JPH0244314Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244314Y2 JPH0244314Y2 JP1984163823U JP16382384U JPH0244314Y2 JP H0244314 Y2 JPH0244314 Y2 JP H0244314Y2 JP 1984163823 U JP1984163823 U JP 1984163823U JP 16382384 U JP16382384 U JP 16382384U JP H0244314 Y2 JPH0244314 Y2 JP H0244314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- motor
- control circuit
- rotary
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 11
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は固定板と回転板とを組み合せて必要に
応じて標識を変更できるようにした回転式標識板
の改良に関し、特に回転板の停止機構の調整を容
易にし、回転板の停止位置を正確ならしめ、回転
板の動作をスムースにして停止時の衝撃を少なく
したものである。
応じて標識を変更できるようにした回転式標識板
の改良に関し、特に回転板の停止機構の調整を容
易にし、回転板の停止位置を正確ならしめ、回転
板の動作をスムースにして停止時の衝撃を少なく
したものである。
(従来技術)
第3図に一般的な回転式標識板の標識板部分の
正面図を示し、第4図a及び第4図bにそれぞれ
上記標識板部分の回転板を回転させる以前の側面
図及び回転板を回転させた後の側面図を示す。こ
の標識板部分は、円板の半径にわたつてスリツト
を設け該スリツトの相対向する切断面を段違いに
するとともに、一方の切断面から他方の切断面に
至る円板面を緩かな傾斜面となした固定板1と、
同じ構造の回転板2とを同軸的に重ね合せて配置
し、回転板2を軸3によつて回転させながら固定
板1のスリツトを通して該固定板1の前後に移動
させるように構成してある。したがつて、固定板
1と回転板2にそれぞれ異る標識を描いておけ
ば、必要に応じて標識を変更することが可能であ
る。なお、4a及び4bは固定板1の前後におい
た回転板2のストツパーを示す。
正面図を示し、第4図a及び第4図bにそれぞれ
上記標識板部分の回転板を回転させる以前の側面
図及び回転板を回転させた後の側面図を示す。こ
の標識板部分は、円板の半径にわたつてスリツト
を設け該スリツトの相対向する切断面を段違いに
するとともに、一方の切断面から他方の切断面に
至る円板面を緩かな傾斜面となした固定板1と、
同じ構造の回転板2とを同軸的に重ね合せて配置
し、回転板2を軸3によつて回転させながら固定
板1のスリツトを通して該固定板1の前後に移動
させるように構成してある。したがつて、固定板
1と回転板2にそれぞれ異る標識を描いておけ
ば、必要に応じて標識を変更することが可能であ
る。なお、4a及び4bは固定板1の前後におい
た回転板2のストツパーを示す。
かかる標識板部分の回転板2を回転させるため
に、従来は第5図に示すような回路が使われてい
る。同図において、2は回転板、3は回転板2を
回転及び前後動させる軸、4は軸3を駆動するモ
ーター、5はモーター4を正転、逆転及び停止さ
せるための制御回路、6a及び6bは回転板2の
回転に連動して前記制御回路5にモーター停止信
号発生のための確認信号を与えるマイクロスイツ
チである。かかる回路において、制御回路5から
モーター4に正転信号を与えるとモーター4は正
転し回転板2は例えば矢符の方向に360度回転す
る。この場合、回転板2の回転角度が360度近く
になると回転板2の一部に設けた操作片等によつ
てマイクロスイツチ6aが働いて回転板2がほぼ
停止位置に達したことの確認信号を制御回路5に
与える。この確認信号に基づいて制御回路5から
モーター4に停止信号が与えられモーター4が停
止する。回転板2を逆転させる場合も同様の手順
で行われる。
に、従来は第5図に示すような回路が使われてい
る。同図において、2は回転板、3は回転板2を
回転及び前後動させる軸、4は軸3を駆動するモ
ーター、5はモーター4を正転、逆転及び停止さ
せるための制御回路、6a及び6bは回転板2の
回転に連動して前記制御回路5にモーター停止信
号発生のための確認信号を与えるマイクロスイツ
チである。かかる回路において、制御回路5から
モーター4に正転信号を与えるとモーター4は正
転し回転板2は例えば矢符の方向に360度回転す
る。この場合、回転板2の回転角度が360度近く
になると回転板2の一部に設けた操作片等によつ
てマイクロスイツチ6aが働いて回転板2がほぼ
停止位置に達したことの確認信号を制御回路5に
与える。この確認信号に基づいて制御回路5から
モーター4に停止信号が与えられモーター4が停
止する。回転板2を逆転させる場合も同様の手順
で行われる。
ところが、前記のような回路を用いた回転式標
識板には次のような欠点があつた。 回転板の
回転に連動して動作するマイクロスイツチの確
認信号によりモーター駆動を停止するため、マ
イクロスイツチの動作タイミングを正確に調整
しなければならず、該調整作業に時間と熟練を
要する。
識板には次のような欠点があつた。 回転板の
回転に連動して動作するマイクロスイツチの確
認信号によりモーター駆動を停止するため、マ
イクロスイツチの動作タイミングを正確に調整
しなければならず、該調整作業に時間と熟練を
要する。
前記マイクロスイツチの動作タイミングを一
度調整しても、電源電圧の変動や回転部分の慣
性等、駆動条件や設置環境等の変化に伴い、回
転板の停止位置が正規の位置からずれてしまう
場合がある。警察庁仕様では、周囲温度−20℃
〜+60℃、相対湿度40%〜90%、電源電圧
5.5V〜7.5Vの範囲で異常なく動作すること、
となつているが、かかる条件を満足するのが難
しくなるわけである。
度調整しても、電源電圧の変動や回転部分の慣
性等、駆動条件や設置環境等の変化に伴い、回
転板の停止位置が正規の位置からずれてしまう
場合がある。警察庁仕様では、周囲温度−20℃
〜+60℃、相対湿度40%〜90%、電源電圧
5.5V〜7.5Vの範囲で異常なく動作すること、
となつているが、かかる条件を満足するのが難
しくなるわけである。
回転板が停止位置に至るまで同じ速度で回転
するため慣性も大きくなり、停止時には回転板
がストツパーに勢いよく衝突するため、回転機
構部にゆるみその他の悪影響を与える。
するため慣性も大きくなり、停止時には回転板
がストツパーに勢いよく衝突するため、回転機
構部にゆるみその他の悪影響を与える。
(考案の目的)
本考案は、上記のような諸欠点を除去した回転
式標識板を提供することを目的とする。
式標識板を提供することを目的とする。
(考案の構成)
第1図に本考案に係る回転式標識板の回転板駆
動回路を示す。同図において、2は回転板、3は
回転板2を回転及び前後動させる軸、4は軸3を
駆動するモーター、5はモーター4を正転、逆転
及び停止させるための制御回路、6a及び6bは
回転板2の回転に連動して前記制御回路5に確認
信号を与えるマイクロスイツチである。また、7
a及び7bはモーター4と制御回路5との間に挿
入した、モーター速度制限用の制動回路、8a及
び8bはマイクロスイツチ6a,6bと制御回路
5との間に挿入した遅延回路である。前記マイク
ロスイツチ6a,6bは通常の状態では制動回路
7a,7bの両端を短絡しており、回転板2の回
転に連動して動作したときに遅延回路8a,8b
を通じて制御回路5に確認信号を遅延的に与える
ようになつている。
動回路を示す。同図において、2は回転板、3は
回転板2を回転及び前後動させる軸、4は軸3を
駆動するモーター、5はモーター4を正転、逆転
及び停止させるための制御回路、6a及び6bは
回転板2の回転に連動して前記制御回路5に確認
信号を与えるマイクロスイツチである。また、7
a及び7bはモーター4と制御回路5との間に挿
入した、モーター速度制限用の制動回路、8a及
び8bはマイクロスイツチ6a,6bと制御回路
5との間に挿入した遅延回路である。前記マイク
ロスイツチ6a,6bは通常の状態では制動回路
7a,7bの両端を短絡しており、回転板2の回
転に連動して動作したときに遅延回路8a,8b
を通じて制御回路5に確認信号を遅延的に与える
ようになつている。
次に、この回路の動作について説明する。先
ず、回転板2を回転させて標識を変更するため
に、制御回路5のa端子からモーター4のA端子
に駆動電圧が与えられる。この時、制動回路5は
マイクロスイツチ6aによつて短絡されているの
で、モーター4は100%のトルクで正転し、回転
板2が回転する。回転板2が回転して停止位置よ
り手前の一定の位置までくると、該回転板に設け
た操作片等によつてマイクロスイツチ6aが動作
し、制動回路7aの短絡を解くと同時に遅延回路
8aを閉成する。これによりモーター4はトルク
を落しながら回転を続ける。この時、遅延回路8
aのD端子には回転板2が停止位置に近づいたこ
とを知らせる確認信号が入力されているが遅延回
路8aによつて制御回路5のd端子には入力され
ない。この直後に回転板2は停止位置に達しスト
ツパーによつて停止するが、この時、制御回路5
のa端子から出力されている駆動出力は制御回路
7a及びモーター4で消費され、回転板2をスト
ツパーに押し付ける力に変換される。そして一定
時間後に遅延回路8aから制御回路5のd端子に
確認信号が入力される。これにより制御回路5は
モーター4への駆動出力を停止する。第2図は以
上のような動作における、a,A,D,dの各端
子における出力信号のタイムチヤートを示すもの
である。同図において、P1はマイクロスイツチ
7aの動作点、P2は回転板2の停止位置を示す
もので、下に回転板の回転角度を示してある。な
お、回転板2を逆転させる場合は、制御回路5の
b端子、マイクロスイツチ6b、制動回路7b、
遅延回路8bを通して前記と同様な動作が行われ
る。
ず、回転板2を回転させて標識を変更するため
に、制御回路5のa端子からモーター4のA端子
に駆動電圧が与えられる。この時、制動回路5は
マイクロスイツチ6aによつて短絡されているの
で、モーター4は100%のトルクで正転し、回転
板2が回転する。回転板2が回転して停止位置よ
り手前の一定の位置までくると、該回転板に設け
た操作片等によつてマイクロスイツチ6aが動作
し、制動回路7aの短絡を解くと同時に遅延回路
8aを閉成する。これによりモーター4はトルク
を落しながら回転を続ける。この時、遅延回路8
aのD端子には回転板2が停止位置に近づいたこ
とを知らせる確認信号が入力されているが遅延回
路8aによつて制御回路5のd端子には入力され
ない。この直後に回転板2は停止位置に達しスト
ツパーによつて停止するが、この時、制御回路5
のa端子から出力されている駆動出力は制御回路
7a及びモーター4で消費され、回転板2をスト
ツパーに押し付ける力に変換される。そして一定
時間後に遅延回路8aから制御回路5のd端子に
確認信号が入力される。これにより制御回路5は
モーター4への駆動出力を停止する。第2図は以
上のような動作における、a,A,D,dの各端
子における出力信号のタイムチヤートを示すもの
である。同図において、P1はマイクロスイツチ
7aの動作点、P2は回転板2の停止位置を示す
もので、下に回転板の回転角度を示してある。な
お、回転板2を逆転させる場合は、制御回路5の
b端子、マイクロスイツチ6b、制動回路7b、
遅延回路8bを通して前記と同様な動作が行われ
る。
(考案の効果)
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
回転式標識板は、回転板の停止位置より前の任意
の時点からモーターのトルクを落しながら回転さ
せ、回転板の停止位置に達しても、それより一定
時間だけ遅れてモーターを停止させるように構成
したので、次のような利点がある。
回転式標識板は、回転板の停止位置より前の任意
の時点からモーターのトルクを落しながら回転さ
せ、回転板の停止位置に達しても、それより一定
時間だけ遅れてモーターを停止させるように構成
したので、次のような利点がある。
マイクロスイツチの動作点は、回転板の停止
位置の前でありかつ遅延時間内であればどの位
置でもよいので、細かい調整は不要となる。し
たがつて時間と熟練を要せずに済むので組立も
容易になる。
位置の前でありかつ遅延時間内であればどの位
置でもよいので、細かい調整は不要となる。し
たがつて時間と熟練を要せずに済むので組立も
容易になる。
周囲環境の変化によりマイクロスイツチの動
作点が多少変化しても、回転板の停止位置は一
定であり変わらない。
作点が多少変化しても、回転板の停止位置は一
定であり変わらない。
回転板はストツパーに対して低いトルクであ
るため、停止時の衝撃が少なくなり、回転機構
部に対する悪影響もなくなる。
るため、停止時の衝撃が少なくなり、回転機構
部に対する悪影響もなくなる。
第1図は本考案に係る回転式標識板の回転板の
駆動回路、第2図は同回路における各部の出力信
号のタイムチヤート、第3図は回転式標識板の標
識板部分の正面図、第4図a,bは同標識板部分
の動作前後の側面図、第5図は従来の回転式標識
板の回転板の駆動回路である。 第1図において、2……回転板、4……モータ
ー、5……制御回路、6a,6b……マイクロス
イツチ、7a,7b……制動回路、8a,8b…
…遅延回路。
駆動回路、第2図は同回路における各部の出力信
号のタイムチヤート、第3図は回転式標識板の標
識板部分の正面図、第4図a,bは同標識板部分
の動作前後の側面図、第5図は従来の回転式標識
板の回転板の駆動回路である。 第1図において、2……回転板、4……モータ
ー、5……制御回路、6a,6b……マイクロス
イツチ、7a,7b……制動回路、8a,8b…
…遅延回路。
Claims (1)
- 固定板と回転板とを組み合せてなる標識板と、
前記回転板を回転させるモーターと、該モーター
を正転、逆転又は停止させる制御回路と、回転板
の回転に連動して前記制御回路に停止信号発生の
ための確認信号を与えるマイクロスイツチとを備
えた回転式標識板において、前記モーターと制御
回路との間にモーターの速度を制限する制動回路
を挿入し、さらに、前記マイクロスイツチと制御
回路との間に確認信号を遅延的に与える遅延回路
を挿入し、前記マイクロスイツチにより遅延回路
を短絡しておき、回転板の回転に連動したマイク
ロスイツチの動作により前記制動回路の短絡を開
放すると同時に、遅延回路を通じて制御回路に確
認信号を遅延的に与えるように構成したことを特
徴とする回転式標識板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984163823U JPH0244314Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984163823U JPH0244314Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179385U JPS6179385U (ja) | 1986-05-27 |
JPH0244314Y2 true JPH0244314Y2 (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=30721686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984163823U Expired JPH0244314Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244314Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP1984163823U patent/JPH0244314Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6179385U (ja) | 1986-05-27 |
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