JPS63158425A - 重量計量装置 - Google Patents

重量計量装置

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JPS63158425A
JPS63158425A JP30731586A JP30731586A JPS63158425A JP S63158425 A JPS63158425 A JP S63158425A JP 30731586 A JP30731586 A JP 30731586A JP 30731586 A JP30731586 A JP 30731586A JP S63158425 A JPS63158425 A JP S63158425A
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Kengo Fukuda
謙吾 福田
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Yamato Scale Co Ltd
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、受皿に被計量物を載置し、直流的な定常状
態(静止状態)になる以前の安定した振動状態下におい
て、被計量物の正確な重量が検出できる重量計量装置(
単に計量装置ともいう)に関する。
(従来技術) 一般に、秤等の計量装置には、第5図に示すように、バ
ネ、ロードセル等の弾性体lを有する検出部が用いられ
、この弾性体1は、下端が機台2等の固定側に支持され
、上端に受皿3を介してその上に被計量物4をR置する
よう構成されている。
ところで、このように構成された計量装置において、受
皿に被計量物を載置し、その被計量物の重量を測定する
場合、自由振動させると、第9図の実線に示すように、
載置の際にその衝撃のピークが生じるとともに振動が重
畳し、載置が完了してはじめて振動の中心変位は一定(
安定した振動状態)に達するが、なお振動は持続する。
このような振動状態を呈する検出値を増幅し、A/D変
換しても、得られた値は振動的な成分を有して安定しな
いため、正確な重量を得ることができなかった。
このため〈従来、上記構成の計量装置に、被計量物を載
置する受皿と機台側との間に減衰用のダンパーを付設し
、また信号回路あるいは増幅回路に直列にフィルターを
設けるのが一般的であった。
このように、計量装置にダンパーあるいはフィルターを
設は又信号回路あるいは増幅回路に直列にフィルターを
設けると、第9図の一点鎖線に示すような時間的応答を
有する検出値が得られ、所定時間範囲経過後には上記検
出値は直流的な定常状態になり、正確な重量を得ること
ができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のように計量装置にダンパーとフィ
ルターを設けても、−aに、検出値が直流的な定常状態
に達するまでには比較的長い応答遅れを有し、例えば、
高精度且つ高感度の計量装置を得ようとして、それに応
じた強いダンパーと、低周波の有害振動に対して有効な
フィルターを設けても、被計量物の載置完了後一般に0
.6〜1秒程度の時間が必要であった。
また、この場合には、高価なダンパーとフィルターを必
要とし、装置自体もその分天型になるという欠点を有し
ていた。
本発明は、上述のような現況に鑑みおこなわれたもので
、被計量物を受皿にf2置しこの被計量物が受皿に対し
相対的に静止した後(載置完了後)、振動が安定した状
態下(第9図T、以降の状態下)においてその振動のデ
ータを用いて、極短い時間で被計量物の重量を検出でき
る重量計量装置を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) 本発明である重量計量装置は、被計量物を載置した弾性
体が安定した振動状態を呈する状態下において、被計量
物の重量を検出するよう構成された重量計量装置であっ
て、 上記重量計量装置が、少なくとも、被計量物の重量が作
用し該重量に合わせて変形する弾性体を備えこの弾性体
の各変位点での変化速度あるいは弾性体の変位を得るた
めのデータを出力する検出部と、この検出部からのデー
タをサンプリング(量子化)するA/D変換部と、時系
列になったA/D変換部からの出力信号から各変位点で
の変化速度の絶対値を得る変化速度算出器、各変位点毎
に上記変化速度の絶対値を積算記憶する積算記憶器、積
算記憶器に記憶されたデータの内から最大値を持つ変位
点を判別しこの変位点の値を被計量物の真価として出力
する極値判別器を有する演算ユニットとを具備すること
を特徴とする。
(作用) しかして、このように構成された本重量計量装置は、検
出部で連続的に検出された弾性体の変化速度あるいは変
位に関する検出値(データ)はA/D変換部で時系列化
され、演算ユニットの、変化速度算出器において時系列
化された検出値から各変位点での変化速度の絶対値が算
出され、積算記憶器でこれらの変化速度の絶対値が各変
位点毎に積算記憶され、極値判別器で上記積算記憶され
たデータの内最大値をもつ変位点が判別される。そして
、この最大値をもつ変位点の値(変位点の位置;弾性体
の変形fi)が出力される。従って、通常の重量計量装
置においては、この値に弾性体の弾性係数を掛けて、被
計量物の計量値を表示することとなる。
上述のように、最大値となる変位点の値を、定常状態に
おける被計量物による弾性体の変形量とみなすのは、安
定した振動状態下において、振動変位の同じ変位点にお
ける変位速度の絶対値を各変位点毎に積算すると、被計
量物の重量値となる変位点では、弾性体の弾性エネルギ
ーと速度の関係から最も速い速度で通過するためである
(実施例) 以下、本発明の重量計量装置に用いられている基本的な
考え方である重量検出方法を説明し、続いて実施例であ
る重量計量装置について説明する。
第5図に示す如く、重力の方向を正とする工座標を与え
、計量開始時刻からの時間をtとすると、モデル化され
たロードセル等の弾性体1を有する計量装置において、
受皿3上に被計量物4が載置され、弾性体lに荷重が加
わった場合の振動の変位X (t)は、下記の(1)式
で表される。
X (t) =Acos act +Bs1n ωt 
+P・・・ (1) lの等価バネ定数、Mは受皿3の等価質量、mは被計量
物4の等価質量、9は重力加速度を表す。
ところで、上記Pは定常状態になった際に得られる値で
ある直流成分、rAcosωt+Bs1nωt」は調和
振動成分、ωは振動系の固有振動数である。
いま、第7図の実線に示す振動状態の内で、第6図(a
)に示す如き所定時間範囲(T1. T2) 、所定変
位範囲(Xl、 X2)について計測すると、上記(1
1式で表される振動X (t)は、ある変位点X、 (
Zε〔χl、に2〕)を複数回通過する。いま仮に、上
記振動が、変位点りを(T1. T2)内にn回通過し
、上記変位点美をi回目に通過する時刻をt □:、、
t)、i=1.・・・、 n (x4)とすると、下記
の(2)式の如く表される。
)CI=X (t (r、+、  1) ) =X (
t (:lC1,2))−・・・=X (t  (:C
1,i) )−・・・また、変位点論における振動の速
度は、下記の(3)式の如く表される。
・・・ (3) 従って・ t ” 1 * ・me、  n (工) ・・・ (
4)装置系に依存する単調関数である。) 上記(4)式の如く表されるViを工の関数とし、第6
図(b)に示すように各変位点についてViを積算する
と、下記の(5)式が得られる。
F (x) =  Σ Vi  (1)   ・・・ 
(5)I11 上記(11弐においてX (t)=Pとなるとき、弾性
エネルギーと変位速度との関係より、また減衰振動の場
合には通過する回数が最も多(なることより、変位速度
Viの積算値(シ、〜Va(ェ))が極値(第6図(b
)において最大値;F(1) 、AI )をもつことか
ら、極値を求める下記の(6)式を満足するχの4fi
(=:cp)が直流成分となる(第6図(b)参照)。
この直流成分工pから、被計量物の重量m (=尚、上
記極値は、上述のように変位速度の積算値を表す関数F
 (x) f:cで微分することにより求めてもよいし
、あるいは各変位点の積算値を単純に比較することによ
り求めてもよい。
本発明にかかる重量計量装置は、上記重量検出方法を利
用しており、以下この計量装置について説明する。
第1図は本実施例にかかるロードセル式の計量装置の検
出部の概略構成を示す構成図、第2図は同計量装置全体
の概略の構成を示すブロック図である。
本実施例にかかる計量装置の検出部lOは、第1図に示
すように、機台12から突出したロードセル支持台15
にロードセル11の固定端側か取着され、このロードセ
ル11の自由端側には支持枠16が取着されることによ
り構成されている。また、この支持枠の上端には受皿1
3が取着され、ロードセル11の自由端側か受皿13上
の被計量物14の重量により変位するよう構成されてい
る。
そして、上記検出部10は、第2図に示すように、電気
的にアンプ21に接続され、このアンプ21はA/D 
(アナログデジタル)変換器22を介して、演算ユニッ
ト30に接続されている。この演算ユニット30は、差
分器31、積算記憶器32、極値判定器33を有し、本
実施例では、本演算ユニット30はこれらの各機能を備
え第4図のフローチャートに示す如き一連の処理を行う
ワンチップのマイクロコンピータで構成されている。
本計量装置においては、検出部で検出された検出値を増
幅するために、検出部と演算処理する演算ユニツl−3
0との間にアンプ21が介装されているが、このため、
本装置においては上述しり(l)式ニオケルPハP=G
r5−9トナル。尚、Gはアンプ21のゲインである。
しかして、ロードセル11により検出部10で検出され
た振動状態を呈する検出値(変位)xl(t) (ここ
でXlはA/D変換器の検出部側での検出値を示す)は
、アンプ21で増幅されて検出値X (t)になり、A
/D変換器22でデジタル信号に変換され、演算ユニッ
ト30に伝達される。即ち、連続的に変化するアナログ
値である検出値X (t)は、量子化された時系列にな
るので、演算ユニットにおいてはX (t)は整数値、
tは正の整数値となっている。いま、このようにデジタ
ル化された検出値をXo(t)とする。
上記(3)、(4)式の微分処理は、差分器31におけ
る検出値Xs (t) (D差分処理(Xo (t) 
 X(t−1))で代用されている。また、かかる速度
は、絶対値になるよう処理され、負の速度もその絶対値
が用いられる。
そして、このように差分器31で得られた刻々の変位速
度(絶対値)は、所定時間範囲(Tl、T2〕、所定変
位範囲(Xl、X2 )内のものが、各変位点毎に積算
記憶器32の予め定められたアドレス(ADD(XI)
 〜ADD(X2))ニ積算記憶される(第3図参照)
、所定時間範囲内(TIからT2まで)に得られた、積
算記憶器32内のデータが極値判定器33によってユそ
のアドレスに記憶されている値(積算値)の内、極値(
本装置においては最大値)を示す変位点Xpが判定され
る。この積算記憶器32は上述の(5)式を実行し、極
値判定器33は上述の(6)式を実行することとなる。
そして、上記判定により得られた極値を示す変位点Xp
が直流成分で、この直流成分χpから被計量物の重量m
 (=N)を検出することができる。なぜなら、弾性エ
ネルギーと速度との関係より、直流成分の変位点を通過
する速度が最も速くなるためである。
本計量装置は、上述のように、比較的簡単な構成でもっ
て、振動状態下においても、被計量物の正確な重量を正
確に得ることができる。また、被計量物の重量を得るた
めのデータは、極短時間の内に多くのデータが得られる
(例えば、計量装置の極振動周波数が20〜40サイク
ルとすれば、0.25秒〜0.5秒間に10回の振動が
生じ、この間に20回程度ものデータの採取が可能とな
る)ため、短時間で正確な計量ができる。
尚、上記実施例ではロードセルにより振動の変位を検出
しこの変位から振動の速度を算出しているが、これに代
えて第7図に示すように、弾性体1°に該弾性体の速度
を検出する速度計11”を付設し、第8図に図示するよ
うに、上記速度計(第8図においては検°出部101の
中に含まれている)から得られた検出値(各変位点の位
置と速度)を、アンプ21A  ’、 21B ’、及
びA/D変換器22A  ’、22B”で増幅・サンプ
リング処理して、演算ユニット30°で所定の処理、即
ち各変位点での変位速度の絶対値を求め、この値を積算
・記憶処理し、極値を判定するよう構成してもよい。
(発明の効果) 本発明にかかる重量計量装置によれば、従来正確な計量
が不可能であった、安定した振動状態下においても、正
確な計量が可能になる。しかも、短時間(従来の2〜3
倍の速さ)で計量することができる。従って、従来のよ
うに、弾性体が定常状態になるまで、待つ必要がないた
め、コンベヤ等で移送されるライン上の大量の物を正確
且つ迅速に計測できる。即ち、移送工程において移送し
ている物を計量しなればならない場合、従来この計量工
程でかなりの時間を要し、移送速度がこの計量処理時間
に拘束されていたが、本発明にかかる重量計量装置を用
いれば、移送速度を大幅に向上させることができる。
しかも、変位の信号から得られる情報を積算して被計量
物の質量を検出しているので、平均値が0の外乱に対し
て計量誤差が発生しにくい。
また、比較的簡単な構成よりなるため、実施化が容易で
あり、重量検出処理に要する時間が短くて済み且つ高い
信幀性が期待できる。
また、本発明にかかる重量計量装置によれば、実施に際
し、従来の重量計量装置の如き、減衰用のダンパーが不
要になるため、大幅に生産原価を低減することができ、
且つ粘性抵抗要素がなくなるので、急激に被計量物を積
載した時に生じる衝撃が計量誤差として残ることがなく
、また装置の小型化も可能となる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例にかかるロードセル式の計量装置の検
出部の概略構成を示す構成図、第2図は同計量装置全体
の概略構成を示すブロック図、第3図は各変位点と積算
記憶装置のアドレスとの関係を示す図、第4図は演算ユ
ニット内の処理プロセスを示すフローチャート、第5図
は計量装置の概略構成をモデル化した構成図、第6図(
a)、 (b)は第5図の構成を有する計量装置におけ
る変位と時間及び変位と変位速度の関係を表した線図、
第7図は速度計を弾性体に付設した形式の実施例を示す
検出部の構成を示す構成図、第8図は第7図に示す実施
例における全体の構成を示すブロック図、第9図はばら
ものを落下させたときの種々の振動の状態を示す線図で
ある。 11・・・ロードセル(弾性体)、10・・・検出部、
22・・・A/D変換器、31.・・・差分器(変位速
度算出器)、30・・・演算ユニット、32・・・積算
記憶器、33・・・極値判定器、。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被計量物を載置した弾性体が安定した振動状態を呈する
    状態下において、被計量物の重量を検出するよう構成さ
    れた重量計量装置であって上記重量計量装置が、少なく
    とも、被計量物の重量が作用し該重量に合わせて変形す
    る弾性体を備えこの弾性体の各変位点での変化速度ある
    いは弾性体の変位を得るためのデータを出力する検出部
    と、この検出部からのデータをサンプリングするA/D
    変換部と、時系列になったA/D変換部からの出力信号
    から各変位点での変化速度の絶対値を得る変化速度算出
    器、各変位点毎に上記変化速度の絶対値を積算記憶する
    積算記憶器、積算記憶器に記憶されたデータの内から最
    大値を持つ変位点を判別しこの変位点の値を被計量物の
    真値として出力する極値判別器を有する演算ユニットと
    を具備することを特徴とする。
JP30731586A 1986-12-22 1986-12-22 重量計量装置 Expired - Lifetime JPH079376B2 (ja)

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JP30731586A JPH079376B2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22 重量計量装置

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JP30731586A JPH079376B2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22 重量計量装置

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JPS63158425A true JPS63158425A (ja) 1988-07-01
JPH079376B2 JPH079376B2 (ja) 1995-02-01

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JP30731586A Expired - Lifetime JPH079376B2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22 重量計量装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005064292A1 (en) * 2003-12-26 2005-07-14 Eui-Jung Lee Device and method for measuring weight

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005064292A1 (en) * 2003-12-26 2005-07-14 Eui-Jung Lee Device and method for measuring weight

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Publication number Publication date
JPH079376B2 (ja) 1995-02-01

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