JPS63156264A - ネツトワ−ク構成変更処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 通信制御装置が持つネットワーク構成定義情報を動的に
変更する場合に、その構成変更の履歴情報を保存してお
くと共に、その構成変更情報が盛り込まれた新しい構成
定義デックを出力し、ＮＣＰの再ローデイング時には、
自動的に構成定義情報が最新状態に復元されるようにし
ている。また。

Ｎ　ＣＰの再ジェネレーション時には、新しい構成定義
デックによって、最新状態のネットワーク構成定義情報
を作成できるようにしている。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ネットワーク構成定義情報を管理する通信制
御装置を持つシステムに係り、特に、ネットワーク構成
定義情報を動的に変更した後に。

ＮＣＰを再ローディングした場合に、最新状態に自動的
に復元されるようにしたネットワーク構成変更処理方式
に関するものである。

（従来の技術〕 通信制御装置（ＣＣＰ）上で動作するネットワークコン
トロールプログラム（ＮＣＰ）のロードモジュールは、
ネットワーク構成定義情報を含むＮＣＰ定義デックから
、ジェネレーシヨン・フェーズを経て作成される。ＮＣ
Ｐロードモジュールは、ホスト処理装置からの指示によ
り、ｃｃｐにローディングされる。

従来、このＣＣＰが管理するネットワーク構成定義情報
を変更する場合、ＮＣＰ定義デックを変更して再ジェネ
レーションする方式と１動作中にホスト処理装置のコン
ソールから構成変更コマンドを投入し、そのコマンドに
よる変更情報を、ＮＣＰに反映する方式とがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ＮＣＰ定義デックを変更味て再ジェネレーションする方
式の場合、ジェネレーションに時間がかかり、また、そ
の結果を反映するときに、オンラインサービスを中断し
なければならないという問題がある。

構成変更コマンドにより、動的に変更する方式によれば
、オンラインサービスを続行したまま変更できるが、Ｎ
ＣＰロードモジュールに反映されないため、ＮＣＰを再
ローディングした場合に。

変更情報が元に戻り、その復元に手間がかかるという問
題がある。また、ＮＣＰ定義デックに対しても、変更点
の反映がなされないため９次に再ジェネレーションを行
う場合には、必ずＮＣＰ定義デフクを、それまでの構成
変更に合わせて変更しなければならないという問題があ
る。なお、ＮＣＰロードモジュールを、構成変更コマン
ドにより直接的に変更することは、ＮＣＰロードモジュ
ールが１通信制御装置のメモリの内容に、そのままの形
で対応するわけではないので困難であり、変更できたと
しても１例えば構成変更に誤りがあった場合に、再立ち
上げに支障をきたすという弊害が生しる。

本発明は上記問題点の解決を図り、構成変更コマンドの
投入後における再ローディングでは、自動的に最新状態
への復元がなされ、また次にＮＣＰのジェネレーション
を行う場合にも、常に最新状態が維持できる方式を提供
することを目的としている。

〔問題点を解決す°るための手段〕

第１図は本発明の基本構成例を示す。

第１図において、１０はＣＰＵおよびメモリを有するホ
スト処理装置、１１は通信制御装置（ＣＣＰ）、１２は
オペレータ・コンソール、１３は構成変更コマンドを処
理するコマンド処理部、１４はネットワーク構成定義情
報の変更情報を通信制御装置１１へ送出する変更情報送
出部、１５は変更された新構成定義デックを出力する新
構成定義デック出力部、１６は構成変更コマンドの７歴
情報を保存するａ層情報保存処理部、１７Ａは通信制御
装置１１に対するローディングを処理するローダ２１７
Ｂはローディング完了通知を受は付けるローディング完
了受付部、１８はローディング後にネットワーク構成定
義情報の変更情報を読み出す変更情報読出し部、１９は
通信制御装置１１上で動作する命令およびデータからな
るネットワークコントロールプログラム（ＮＣＰ）、２
０はネットワーク構成定義情報を動的に修正する構成定
義情報修正処理部、２１はネ７）ワーク構成定義情報を
持つネットワーク間連制マπ表、２２はデータ通信用の
回線、２３はＮ　ＣＰロードモジュールの作成に用いら
れる構成定義デック記憶部。

２４は構成定義デック記憶部２３からＮＣＰロートモジ
ュールを作成するＮＣＰジェネレータ、２５はＮＣＰロ
ードモジュール、２６は構成定義デック記憶部２３の内
容に構成変更の情報が盛り込まれた情報を記憶する新構
成定義デック記憶部。

２７は構成変更コマンドの履歴情報を記憶する履歴情報
記憶部を表す。

ＮＣＰロードモジュール２５は、構成定義デック記憶部
２３に格納された構成定義デックに基づき、ＮＣＰジェ
ネレータ２４によって作成されたものである。ＮＣＰロ
ードモジュール２５は、システムの立ち上げ時に、ホス
ト処理装置１０におけるローダ１７Ａの指示により２通
信制御装置１１にローディングされる。ＮＣＰロードモ
ジュール２５がロードされると、ＮＣＰ１９の初期設定
部により９回線制御表や端末制御表などのネ−／　トワ
ーク関連制御表２１の初期化が行われる。

コマンド処理部１３は、ネットワーク関連制御表２１の
内容を動的に変更する構成変更コマンドを、オペレータ
・コンソール１２から入力して。

処理するものである。構成変更コマンドが入力されると
、変更情報送出部１４は、構成変更コマンドの内容を変
更データに変換し２通信制御装置１１のＮＣＰ１９へ送
る。ＮＣＰ１９では、構成定義情報修正処理部２０によ
って、受信した変更データに基づき、ネットワーク関連
制御表２１を修正する。

本発明の場合、変更情報送出部１４による変更データの
送出後に、さらに新構成定義デック出力部１５が起動さ
れる。新構成定義デック出力部１５は、新構成定義デッ
ク記憶部２６の有無をチェックし、ない場合には、構成
定義デック記憶部２３の内容をコピーして作成する。そ
の新構成定義情報デック記憶部２６において、構成定義
情報に関する定義デックの構成変更コマンドによる変更
箇所を、コメントで明示して、変更内容を反映する。

履歴情報保存処理部１６は、投入された構成変更コマン
ドを、履歴情報記憶部２７上に保存する処理を行うもの
である。

構成変更が行われた後のシステムの再立ち上げでは１通
信制御装置１１へのＮＣＰロードモジュール２５０ロー
ディング後に、ローディング完了受付部１７Ｂが起動さ
れる。そして、変更情報読出し部１８は、履歴情報記憶
部２７に記憶される履歴情報を読み出し、その有無をチ
ェックして。

構成変更コマンドの履歴情報がある場合には、変更情報
送出部１４を経由し、その変更データをＮＣＰ１９へ送
出する。これにより、構成定義情報修正処理部２０によ
って、ネットワーク関連制御表２１が修正される。

〔作用〕

本発明によれば、構成変更コマンドによって。

ネットワークに関連する構成定義情報の更新、追加、削
除等が動的に行われると、新構成定義デック出力部１５
によって、その構成変更コマンドに相当する構成定義デ
ックの更新、追加、削除等の情報が、新構成定義デック
記憶部２６に出力される。従って、ＮＣＰジェネレータ
２４によって。

ＮＣＰのジェネレーションを行うときに、構成定義デッ
ク記憶部２３ではなく、新構成定義デック記憶部２６に
記憶されている新しい構成定義デックを使用すれば、常
に最新のネットワーク構成定義情報が、ＮＣＰロードモ
ジュール２５に反映されることになる。

また、投入された構成変更コマンドは、履歴情報保存処
理部１６によって、１！！歴情報記憶部２７に記憶され
、ＮＣＰロードモジュール２５のローディングが行われ
ると、変更情報読出し部１８によって、以前に投入され
た構成変更コマンドに関する変更データが、ＮＣＰ１９
へ送られる。従って、オリジナルのネットワーク関連制
御表２１に対して、構成変更コマンドが再度投入された
と同じように修正が施され、ネットワーク関連制御表２
１は、最新状態に維持されることになる。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例に係る構成定義情報の変更例
、第３図は本発明の一実施例処理説明図を示す。

第２図において、符号１９．２７は第１図のものに対応
し、３０はオリジナルの構成定義デック。

３１は構成変更コマンドによって作成／更新された新構
成定義デック、３２は構成変更コマンド。

３３はネットワーク関連制御表の１つである回線制御表
を表す。

構成定義デック３０は、第１図に示す構成定義デック記
憶部２３に記憶されるデータであって。

ＮＣＰジェネレータ２４が解釈するマクロとパラメータ
（直の列からなる。

第２図に示す構成変更コマンド３２は、コマンド名がｒ
ＦＪで、ネットワーク通信関係であることを示す。第１
パラメータのｒＮＳＰＪは、処理対象がＮＣＰにおける
ネットワークサービスプログラム（ＮＳＰ）であること
を示している。サブコマンドが「ＤＲ」で、構成変更を
指示することを示す。次の「０１」は、ＮＣＰに付与さ
れた通番であり、ｒＬＩＪは定義識別情叩である。［Ｒ
ＥＴＲＹ＝５Ｊは、定義ＬｌのＲＥＴＲＹパラメータの
値を５にすることを示している。

ＲＥ、ＴＲＹパラメータは、エラー発生時における再試
行回数を指定するものであるが、ＮＣＰＩ９のＬｌに該
当する回線制御表３３では、最初。

例えばディフォルト値の「２」となっている。構成変更
コマンドが投入されると１回線制御表３３において、こ
のＲＥＴＲＹパラメータが「５」に変更されることにな
る。なお、構成変更コマンドによって、パラメータ値の
変更だけではなく、新しい回線制御表の追加や削除等も
可能である。

構成変更コマンド３２が投入されると、第２図に示すよ
うに新構成定義デック３１が作成される。

新構成定義デック３１は１元の構成定義デック３０に、
構成変更コマンド３２による変更情報が盛り込まれた情
報を持つ。追加等があったレコードには９例えばｒ＊Ａ
ＤＤＥＤ　８６／１２１０２　Ｊというようなコメント
が付加される。このコメントによって、変更種類や変更
時期などの判別ができる。

投入された構成変更コマンド３２は、履歴情報記憶部２
７に、そのままの形で記憶される。ＮＣＰ１９の再ロー
ディングが行われた場合９回線制御表３３のＲＥＴＲＹ
パラメータは、一旦１元の「２」に戻るが、履歴情報記
憶部２７から読み出した構成変更コマンドの履歴によっ
て、「５」に復元されることになる。

次に１本発明の一実施例による処理の流れを。

第３図に従って説明する。以下の説明における番号■〜
■は、第３図に示す処理■〜［相］に対応する。

第３図（イ）は、第１図に示すコマンド処理部１３の処
理を示している。

■　構成変更コマンドが投入されると、その形式に関す
るシンタックス・チェックを行う、コマンド形式に誤り
があれば、エラーメツセージを表示し、処理を終了する
。

■　コマンドの内容を、予め定められた形式の変更デー
タに変換する。

■　変更データをＮＣＰへ送る。

■　Ｎ　ＣＰからの応答を待ち、ＮＣＰからの応答があ
ったならば、結果の良否を判定する。エラーがあれば、
エラーメツセージを表示し、処理を終了する。

■　新構成定義デックが存在するか否かを判定する。以
前にも構成変更コマンドが投入されている場合には、新
構成定義デックが既に作成されているので１次の処理■
をスキップする。

■　今回の構成変更コマンドが、ジェネレーション後に
おける最初の構成変更コマンドである場合には、新構成
定義デックが存在しないので。

元の構成定義デックをコピーし、新構成定義デックを作
成する。

■　新構成定義デックにおいて、構成変更コマンドによ
る変更点を探し、その構成変更コマンドの内容を反映す
る。その際、変更箇所についてコメントを付加し、変更
の種類１時期等を明示する。

■　構成変更コマンドの履歴情報を、ＤＡＳＤ上に設け
られた履歴情報記憶部２７に保存し、処理を終了する。

第３図（ロ）は、第１図に示す構成定義情報修正処理部
２０の処理を示している。

［相］　ホスト処理装置からネットワーク構成定義情報
の変更データが送られてきたならば、その内容について
、内容的に矛盾がないかどうかのセマンテインク・チェ
ックを行う、エラーがあれば１次の処理■をスキップし
、エラーを通知する。

■　変更データに応じて、ネットワーク関連制御表の修
正を行う。

■　処理完了をホスト処理装置のコマンド処理部１３に
通知し、修正処理を終了する。

第３図（ハ）は、第１図に示すローダ１７Ａおよびロー
ディング完了受付部１７Ｂの処理概要を示している。

■　通信制御装置を始動する場合、ＮＣＰを通信制御装
置のメモリにローディングする処理を行う。

［相］　ローディングが完了したならば、構成変更コマ
ンドの履歴情報があるかないかを調べる。ない場合には
、処理■をスキップして１次の処理へ移る。

［相］　履歴情報がある場合、その履歴情報を所定の変
更データに変換して、ＮＣＰへ送る。必要に応じて、Ｎ
ＣＰからの応答を待ち５次の処理へ移る。

〔発明の効果〕

以上説明したように９本発明によれば、動的にネットワ
ークの構成変更がなされた場合に、再ローディングに対
しても、また再ジェネレーションに対しても、自動的に
変更内容を反映させて５最新状態を維持することができ
るようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本構成例、第２図は本発明の一実施
例に係る構成定義情報の変更例、第３図は本発明の一実
施例処理説明図を示す。 図中、１０はホスト処理装置、１１は通信制御装置、１
２はオペレータ・コンソール、１３はコマンド処理部、
１４は変更情報送出部、１５は新構成定義デック出力部
、１６は履歴情報保存処理部、１７Ａはローダ、１７Ｂ
はローディング完了受付部、１８は変更情報読出し部、
１９はＮＣＰ。 ２０は構成定義情報修正処理部、２１はネットワーク関
連制御表、２２は回線、２３は構成定義デック記憶部、
２４はＮＣＰジェネレータ、２５はＮＣＰロードモジュ
ール、２６は新構成定義デック記憶部、２７は履歴情報
記憶部を表す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ホスト処理装置（１０）と、ネットワーク構成定義情報
   を含む構成定義デックによって作成されたロードモジュ
   ールがロードされる通信制御装置（１１）とを備えたデ
   ータ処理システムにおいて、 上記ホスト処理装置（１０）は、 上記通信制御装置（１１）が持つネットワーク構成定義
   情報を変更する構成変更コマンドを入力し、その変更情
   報を上記通信制御装置（１１）へ送出する変更情報送出
   手段（１４）と、 上記構成変更コマンドの入力により、新しい構成定義デ
   ックを作成／更新する新構成定義デック出力手段（１５
   ）と、 上記構成変更コマンドの入力により、該構成変更コマン
   ドの履歴情報を保存する履歴情報保存処理手段（１６）
   と、 上記通信制御装置（１１）へのローディングが行われた
   場合に、保存されている上記履歴情報に基づき、上記通
   信制御装置（１１）へ変更情報を再送出する変更情報再
   送出手段（１８）とを備え、 上記通信制御装置（１１）は、上記ホスト処理装置（１
   ０）から送出された変更情報に基づき、構成定義情報を
   動的に修正する構成定義情報修正処理手段（２０）を備
   えたことを特徴とするネットワーク構成変更処理方式。