JPS63160052A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS63160052A
JPS63160052A JP61307221A JP30722186A JPS63160052A JP S63160052 A JPS63160052 A JP S63160052A JP 61307221 A JP61307221 A JP 61307221A JP 30722186 A JP30722186 A JP 30722186A JP S63160052 A JPS63160052 A JP S63160052A
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guide roller
plate
tape
guide
rack
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Toshitate Kawazu
河津 利建
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビデオテープレコーダやデジタルオーディオ
テープレコーダのように、回転磁気ヘッドを有する磁気
記録再生装置に関する。
(従来の技術) ビデオテープレコーダやデジタルオーディオテープレコ
ーダのような磁気記録再生装置では、カセット内から引
き出したテープをシリンダドラムに摺接させて記録再生
を行う。従って、磁気記録再生装置では、テープをカセ
ット内から引き出してシリンダドラムに巻きつけるため
のテープローディング機構が必要である。
従来の磁気記録再生装置では、テープローディング機構
を、シリンダドラムの外周部に設けたリングギヤによっ
て駆動するようになっている。またFF/REWモード
では、テープをシリンダドラムに巻きつけた状態でテー
プを高速輸送する。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の磁気記録再生装置によれば、テープローディ
ング機構を駆動するためのリングギヤの設置空間を必要
とし、機構全体が大きくなる。またFF/REWモード
ではテープをシリンダドラムに巻きつけた状態でテープ
を高速輸送するため、テープの輸送経路で生じる抵抗力
が大きく、テープをより高速で輸送しようとしても限度
があった。
本発明は、かかる従来の問題点を解消するためになされ
たもので、リングギヤを不要にすることにより部品点数
の削減と構成の簡略化を図ると共に、FF/REWモー
ドにおいてより高速かつ円滑なテープ輸送を可能にした
磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、駆動源によってスライドさせられるスライド
板と、このスライド板のスライドによって移動する第1
のラック板と、この第1のラック板の移動によって回転
する第1の回転ギヤを有し、この第1の回転ギヤによっ
てテープローディング用の第1のガイドローラを移動さ
せる第1のガイドローラ移動手段と、上記スライド板の
スライドによって移動する第2のラック板と、この第2
のラック板の移動によって回転する第2の回転ギヤを有
し、この第2の回転ギヤによってテープローディング用
の第2のガイドローラを移動させる第2のガイドローラ
移動手段と、上記スライド板のスライドによって移動す
る第3のラック板と、この第3のラック板の移動によっ
て回転する第3の回転ギヤを有し、この第3の回転ギヤ
によってテープローディング用の第3のガイドローラを
駆動させる第3のガイドローラ移動手段とを有してなり
、上記第2のガイドローラを上記第1のガイドローラと
第3のガイドローラとの間に配置すると共に、上記第2
のラック板は上記第1、第3のラック板より遅れて上記
第2の回転ギヤとかみ合うように構成したことを特徴と
する。
(作用) スライド板のスライドにより第1、第2、第3のラック
板が移動する。第1、第3のラック板の移動により第1
、第3の回転ギヤが回転し、これらの回転ギヤの回転に
より第11第3のガイドローラ移動手段が第1、第3の
ガイドローラを移動させてテープを引き出す。この状態
ではまだテープはシリンダドラムに巻きつけられない中
間位置にあり、この状態でテープの高速輸送を行うこと
ができる。第2のラック板は第1、第3のラック板より
遅れて第2の回転ギヤとかみ合うため、第2のガイドロ
ーラは第1、第3のガイドローラよりも遅れて移動を始
める。第1、第2、第3のガイドローラが所定の終端位
置まで移動することによりテープローディングが終了し
、テープはシリンダドラムに巻きつけられる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明に係る磁気記録再生装
置の実施例について説明する。
第1図乃至第5図において、シャーシ1には回転式磁気
ヘッドを内蔵したシリンダドラム70が回転自在に設け
られており、同シリンダドラム70を左右方向から挟む
ようにして巻取り側キャッチャ2と供給側キャッチャ6
日がシャーシ1上に固定されている。ただし第1図、第
2図ではシャーシ1は省略されている。シャーシ1の下
側にはスライド板3が左右方向にスライド自在に支持さ
れている。
スライド板3は第9図に示されているように左側が二股
状に形成されこの二股の基部にビン4を有し、二股の一
方の腕端部には折曲部3aを、他方の腕端部に支え軸1
1を、左右方向の中央部に連結軸5を、右側の端部にガ
イド軸7.9を有する。
第1図乃至第5図において、スライド板3の上面には第
2のラック板としての巻取り側ラック板6が重ねられ、
同うフク坂6のガイド溝6b、6cがスライド板3のガ
イド軸7.9に嵌まることによりラック板6はガイド溝
6b、6cの範囲で左右方向に移動可能に保持されてい
る。ガイド軸7の下側にばばね受け8が設けられ、この
ばね受け8とラック板6の右端部に形成された折曲部6
aとの間に引っ張りばね10が掛けられることによりラ
ック板6は第3図において左方に付勢されている。第5
図に示されているように、シャーシ1のガイド溝を貫い
たスライド板3の支え軸11の上端部に止めリング12
が嵌められることによりスライド板3がスライド自在に
支持されている。
スライド板3の左端部にもまた第1のラック板としての
供給側ラック板13が重ねられ、同ラック板13に形成
されたガイド軸14.15がスライド板3のガイド溝に
嵌まることにより同ガイド溝の範囲でラック板13が左
右方向に移動可能に保持されている。上記軸15とスラ
イド板3の折曲部3aとの間には引っ張りばね16が掛
けられ、ラック板13が第3図にいて左方に付勢されて
いる。
第1図、第2図、第4図において、シャーシ1にはラッ
ク板6の側方においてガイド軸31が固定され、このガ
イド軸31を貫いて支持軸3oが固定されている。ガイ
ド軸31には自由端部にガイドローラ19を取りつけた
ガイドローラアーム17が回動自在に取りつけられてい
る。ガイドローラ19は上記アーム17に取りつけられ
たガイドローラ軸18ニヨり回転自在に保持されている
。上記アーム17の基部にはギヤ部17aが形成されて
いる。ガイドローラ軸18には周囲に係合溝18aが形
成されている。
この係合118aには後述のピンチローラアーム22が
嵌まって同アーム22の上下方向の位置決めをなす。ガ
イドローラ19は第3のガイドローラを構成し、ガイド
ローラアーム17は第3のガイドローラ移動手段を構成
し、ギヤ部17aは第3の回転ギヤを構成する。
ガイド軸31にはガイドローラアーム17の上側におい
て座金20を介在させてピンチローラアーム補助板21
とピンチローラアーム22が回動自在に嵌められている
。ピンチローラアーム22は第10図にも示されている
ように一腕の中間部にピンチローラ支持軸24によって
ピンチローラ23が回転自在に保持されており、上記−
腕の先端部は円弧状に曲げられて係合部25をなしてい
る。ピンチローラアーム22の他方の腕部にはばね係止
ピン27が固植されている。上記ピンチローラアーム補
助板21にはばね係止ピン26が固植されている。この
ピン26と上記ピン27の間にばばね28が掛けられ、
このばね28の付勢力によりピン26にピンチローラア
ーム22の側面が当たり、上記補助板21とピンチロー
ラアーム22が暫定的に一体に回動することができる。
前記支持軸30にはピンチローラアーム22の抜は止め
をなす押さえ板29が取りつけられている。
第1図、第2図、第4図において、支持軸30にはガイ
ド軸31の下方においてガイド軸32が保持され、この
ガイド軸32によって第2の回転ギヤをなすガイドロー
ラ駆動用ギヤ33と巻取り側ガイドローラ移動用レバー
34が回動自在に取りつけられている。上記レバー34
の基部には突起34aが形成されており、この突起34
aがガイドローラ駆動用ギ1ヤ33の対応する形状の孔
に嵌入することにより上記ギヤ33とレバー34が一体
的に回転することができる。上記レバー34の自由端部
には軸35が設けられ、この軸35によって連結アーム
36が枢着されている。レバー34と連結アーム36に
よって第2のガイドローラ移動手段を構成している。上
記支持軸30の下端部に形成されたねじ部にばばね受け
38が螺入されており、ばね受け38で受けられたコイ
ルばね37がガイド軸32を上方に付勢して上記ギヤ3
3とレバー34間のがたをな(している。
上記連結アーム36はレバー34とガイドローラ支持板
41を連結するものであり、連結アーム36とガイドロ
ーラ支持板41はシャーシ1のガイド溝67を   ′
Mいた軸42により枢着されている。ガイドローラ支持
板41はシャーシlの上面側にあり、テープを案内する
ガイドローラ39とテープをシリンダドラム70に対し
所定の角度で案内する傾斜ポール4oを有している。シ
ャーシ1上にはローディング終了時におけるガイドロー
ラアーム17の上下方向の位置を決める規制板44が固
定されている。前記ピンチローラシーム補助板21には
係合部45が突設されている。
前記ピンチローラアーム22には同アーム22を第1図
において反時計方向に回動付勢するためのばね54が重
合板55の折曲部55bとの間に掛けられている。重合
板55はシャーシ1の上面側にあるが、スライド板3に
取りつけられた連結軸5によりスライド板3に連結され
ている。重合板55の上にはガイドローラアーム駆動用
ラック板56がスライド可能に乗せられている。このラ
ック板56には軸57とガイドピン58が固着されてお
り、軸57とガイドピン58はそれぞれ重合板55に形
成されたガイド溝60.61に嵌入してこれらガイド溝
60.61の範囲で左右方向に移動することができる。
ラック板56はラック部56aを有し、このラック部5
6aはガイドローラアーム17の基端部に形成されたギ
ヤ部17aとかみ合っている。重合板55の折曲部55
bと上記軸57の間にばばね59が掛けられ、このばね
59によってラック板56が左方に付勢されている。ラ
ック板56は第3のラック板を構成している。
第2図に詳細に示されているように、巻取り側ラック板
6にはガイドローラ駆動用ギヤ33とかみ合うことがで
きる移動用ラック部62が右側に、上記ギヤ33とかみ
合うことができる復帰用ラック部63が左側に設けられ
、これらのラック部62.63の間には欠歯部64が形
成されている。第2図はローディング開始前の状態を示
しており、ギヤ33はラック板6の欠歯部64に隣接す
る復帰用ラック部63に僅かにかみ合ってギヤ33から
ガイドローラ支持板41に至る機構部分の妄動防止が図
られている。
またスライド板3の図において左方へのスライドに伴っ
てラック板6が左方に移動するとき、ラック板6の欠歯
部64の分だけタイミングが遅れてラック部62とギヤ
33がかみ合い、ここで初めてギヤ33が回転を始める
ようになっている。
第1図において、符号65はキャプスタン軸である。シ
ャーシ1にはガイドローラ軸18の移動を案内すると共
にその時計方向への回動位置を規制するための溝66が
形成されている。シャーシ1にはまた、ガイドローラ3
9と軸42が嵌入してガイドローラ支持板41の移動の
案内をなすガイド溝67がシリンダドラム70の右側に
おいてかつ巻取り側キャッチャ2の方に向かって形成さ
れている。シャーシ1にはさらにガイドローラ110と
軸112が嵌入してガイドローラ支持板109の移動の
案内をなすガイド溝69がシリンダドラム70の左側に
おいてかつ供給側キャッチャ68の方に向かって形成さ
れている。
第1図、第5図において、シャーシ1にはスライド板3
の二股の間において軸108が設けられ、軸108には
供給側ガイドローラ移動用レバー100が回動自在に嵌
められている。レバー100の基部には突起100aが
設けられている。軸108にはまたレバー100の下側
に第1の回転ギヤとしての供給側ガイドローラ駆動用ギ
ヤ101が回転自在に嵌められている。レバー100の
自由端部には軸103が固着され、この軸103によっ
て連結アーム102が枢着されている。レバー100と
アーム102は第1のガイドローラ移動手段を構成して
いる。連結アーム102の他端部には軸112によって
ガイドローラ支持板109が枢着されている。ガイドロ
ーラ支持板109にはテープを案内するためのガイドロ
ーラ110が回転自在に支持されると共にシリンダドラ
ム70に対して所定の角度で巻きつけられたテープを案
内する傾斜ポール111が設けられている。
上記ガイドローラ110は第1のガイドローラを構成し
ている。この第1のガイドローラ110と前記第3のガ
イドローラ19との間に第2のガイドローラ39が配置
されている。
上記軸108には回転カム104が回転自在に嵌められ
ている。回転カム104は図示されない駆動源としての
モータによって回転駆動され、第6図に詳細に示されて
いるように、スライド板3のピン4と係合するカム溝1
04aが渦巻き状に360°の範囲以上に形成されてい
る。カム104の下面には図示されない接片が設けられ
ており、この接片が回路基板106(第5図参照)の導
電パターン面に摺接することによりカム104の回転位
置が検出される。カム104の回転位置は第6図に示さ
れているようにrsTOPJ rHALFJ’rPAU
sE J rPLAYJの各位置である。なおギヤ10
1とカム104は一体に連結されている。回路基板10
6は軸108に固定されている。ギヤ101は供給側ラ
ック板13に設けられたラック部13a とかみ合って
いる。
第1図において符号72は磁気テープで、この磁気テー
プ72はカセット71に収納されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第1図はテープローディング前の状態を示しており、テ
ープカセット71が装填され、カセット71の一側縁部
に形成された凹陥部を横切るテープ72よりも内方にピ
ンチローラ23、ガイドローラ19、ガイドローラ39
.110、傾斜ポール40.111等が位置している。
このときスライド板3のピン4は回転カム104のカム
溝104aのうちr 5TOP J領域にある。ピンチ
ローラアーム22の係合部25はばね54の付勢力によ
りガイドローラ支持板41に当接している。
第1図乃至第3図及び第6図において、いま、図示され
ないモータによりカム104が反時計方向に回転駆動さ
れると、ピン4がカム溝104aに押されてガイド板3
が第1図において左方にスライドする。スライド板3に
は供給側のラック板13が取りつけられているためラッ
ク板13も左方へ移動しガイドローラ駆動用ギヤ101
を反時計方向に回転させる。同ギヤ101は突起100
aによってガイドローラ移動用レバー100と回転的に
一体であるためレバー100も反時計方向に回動する。
レバー100の回動により連結アーム102を介してガ
イドローラ支持板109が押され、ガイドローラ110
及び軸102がガイド−a69に案内されつつガイドロ
ーラ支持板109がキャッチャ68の方に向かって移動
し、ガイドローラ110によってテープ72がカセット
71から引き出される。
またスライド板3には連結軸5を介して重合板55が一
体的に連結され、重合板55にはガイドローラアーム駆
動用ラック板56が取りつけられているため、同ラック
板56のラック部56a とガイドローラアーム17の
ギヤ部17aとのかみ合いによりガイドローラアーム1
7は時計方向に回動させられ、アーム17上のガイドロ
ーラ19によりテープ72がカセット71から引き出さ
れる。
一方、スライド板3には巻取り側ラック板6が取りつけ
られ、スライド板3のスライドに伴ってラックFi6も
左方に移動する。しかし、ラック板6には欠歯部64が
設けであるため、スライド板3の当初のスライド行程で
はラック部62とギヤ33はかみ合わず、ガイドローラ
駆動用レバー34は回動しない。スライド板3がさらに
左方にスライドすると、ラック板6のラック部62とギ
ヤ33がかみ合い、レバー34が前記レバー100、ガ
イドローラアーム17の動きに対し遅れて回動し始める
。レバー34が回動し始めると連結アーム36を介して
ガイドローラ支持板41が押され、同支持板41は同支
持板41に設けられたガイドローラ39、軸42がガイ
ド溝67に案内されることによって巻取り側のキャッチ
ャ2に向かって移動する。ガイドローラ支持板41の移
動によりピンチローラアーム22の係合部が押されて同
アーム22は時計方向に回動する。
こうして、第6図においてスライド板3のピン4の位置
にカム溝104aのrHALFJ領域がくるまで回転カ
ム104が回転すると第7図に示されているような動作
状態となる。カム104の上記回転位置はその下面に設
けられた接片と回路基板106の導電パターンとの摺接
状態で検出される。この位置では、テープ72はローデ
ィング途中にあってシリンダドラム70にもまたガイド
ローラ39にも接触しない。従って、軽い負荷状態にあ
って高速でテープ72を輸送することができるため、高
速巻取り(FF)や高速巻戻しくREW )もこの位置
で行われる。
この位置ではガイドローラ19の軸18は溝66によっ
て位置規制され、またガイドローラアーム17が規制板
44で上下方向の位置が規制されることによりガイドロ
ーラ19が正規の位置に規制され、テープ走行時のガイ
ドの動きがなく、安定したテープ走行が行われる。
上記態様から記録再生位置にするには、回転カム104
を第6図においてさらに反時計方向に回転させる。カム
104がさらに反時計方向に回転するとスライド板3は
さらに第7図の位置から左方に移動してガイドローラ支
持板41.109はさらにキャッチャ、2.68に向か
って移動する。カム104はスライド板3のピン4の位
置にカム1104aのrPLAYJ領域が至るまで回転
する。ピン4がカム104のrPLAYJ位置となる前
にガイドローラ110はキャッチャ68に当接し、レバ
ー100はそれ以上回動できなくなるのでギヤ101と
かみ合うラック板13もそれ以上は左方へ移動すること
ができず、スライド板3のみが左方へスライドしてばね
16がさらに付勢される。ばね16の付勢力によりキャ
ッチャ68に対するガイドローラ支持板109の圧接力
が得られる。
一方、ガイドローラ19はその軸18が溝66の終端に
当接することによってそれ以上は移動しないからガイド
ローラアーム17も回動しない。これによりラック板5
6の左方への移動が停止し、これに対しスライド板3と
共に重合板55が左方に移動するためばね59がさらに
付勢され、この付勢力がガイドローラ19の位置決めの
ための付勢力となる。
またレバー34はギヤ33とラック板6のラック部62
とのかみ合いによって回動し、ガイドローラ支持板41
はさらにガイド溝67に案内されて移動し、ピンチロー
ラアーム22もその係合部25とガイドローラ支持板4
1との係合によりさらに回動する。ガイドローラ支持板
41がキャッチャ2の近傍まで移動するとピンチローラ
アーム補助板21の係合部45が重合板55の折曲部5
5aの左側であって同折曲部55aの移動通路上に進出
するため、重合板55の左方への移動によりその折曲部
55aが上記係合部45を押して上記補助板21を時計
方向に回動させ、ばね28を蓄勢する。ばね28の蓄勢
力によりピンチローラアーム22が時計方向に回動させ
られ、第8図のようにアーム22の係合部25がガイド
ローラ支持板41から離間する。アーム22の回動によ
りピンチローラ23がテープ72をキャプスタン軸65
に圧接させ、そのあとばね係止ピン26とアーム22と
が離間しばね28が拡張されることによりキャプスタン
軸65に対するピンチローラ23の所定の圧接力を得る
こうしてガイドローラ39がキャッチャ2に当接して位
置決めされたのちはばね10(第2図参照)が拡張する
ことによりキャッチャ2に対するガイドローラ39の所
定の圧接力が得られる。この位置ではピンチローラアー
ム22が軸18の係合溝18aに嵌入するのでアーム2
2の上下方向の位置決めがなされ(第4図、第8図参照
)テープが安定に走行する。こうして各部材は第8図に
示されている状態となり、テープ72がシリンダドラム
70に所定角度巻かれて記録再生状態となる。
上記記録再生状態からカム104を第6図において時計
方向に戻してピン4の位置にrPAtlsE J領域を
至らしめるとポーズ状態となる。ポーズ状態では第8図
の記録再生の状態からスライド板3が右側に移動し、重
合板55の折曲片55aが右側に移動してピンチローラ
アーム補助板21が反時計方向に回動し、ピンチローラ
アーム22がばね54により回動させられてピンチロー
ラ23がキャプスタン軸65から離間させられる。これ
に対しガイドローラ39.110はそれぞれキャッチ中
2.68に対する圧接力が弱くなるだけで、キャッチャ
2.68に当接したまである。従って、テープ72はシ
リンダドラム70に巻かれた状態のまま輸送はされない
ポーズ状態となる。
テープ72をカセット71内に巻き込むアンローディン
グ動作は、以上述べたローディング動作の逆の動作によ
って行われる。アンローディング動作の最終行程では、
第2図のようにギヤ33がラック板6の復帰用ラック部
63に僅かにかみ合って第2のガイドローラ移動手段の
妄動を防止する。
上記実施例によれば、スライド板のスライドにより第1
、第3のガイドローラをガイド溝に沿って移動させるよ
うにしたから、従来のようにシリンダドラム外周部のリ
ングギヤによってガイドローラ支持板を移動させる必要
がなく、部品点数の削減と機構の簡略化及び小型化を図
ることができる。また第1、第3のガイドローラの間に
、これら第1、第3のガイドローラよりも遅れて移動す
る第2のガイドローラを設けたため、第1、第3のガイ
ドローラによってテープを引き出しながらテープをシリ
ンダドラムに押しっけない中間状態を作ることができ、
この中間状態でテープを高速輸送することができるから
、テープにかがる抵抗力を小さくした状態でより迅速か
つ円滑な高速輪送を行うことができる。上記中間位置に
おける回転カム104のカム溝1048は同心円状の溝
になっているため、回転誤差が多少あっても第1、第3
のガイドローラには動きがなく、テープの高速輸送を安
定に行うことができる。上記カム104の回転をスライ
ド板3の直線運動に変え、さらにラック板と回転ギヤに
よってガイドローラを移動させるようにしているため、
ラック板と回転ギヤのかみ合い関係によって第1、第2
、第3のガイドローラ相互の移動のタイミングを自由に
調整することができる。また第2のガイドローラの移動
のタイミングは第2のラック板の切欠部によって自由に
調整することができる。
なお、ピンチローラアーム22はガイドローラ支持板4
1と実質一体の部材、例えばガイドローラ39の軸部等
に係合させるようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、スライド板のスライドにより第1、第
3のガイドローラをガイド溝に沿って移動させるように
したから、従来のようにシリンダドラム外周部のリング
ギヤによってガイドローラ支持板を移動させる必要がな
く、部品点数の削減と機構の簡略化及び小型化を図るこ
とができる。
また第1、第3のガイドローラの間に、これら第1、第
3のガイドローラよりも遅れて移動する第2のガイドロ
ーラを設けたため、第1、第3のガイドローラによって
テープを引き出しながらテープをシリンダドラムに押し
つけない中間状態を作ることができ、テープにかかる抵
抗力が小さい上記中間状態でより迅速かつ円滑な高速輸
送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気記録再生装置の実施例を示す
ものでテープローディング前の状態の平面図、第2図は
同上実施例の一部分を示す平面図、第3図は上記実例の
正面断面図、第4図は上記実施例の巻取り側ガイドロー
ラ部分の側面断面図、第5図は同じく供給側ガイドロー
ラ部分の側面断面図、第6図は上記実施例中の回転カム
の部分を示す平面図、第7図は上記実施例のテープロー
ディング途中の状態を示す平面図、第8図は上記実施例
の記録再生状態を示す平面図、第9図は上記実施例中の
スライド板を示す平面図、第10図は上記実施例中のピ
ンチローラアームを示す平面図である。 3・・スライド板、  6・・第2のラック板、13・
・第1のラック板、 I7・・第3のガイドローラ移動
手段1,17a・・珊3の回転ギヤ、19・・第3のガ
イドローラ、 33・・第2の回転ギヤ、 34.36
・・第2のガイドローラ移動手段、39・・第2のガイ
ドローラ、 56・・第3のラック板、  100.1
02  ・・第1のガイドローラ移動手段、  101
・・第1の回転ギヤ、  110・・第1のガイドロー
ラ。 I′fF)Z 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動源によってスライドさせられるスライド板と、 このスライド板のスライドによって移動する第1のラッ
    ク板と、 この第1のラック板の移動によって回転する第1の回転
    ギヤを有し、この第1の回転ギヤによってテープローデ
    ィング用の第1のガイドローラを移動させる第1のガイ
    ドローラ移動手段と、上記スライド板のスライドによっ
    て移動する第2のラック板と、 この第2のラック板の移動によって回転する第2の回転
    ギヤを有し、この第2の回転ギヤによってテープローデ
    ィング用の第2のガイドローラを移動させる第2のガイ
    ドローラ移動手段と、上記スライド板のスライドによっ
    て移動する第3のラック板と、 この第3のラック板の移動によって回転する第3の回転
    ギヤを有し、この第3の回転ギヤによってテープローデ
    ィング用の第3のガイドローラを駆動させる第3のガイ
    ドローラ移動手段とを有し、上記第2のガイドローラを
    上記第1のガイドローラと第3のガイドローラとの間に
    配置すると共に、上記第2のラック板は上記第1、第3
    のラック板より遅れて上記第2の回転ギヤとかみ合うよ
    うに構成したことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP61307221A 1986-12-23 1986-12-23 磁気記録再生装置 Granted JPS63160052A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006086518A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Remy Inc 電気ソレノイドの水分排出膜

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JP2006086518A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Remy Inc 電気ソレノイドの水分排出膜

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