JPS6315350B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6315350B2
JPS6315350B2 JP55067667A JP6766780A JPS6315350B2 JP S6315350 B2 JPS6315350 B2 JP S6315350B2 JP 55067667 A JP55067667 A JP 55067667A JP 6766780 A JP6766780 A JP 6766780A JP S6315350 B2 JPS6315350 B2 JP S6315350B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
mixture
normality
chemical polishing
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55067667A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5629673A (en
Inventor
Teitoga Danieru
Roshu Reimon
Maresharu Mitsusheru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SORUBEI E CO
Original Assignee
SORUBEI E CO
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Filing date
Publication date
Application filed by SORUBEI E CO filed Critical SORUBEI E CO
Publication of JPS5629673A publication Critical patent/JPS5629673A/ja
Publication of JPS6315350B2 publication Critical patent/JPS6315350B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F3/00—Brightening metals by chemical means
    • C23F3/04—Heavy metals
    • C23F3/06—Heavy metals with acidic solutions

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋼、特にステンレス鋼の表面を化学研
磨する浴の組成に関するものである。
金属表面の化学研磨は周知の技術である（ihe
Electrolytic and Chemical Polishing of
Metals）、W.J.Mc.G.Tegart Pergamon Press
1959.P96、ほか参照）。
この技術は研磨すべき金属表面を適当な添加
剤、特に粘度調節剤、表面活性剤及びもし適当な
らば光沢付与剤を含有する鉱酸の浴で処理するこ
とより成るものである。
鋼、特にステンレス鋼の表面を化学研磨するに
は硝酸、塩酸及びもし適当ならば燐酸の混合物を
含有する水性浴が一般に使用される。
斯くして、1973年１月９日に特許せられた日本
曹達(株)の米国特許第3709824号は燐酸（145〜580
ｇ／）、硝酸（17〜85g/）及び塩酸（16〜80g/
）、なかんずく水溶性重合体より選択された粘
度調節剤、表面活性剤及び光沢付与剤としてのス
ルフオサリチル酸の混合物より成る水溶液のステ
ンレス鋼の化学研磨浴の組成を提供している。
この公知の組成物に該当する研磨浴は非常に有
効で、70〜100℃のオーダーの温度で使用すると、
これはクロム及びニツケルと合金化しているステ
ンレス鋼の表面を良好に数分で、一般には３分以
下で研磨し、光沢化することを可能ならしめてい
る。
これらの公知の研磨浴の一つの欠点は高速度の
作用に存し、それはある用途、特に大きい容器例
えばボイラー、オートクレーブ及び結晶器の内面
を研磨するのには使用できないことである。斯る
容器を充填し、空にするのに要する時間は一般に
化学研磨の最適時間より可成り多いので、実際に
は壁に均一な研磨を得ることが不可能になり、壁
のある部分は不充分に研磨されるが一方他の部分
は侵食される危険に会うようになる。
さらに、公知の化学研磨浴の高速度の作用は研
磨を調節することを困難ならしめており、その結
果として、これまでは熱交換器チユーブの内面を
研磨したり又は配管要素例えばゲート弁（gate
valve）、逆止め弁又は他の型式の弁を研磨するよ
うな閉鎖しているか又は容易に受け入れられない
設備に化学研磨の技術を満足して利用することは
不可能であつた。
本発明の目的はゆるやかな速度の作用を有する
が一方それにも拘らず公知の研磨浴で達成される
のに匹敵する研磨を達成する鋼表面、特にステン
レス鋼の表面を化学研磨する浴の組成を提供する
ことによつて、前述の欠陥を克服するにある。特
に、本発明の目的は20〜100℃のオーダーの温度
で使用され、クロムとニツケルとで合金化されて
いるステンレス鋼の表面を最適に研磨するために
数時間の処理時間を要する研磨浴の組成を提供す
るにある。
斯くして、本発明は燐酸、塩酸及び硝酸、粘度
調節剤、表面活性剤及び光沢付与剤としてのスル
フオサリチル酸の混合物の水溶液より成る、鋼表
面を化学研磨する浴に関するもので、本発明によ
れば水溶液における酸の混合物の全規定度を表わ
す数値が１〜６であり、混合物の全規定度を表わ
す数値に対する酸の混合物における各酸の規定度
を表わす数値の比は燐酸の場合0.05〜0.8、塩酸
の場合0.15〜0.90、及び硝酸の場合0.001〜0.80で
あり、粘度調節剤はセルローズエーテルで、その
割合は水溶液のｇ／で示した場合酸の混合物の
全規定度を表わす数値の0.3〜0.7倍であり、表面
活性剤はアルキルピリジニウムクロライドで、そ
の割合は水溶液のｇ／で示して酸の混合物の全
規定度を表わす数値の0.15〜0.45倍であり、かつ
スルフオサリチル酸の割合は、水溶液のｇ／で
示して酸の混合物の全規定度を表わす数値の0.15
〜0.40倍である。
本発明による化学研磨浴において、燐酸、塩酸
及び硝酸の夫々の割合、セルローズエーテル、ア
ルキルピリジニウムクロライド及びスルフオサリ
チル酸の割合は処理される金属の性質、研磨処理
の作業温度及び所望時間によつて選択される。
クロム及びニツケルと合金化されているステン
レス鋼を２〜24時間で確実に化学研磨するのに適
する組成は酸の混合物の全規定度を表わす数値が
1.5〜３であり、混合物の全規定度を表わす数値
に対する酸の混合物における各酸の規定度を表わ
す数値の比は燐酸の場合で0.20〜0.60、塩酸の場
合で0.25〜0.75、硝酸の場合で0.002〜0.10、好ま
しくは0.005〜0.05であるのが有利である。
その他の事項がすべて同等であると、セルロー
ズエーテル、アルキルピリジニウムクロライド及
びスルフオサリチル酸の本発明による研磨浴にお
ける夫々の割合は、燐酸、塩酸及び硝酸のすべて
の割合に依り変る。本発明によれば、さらに、も
しセルローズエーテルの重量に対するアルキルピ
リジニウムクロライドの重量比が0.5〜1.5であ
り、又スルフオサリチル酸の重量に対するアルキ
ルピリジニウムクロライドの重量比は１〜３であ
るのが一般に有利である。好ましい組成はセルロ
ーズエーテルの重量がアルキルピリジニウムクロ
ライドの重量と等しくかつスルフオサリチル酸の
重量の２倍のものである。
本発明により化学研磨浴に使用されるセルロー
ズエーテルは水溶性でなければならない。メチル
セルローズが特に適する。
アルキルピリジニウムクロライドは10〜18個の
炭素原子を有するアルカン類から誘導されるもの
より選択するのが好ましい。セチルピリジニウム
クロライド及びラウリルピリジニウムクロライド
が特に有利である。
本発明の特徴を次の実施例により説明する。
実施例 １ 27.5m3の容積と2.5mの直径を有するステンレス
鋼容器の内面を研磨するのに本発明による化学研
磨浴を使用した。ここにおいて、容器はクロム
（16.0〜18.8％）、ニツケル（10.0〜14.0％）、モリ
ブデン（2.0〜3.0％）と合金化された316L―型ス
テンレス鋼（Techniques de 1′lngenieur―
M′etallurgie（Engineering Techniques―
Metallurgy）、vol1、M.323―17、March1974参
照）で作られている。
使用する化学研磨浴は次の組成を有する。
酸の混合物：燐酸 0.3N 塩酸 2.5N 硝酸 0.01N 全規定度 2.81N 粘度調節剤：“Methocel MC4000”（Dow
Chem.Co.）の名称で製造されて
いるメチルセルローズ：１g/ 表面活性剤：“DehyquartC”（Henkel lnt.
GmbH）の名称で製造されてい
るラウリルピリジニウムクロライ
ド：１g/ 光沢付与剤：スルフオサリチル酸：0.5g/ 研磨浴は研磨される表面の５/dm2の割合で
容器に導入され、45℃に温度を保ちながらブレー
ド撹拌器で撹拌作用にかける。
7.5時間の処理後容器は空にされ、炭酸水で洗
滌される。
処理終了後、容器の全内面は光沢があり、かつ
平坦でない、侵食した帯域なしで、接触して均一
に平滑であることが発見された。
実施例 ２（比較例） 比較のため、実施例１と類似の容器を標準篩の
ASTMセツトのNo.270に該当する粒度の研磨剤で
機械的に研磨した。
実験終了後、容器の内面は不均質な研磨面を有
することが発見された。接触して、表面はなお可
成りの粗らさを示した。
実施例１及び２の比較は本発明による研磨浴が
大容量のステンレス鋼容器に非常に高品質の研磨
をゆるやかな作用の化学研磨技術によつて生成で
きることを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 燐酸、塩酸及び硝酸の混合物、粘度調節剤、
    表面活性剤及び光沢付与剤としてのスルフオサリ
    チル酸の水溶液より成る鋼表面の化学研磨浴にお
    いて、水溶液における酸の混合物の全規定度を表
    わす数値は１〜６であり、かつ混合物の全規定度
    を表わす数値に対する酸の混合物における各酸の
    規定度を表わす数値の比は燐酸の場合で0.05〜
    0.80、塩酸の場合で0.15〜0.90、硝酸の場合で
    0.001〜0.80であり、粘度調節剤はセルローズエ
    ーテルで、その割合は水溶液のｇ／で示して酸
    の混合物の全規定度を表わす数値の0.3〜0.7倍で
    あり、表面活性剤はアルキルピリジニウムクロラ
    イドで、その割合は水溶液のｇ／で示して酸の
    混合物の全規定度を表わす数値の0.15〜0.45倍で
    あり、かつスルフオサリチル酸の割合は水溶液の
    ｇ／で示して酸の混合物の全規定度を表わす数
    値の0.15〜0.40倍であることを特徴とする鋼の化
    学研磨浴。 ２ 酸の混合物の全規定度を表わす数値は1.5〜
    ３である特許請求の範囲第１項記載の化学研磨
    浴。 ３ 混合物の全規定度を表わす数値に対する酸の
    混合物における各酸の規定度を表わす数値の比は
    燐酸の場合で0.20〜0.60、塩酸の場合で0.25〜
    0.75、硝酸の場合で0.002〜0.10である特許請求の
    範囲第１項又は第２項記載の化学研磨浴。 ４ 酸の混合物の全規定度を表わす数値に対する
    硝酸の規定度を表わす数値の比は0.005〜0.05で
    ある特許請求の範囲第３項記載の化学研磨浴。 ５ 水溶液におけるセルローズエーテルの重量に
    対するアルキルピリジニウムクロライドの重量比
    は0.5〜1.5であり、又水溶液におけるスルフオサ
    リチル酸の重量に対するアルキルピリジニウムク
    ロライドの重量比は１〜３である特許請求の範囲
    第１〜４項各項記載の化学研磨浴。 ６ 水溶性におけるセルローズエーテルの重量は
    アルキルピリジニウムクロライドの重量と等しく
    かつスルフオサリチル酸の重量の２倍である特許
    請求の範囲第５項記載の化学研磨浴。 ７ セルローズエーテルはメチルセルローズであ
    る特許請求の範囲第１〜６項各項記載の化学研磨
    浴。 ８ アルキルピリジニウムクロライドは10〜18個
    の炭素原子を有するアルカン類より誘導されるも
    のから選択される特許請求の範囲第１〜７項各項
    記載の化学研磨浴。 ９ アルキルピリジニウムクロライドはセチルピ
    リジニウムクロライド及び（又は）ラウリルピリ
    ジニウムクロライドである特許請求の範囲第８項
    記載の化学研磨浴。
JP6766780A 1979-05-25 1980-05-21 Steel chemical polishing bath Granted JPS5629673A (en)

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JPS5629673A JPS5629673A (en) 1981-03-25
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EP0019964A1 (fr) 1980-12-10
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