JPS63151778A

JPS63151778A - ドア掛けロツクの自動解錠装置

Info

Publication number: JPS63151778A
Application number: JP29574886A
Authority: JP
Inventors: 五反田　基博
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-12-13
Filing date: 1986-12-13
Publication date: 1988-06-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、非常解錠用スイッチをオンすることにより
、ドア掛叶ロツタの施錠を自動的に解除せしめるように
したドア掛けロックの自動解錠装置に関するものである
。

〔従来の技術〕

従来、住宅、アパート等に居住している場合、玄関の扉
や出入口の扉を施錠すると同時にドア掛けロックを掛け
ることが行われている。そして、外来者が来たときは扉
を少し開けて相手を確かめた上でドア掛けロックを外す
か、押売り等の場合は外すことなく不法侵入を防止する
ようにしている。

一方、アパート、マンシ日ンあるいはホテル等の部屋に
一人で居住者がおり、病気や事故のために気分が悪くな
って管理人等に通報しようとするときは、非常用の押し
ボタンスイッチをオンすると、管理人が管理室から遠隔
的に上記居住者の屏の鍵を解錠したり、合鍵を使用して
解錠したりしていた。

また、居住者が上記の理由により倒れたり動けなくなっ
た場合のために、一定時間以上の生活情報１例えばトイ
レ等の屏が所定時間内に開閉が行われていないという情
報を検知することにより異常状態を検知する異常状態検
知回路が作動するようにして異常状態を検知し、非常用
の押しボタンスイッチをオンしたのと同様に管理人に報
知するようにしていた。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、扉にドア掛けロックを掛けた場合、従来のド
ア掛けロックは機械的手段により施錠されているので外
部からは解錠することができなかった。このため、居住
室から異常状態の報知が管理室にあっても、扉にドア掛
けロックが掛かっていると、管理人は管理室で扉解錠用
のスイッチを押したりあるいは合鍵で扉の鍵を解錠して
も扉が少し開くだけで入室できないという問題点があっ
た。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、非常解錠用スイッチのオンまたは異常状態検知回
路が作動した場合は、ドア掛けロックの施錠状態を自動
的に解除できるようにしたドア掛けロックの自動解錠装
置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るドア掛けロックの自動解錠装置は、固定
部材をプランジャにより常時固定し、通電によりて励磁
されたとき離脱可能にするソレノイドを設けたものであ
る。

（作　用）この発明においては、ドア掛けロックが施錠状態であっ
てもソレノイドに通電することによりプランジャが引き
上げられて固定部材の係合が解除されるので、ドア掛け
ロックの施錠を解除することができる。

（実施例）第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、■は扉枠、
ＩＩは扉、１はドア掛けロックの全体を示す。２は前記
ドア掛けロック１の掛具、３は前記掛具を形成するチェ
ーンで、その扉枠■側の一端３ａには板状の固定部材４
が設けられ、屏■側の他端３ｂには掛具２を形成する係
合具５が設けられている。６は前記掛具２の保合部材で
、ｆｆ１１１に取り付けられ、係合具５のフランジ５ａ
が係合する係合溝６ａが形成されている。７はソレノイ
ド、８は前記ソレノイド７のプランジャ、９は前記ソレ
ノイド７を取り付ける取付具で、扉枠■側に固定されて
いる。１０は前記プランジャ８が嵌合される嵌合穴であ
る。また、固定部材４にはプランジャ８が挿通ずる透孔
４ａが形成されている。

第２図は、第１図の回路を示す図で、第１図と同一符号
は同一部分を示し、Ａは居住室、Ｂは管理室である。居
住室Ａにおいて、Ｓｌは居住者が押す非常解錠用スイッ
チ（以下単にスイッチという）、Ｃは前記スイッチＳｒ
　と並列に接続された異常状態検知回路である。また、
スイッチＳ、および異常状態検知回路Ｃは、ソレノイド
７と直列に接続されている。扉枠Ｂ側において、ＢＺは
ブザーで、スイッチＳＩまたは異常状態検知回路Ｃがオ
ンしたことを管理室Ｂに報知する報知手段である。なお
、報知手段はブザーＢＺに代えて発光ダイオードであっ
てもよいｓｓ２は切換えスイッチ（以下単にスイッチと
いう）でブザーＢＺが鳴動したとき管理人が居住者の異
常を確認した後で、スイッチＳ２を切換えることにより
ブザーＢＺの回路をオフし鳴動を停止させるために設け
たものである。Ｒ１＋　Ｒ２は抵抗器、Ｓ３は前記管理
室Ｂで管理人がソレノイド７に通電させる非常解錠用ス
イッチ（以下単にスイッチという）で、管理人が居住者
の異常を知らされた場合に管理室Ｂでオンするものであ
る。Ｅは電源である。

次に第１図、第２図に基づいて動作について説明する。

居住者が居住室Ａで一人で在室しているときは、扉！！
を施錠し、ドア掛けロック１を掛ける。

ところで、居住者自身に病気、事故等の異常が発生して
管理人を呼ぶためスイッチＳｌをオンすると、ソレノイ
ド７が通電されてプランジャ８を引き上げる。このため
プランジャ８が嵌合穴１０と透孔４ａからの係合が解除
されるので、固定部材４は取付具９から離脱し、外部か
ら居住者Ｂの扉萱！を開けることができる。なお、プラ
ンジャ８は図示しない保持装置または保持回路により引
き上げられた状態で保持される。また、スイッチＳ１の
オンにより管理室Ｂにも報知され、ブザーＢＺが鳴動す
るので管理人は管理室Ｂにおいて、５ｉ１ｒｌの錠を解
錠するための回路（第２図の回路では図示されていない
）により扉Ｉの錠前を解錠するか、あるいは合鍵を使用
して居住室Ａの鍵を室外側から解錠する。このとき、ド
ア掛けロック１はすでに解錠されているため、居住室Ａ
に入ることができる。

また、居住者が病気または事故により動けなくなって一
定時間異常の生活情報がなくなったときは、異常状態検
知回路Ｃが作動してスイッチＳ。

をオンするので上記と同様、ソレノイド７に通電され管
理室ＢのブザーＢＺが鳴動する。

また、居住室Ａにおいて、居住者がスイッチＳ１を押し
たり異常状態検知回路Ｃが作動する以前に居住者の異常
を管理人が発見した場合は管理人が管理室Ｂにおいてス
イッチＳ、を押すことによりソレノイド７が作動し、ド
ア掛けロック１を解錠することができる。

第３図（ａ）〜（Ｃ）はこの発明の他の実施例を示すも
ので、第３図（ａ）は側面図、第３図（ｂ）は、第３図
（ｇ）の要部を示す正面図、第３図（ｅ）は、第３図（
ｂ）の一部破断側面図である。これらの図において、第
１図と同一符号は同一部分を示し、１１はドア掛けロッ
クの全体を示し、１２は前記ドア掛けロック１１の掛具
でＵ字形に形成されている。１３は前記掛具１２の扉枠
Ｉ側の一端１２ａに設けた固定部材、１４は前記掛具１
２を固定部材１３に対し回転自在に取り付けた軸、１５
は前記５％ＩＩに固着された基台１６と一体に設けられ
た係合具１７より構成されている。１８は扉枠Ｉに固着
された取付具で、ソレノイド７が取り付けられている。

１９は前記固定部材１３と一体に固着された係合突起、
２０は前記取付具１８に形成され、係合突起１９が挿入
される挿入孔、２１は前記係合突起１９に形成された係
合溝で、挿入孔２０内に形成された係合片２２に係止さ
れ、保合突起１９が回転しないようになっている。２３
は前記係合突起１９に形成され、プランジャ８が嵌合す
る嵌合穴、２４は前記取付具１８に形成されプランジャ
８が挿通ずる透孔である。

なお、ドア掛けロック１１を施錠するには扉ＩＩを閉め
ると係合具１７が第３図（ａ）の二点鎖線の位置になる
ので、掛具１２を扉ＩＩの面と平行になるように回転す
ればよい。

第３図においても、′！Ｊ２図のスイッチｓ１のオンに
よりソレノイド７に通電されるとプランジャ８が引き上
げられて係合突起１９の係合が解除され、次いで、扉Ｉ
！を開けることにより係合部材１５の係合具１７が掛具
１２を引張られて、固定部材１３とともに係合突起１９
が取付具１８から抜は出し解錠される。

（発明の効果）以上説明したようにこの発明は、固定部材をプランジャ
により係脱可能に係合せしめるソレノイドを設け、この
ソレノイドを固定するための取付具を扉枠に設け、取付
具にプランジャを係脱可能に嵌合せしめるための嵌合部
を設けたので、居住者が非常解錠用スイッチをオンする
か、あるいは、管理人が管理室の非常解錠用でスイッチ
をオンすることによりドア掛けロックが自動的に解除で
きる。したがって、ドア掛けロックが施錠された状態で
あっても、居住室の外部から扉を開けて居住室内で異常
状態にある居住者を救出することができる利点を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、第２図は、
第１図の回路を示す図、第３図（ａ）〜（Ｃ）はこの発
明の他の実施例を示す図で、第３図（ａ）は側面図、第
３図（ｂ）は、第３図（ａ）の要部を示す正面図、第３
図（ｅ）は、第３図（ｂ）の一部破断側面図である。図中、■は扉枠、！■は扉、１はドア掛けロック、２は
掛具、３はチェーン、４は固定部材、４ａは透孔、５は
係合具、６は係合部材、７はソレノイド、８はプランジ
ャ、９は取付具、１０は嵌合穴、Ａは居住室、Ｂは管理
室、Ｓ、、Ｓ２は非常解錠用スイッチ、ＢＺはブザーで
ある。第１図ｌ、ソレノイド第２図第３図（ａ）（ｂ）菖図（ｃ）

Claims

【特許請求の範囲】

居住室の扉枠側に掛具の一端に設けた固定部材を取り付
けるとともに、扉側に前記掛具の他端を係脱可能に係合
せしめる係合部材を取り付けたドア掛けロックにおいて
、前記固定部材をプランジャにより常時固定し、通電に
よって励磁されたとき離脱可能にするソレノイドを設け
たことを特徴とするドア掛けロックの自動解錠装置。