JPS63151443A - 製函機におけるブランク横ずれ修正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分デ？］ 本発明は、ブランクの折曲げ加工等が正確に行われるよ
うに、搬送路中のブランクの姿勢を修正する製函機にお
けるブランク横ずれ修正装置に関する。

［従来技術とその問題点コ −・般に、積層されたブランクが１枚づつ送り出される
ブランク供給機構部のブラックの供給速度より、ブラン
ク供給機構部から送り出されたブランクが１次工程への
ブランク搬送機構部におけるブランクの搬送速度の方が
早いため、フラップの長さの相違等によりブランク供給
機構部から送り出されたブランクが、ブランク搬送機構
部に送り込まれるときに時間差を生じてブランク搬送機
構部においてブランクの姿勢にずれを生じ、正確な折畳
み箱が得られず、製品ロスを生じさせる原因となってい
た。

これを修正するため、ブランクを挾持している搬送ベル
ト間の移動速度に差をもたせてブランクのずれを修正し
、この修正後に各加工工程へブランクを搬送する方法が
一般的に用いられている。

しかしながら、この複数のベルト間の移動速度に差を与
えてブランクの横ずれを修正する方法は、その修正に際
して、ブランク供給機構部から最終加工工程まで現実に
ブランクを搬送させ、折曲げられた箱が歪形していない
かどうかを確認しつつ所定の搬送ベルトの移動速度を調
整しなければならないため、ブランクの横ずれを修正す
るだけの調整に時間が掛り過ぎ、かつ多数のブランクを
冗費することになると共に、ブランクの連続成形中に１
１１度ブランクの横ずれが発生した場合には、ブランク
の折曲げ加工を一旦停止させた後。

上記同様にしてブランクの横ずれ修正を行わねばならず
、多種少量のブランク折曲げ加工に際しては時間的ロス
が大きすぎるというｌ！’１２ｉ１１点があった。

［問題点を解決するための具体的手段］本発明は、搬送
ベルトにより搬送されてくるブランクを逐一検出し、こ
の検出信号に基づさ、ブランク横ずれ修正用ストッパー
をブランクの搬送路中に出入させて、これにブランクを
衝合させ。

ブランクの横ずれを修正することにより、従、来におけ
る問題点を解決した製函機におけるブランク横ずれ修正
装置を提供しようとするもので、１対の搬送ベルトから
なる搬送体の複数組により、ブランクが挾持されて搬送
されるブランク搬送機構部において、一方の搬送ベルト
が他方の搬送ベルトに対して多数のテンションローラに
より圧接され、かつこのテンションローラの適宜範囲の
テンションローラが、他のテンションローラより搬送ベ
ルトからやや離れた方向へ配設されて解圧範囲が形成さ
れると共に、この解圧範囲内のブランクの搬送路中に、
適宜数のブランク横ずれ修正用ストッパが出入自在に設
置され、かつこのストッパよりブランク搬送路の上流に
、ブランクが検出されたとき、その検出信号により自動
制御装置を介してブランク横ずれ修正用ストッパを作動
させるブランク検出用センサが設置されたヒとを特徴と
する。

［実施例］ 以下、別紙図面に基づいて本発明に係る製函機における
ブランク横ずれ修正装置の実施例を説明する。

ベルトコンベア！の上面に積層された多数のブランク２
の前面に、ベルトコンベアｌ上のブランク２の最下層の
ブランク２から１枚づつ前方へ送り出すためのシャッタ
３が配設されてブランク供給機構部Ａが構成される。

このブランク供給機構部Ａの前方には、ブランク供給機
構部Ａからのブランク供給速度より高速で、ブランク２
の折曲げ、糊付は等の加工工程における搬送速度と等速
でブランク２を搬送するブランク搬送機構部Ｂが配設さ
れている。

ブランク搬送機構部Ｂは、１本のエンドレスベルトから
なる□下部搬送ベルト４と、上流と下流の同一線上に配
設され・た１組のエンドレスベルトからなる上部搬送ベ
ル）５ａ、５ｂで１１ｉｉが構成される搬送体４　、５
ａ、　５ｂの３組が所定間隔を配して並設され、これら
搬送体４．５ａ、５ｂの下部搬送ベルト４と上部搬送ベ
ルト５ａ、５ｂによりブランク２が挾持されて前方へ搬
送されるもので、下部搬送ベルト４は多数の定置ローラ
ーＢ上を移動するように構成されると共に、上流の上部
搬送ベルト５ａはテンションローラ取付フレーム７に取
付けられた多数ノテンションローラ８により下部搬送ベ
ルト４に軽く圧接され、下流の上部搬送ベル）５ｂは、
その後半がテンションローラ取付フレーム３に取付けら
れた多数のテンションローラｌＯにより下部搬送ベル・
ト４に軽く圧接され、かつその前半は上下搬送ベル）４
．５ｂ間でブランク２の横ずれが修正できる程度の間隔
があけられるように、テンションローラ取付フレーム１
１に取付けられた多数のテンションローラ１２が下部搬
送ベル）５ｂよりやや上方に配設されてブランク２の搬
送に支障のない程度の解圧範囲りが形成されている。

この解圧範囲り内の上流側で３本の下部搬送ベルト４間
下側には、１対のブランク検出用センサ１３、１３が配
設され、解圧範囲り内の下流側で３本の下部搬送ベルト
４間には、ブランク２が搬送される位置より上方、すな
わちブランク２の搬送路中に出入（昇降）自在な１対の
ブランク横ずれ修正用ストッパ１４が設けられると共に
、これらは、センサ１３によりブランク２が検出された
とき、その検出信号に基づいてストッパ１４をブランク
２の搬送路中出入作動させる信号を発信させる公知の自
動制御装置１５に接続されている。

そして、この自動制御装ｇｉ１５は、センサ１３がブラ
ンク２の検出信号を発信する毎にストッパＨの作動信号
を発信させるか、あるいは、ブランク２が正しく搬送さ
れてきた時の位置に左右１対のセンサ１３．１３を配設
しておき、これらが同時にブランク２の端縁を検出した
ときにはストッパ１４の作動信号を発信させず、第２図
仮想線で示されるように、ブランク２が横ずれして搬送
されてきて。

各センサ１３．１３が異時にブランク２の端縁を検出し
たときにのみ、ストッパ１４の作動信号を発信させるよ
うにしたものを用いてもよい。

なお、ブランク２の搬送速度に合わせてストッパ１４の
搬送路内への出入のタイミングを調整することは自明で
ある。

つぎに、この実施例装置の作用を、ブランク２が検出さ
れる毎にストッパ！４が作動される場合を説明すると、
ブランク供給機構部Ａから１枚づつ送り出されるブラン
ク２は、ブランク搬送機構部Ｂ（７）上下搬送ベル）４
．５ａによりブランク供給速度より早い速度で搬送され
、ブランク搬送機構部Ｂの解圧範囲りにおけるブランク
検出用センサ１３の位置まで搬送されてくると、該セン
サ１３によりブランク２の先端を検出し、その検出信号
を自動制御装置１５へ送る。

このブランク検出信号を受けると、自動制御装置１５か
らは、ブランク横ずれ修正用ストッパ１４へその作動信
号が発信され、ストッパ１４はブランク搬送路内へ突出
し、これにブランク２が衝合してそのずれが修正される
と同時に、ストッパ１４は元位ｌに復し、ブランク２は
次工程へ搬送される。

このような作動を繰返すことにより、搬送されるブラン
ク２のすべては、ブランク横ずれ修正用ストツバ１４に
より正しい姿勢に修正されて折曲げ工程や糊付は工程等
の加工工程へ搬送される。

なお、ブランク検出用センサ１３の設置位置は、ブラン
ク横ずれ修正用ストッパ１４より上流であれば、解圧範
囲り個でも、それより上流側でも差仕えなく、要はブラ
ンク横ずれ修正用ストッパ１４とのタイミングがとり易
い位置に設置すればよい。

［発明の効果］ 本発明は、ブランク搬送機構部に搬送されてきたブラン
クの姿勢を矯正して後続の加工工程へブランクを搬送す
るものであるので、製品の歪形やロスを発生させること
がないのは勿論、ブランク横ずれ修正用スト−／パにブ
ランクを衝合させてその横ずれを修正させるので、従来
のような１対の挾持ベルトの速度をそれぞれ調整してブ
ランクの横ずれを修正するものに比し、調整が簡単確実
であり、調整時間を著しく減少させることができ、かつ
連続成形中にブランクの横ずれが（１９，せず、ブラン
クの横ずれ修正調整のために、ブランクを冗費すること
もないので、多種少量のブランク折曲げ加工に際しての
時間的ロスをルナとすることができると共に、特にブラ
ンク検出用センサは、ブランク横ずれ修正用ストッパよ
りブランク搬送路の上流側に設けられているので、搬送
されてくるブランクの総てを、または横ずれして搬送さ
れてきたブランクのみを、ブランク横ずれ修正用ストッ
パに衝合させることもできて、ブランクの大きさや形状
、あるいは搬送速度等、ブランクの搬送状態に応じて適
宜その横ずれ修正方法を選択できる等、製鋼機における
ブランク横ずれ修正装置として好適である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る製函機におけるブランク横ずれ修正
袋この実施例を示すもので、第１図は全体の正面図、第
２図はブランクの横ずれ修正状態を示す要部の平面図で
ある。 ４・・拳下部搬送ベルト（搬送体） ５ａ、５ｂ・・・上部搬送ベルト（搬送体）８　、１０
．１２−−・テンシ、ンローラ１３・・番ブランク検出
用センサ １４・・・ブランク横ずれ修正用ストルパ１５・・・自
動制御装置 Ｂ・・・ブランク搬送機構部 Ｌ・・・解圧範囲

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）１対の搬送ベルトからなる搬送体の複数組により
   、ブランクが挾持されて搬送されるブランク搬送機構部
   において、一方の搬送ベルトが他方の搬送ベルトに対し
   て多数のテンションローラにより圧接され、かつこのテ
   ンションローラの適宜範囲のテンションローラが、他の
   テンションローラより搬送ベルトからやや離れた方向へ
   配設されて解圧範囲が形成されると共に、この解圧範囲
   内のブランクの搬送路中に、適宜数のブランク横ずれ修
   正用ストッパが出入自在に設置され、かつこのストッパ
   よりブランク搬送路の上流に、ブランクが検出されたと
   き、その検出信号により自動制御装置を介してブランク
   横ずれ修正用ストッパを作動させるブランク検出用セン
   サが設置されたことを特徴とする製函機におけるブラン
   ク横ずれ修正装置。
2. （２）ブランク検出用センサが、ブランクの搬送方向と
   交叉する方向に複数個設置された特許請求の範囲第１項
   記載の製函機におけるブランク横ずれ修正装置。
3. （３）自動制御装置が、複数のブランク検出用センサに
   よりブランクの横ずれが検出されたときブランク横ずれ
   修正用ストッパの作動信号が発信される特許請求の範囲
   第２項記載の製函機におけるブランク横ずれ修正装置。