JPS63152652A - 遮光性フイルム - Google Patents
遮光性フイルムInfo
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- JPS63152652A JPS63152652A JP29764386A JP29764386A JPS63152652A JP S63152652 A JPS63152652 A JP S63152652A JP 29764386 A JP29764386 A JP 29764386A JP 29764386 A JP29764386 A JP 29764386A JP S63152652 A JPS63152652 A JP S63152652A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は遮光性が良好で、反射光が少なく、かつ、耐熱
性の優れた遮光性フィルムに関する。
性の優れた遮光性フィルムに関する。
従来、遮光性フィルムとしては、低密度ポリエチレンに
カーボンブラックを配合してフィルムとしたものが用い
られている。しかし、この低密度ポリエチレンをベース
として遮光性フィルムは、光沢があるため反射光が袋の
開口部から中へ入り込んでしまうので、怒光祇等の保存
上好ましくない。
カーボンブラックを配合してフィルムとしたものが用い
られている。しかし、この低密度ポリエチレンをベース
として遮光性フィルムは、光沢があるため反射光が袋の
開口部から中へ入り込んでしまうので、怒光祇等の保存
上好ましくない。
また、光沢を無くするためにはカーボンブラックの添加
量を増すことが試みられているが、コストが高くなり物
性や作業性を低下させるので、実用化されていないのが
現状である。
量を増すことが試みられているが、コストが高くなり物
性や作業性を低下させるので、実用化されていないのが
現状である。
本発明は、上記フィルムの反射光の問題点を解決するた
めになされたもので、さらには耐熱性にも優れた遮光性
フィルムを提供することにある。
めになされたもので、さらには耐熱性にも優れた遮光性
フィルムを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段]
本発明者らは上記問題点を解決する方法につき鋭意検討
した結果、ポリプロピレンと高密度ポリエチレンとの混
合物を用いると、反射光が少なくかつ耐熱性の良い遮光
性フィルムが得られることを見出し、本発明を完成する
に到った。
した結果、ポリプロピレンと高密度ポリエチレンとの混
合物を用いると、反射光が少なくかつ耐熱性の良い遮光
性フィルムが得られることを見出し、本発明を完成する
に到った。
すなわち、本発明はポリプロピレンと高密度ポリエチレ
ンとの混合物100重量部とカーボンブラック2〜15
重量部からなることを特徴とする特許性フィルムである
。
ンとの混合物100重量部とカーボンブラック2〜15
重量部からなることを特徴とする特許性フィルムである
。
本発明で用いるポリプロピレンは、プロピレンホモポリ
マー、プロピレンと少量の他のα−オレフィンとの共重
合体であり、α−オレフィンとしては、エチレン、ブテ
ン、ペンテン、ヘキセンなどが挙げられる。
マー、プロピレンと少量の他のα−オレフィンとの共重
合体であり、α−オレフィンとしては、エチレン、ブテ
ン、ペンテン、ヘキセンなどが挙げられる。
樹脂ベースがプロピレンホモポリマー単独であるとフィ
ルムに光沢が出て好ましくない、同様にプロピレン−α
−オレフィンランダム共重合体単独でも、高密度ポリエ
チレン単独でも光沢が出て好ましくない。
ルムに光沢が出て好ましくない、同様にプロピレン−α
−オレフィンランダム共重合体単独でも、高密度ポリエ
チレン単独でも光沢が出て好ましくない。
ポリプロピレンに高密度ポリエチレンを混合すると光沢
が無くなり、良好なフィルムが得られるのである。
が無くなり、良好なフィルムが得られるのである。
高密度ポリエチレンの含有量は、樹脂混合物中5〜50
重量%が好ましく、特に10〜30重量%が好ましい、
高密度ポリエチレンが5重量%未満では光沢が出るので
好ましくなく、また、50重量%を越えると耐熱性が低
下するので好ましくない。
重量%が好ましく、特に10〜30重量%が好ましい、
高密度ポリエチレンが5重量%未満では光沢が出るので
好ましくなく、また、50重量%を越えると耐熱性が低
下するので好ましくない。
本発明で用いるポリプロピレンは、メルトフローインデ
ックス(g/10分、以下Mlと略す)が0.5〜10
程度のものが好ましい。
ックス(g/10分、以下Mlと略す)が0.5〜10
程度のものが好ましい。
この時、高密度ポリエチレンは、溶融特性とくに流動性
がベースのポリプロピレンと似かよったものが望ましい
。
がベースのポリプロピレンと似かよったものが望ましい
。
本発明で用いるポリプロピレンには必要に応じ物性を損
なわない範囲で低密度ポリエチレン、エチレン−プロピ
レン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重
合体ゴムなどが含まれていてもよい。
なわない範囲で低密度ポリエチレン、エチレン−プロピ
レン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重
合体ゴムなどが含まれていてもよい。
本発明に用いるカーボンブラックは、顔料として使用さ
れるものならば何れでも良く、チャンネルブラック、フ
ァーネスブラック、アセチレンブラックなどがあり、な
かでも粒子径の小さいものが好ましい。
れるものならば何れでも良く、チャンネルブラック、フ
ァーネスブラック、アセチレンブラックなどがあり、な
かでも粒子径の小さいものが好ましい。
カーボンブラックの配合量は、フィルムの厚さと希望す
る遮光性能によって決定されるが、樹脂混合物100重
量部に対し2115重量部が適当である。2重量部未満
では充分な遮光性能が得られず、15重量部を越えると
フィルム成形性が悪(なり好ましくない。
る遮光性能によって決定されるが、樹脂混合物100重
量部に対し2115重量部が適当である。2重量部未満
では充分な遮光性能が得られず、15重量部を越えると
フィルム成形性が悪(なり好ましくない。
本発明の遮光性フィルムの製造は特に限定されないが、
例えばポリプロピレン、高密度ポリエチレン、カーボン
ブラック、各種ポリプロピレン用安定荊や添加剤をヘン
シェルミキサーなどで混合し、押出機でペレット化する
方法、カーボンブラックのマスターバッチで樹脂混合を
着色する方法などにより混合し、次いで、Tダイフィル
ム成形機、インフレーションフィルム成形機などの公知
の方法でフィルムに成形することにより達成される。
例えばポリプロピレン、高密度ポリエチレン、カーボン
ブラック、各種ポリプロピレン用安定荊や添加剤をヘン
シェルミキサーなどで混合し、押出機でペレット化する
方法、カーボンブラックのマスターバッチで樹脂混合を
着色する方法などにより混合し、次いで、Tダイフィル
ム成形機、インフレーションフィルム成形機などの公知
の方法でフィルムに成形することにより達成される。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1
ポリプロピレンホモポリマーUI=1.5)に高密度ポ
リエチレン(密度0.961.旧−0,3,190℃)
を10重量%添加した樹脂混合物100重量部、ファー
ネスブラック(平均粒子径24■μ)5重量部およびス
テアリン酸カルシウム0.1重量部をへンシェルミキサ
ーで混合したのち、230°Cで65m+*φ押出機に
よりペレットとした。
リエチレン(密度0.961.旧−0,3,190℃)
を10重量%添加した樹脂混合物100重量部、ファー
ネスブラック(平均粒子径24■μ)5重量部およびス
テアリン酸カルシウム0.1重量部をへンシェルミキサ
ーで混合したのち、230°Cで65m+*φ押出機に
よりペレットとした。
次いでこのペレットを230°Cで65m5+φTダイ
押出機から押出し、エアーナイフとチルロールを併用し
て巾70抛鴎、設定厚み75μ−のフィルムを得た。得
られたフィルムの性能評価を以下の項目について行った
。結果を表−1に示す。
押出機から押出し、エアーナイフとチルロールを併用し
て巾70抛鴎、設定厚み75μ−のフィルムを得た。得
られたフィルムの性能評価を以下の項目について行った
。結果を表−1に示す。
(1)成形性:フィルム成形時に目視によりフィルムの
梯子を観察し、サージングの有無、肉厚分布について判
定した。
梯子を観察し、サージングの有無、肉厚分布について判
定した。
O:サージング 無、肉厚分布 良好
×:サージング 有、肉厚分布 不良
(2)遮光性:JISに−7105により、東京重色■
製へ一ズメーター(TC−Hall)を用いて光線透過
率を測定した。光線透過率が小さいほど遮光性が良く、
0%なら完全である。
製へ一ズメーター(TC−Hall)を用いて光線透過
率を測定した。光線透過率が小さいほど遮光性が良く、
0%なら完全である。
(3)反射光: JIS L7105により、東洋精機
製作所■のグロスメーター(tl)を用いて光沢度を測
定した。光沢度が小さいほど反射光の量も少ない。
製作所■のグロスメーター(tl)を用いて光沢度を測
定した。光沢度が小さいほど反射光の量も少ない。
(4)耐熱性:縦15cmX横15esのフィルムを、
120℃に設定したギヤー老化試験機中にスレート仮に
乗せ、水平にして30分間放置した。その後取り出して
室温まで冷却し、形状および寸法の変化を観察した。
120℃に設定したギヤー老化試験機中にスレート仮に
乗せ、水平にして30分間放置した。その後取り出して
室温まで冷却し、形状および寸法の変化を観察した。
○:形状および寸法の変化 無
×:形状および寸法の変化 有
(5)フィルム表面状態:フィルムにブツや肌荒れが無
いかを目視により観察し判定した。
いかを目視により観察し判定した。
O:ブツ、肌荒れが無く、表面状態が良好×:ブツ又は
肌荒れが有り、表面状態が不良実施例2 高密度ポリエチレンの含有量が50重量%である樹脂混
合物を用いる他は、実施例1と同様にしてフィルムを得
な、評価結果を表−1に示す。
肌荒れが有り、表面状態が不良実施例2 高密度ポリエチレンの含有量が50重量%である樹脂混
合物を用いる他は、実施例1と同様にしてフィルムを得
な、評価結果を表−1に示す。
実施例3
ファーネスブラックの配合量を15重量部に変える他は
、実施例1と同様にしてフィルムを得た。
、実施例1と同様にしてフィルムを得た。
評価結果を表−1に示す。
実施例4.5
ポリプロピレンのとして、プロピレン−エチレンランダ
ム共重合体011−1.5、エチレン含有量5重量%)
(実施例4)又はプロピレン−エチレンブロック共重合
体(旧・1.5、エチレン含有量8重量%)(実施例5
)を用いる他は、実施例1と同様にしてフィルムを得た
。評価結果を表−1に示す。
ム共重合体011−1.5、エチレン含有量5重量%)
(実施例4)又はプロピレン−エチレンブロック共重合
体(旧・1.5、エチレン含有量8重量%)(実施例5
)を用いる他は、実施例1と同様にしてフィルムを得た
。評価結果を表−1に示す。
比較例1〜4
樹脂混合物の代わりに低密度ポリエチレン(密度0.9
24、MI=1.0.190°C)(比較例1)、高密
度ポリエチレン(密度0.961. MI=0.3.1
90°C)(比較例2)、ポリプロピレンホモポリマー
(旧・1.5)(比較例3)又はプロピレン−エチレン
ランダム共重合体(M+・1.5、エチレン含有量5重
量%)(比較例2)を単独で用いる他は、実施例1と同
様にしてフィルムを得た。評価結果を表−1に示す。
24、MI=1.0.190°C)(比較例1)、高密
度ポリエチレン(密度0.961. MI=0.3.1
90°C)(比較例2)、ポリプロピレンホモポリマー
(旧・1.5)(比較例3)又はプロピレン−エチレン
ランダム共重合体(M+・1.5、エチレン含有量5重
量%)(比較例2)を単独で用いる他は、実施例1と同
様にしてフィルムを得た。評価結果を表−1に示す。
比較例5.6
高密度ポリエチレンの含有量を60重量%(比較例5)
又は3重量%(比較例6)とする他は、実施例1と同様
にしてフィルムを得た。評価結果を表−1に示す。
又は3重量%(比較例6)とする他は、実施例1と同様
にしてフィルムを得た。評価結果を表−1に示す。
比較例7.8
ファーネスブラックの配合量を1重量部(比較例7)又
は20重量部(比較例8)に変える他は、実施例1と同
様にしてフィルムを得た。評価結果を表−1に示す。
は20重量部(比較例8)に変える他は、実施例1と同
様にしてフィルムを得た。評価結果を表−1に示す。
本発明の遮光フィルムは前述の反射光の問題を解決し、
また耐熱性を有するのでその使用範囲は極めて広く、産
業上に寄与すること大である。
また耐熱性を有するのでその使用範囲は極めて広く、産
業上に寄与すること大である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポリプロピレンと高密度ポリエチレンの樹脂との混
合物100重量部とカーボンブラック2〜15重量部か
らなることを特徴とする遮光性フィルム。 2、高密度ポリエチレンの含有量が樹脂混合物の5〜5
0重量%である特許請求の範囲第1項記載の遮光性フィ
ルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29764386A JPS63152652A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 遮光性フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29764386A JPS63152652A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 遮光性フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63152652A true JPS63152652A (ja) | 1988-06-25 |
Family
ID=17849237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29764386A Pending JPS63152652A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 遮光性フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63152652A (ja) |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP29764386A patent/JPS63152652A/ja active Pending
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