JPS631504A - 真空型枠工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　発明の目的 コンクリートは型枠を用いて自山な形を（Ｆることがで
きるなどの利点はあるらのの、ひび割れの発生するなど
の欠点もある．ひび割れはコンクリートの最大の欠点で
あって、生コンクリートが固まるときに収縮することが
原因としていちばん多い． 収縮する理由としての最大は生コンクリートを作るとき
工が不可能で、どうしても施工上から水量は多くせざる
を得ない．水量をできるだけ少なくして施工し易いよう
に色々な混和材も利用されているが、限度があってどう
しても水量はセメントとの水和作用に必要な量よりも多
くなる．これがためにコンクリートにひび割れが発生し
、マンションなど年数を経た横造物に雨が浸透して鉄筋
をさびさせたりしてｔｌＩ造物のＭｌにつながる． ートの打設後に余分な水分を取り除く工法が考えられて
いる．打設されたコンクリートの上面に真空マットを乗
せ、真空マットをボン１に結んでコンクリートの上面か
ら水分を吸収する工法である．しかし、この工法はコン
クリート鋪装などのように、コンクリ〜トの上面が広く
て厚さの薄い場合にしか有効でない． また、コンクリート型枠に小さな穴をあけて、余分の水
分が自然と流れ出すように考案されたものもあるが、コ
ンクリートが固まるまでの可時間の間に流れ出る量は知
れたしので，あまり期待できない． 本発明は以上の欠点を無くして、できるだけ多くの余分
な水分を生コンクリートからまだ固まらないうちに吸収
しようとするものである． （口）　発明の横成 うにする．隔璧４と吻枠１との間には中空部分５を作る
．隔Ｍｉ４にはパイブ６を取り付け、バルブ７を通じて
ポンプの８に結ぶ． 生コンクリート２が打設されてパイブレータなどを用い
て締め固めな行なうとき、ポンブ８を作動させて中空部
分５の空気を抜いて排気排水のためのパイプ９を通じて
中空部分５を真空にしようとする．気圧の減少から生コ
ンクリート２は穴３を通って中空部分５の方へ入ろうと
する．穴３は小さい穴として水分とそれにともなうセメ
ントしか通れない程度とする．砂利は勿論通れないが，
砂も通れない程度の穴とする． 以上のような構成であるから生コンクリート２から強制
的に余分な水分を除くことができる。

（ハ）　発明の効果 本発明は型枠の裏側を真空にしようとして型枠１の小さ
な穴３を通じて生コンクリート２の余分な水分を抜くも
のであるから、型枠面積の広いコンクリート構造物にと
くに効果がある．また強制的に水分を抜くので効果は大
きい．なお、穴３を通じて水分とともにセメントが多少
ながら流れ出すが、その分だけセメント量を増しておけ
ば支障はない． 生コンクリート２から余分な水分が抜けるために体積が
減少するが、その分だけ余分に生コンクリートを加えて
おけばよい．また中空部分５が真空に近ずくことにより
大気圧１０が上部から生コンクリート２にかかるので，
それだけ密なコンクリートができるという長所もある．

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンクリート型枠において、型枠に小さな穴を設けると
   ともに型枠の後背部に中空部分を設け、この中空部分の
   空気を抜き取って真空とすることにより、型枠の小さな
   穴を通じてコンクリートのまだ固まらない間に生コンク
   リートの余分な水分を吸収し、もってコンクリートのひ
   び割れを防止するなど良質なコンクリートを施工する工
   法。