGNDまでの短い
間、フリップフロップ60の作用でリレ−を閉じてお
く。GNDになるとASスイッチ10の作用でモ−タは
回り続けるようになる。こうして常に定位置に停止す
る。
LO端子に繋ぐ。A側では、中間端子がLO端子に接続
される。B側では、IGがインバ−タ22に繋がれる。
図12はこの場合の動作を説明している。フリップフロ
ップ60のナンドゲ−ト23の入力がLになり、23の
出力がHになる。ワイパ制御リレ−18が閉じる。リレ
−のメ−ク接点、ワイパスイッチ17のA側端子、LO
端子、モ−タの低速端子が接続される。モ−タの低速端
子が接地されるのでモ−タが回る。ASスイッチ10は
始めIG(劣弧片14が端子2に接触)であるが、回転
とともにGNDに変わる。回転が繰り返されると、AS
スイッチ10はIG(劣弧片14)とGND(優弧片1
3)の状態を繰り返す。GNDの期間の方が長い。ワイ
パ制御リレ−18が閉じているので、ASスイッチ10
の状態に関係なくモ−タが回り続ける。
る。この時ASスイッチ10はGNDであるとする。こ
の場合図4のロの時点に対応しリレ−は直ぐに開く。し
かしASスイッチ10がGNDであるからこれを通して
電流が流れてモ−タは回転し続ける。ASスイッチ10
がGNDからIGに変わるときにモ−タが停止する。こ
れは定位置停止である。これは従来の回路でも可能であ
る。問題は、N点のように、ASスイッチ10がIGの
状態にあるときに、スイッチをオフにした時である。従
来は、N点で停止した。ところが、本発明ではフリップ
フロップ60のナンドゲ−ト24の2入力がH、Hであ
るから、この出力がLになり、ナンドゲ−ト23の出力
をHに保持する。モ−タが回転し、やがてASスイッチ
10が、GNDになる。遅延回路50のために、ナンド
ゲ−ト24の入力がしばらくH、Hとなり、ナンドゲ−
ト23の出力をHとする。この時間がtE である。リレ
−がブレ−クするがこの時はASスイッチ10がGND
にあるから、モ−タ電流が流れてなお回転を持続する。
さらにASスイッチ10がGNDからIGに変わると、
モ−タが停止する(Q点)。これは定位置での停止であ
る。ここでも本発明はフリップフロップ60の遅延作用
により、ASスイッチ10がIGの時にスイッチを開い
た場合、ASスイッチ10がIGからGNDになるま
で、リレ−がメ−ク状態を保つようになる。これにより
もう一度ワイパを廻して定位置に止める。
形を示す。ワイパスイッチ40はHIにつなぐ。モ−タ
の高速端子が、リレ−の中間端子に接続される。これ以
外は低速動作(図12)の場合と同じである。O点でス
イッチを開いた時が問題である。しかしナンドゲ−ト2
4の入力がH、Hであるから、この出力がLになり、ナ
ンドゲ−ト23の出力がHとなる。ワイパ制御リレ−1
8はメ−ク接点に接続されたままである。モ−タがなお
回り続ける。やがてASスイッチ10がGNDになる。
遅延回路50のためにtE 時間はリレ−が閉じたままで
ある。ナンドゲ−ト24の入力がLになり、ナンドゲ−
トの23の出力がLになる。リレ−は開く。しかしすで
にASスイッチ10がGNDに切り換えられているの
で、ブレ−ク接点から、ASスイッチ10の端子3を通
して電流が流れモ−タが回転する。ASスイッチ10が
GNDからIGになるときにモ−タが止まる(R点)。
これは定位置の停止である。
パスイッチをオフにするタイミングがまずいと、ワイパ
が所定の位置からずれて停止することがあった。ワイパ
が中途半端な位置で止まると、運転者の視界を遮り邪魔
になる。本発明はこの場合に、ASスイッチをもう一度
廻すことにより、正しい位置にワイパを止めることがで
きる。どのようなタイミングでワイパスイッチを切った
としても正確な位置にワイパを停止させることができ
る。安全性、快適性を高める効果がある。
の劣弧片が端子1、2に接触している状態を示す。
の優弧片が端子2に接触している状態を示す。
ト
に接触している場合に停止の信号が入ったときはモ−タ
を回転し続け、もう一度ASスイッチがGNDを経てI
Gに接したときに停止するようにするためのフリップフ
ロップを用いたワイパ制御回路の例を示す回路図。
ト。ASスイッチがIGに接続されているときにワイパ
スイッチが開くと所定の位置からずれて停止することを
説明している。
ト。ASスイッチがIGに接続されているときに間欠ワ
イパスイッチが切られた場合に、所定の位置からずれて
ワイパが停止することを説明している。
続動作スイッチ、あるいは間欠動作スイッチが切られた
ときに、ASスイッチがIGに接触している場合にモ−
タを直ちに停止させず引き続き回転させてASスイッチ
が、GNDになり次にIGになった瞬間にモ−タを停止
させるようにしている。
において位置ずれを起こさずにワイパを停止できるよう
にしたことを説明する波形図。
位置ずれを起こして停止することがあることを説明する
波形図。
構造では位置ずれ停止するところが本発明によれば定位
置に停止することを説明する。
構造では位置ずれ停止するところが本発明によれば定位
置に停止することを説明する。
Claims (3)
- 【請求項1】 ワイパモータと、 ワイパが停止位置あるいは非停止位置にあることを示す
信号を出力するワイパ停止位置検出手段と、 運転者がワイパの作動と停止を指示するワイパ作動指示
手段と、 ワイパ作動指示手段の信号とワイパ停止位置検出手段の
信号とが入力されそれらによってワイパを作動あるいは
停止させるようにした制御手段と、 制御手段によって制御されワイパを駆動するワイパ駆動
手段から構成され、 ワイパ作動指示手段信号がワイパ停止を指示したときワ
イパ停止位置検出手段が非停止位置にあることを示す信
号を出力していた場合はワイパ作動を続行しワイパ停止
位置検出手段が次に停止位置にある事を示す信号を出力
したときに制御手段が停止位置の始端にワイパを停止さ
せ、 ワイパ作動指示手段信号がワイパ停止を指示したときワ
イパ停止位置検出手段が停止位置にあることを示す信号
を出力していた場合もワイパ作動を続行しワイパ停止位
置検出手段がそれに続いて非停止位置信号を出力しさら
に次に停止位置にある事を示す信号を出力したときに制
御手段がワイパを停止位置の始端に停止させるようにし
たことを特徴とする車両用ワイパ制御回路。 - 【請求項2】 前記ワイパ作動指示手段にワイパ作動指
示スイッチと、前記ワイパ停止位置検出手段に前記ワイ
パモータに結合され回転するスイッチ片を用いたオート
ストップスイッチと、前記制御手段にフリップフロップ
を用い、該ワイパ作動指示スイッチ出力を該フリップフ
ロップ、セット入力に、該オートストップスイッチ信号
を該フリップフロップ、リセット入力に接続することを
特徴とする請求項1に記載の車両用ワイパ制御回路。 - 【請求項3】 前記ワイパ作動指示手段に該ワイパに間
欠作動を指示する間欠制御ブロックと、前記ワイパ停止
位置検出手段に前記ワイパモータに結合され回転するス
イッチ片を用いたオートストップスイッチと、前記制御
手段にフリップフロップを用い、該間欠制御ブロック出
力を該フリップフロップ、セット入力に、該オートスト
ップスイッチ信号を該フリップフロップ、リセット入力
に接続することを特徴とする請求項1に記載の車両用ワ
イパ制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34382693A JP3338151B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 車両用ワイパ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34382693A JP3338151B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 車両用ワイパ制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07165022A JPH07165022A (ja) | 1995-06-27 |
| JP3338151B2 true JP3338151B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=18364544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34382693A Expired - Fee Related JP3338151B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 車両用ワイパ制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3338151B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10053688A1 (de) * | 2000-10-28 | 2002-05-16 | Bosch Gmbh Robert | Kontaktscheibensystem und Verfahren zum Steuern eines Scheibenwischermotors |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP34382693A patent/JP3338151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07165022A (ja) | 1995-06-27 |
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