JPS63155445A - 情報記録原盤の製造方法 - Google Patents

情報記録原盤の製造方法

Info

Publication number
JPS63155445A
JPS63155445A JP30173086A JP30173086A JPS63155445A JP S63155445 A JPS63155445 A JP S63155445A JP 30173086 A JP30173086 A JP 30173086A JP 30173086 A JP30173086 A JP 30173086A JP S63155445 A JPS63155445 A JP S63155445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
pattern
etching
patterns
information recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30173086A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Tanaka
田中 登志満
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP30173086A priority Critical patent/JPS63155445A/ja
Publication of JPS63155445A publication Critical patent/JPS63155445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般にスタンパ−と呼ばれる情報記録原盤の製
造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、ビデオディスク等の作成に用いるスタンパ−(情
報記録原盤)を製造するには、通常、第3図に例示の如
くにフォトレジスト1を塗布したガラス板等の所望の基
材2に対してレーザビームを照射して、情報信号に対応
した凹凸形状を設けることにより、原型5をまず形成し
ていた(第3図(a)乃至(b))。その後、この原型
5をもとに無電解メッキや電気メッキ等により複製を繰
返してマスターあるいはマザーと呼ばれる型3を作成し
、この型からスタンパ−4を複製していた(第3図(c
)乃至(f))。
しかしながら、このような従来法には下記のような問題
があった。
1)工程数が多く、しかも高精度の転写性が要求される
ためにコストの増加を招く、 2)複製(レプリカ)を繰返すので高精度の転写が難し
く欠陥が増加しやすい、 3)スタンパ−厚みとして一般的に厚さ0.3 mm程
度が要求されるが、メッキに長時間が必要である、 4)スタンパ−形成をメッキによっているため、材質や
耐久性が限定される(例えばスタンパ−形成材料として
一般的な電気ニッケルはその硬度がビッカース硬度(I
lv)で200〜400程度であり、無電解ニッケルで
もHvは400〜500程度である)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記の諸点に鑑み成されたものであって、上記
従来法の種々の欠点を除去し、溝深さの異なった高精度
の情報記録原盤を経済的に製造することのできる情報記
録原盤の製造方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、以下の本発明によって達成される
情報記録原盤となる基材表面に深さの異なる2種以上の
パターンを有するパターン層を感光性材料で形成する工
程と、該基材および基材上のパターン層をともにエツチ
ングして前記基材に深さの異なる2種以上のパターンを
形成する工程とを有することを特徴とする情報記録原盤
の製造方法。
〔作 用〕 本発明の方法では、情報記録原盤とする基材表面に形成
した上記の如きパターン層と基材とをともにエツチング
することにより、該基材に深さの異なる溝を形成して情
報記録原盤を作成するため、従来法におけるが如き複数
の転写工程を行なう必要がなくなり、溝深さの異なる情
報記録原盤を高精度かつ経済性よく提供することができ
る。
更には、メッキ工程を特に必要としないため、耐久性あ
るいは経済性などを勘案した広範な材料選、択を行なう
こともできる。
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図に本発明の方法の一態様を示す。尚、以下におい
ては主として深さの異なる2種のパターンを形成する場
合を例として本発明を説明するが、3種以上のパターン
を形成する場合にも本発明が適用されることは言うまで
もない。
まず、第1図(a)に例示の如くに所望の基材20を準
備し、この基材20上に感光性材料を用いてパターン形
成層21を形成する。基材20は、その耐久性や経済性
等を適宜勘案して、例えば金属あるいはセラミックス等
の所望材質ならびに形状のものを使用することができる
。具体的には、例えばSUS (ステンレス)、にN、
 WC,Si0% Ti N。
Aj1203 、5i02等からなる板を挙げることが
できる。
感光性材料としては、ポジ型あるいはネガ型のフォトレ
ジストが好ましく用いられる。これら感光性材料はフィ
ルム状あるいは液状等の所望の形態で用いられ、塗布あ
るいはラミネートなどにより基材20に積層される。
次いで、上記パターン形成層21に深さの異なる2種以
上のパターンを形成し、例えば第1図(b)に例示の如
き深さの異なるパターン22.23を有するパターン層
24を得る。
上記パターンの形成方法としては、1)例えばパターン
形成層をポジ型のフォトレジストで形成し、このフォト
レジストに露光量の異なる複数の高エネルギービーム(
例えば計レーザ等)を照射してパターン形成部分におけ
る露光深さを変化させ、該露光部分を上記フォトレジス
トの現像液で溶解除去して深さの異なる所望のパターン
を形成する方法、あるいは2)基材上の感光性材料を全
面露光して硬化した後、エネルギー強度の異なるレーザ
光を照射して深さの異なる所望のパターンをエツチング
形成する方法等を挙げることができる。
こうして基材20上にパターン層24を形成した後、上
記基材20およびパターン層24をともにエツチングし
て第1図(e)に示したような深さの異なる2種以上の
パターンを有する情報記録原盤を完成する。尚、上記に
おいては特に説明しなかつ外が、第1図(C)および(
d)は、エツチング!lにおける上記基材20およびパ
ターン層24の状態変化を時間を追って説明したもので
、第1図(C)はエツチング途中における状態変化図で
あり、第1図(d)の状態まででエツチングを終了し、
パターン層24を剥離した状態が第1図(e)の完成品
となる。
上記エツチングを行なうに際して、エツチング方法とし
ては乾式あるいは湿式のいずれをも採用することができ
る。本例では基材の材質として、そのエツチングレート
がパターン層を構成する感光性材料のエツチングレート
と実質的に同程度のものを用い、CF鴫などの所望のガ
スをエツチングガスとするりアクティブエツチングによ
り、上述の第1図(C)乃至(e)に例示の如くに基材
とパターン層とのエツチングを同時に行なって、基材に
深さの異なるパターンを形成した。
もちろん、基材とパターン層のエツチングは、必ずしも
上記の如くに同時に行なうことは必要ではなく、基材と
パターン層のエツチングレートが異なる場合など、必要
に応じて基材のエツチングとパターン層のエツチングと
を交互に繰返して行なつてもよい。工程数の点からはエ
ツチングが一段で行なえる同時の方が有利である。
次に、このようなエツチングを交互に行なう場合の例を
第2図に示す。
この第2図の態様では、第2図(a)乃至(b)に例示
の如くに、上記第1図(a)乃至(b)と同様にして所
望の基材20上に深さの異なる所望のパターン22.2
3を有するパターン層24をまず形成する。
このパターン層24の形成に際しては、最終的に基材2
0に得ようとするパターンのうち、その深さが最も深い
パターンに対応する部分の基材表面が露出(本例ではパ
ターン23)するようにパターン層24を形成するとよ
い。
次いで、第2図(C)に例示の如くに上記パターン層2
4を形成した基材20の露出部、本例ではパターン23
の形成部分に、例えば基材20のみを溶解するエツチン
グ液をスプレー塗布するなどして基材20のみをエツチ
ングする第1のエツチングを行なう。この第1のエツチ
ングでは、基材に形成するパターンの最終深さまでのエ
ツチングは行なわず、途中の深さにとどめておくとよい
。例えば本例の如くに2種の深さの異なるパターンを形
成する場合には、双方の深さの差d程度までとしておく
とよい。
次いで、上記エツチングを施した基材のパターン層24
に、該層24のみを溶解するエラチン液をスプレー塗布
するなどして、パターン層24のみをエツチングする第
2のエツチングを行ない、第2図(d)に例示の如くに
基材20を新たに露出させる。
次いで、上記第1のエツチングと同様の基材20のみを
エツチングする第3のエツチングを行なって、第2図(
e)に例示の如くに深さの異なる所望のパターンを基材
20に得る。
最後に、上記第2のエツチングと同様のパターン層24
のみをエツチングする第4のエツチングを行なって、基
材20上のパターン層24を除去し、第2図(f)に例
示の如き深さの異なるパターンを有する情報記録原盤を
完成する。以上のような操作を繰返すことにより、所望
数の深さの異なるパターンを有する情報記録原盤を得る
ことができる。
上記第2図の態様は、基材のエツチングとパターン層の
エツチングとを別途性なうので、1)パターン層の膜厚
が基材に形成するパターンの深さに影習しない、 2)基材に形成するパターンの深さを基材のエツチング
時間のみで任意に設定できる、 等の利点を有する。
〔実施例〕
本発明を更に具体的に説明するため、以下に本発明の実
施例を示す。
実施例1 第1図に例示の手順に従って情報記録原盤を以下のよう
に作成した。
まず、第1図(a)に例示の如くにTiN製の所望形状
の基板20を準備した後、上記基板と同程度のエツチン
グレートを有するポジ型のフォトレジスト(商品名、 
AZ−1370、ヘキスト社製)を用いてパターン形成
層21を形成した。
次に、このパターン形成層21に出力の異なる高エネル
ギービーム(本例ではArレーザ)を照射し、該出力差
に基づくパターン形成層21への露光量差を利用して、
第1図(b)に例示の如き深さの異なる2種の微細パタ
ーン22.23を形成した。
尚、Arレーザの出力は5〜15mWとした。また、パ
ターンの深さは、パターン22を0.1μm、パターン
23を0.17.とじた。
次に、CF、をエツチングガスとするりアクティブエツ
チングを用いて、上記パターン層および該パターン層を
形成した基板のエツチングを第1図(C)乃至(e)に
例示の如くに行ない、深さの異なる2種のパターンを有
する第1図(e)に例示の如き情報記録原盤を得た。こ
の原盤のパターンの深さは上記パターン層に形成したも
のと実質的に同じであり、精度よく転写が行なわれてい
ることが分った。
実施例2 第2図に例示の手順に従って情報記録原盤を以下のよう
に作成した。
まず、実施例1と同様にして、第2図(b)に例示の如
き深さの異なる2種のパターン22.23を有するパタ
ーン層24を基板20上に形成した。パターン22.2
3の深さは実施例1と同じにした。
次いで、この基板20のみを溶解させるエツチング液(
フッ化水素)を用いて、第2図(C)に例示の如きパタ
ーンを基板20上に形成した。このパターンの深さは0
.07pとした。
次いで、第2図(d)に例示の如くに、パターン層24
のみを溶解するエツチング液(Naval)を用いて、
上記パターン層24を基板表面が新たに露出するまでエ
ツチングした。
その後、第2図(e)乃至(f)に例示の如くに基板2
0のみのエツチングと、パターン層24のみのエツチン
グとを順次行ない、第2図(f)に例示の如き深さの異
なる2種のパターンを有する情報記録原盤を得た。この
原盤のパターンの深さは上記パターン層に形成したもの
と関係なく、基材のエツチング時間のみで任意に設定で
きた。
〔発明の効果〕
以上の本発明によってもたらされる効果としては、次ぎ
のようなものを挙げることができる。
I)メッキ工程を特に必要としないので、短時間で情報
記録原盤を作成できる。
2)耐久性あるいは経済性などを勘案した広範な型材質
の選択が可能である。
3)2種以上の深さの興なるパターンの形成が可能であ
る。
4)高精度のパターン形成が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する図、第2図は本発明の
別の態様を説明する図、第3図は従来法の代表的な態様
を説明する図である。 1・・・フォトレジスト 2.20−・・基材21−・
・パターン形成層 22.23・・・パターン24−・
・パターン層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報記録原盤となる基材表面に深さの異なる2種
    以上のパターンを有するパターン層を感光性材料で形成
    する工程と、該基材および基材上のパターン層をともに
    エッチングして前記基材に深さの異なる2種以上のパタ
    ーンを形成する工程とを有することを特徴とする情報記
    録原盤の製造方法。
JP30173086A 1986-12-19 1986-12-19 情報記録原盤の製造方法 Pending JPS63155445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30173086A JPS63155445A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 情報記録原盤の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30173086A JPS63155445A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 情報記録原盤の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63155445A true JPS63155445A (ja) 1988-06-28

Family

ID=17900466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30173086A Pending JPS63155445A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 情報記録原盤の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63155445A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04286736A (ja) * 1991-03-15 1992-10-12 Sharp Corp 光メモリ素子のマスター原盤用基板の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04286736A (ja) * 1991-03-15 1992-10-12 Sharp Corp 光メモリ素子のマスター原盤用基板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0243590A (ja) ブレーズホログラムの製造方法
CA2056307A1 (en) Method of manufacturing a stamper
US6350360B1 (en) Method of fabricating a 3-dimensional tool master
JPS63155445A (ja) 情報記録原盤の製造方法
US20050011767A1 (en) Manufacturing method for a magnetic recording medium stamp and manufacturing apparatus for a magnetic recording medium stamp
JPS60230650A (ja) 微細パタ−ンの製作法
JPH0317294A (ja) 回路基板用樹脂成形金型を使用した基板の製造方法
JPS58155550A (ja) 異なる深さを持つ溝を同時に形成する方法
JPS6410169B2 (ja)
JPH02149952A (ja) スタンパー製造方法
JPH0348498B2 (ja)
JP2633088B2 (ja) スタンパの製造方法
JPS6284450A (ja) 光デイスク用基板の製造方法
JPS613489A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02188702A (ja) 回折格子の形成方法
JPS63124246A (ja) 光学的記録媒体用原盤の製造方法
JPH04351731A (ja) スタンパーの製造方法
JP2517161B2 (ja) 光ディスク原盤およびマスタ―スタンパ―の製造方法
JPH04114377A (ja) 浮動型ヘッドスライダの形成方法
JPS63173244A (ja) 情報記録原盤の製造方法
JPH07121913A (ja) 光ディスク製造用スタンパ及びその製造方法
JPH09212923A (ja) 光デイスク原盤の製造方法
JPS6185649A (ja) スタンパの製造方法
JPS63148443A (ja) 光デイスク用マザ−の製造方法
JPH0845118A (ja) スタンパの作成方法