JPS6315070Y2 - - Google Patents

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JPS6315070Y2
JPS6315070Y2 JP10056480U JP10056480U JPS6315070Y2 JP S6315070 Y2 JPS6315070 Y2 JP S6315070Y2 JP 10056480 U JP10056480 U JP 10056480U JP 10056480 U JP10056480 U JP 10056480U JP S6315070 Y2 JPS6315070 Y2 JP S6315070Y2
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JP
Japan
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machine casing
lower cover
generating device
attached
rescue
Prior art date
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JP10056480U
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JPS5724151U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来、緊急事態の救助信号を発する装置は、多
くの場合、犯人に気付かれることなく伝達しよう
とするため、自動車の前後部又は屋根上に文字な
どの表示装置又は発光装置を設けているが、緊急
時の伝達手段として確実性に欠けるものであつ
た。そこで、この考案は自動車の床下外面に機筐
を設け、緊急時にその機筐の下蓋を開け、内部に
設けた救助依頼音声発生装置を作動させ、明確な
言語音による救助依頼を持続的に拡声させると共
に、救助依頼紙片の多数枚を路上に投下し、二重
に救助を求めることができる装置を提供しようと
なされたものである。
以下、この考案を実施の一例である図面により
説明すると、1は機筐を構成する主体で、上部1
aの周縁を外方に突出して取付鍔2が形成され、
自動車の床下外面にネジ3,3により取付けられ
る。
この主体1の内部に救助依頼音声発生装置を構
成する、カセツトテープ4、それを駆動するモー
タ5、テープ4より電気信号に変換するヘツド
6、電気信号を増巾するアンプ7、電気信号を音
波に変換するスピーカ8及び電源電池9が設置さ
れる。前記スピーカ8は主体1の底部1bに設け
た通音孔10に対応して内底面に取付けられる。
主体1の底部1b外面の周縁寄に環状パツキン
11が装着される。そのパツキン11に周縁内面
を圧着し、主体1の底部外面を気密に閉鎖する下
蓋12は、その基端両側に設けられた耳板13,
13を主体1の一端両側に設けられた支軸14,
14に枢支され、ばね15,15作用で常に開放
方向に付勢されると共に、内面に凹陥部16が設
けられ、その凹陥部16内に救助位頼文を印刷し
た紙片17の数十枚を収容し、またこの下蓋12
の他方端縁寄に設けられた掛金18は蓋板12を
閉じたとき、主体1内に嵌入し、主体内に設けら
れた電磁掛着金具19に係合し、その下蓋12を
ばね15,15などに抗してパツキン11に圧着
し、凹陥部16及び主体1内部を外部に対して気
密に閉鎖している。
電磁掛着金具19は自動車の運転席に設けられ
たスイツチ(図示しない)と関連し、そのスイツ
チが入ると掛金18を開放する。したがつて、前
記のように下蓋12はばね15の作用で、第4図
の如く斜めに開くのである。同時に、この電磁掛
着金具19は前記救助依頼音声発生装置の入力ス
イツチを兼用していて、その発生装置を作動させ
るようになつている。発生装置の出力は実施例で
は200mmWにおさえてある。
この考案は以上のように構成されるから、緊急
時に運転席のスイツチを押すことによつて電磁掛
着金具19はロツクを解除し、スピーカ8を覆つ
ていた下蓋12はばね15,15の作用で図示の
如く40度で後方に傾斜して開かれる。そこで下蓋
12の内側に収容されている紙片17の20〜30枚
を道路面に落下させ、通行人に拾われやすいよう
に散乱させる。同時に機筐内の救助依頼音声発生
装置は再生を開始し、緊急事態の発生と救助依頼
の音声をスピーカ8より出し、周囲に放音するも
のである。
以上、この考案によると、救助依頼音声発生装
置は自動車の床下外面の機筐内にほこり、湿気そ
の他の影響を受けないように気密に設けられ、緊
急時に通音孔を閉鎖している下蓋が開くと作動を
開始して救助依頼音声を発生し、この音声は下蓋
を反射板として後方に伝波させることができ、下
蓋は内面を収容部としてここに救助依頼文を印刷
した紙片を常時に収容しているが、これを前記緊
急時に下蓋が開けられると路面に投下し、救助を
音声に加えて文字による紙片でも求めることがで
き、その伝達手段が2重となり、伝達の確実化を
図ることができる。
また機筐を自動車の床下外面に取付けるもので
あるから、周囲に拡散し、拡声効果があると共に
加害者からの破損を受けることがなく、犯罪を未
然に防止することができるものである。
また、機筐内の救助依頼音声は低出力でも足り
るため、電源電池には単電池2本程度でたり、
機筐は軽量、小型ですみ、工事は数本のネジで車
体に固定し、運転席などにON−OFFスイツチの
みを配線するだけでよく、既存の自動車に特別の
工作を行うことなく簡易に付設できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置の側面図、第2図は第1
図A−A線に沿う断面図、第3図は下蓋を開いた
状態の切欠ぎ断面側面図、第4図は取付状態にお
いて下蓋が開いたときの外観斜視図である。 1……機筐主体、2……取付鍔、3……ネジ、
8……スピーカ、12……下蓋、19……電磁掛
着金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の床下外面に取付け自在の取付鍔を上部
    周縁に具えた機筐に救助依頼音声発生装置を内装
    し、その発生装置の通音孔を前記機筐の底部に開
    孔させると共に、その開孔を内方として機筐の底
    部外周縁に環状パツキンを装着し、機筐の底部外
    面に下蓋を覆着して下蓋内面に設けられた凹陥部
    に収容される救助依頼紙片と機筐内部を気密に閉
    鎖し、さらに前記下蓋の掛着機構と救助音声発生
    装置を運転席などの車内に設けたスイツチと関連
    し、下蓋の開放による前記救助依頼紙片の投下
    と、救助依頼音声発生装置の作動を常時可能に構
    成したことを特徴とする自動車用防犯装置。
JP10056480U 1980-07-18 1980-07-18 Expired JPS6315070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10056480U JPS6315070Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10056480U JPS6315070Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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Publication Number Publication Date
JPS5724151U JPS5724151U (ja) 1982-02-08
JPS6315070Y2 true JPS6315070Y2 (ja) 1988-04-27

Family

ID=29462127

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JP10056480U Expired JPS6315070Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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JPS5724151U (ja) 1982-02-08

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