JPS63150128A - 部品の案内制御方法 - Google Patents

部品の案内制御方法

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Publication number
JPS63150128A
JPS63150128A JP29932486A JP29932486A JPS63150128A JP S63150128 A JPS63150128 A JP S63150128A JP 29932486 A JP29932486 A JP 29932486A JP 29932486 A JP29932486 A JP 29932486A JP S63150128 A JPS63150128 A JP S63150128A
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JP
Japan
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column
rail
linear guide
nut
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Application number
JP29932486A
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English (en)
Inventor
Hideki Saeki
英樹 佐伯
Hidekazu Kanai
金井 英一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/25Movable or adjustable work or tool supports
    • B23Q1/26Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
    • B23Q1/262Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members with means to adjust the distance between the relatively slidable members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、マシニングセンタのコラム等の被案内部品を
案内する際に、適用するに好適な部品の案内制御方法に
関する。
(b)、従来の技術 最近、工作機械の部品、例えば、第3図に示すマシニン
グセンタ1を構成するコラム3等においては、その案内
方式として、転がり案内面としてのリニアガイド6を用
い、該リニアガイド6によりコラム3をベース2上で、
滑らかに矢印A、B方向に移動させる案内方法が採用さ
れつつある。
この場合、加工は、主軸19に装着された工具(図示せ
ず)によって、テーブル20上に保持されたワークに対
して行なう。
(C)0発明が解決しようとする問題点しかし、リニア
ガイド6によって案内される被案内部品としてのコラム
3は、滑り案内面によって案内される場合に比べて、高
速で早送りすることが可能でサーボ追従性(応答性)に
優れ−Cいる反面、ワークを重切削した場合には時とし
てビビリが発生して、ワークの加工精度が低下する危険
性があった。
本発明は、上記の問題点を解消すべく、使用条件に応じ
て、リニアガイドの応答性を変化させることが出来る部
品の案内制御方法を提供することを目的とする。
(d)6問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、予圧可変手段(12,12A)を設け
、該予圧可変手段(12,12A)を操作することによ
り、リニアガイド(6)に、高い応答性が要求される場
合は、ナツト(9)とレール(7)との間に作用する予
圧を減少させ、前記リニアガイド(6)に、低い応答性
が要求される場合は、前記ナンド(9)とレール(7)
との間に生じる予圧を、増大させるようにして構成され
る。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)
、作用」の欄についても同様である。
(e)6作用 上記した構成により、本発明は、予圧可変手段(12、
]2A)により、ナツト(9)とレール(7)との間に
作用する予圧が任意に増減されるように作用する。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による部品の案内制御方法の一実施例が
適用された、マシニングセンタの案内装置の一例を示す
断面図、 第2図はマシニングセンタの案内装置の別の例を示す断
面図。
第3図は本発明の一実施例が適用された、マシニングセ
ンタの一例を示す正面図、 第4図は第3図の平面図である。
マシニングセンタ1は、第3図に示すように、ベース2
を有しており、ベース2上には、コラム3が、後述する
案内装置5を介して、矢印A= B方向に移動駆動自在
に設けられている。案内装置5は、第4図に示すように
、リニアガイド6.6を有しており、各リニアガイド6
は、そわぞれベース2」二に矢印A、B方向に並列して
設けられたレール7.7を有している。各レール7には
、コラム3の第1図下端部3aに支持板11を介して固
着された、リニアガイド3を構成する複数個のナツト9
が、図中紙面と直角な方向、即ち第3図A、B方向に移
動自在に支持されており、各ナツト9には、ボール支持
部9a、9aが、レール7の第1図左右両側面を外側か
ら挟さみ込む形で設けられている。各ホール支持部9a
には、複数個のボール1oが一部をレール7との間に介
在させる形で転勤自在に設けられており、これ等ボール
10には、ボール支持部9aを介してレール7方向に予
圧が加えられている。
また、コラム3の第1図下端部3Qには、複数個の予圧
可変体12が、前述した各ナツト9と対になる形で設け
られており、各予圧可変体12は、それぞれ、駆動シリ
ンダ13及び腕15等を有している。即ぢ、各駆動シリ
ンダ13は、第1図に示すように、コラム3の下端部3
aに支持板11を介して、各ナツト9の図中上方に所定
距離だけ離れる形で設けられており、各駆動シリンダ1
3には、2個のピストン13a、13aが、そわぞれ矢
印C,D方向に摺動自在な形で嵌入係合している。ピス
トン13a、13aには、それぞれピストンロッド13
b、13bが、矢印C,D方向に突出後退自在な形で固
着されており、更に、駆動シリンダ13の図中左右の内
側面13c、13dとビス1−ン13a、13aとの間
には、スプリング13e、13eか、それぞれビス1−
ンロッド13b、13bの周囲を被覆する形で設けられ
ている。なお、駆動シリンダ13内のビス1ヘン13a
、13a間には、油室13fが形成されており、また、
駆動シリンダ13の図中上方には、油供給管35が、そ
の一端を油室13fに開口する形で接続さ九ている。更
に、油供給管35の他端には、図示しない油圧ポンプが
接続されており。
当該油圧ポンプを駆動することにより、油室13f内に
、油供給管35を介して圧油を供給することが出来る。
更に、コラム3の下端部3aには、予圧可変体12を構
成する2本の腕15.15が、ピン16.16を介して
、矢印E= F方向に揺動自在な形で設けられており、
各腕15の図中下端には、ナツト9のボール支持部9a
、9aを押圧し得る押圧部15a、15aが、それぞれ
矢印り方向に突出する形で形成されている。また、各腕
15と駆動シリンダ13の外側面13h、13iとの間
には、スプリング17.17が張設されており、各腕I
Sの図中上端部は、各スプリング17によって矢印F方
向に付勢され、駆動シリンダ13の各ピストンロッド1
3 bの図中先端と当接している。
一方、コラム3には、第3図に示すように、主軸19が
回転自在に、かつ図中上下方向である矢印G、H方向に
移動駆動自在に設けられており、主軸5には、工具を脱
着自在な形で装着することが出来る。また、ベース2の
図中右方には、テーブル20が、図中紙面と直角な方向
、即ち第4図矢印J、に方向に移動駆動自在な形で設け
られており、テーブル20上には、加工すべきワークを
固定保持することが出来る。
マシニングセンタ1は、以上のような構成を有するので
、テーブル20上に固定保持された図示しないワークを
切削加工するには、まず、第3図に示すコラム3を、加
工に使用する工具(図示せず)を装着した主軸19と共
に、図中実線で示す待機位置から、リニアガイド6を介
して、ベース2上を適宜矢印C方向に早送りすると共に
、主軸19を矢印G又はH方向に、更に、テーブル20
をワークと共に図中紙面と直角な方向(即ち矢印J又は
に方向)に適宜移動させて、所定の加工開始位置に位置
決めする。この際、コラム3の第1図下端部3aに装着
さ九た複数個の予圧可変体12は、操作されない、即ち
、予圧可変体12を構成する駆動シリンダ13内のビス
1−ン13a。
’L3a間に形成された油室13fには、圧油が供給充
填されない。このため、駆動シリンダ13内のピストン
13a、13aは、ピストンロッド13b、13bと共
に、圧油によって押されて図中実線で示す位置から、ス
プリング13e、13eの弾性力に抗してC方向に移動
することはない。
すると、各ピストンロッド13bの先端と当接している
腕15.15は−E、F方向に揺動せず図中実線で示す
位置に位置決めされた状態を維持するので、各腕15の
第1図下端に形成された抑圧部15aは、ナツト9のボ
ール支持部9a−9aとは当接しない。その結果、各ボ
ール支持部9aとレール7との間に転勤自在に挿入支持
されたボールICLには、当該リニアガイド6の組み立
て時に加えられた予圧、即ち、本来の予圧のみが作用し
、その転勤抵抗は極めて小さい。このため、リニアガイ
ド6の応答性は良好に保持さ九、当該リニアガイド6に
よって案内されたコラム;3のC方向の早送りは1円滑
に、しかも高速で行なわれろ。
こうして、コラム3等が加工開始位置に位置決めされた
ところで、第1図に示す予圧可変体12を操作すること
により、リニアカイドロの各ボール10に作用している
予圧を1本来の予圧よりも増大させる。
それには、まず予圧可変体12を構成する駆動シリンダ
13内のピストン13a、13 a間に形成された油室
13fに、図示しない油圧ポンプを駆動することにより
、油供給管35を介して。
圧油を供給する。油室13fに、圧油が供給されると、
ビスI−ン13 a、13aは、それぞれスプリング1
3eの弾性に抗する形でC方向に摺動するうピストン1
3a、13aがC方向に摺動すると、各ピストン13a
に固着されているピストンロッド13b、13bも、C
方向に突出する。すると、予圧可変体12を構成する腕
15.15は、張設さ九たスプIJング17.17の弾
性力によっ′C5各ピストンロツF ]、 :31)の
先端ど当接しているために、各腕15は、各ビス1−ン
ロツド13bによってスプリング17の弾性に抗する形
でC方向にIPされ、ビン16.16を中心としてE方
向に揺動する。すると、これ等腕15の図中下端に形成
された押圧部J、 5 a、15a+JE方向に揺動し
て、ナツト9のボール支持部9a、9aに当接し、更に
その状態で、ボール支持部9a、9aをレール7方向、
即ちD方向に押圧する。
その結果、各ボール支持部9aは、この加えられた押圧
力によって1弾性変形して僅かにD方向に撓み、各ボー
ル10をレール7に押し付けて、当該ポール10に作用
する予圧を、本来の予圧よりも増大させる。なお、この
際、ナツト9は、各腕15の押圧部15aによって、第
1図左右両側から均等にD方向に押圧されているので、
当該ナラ1−9、従って当該ナツト9を下端部3aに装
着するコラム3は、図中に、J方向に移動することはな
い。このため、コラム3の主軸19に装着された工具が
、ワークの加工開始位置から、ズレルことばない。
こうして、予圧が本来の予圧よりも増大したところで、
コラム3を、主軸19と共にA、B方向に切削送りする
と共に、主軸19を工具と共にG、I−I方向に、更に
テーブル20をワークと共にJ、に方向に適宜移動して
、所定の加工をワークに対して行なう。なお、この際、
リニアガイド6は、ナラ1−〇の予圧が本来の予圧より
も高められていることから、応答性が低下し、系として
の剛性も高められているので、リニアガイド6によって
案内されるコラム3は、加工中に振動しにくくなり、ワ
ークを重切削した場合でもビビリは発生せず、ワークは
精度よく加工される。
ワークを加工後、コラム3を、入方向に早送りして、待
機位置に復帰させる場合には、リニアガイド6の各ボー
ル1oに作用している予圧を、本来の予圧まで減少させ
る。そ九には、駆動シリンダi 3内の油室13fに供
給されていた圧4Iをドレインする。すると、駆動シリ
ンダゴー3内のビ= 11− ス1−ン]−3a、1.3 aは、ピストンロッド13
b、13bと共に、それぞれスプリング13e、13Q
の弾性力に従う形で、第1図矢印り方向に移動する。各
ビス1〜ンロツドl 3 bが、D方向に移動すると、
当該ピストンロッド13bと当接している腕15.1.
5は、それぞ取スプリング17.17の弾性力に従う形
で、矢印F方向に揺動する。
すると、ナツト9のボール支持部9a、9aをD方向に
押圧していた各腕15の押圧部15aも、F方向に揺動
して、当該ボール支持部9aから離れる。すると、各ボ
ール支持部9aも、自らの弾性により、そわまで1つ方
向に撓んでいたのが、変形前の形状に復帰する。その結
果、各ボール支持部9aが、ポール10をレール7方向
に押し付ける力が弱まり、各ポール]−〇とレール7と
の間に作用する予圧は低下して本来の予圧となる。
次に、ぞの状態て、コラム3を、リニアガイド6を介し
てベース2上をA方向に嘔送りする。
なお、この際、各ボール10とレール7との間に作用す
る予圧は低下しているので、リニアガイド6の応答性は
向上し、その結果、コラム3は入方向に高速で早送りさ
れる。
また、本実施例においては1通常は、ナラ1−〇の各ボ
ール支持部9aをし・−ルア方向に押圧せず、各ポール
10とレール7間に作用する予圧を高めたい時に、腕」
5.15をE方向に揺動させて、各腕15の押圧部3.
5 aによって、各ホール支持部9aをレール7方向に
押圧した場合について述べた。しかし、これとは逆に、
各腕15の第1図下端部とナツト9の図中左右両側面と
の間に、スプリングを張設等することにより、通常時に
、各腕15をスプリングの弾性によりE方向に揺動させ
て、名ポール支持部9aをレール7方向に押圧させてお
き、ナツト9の予圧を低めたい時に、駆動シリンダ等に
より腕15をスプリングの弾性に抗する形でF方向に揺
動させて、当該腕15とボール支持部9.]との抑押圧
部を解除させるようにしてもよい。
更に、本実施例においては、駆動シリンダ13を駆動す
ることにより、各腕1−5をE方向に揺動させて各ポー
ル支持部9aをレール7方向に押圧した場合について述
べたが、腕15を用いることなく、複数個の駆動シリン
ダ(図示せず)を、各ボール支持部9aに直接対向する
形でコラム3に装着し、当該各駆動シリンダを駆動する
ことにより、そのピストンロッドにより直接各ボール支
持部9aをレール7方向に押圧してもよい。
なお、上述した実施例においては、予圧可変手段として
の予圧可変体12を、リニアガイド6とは別個に設けた
場合について述べたが、予圧可変手段である予圧可変体
は、以下に述べるように、リニアガイド6の各ナツト9
に内蔵させる形で設けることも出来る。なお、以下に述
べる実施例においては、第1図において説明した部分と
同一の部分は、同一の符号を付してその部分の説明を省
略する。
複数個の予圧可変体12Aは、第2図に示すように、そ
れぞれ各ナツト9のポール支持部9a、9aに内蔵され
る形で設けられており、各予圧可変体12Aは、押圧支
持部材21、ピストンロツド22及びピストンプレート
23等を有している。
即ち、ポール支持部9aの図中内側面9b及び外側面9
cには、それぞれ摺動溝25a、25bが、図中紙面と
直角な方向(即ち、矢印A−B方向)に伸延する形で穿
設形成されており、摺動溝25a内には、抑圧支持部材
21が、矢印り、M方向に移動自在な形で嵌入している
。抑圧支持部材21には、複数個のボール10が、一部
をレール7との間に介在させる形で転勤自在に支持され
ており、各ボール10とレール7との間には、予圧が加
えられている。また、押圧支持部材21には、複数個の
ピストンロッド22が、図中紙面と直角な方向に所定の
間隔で固着されており、これ等ピストンロッド22は、
摺動溝25a、25bを連通する形で穿設された複数個
の穴25cに、それぞれり、M方向に摺動自在な形で嵌
入している。
更に、ピストンロッド22には、摺動溝25b内にり、
M方向に摺動自在な形で嵌入したビスI〜ンプレー、ト
23が固着しており、ピストンプレート23と摺動溝2
5bの側面25dとの間には、複数個のスプリング27
が、それぞれ各ビス1−ンロツド22の周囲を被覆する
形で縮設されている。
なお5これ等スプリング27の弾性によって、ピストン
プレート22及び当該ビス1−ンプレート22に各ピス
トンロット22を介して固着された押圧支持部材21は
、常に矢印M方向に付勢されている。
一方、ボール支持部9aの外側面9Cには、蓋26が、
摺動溝25bを閉塞する形で固着されており、蓋26と
摺動溝25b内のピストンプレート23との間には、油
室29が形成されている。
また、蓋26には、油供給管30が、その一端を油室2
9に開口する形で接続されており、油供給管30の他端
には1図示しない油圧ポンプが接続されている。
予圧可変体12Aは、以上のような構成を有するので、
テーブル20上に固定保持された図示しないワークを切
削加工するには、まず、第3図に示すコラム3を、工具
を装着した主軸19と共に1図中実線で示す位置から、
リニアガイド6を介して、ベース2上を適宜矢印B方向
に早送りすると共に、主軸19を矢印G又はH方向に、
更に。
テーブル20を図中紙面と直角な方向、即ち、矢印J又
はに方向に適宜移動して、所定の加工開始位置に位置決
めする。この際、リニアガイド:6を構成するナツト9
のポール支持部9a、9aに一体的に設けられた予圧可
変体12Aは、操作されない。
即ち、予圧可変体12Aを構成するピストンプレート2
3と蓋26との間に形成された油室29には、油供給管
30を介して圧油は供給されない。すると、押圧支持部
材21に転勤自在に支持された複数個のボール10は、
圧油によってビス1−ンプレート23.ピストンロッド
22及び押圧支持部材21を介してレール7方向に押さ
れることはなく、しかも、抑圧支持部材21は、スプリ
ング27の弾性によって、ピストンプレート23及び各
ピストンロッド22を介して、M方向に付勢されている
ので、当該ボール10には、リニアガイド6の組み立て
時に加えられた予圧、即ち、本来の予圧のみが作用し、
その転勤抵抗は極めて小さい。このため、リニアガイド
6の応答性は良好に保持され、当該リニアガイド6によ
って案内されたコラム3のB方向の早送りは、円滑に、
しかも高速で行なわれる。
こうして、コラム3等が、所定の加工開始位置に位置決
めされたところで、第2図に示す予圧可変体12Aを操
作することにより、各ボール10とレール7との間に作
用している予圧を、本来の予圧よりも増大させる。
それには、まず油室29に、図示しない油圧ポンプを駆
動することにより、圧油を、油供給管3oを介して供給
する。すると、油室29内に供給された圧油は、スプリ
ング27の弾性に抗する形で、各ボール]0を、ビス]
−ンプレート23、ピストンロット22及び押圧支持部
材21を介して、レール7に強く押しつける。各ボール
10が、供給された圧油によって、レール7に強く押し
つけられると、当該ボール10とレール7との間の予圧
は、本来の予圧より増大する。
こうして、予圧が本来の予圧よりも増大したところで、
コラム3を、主軸19と共にA、B方向に切削送りする
と共に、主軸19を工具と共にG、H方向に、更にテー
ブル2oをワークと共に、■、K方向に適宜移動して、
所定の加工をワークに対して行う。なお、この際、リニ
アガイド6は、ナツト9の予圧が本来の予圧よりも高め
られていることから、応答性が低下し、系としての剛性
が高められているので、リニアガイド6によって案内さ
れるコラム3は、加工中に振動しにくくなり、ワークを
重切削した場合でもビビリは発生せず。
ワークは精度よく加工される。
ワークを加工後、コラム3を、六方向に早送りして、第
3図実線で示す待機位置に復帰させる場合には、リニア
ガイド6の各ボール10に作用している予圧を、本来の
予圧まで減少させる。それには、第2図に示す各ボール
支持部9aに形成された油室29内に供給されていた圧
油をトレインする。すると、ピストンプレート23はス
プリング27の弾性力によりM方向に移動する。これ=
19− に、より、ピストンロッド22を介してボール10をL
方向に押圧していた抑圧支持部材21もM方向に移動し
、各ホール1oをレール7に押し付けていた押圧力は減
少する。その結果、各ボール10に加わる予圧は、本来
の予圧となって、その転勤抵抗も小さくなり、リニアガ
イド6の応答性は高まる。このため、リニアガイド6に
よって案内されるコラム3は、レール7に沿ってA方向
に高速で早送りされる。
なお、上述した実施例においては、案内装置5を、コラ
ム3をベース2に沿ってA、B方向に案内するために、
マシニングセンタ1に装着した場合について述べたが、
案内装置5を他の工作機械、例えば旋盤の刃物台を案内
するため等に装着することも可能である。
(g)0発明の効果 以」二、説明したように本発明によりば、予圧可変体1
2.12A等の予圧可変手段を設け、該予圧可変手段を
操作することにより、リニアガイトロに、高い応答性が
要求される場合は、ナツト9とレール7との間に作用す
る予圧を減少させ。
前記リニアガイド6に、低い応答性が要求される場合は
、ナツト9とレール7との間に生じる予圧を、増大させ
るようにして構成したので、使用条件に応じて、予圧可
変手段によりナラl−9とレール7との間に作用する予
圧を任意に増減させて、リニアガイド6の応答性を変化
させることが出来る。また1本発明による案内制御方法
を工作機械に用いることにより、応答性に優れ、しかも
加工中に振動等が生じない高精度の工作機械の提供が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による部品の案内制御方法の一実施例が
適用された、マシニングセンタの案内装置の一例を示す
断面図、 第2図はマシニングセンタの案内装置の別の例を示す断
面図、 第3図は本発明の一実施例が適用された、マシニングセ
ンタの一例を示す正面図、 第4図は第3図の平面図である。 3・・・・・被案内部品(コラム) 6・・・・・・リニアガイド 7・・・・・・レール 9・・・・・・ナツト 12.12A・・・・・・予圧可変手段(予圧可変体)
出顆人  ヤマザキマザック株式会社 代理人   弁理士   相1)伸二 (ほか1名) −η−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レール及び当該レールに移動自在に支持さ れたナットを有するリニアガイドによって、被案内部品
    を案内する案内装置において、 予圧可変手段を設け、該予圧可変手段を操 作することにより、 前記リニアガイドに、高い応答性が要求さ れる場合は、 前記ナットとレールとの間に作用する予圧 を減少させ、 前記リニアガイドに、低い応答性が要求さ れる場合は、 前記ナットとレールとの間に生じる予圧を 増大させるようにして構成した部品の案内制御方法。
JP29932486A 1986-12-16 1986-12-16 部品の案内制御方法 Pending JPS63150128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29932486A JPS63150128A (ja) 1986-12-16 1986-12-16 部品の案内制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29932486A JPS63150128A (ja) 1986-12-16 1986-12-16 部品の案内制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63150128A true JPS63150128A (ja) 1988-06-22

Family

ID=17871066

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JP29932486A Pending JPS63150128A (ja) 1986-12-16 1986-12-16 部品の案内制御方法

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JP (1) JPS63150128A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146717A (ja) * 1982-02-20 1983-09-01 Okuma Mach Works Ltd ハイブリツト方式の静圧ガイド
JPS59196136A (ja) * 1983-04-21 1984-11-07 Hiroshi Teramachi 直線摺動用ベアリング及び直線摺動用テ−ブル

Patent Citations (2)

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