JPS631501A - 制振機能を有する板状回転体 - Google Patents

制振機能を有する板状回転体

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JPS631501A
JPS631501A JP24180786A JP24180786A JPS631501A JP S631501 A JPS631501 A JP S631501A JP 24180786 A JP24180786 A JP 24180786A JP 24180786 A JP24180786 A JP 24180786A JP S631501 A JPS631501 A JP S631501A
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JP
Japan
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damping function
plate
zigzag
base metal
circumferential area
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JP24180786A
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藤吉 芳久
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Kanefusa Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は製材、木工等の非金ヱ加工、アルミニューム,
鉄等の金属加工のあらゆる分野に使用される回転鋸.さ
らには板状回転体において、制振機能を付加したものに
関する。
従来技術 回転鋸は空転時に切刃裏側の逃げ部にカルマン渦が生し
て振動を起こし、1転体問有の厖動故に応じた回転域で
は特に大きな不快な高周波の金属音が発生し、また切削
作業時には交互に関与する切刃によって交番的な切削荷
重が作用して鋸台金に振動が励起され、大きな切削音及
び回転体の固有振動による共振現象が誘起される。この
ため今までに各種の割振対策が講じられている。例えば
特公昭53−16952号のものでは第13図.第14
図のように鋸歯部の歯底からほぼ鋸台金の中心に向かう
割り溝21の底部と台金の丸穴22を曲線亀裂状の削り
筋23を設けて曲線相互の密接により制振作川をもたせ
て騒音を防止している。また特開昭59−134616
号のものは第15図のように半径方向にわずかなl1の
スリソトによって振動減衰を可能としている。
発明が解決しようとする問題点 特公昭53−16952号のものでは苛酷な使用条件下
において時に割り筋部分から鋸台金に大きなずれが生し
て使用不能となることがあった。また特開昭59−13
4616号のものは満足できる十分な割振効果になお疑
問がもたれる。
問題点を解決するための手段 板状の略円形台金1の外周域または中周域または外周域
から中周域にかけて振り巾が溝間隔より長いジグザグ状
の切り44.14によって細長い舌片を交互に形成して
設け、該それぞれの舌片を台金面内で変形させることに
よってその先端部4a.14aを順次隣りの舌片基部に
接触させたものである。
以下本発明の実施例を図面にもとづき説明する。
実施例l 第1図において、台金1の外周に等間隔に多数個形成さ
れ切刃チップ3をろう付けした刃体部2の鋸歯の歯底か
らレーザビーム,電子ビーム等の高工不ルギビームによ
って溝巾0.1 〜0.3粍の切り溝をいれるもので、
その形状は歯底から台金1の中心に向かって数粍例えば
2粍ほぼ直線で切り込み以後反転端が円弧状でその振り
巾が例えば2粍から次第に大きく例えば20粍となる溝
間隔数粍例えば2粍のジグザグ状の溝110.1 〜0
.3の切り溝4が数段形成されている.そして最終端は
切り溝が割れ目となって進行しないようように円形穴5
に繰り抜かれている。このようなジグザグ状切り溝4は
円周数個所にほぼ等分位置に形成されている.高熱によ
る短時間の溶断で切り講4を形成することによりm状の
舌片が形成されるが、舌片の片側熔断後舌片の先端部4
aを越えた反対側にレーザビームが移動するとこの熱の
ため切り面は膨張し先の溶断面側は冷えているための時
間的ずれによる種々の相乗効果によりレーザビームが舌
片の基部に移るに従い冷却側に台金面内で変形する。溝
巾が0.1 〜0.3 と掻く僅かであるために先端部
4aにおいて隣りの舌片の基部に次々と第5図aのよう
に接触する。そしてこの接触部において摩擦により台金
の振動に対する制振作用が生じる.なお舌片の先端部と
基部の巾は第5図bのようにかならずしも同一にする必
要はない.実施例2 第2図において歯底より台金1の中心に向がって従来公
知の第6図のような約1粍程度のスリットllを半径の
約数分の11本例では約1/9の深さに機緘的手段また
はレーザビーム等で形成し終端に割れ止めの数粍の穴1
2を穿設する.そしてこのスリソI−11を円周上に数
個配設する。また穴l2に必要によりアルミ材等を埋設
する.更にこのスリノト11とスリソト1lとのほぼ中
間角度位置で穴l2とほぼ同円周上に数粍の穴13を穿
設しこの穴l3より溝間隅数粍、本例では2粍1】でジ
グザグ状の溝中0.1−0.3粍の切り溝14を穴l3
と台金中心のほぼ中央当たりまで外方に僅かに湾曲して
本例では振り巾25粍から次第に振り巾を小さく最終は
本例では11粍を本例では舌片数が42となった切り溝
端を同様に数粍の穴15で止めるようにレーザビーム,
若しくは電子ビーム等の高エネルギビームを利用する加
工方法で形成する。このジグザグ状の切り溝14を同様
に台金上周方向に数個を配設する。高エネルギビームに
よる熱加工のため交互に配された各舌片の先端14aは
実施例1と同様に切り溝l4を先に形成した側に台金上
で変形し先の舌片基部に接触するものである。この場合
ジグザグの振り巾は同じでもよく、またジグザグ状の切
り溝が外方に湾曲することは必ずしも必要ない. 実施例3 第3図において実施例2のジグザグ状切り溝の切り始め
の位置を穴l2側に寄せ穴12の台金1の中心側にジグ
ザグ状切り溝のほぼ中央が位置するものであって他は変
わりない。
実施例4 第4図において、本例は第2図のジグザグ状の切りiA
 l 4とスリ・レト1lを有するもののスリノト11
穴l2に替えて第1図のジグザグ状切り溝4を形成した
ものである。
向上記各実施例はレーザビーム、電子ビーム等の高エネ
ルギビームによる加工に替えウォータジェット等の高圧
流体で加工したあと舌片部に物理的変形を与えて同様の
効果を出すことが可能である。
−実験例一 fil台金減衰能値 鋸盤の回転軸に回転鋸が固定された状態でその台金を外
周域のスリノトのほぼ中間において木ハンマで強く打撃
し、人間が特に大きく感じる周波数域約4000}12
を中心とする3500〜4 5 0 0 II Zの騒
音が略75 dBになった瞬間の騒音値(a),それか
ら0.25秒後の騒音値(b) , 0. 5秒後の騒
音値(c)を所定各周波数域において一度に測定し、1
0β゛Og1。(a)/(C)の騒音値を減衰能値とし
た。そしてこの測定を各鋸図番において行ったものであ
る。
測定  周波数分析器 SANEI社製(日本)シグナ
ルプロセソサ−7T21S 滅衰能値が大きい方が台金の制振性能は良い。
(2)リJ fill騒音  使用機穢:低連送材装置
付丸鋸盤切削条件  切削材 :メラミン化粧張リバー
チクルボード(厚15脂鴨) 回転数 :     4000乙ρ.m,送り   ・
     Ion/ win鋸直径寸法 :    φ
305寥一 鋸出51:.10一麓 回転鋸を取付ける締付フランジ寸法 φ90mm測定条
件  鋸からIm+Mした位置 測定器  騒音計 電子測器(株)形式1030A  
scale dB {3)空転騒音 測定条件 回転鋸は前記と同し 注 暗騒音(回転鋸を取外した時の機械音)回転数(X
100r.ρm.) この騒音値をグラフで表したものが第12図である.従
来タイプは特定回転数域で共振を起こし大きな静音(金
属音)を発している. (4)切削振動周波数分析 条件:切削騒音測定と同じ 測定:周波数分析器SANE 1社製(日本)ジグナル
プロセンサー 7T21S 従来の第6図の回転鋸は第11図のように全帯域におい
て高低の起伏が大きいが、本発明の第1図〜第4図の回
転鋸は第7図〜第lO図のように高低の起伏は全体とし
て小さくなっている。第11図のように起伏の大きいと
ころはその周波数で鋸が大きく振動していることを示し
ておりこのため被切削材の切断面にツースマークがつく
.効果 以上詳述したように本発明は台金の一部にジグザグ状の
切り溝を設け切り出された舌片端を隣の舌片基部に接触
させたので、台金減衰能値、切削騒音.空転騒音並びに
切削振動周波数分析結果にそれぞれ優位性が認められる
.特にレーザビーム.電子ビーム等の高エネルギビーム
加工による場合は舌片の台金面での変形が加工と同時に
起こって特別の補助作業を必要としないで作業工程が短
くなる効果を有する.なお実施例は回転鋸であるが他の
板状の回転体の割振を必要とするものに応用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例lの図、第2図は同実施例2の
図、第3図は同実施例3の図、第4図は同実施例4の図
、第5図a,bは舌片の接触状!ぶを示す図、第6図は
従来のスリットの図、第7図は第1図の鋸の切削時の振
動周波数分析図、第8図は第2図の鋸の切削時の振動周
波数分析図、第9図は第3図の鋸の切削時の振動周波数
分析図、第10図は第4図の鋸の切削時の振動周波数分
析図、第11図は第6図の鋸の切削時の振動周波数分析
図、第12口は空転騒音値をグラフとした図、第13図
.第14図.第15図は従来の回転鋸を示す図である. 4,14・・ジグザグ状切り溝 4a,14a・・舌片の先端 l1・・スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状の略円形台金の外周域又は中周域又は外周域
    から中周域にかけて振り巾が溝間隔より長いジグザグ状
    の切り溝によって細長い舌片を交互に形成して設け、該
    それぞれの舌片を台金面内で変形させることによりその
    先端部が順次隣りの舌片基部と接触させられ、この部で
    制振作用を行わせることを特徴とする制振機能を有する
    板状回転体。
  2. (2)ジグザグの切り溝をレーザビーム、電子ビーム等
    の高エネルギビームで形成し舌片の変形を切り溝の形成
    と同時に行わせた特許請求の範囲第1項記載の制振機能
    を有する板状回転体。
  3. (3)ジグザグ切り溝はウォータジェット等の高圧流体
    で形成し、舌片を外力によって変形させた特許請求の範
    囲第1項記載の制振機能を有する板状回転体。
JP24180786A 1985-12-20 1986-10-11 制振機能を有する板状回転体 Expired - Lifetime JPH0628841B2 (ja)

Priority Applications (1)

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US06/939,753 US4794835A (en) 1985-12-20 1986-12-09 Plate-like rotary body with vibration-suppressing characteristics and method of manufacturing same

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JP28897385 1985-12-20
JP60-288973 1985-12-20

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JPS631501A true JPS631501A (ja) 1988-01-06
JPH0628841B2 JPH0628841B2 (ja) 1994-04-20

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WO2000005518A1 (en) * 1998-07-21 2000-02-03 Kanefusa Kabushiki Kaisha Damping plate
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WO2023047756A1 (ja) * 2021-09-23 2023-03-30 兼房株式会社 円盤状回転工具

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JP2008275076A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Aichi Steel Works Ltd 機械部品用制振素材、その製造方法、及びそれを用いた機械部品

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