JPH091436A - 工作機械の移動体のクランプ機構 - Google Patents

工作機械の移動体のクランプ機構

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JPH091436A
JPH091436A JP14850795A JP14850795A JPH091436A JP H091436 A JPH091436 A JP H091436A JP 14850795 A JP14850795 A JP 14850795A JP 14850795 A JP14850795 A JP 14850795A JP H091436 A JPH091436 A JP H091436A
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JP
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clamping
machine tool
clamp
parallel
movable body
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JP14850795A
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Minoru Masuzawa
実 増沢
Tsutomu Yamaguchi
力 山口
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械の移動体と固定体との間に設けられ
たダブテール案内面の一方の側をダブテール部に、他方
の側をダブテール溝に形成し、移動体を所定の位置まで
移動させた後、移動体を固定体に対してクランプさせる
工作機械の移動体のクランプ機構であって、簡素な構造
で切削時の負荷による移動体の浮き上がりや振動を防ぐ
ためのクランプが確実に、かつ自動的にできる機構を提
供する。 【構成】 ダブテール案内面のどちらか一方のダブテー
ル部4とダブテール溝1aとの間にあって、かつ、断面
が平行四辺形の略平行ギブ状に形成されて移動体2側に
設けられ、略平行ギブ状に形成された内部に圧力流体シ
リンダ部65を形成し、圧力流体の供給による押圧力に
よりダブテール溝1aの傾斜面にダブテール部4をクラ
ンプ状態にするクランプ手段6を有し、押圧してクラン
プ状態にする際に、移動体2の移動方向と直交する2方
向に同時に押圧力を作用させて自動クランプ動作が行え
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械の固定体に
設けられたダブテール案内面に案内されて移動する移動
体を駆動手段により所定位置まで摺動させ、この所定位
置にて前記移動体を自動クランプする工作機械の移動体
のクランプ機構に係り、特に切削時の負荷による移動体
の浮き上がりや振動の発生を防止できる工作機械の移動
体のクランプ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械の基台(固定体)と移動体との
間には直線運動を案内する案内面が設けられている。こ
の案内面は移動体に正確な直線運動を与えるために設け
られるものであるが、この案内面には切削抵抗、工作物
重量等による案内面のたわみ、案内面のすきま分の浮き
上がり、案内面の加工精度等の問題があり、案内面の所
期の目的を達成するために種々の形状のものがある。ま
た、旋盤の芯押台のように、段取り作業中は移動させる
が、切削加工中はベッドに固定させる移動体がある。例
えば、実開平1−64302号には、心押台の摺動直線
方向と直交する側面方向及び上下方向より押圧するシリ
ンダを各々設け、クランプする技術が記載されている。
また、実開昭63−147231号には、ダブテール摺
動面(案内面)に、同方向の傾斜面を設けた突起を形成
し、この傾斜面を締付部材で押付けてクランプする技術
が記載されている。なお、締付部材を押圧する手段はダ
ブテール側面方向より手動によるねじ込みにより行うも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実開平1−
64302号の技術は、各方向に各々シリンダを備えな
ければならず、また、押圧する順序を制御しなければな
らない等装置全体が非常に複雑な構成になるという問題
点があった。また、実開昭63−147231号の技術
は、締付部材を押圧する手段が手動によるねじ込みであ
るため、NC工作機械のような自動化、無人化を図る機
械のクランプ機構としては使用できないという問題点
と、傾斜面が「あり」(あり溝)とは別に必要なため構
成が簡素でないという問題点が生じた。更に、実開昭6
3−147231号や実開平1−64302号の技術
は、締付部材を押圧する手段、押圧するシリンダが点接
触に近く、この押圧部近傍だけが変形して押圧してしま
う可能性があり、このような場合にはクランプ力が低下
してしまうという問題点もあった。この発明は以上のよ
うな前記問題点に鑑みて創案されたものであり、簡素な
構造で切削時の負荷による移動体の浮き上がりや振動を
防ぐためのクランプが確実に、かつ自動的にできる工作
機械の移動体のクランプ機構を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明は工作機械の移動体と固定体とのあいだ
に設けられたダブテール案内面の一方の側をダブテール
案内部に、他方の側をダブテール溝に形成し、前記移動
体を所定の位置まで移動させた後、前記移動体を前記固
定体に対して自動クランプさせる工作機械の移動体のク
ランプ機構であって、前記ダブテール案内面のどちらか
一方の前記ダブテール案内部と前記ダブテール溝とのあ
いだにあって、かつ、断面が平行四辺形の略平行ギブ状
に形成されて前記移動体側に設けられ、前記略平行ギブ
状に形成された内部に圧力流体シリンダ部を形成し、圧
力流体の供給による前記シリンダ部の押圧力により前記
ダブテール溝の傾斜面に前記ダブテール案内部をクラン
プ状態にするクランプ手段を有し、前記クランプ手段に
より前記ダブテール溝の傾斜面に前記ダブテール案内部
を押圧する際に、前記移動体の移動方向と直交する2方
向に同時に押圧力を作用させて自動クランプ動作が行え
ることを特徴とする工作機械の移動体のクランプ機構と
したものである。
【0005】また、第2の発明は、前記圧力流体シリン
ダに圧力流体が供給されなくなったとき、前記クランプ
手段をアンクランプ状態にする付勢部材が設けられてい
ることを特徴とする第1の発明に記載の工作機械の移動
体のクランプ機構としたものである。
【0006】更に、第3の発明は、前記クランプ手段
が、前記移動体の移動方向に延在する第1の平行部材
と、前記第1の平行部材に対して前記ダブテール案内面
の前記クランプ手段側傾斜面と直交する方向に移動自在
に設けられる第2の平行部材と、前記第1の平行部材ま
たは前記第2の平行部材を微小量クランプ方向に移動さ
せるシリンダ室とからなることを特徴とする第1の発明
または第2の発明に記載の工作機械の移動体のクランプ
機構としたものである。
【0007】また、更に、第4の発明は、前記クランプ
手段に前記圧力流体シリンダが少なくとも2箇所に形成
されていることを特徴とする第1の発明または第3の発
明に記載の工作機械の移動体のクランプ機構としたもの
である。
【0008】また、更に、第5の発明は、前記付勢部材
が、前記第1の平行部材と前記第2の平行部材との間に
設けられ、前記第2の平行部材を常時アンクランプ方向
に付勢していることを特徴とする第3の発明に記載の工
作機械の移動体のクランプ機構としたものである。
【0009】
【作用】前記の構成により、平行部材と平行ギブをシー
ル部材を挟み込んで隣接させるとともに、付勢手段によ
り平行部材と平行ギブを密着させておき、移動体が所定
の位置まで移動して後、シリンダ室に圧力流体を供給し
た時平行部材と平行ギブとの間が微小量離れ、前記移動
体を両傾斜面側へ押し付けてクランプすることができ
る。この際、傾斜面を押圧しているため分力が生じ、移
動方向と直交するX軸方向、Y軸方向に押圧する荷重を
発生してクランプすることができる。このように、圧力
流体の供給のオン・オフによりクランプが自動となり、
また、面接触でクランプを行うため、強力にクランプす
ることができるから、切削時の負荷(切削力)により移
動体が浮き上がることや、振動することを防止できるた
め、重切削を行うことができ、生産能力の高い工作機械
とすることができる。
【0010】
【実施例】この発明の工作機械の移動体のクランプ機構
の一実施例について、図面に基づき説明する。図1はこ
の発明の工作機械の移動体のクランプ機構を有する工作
機械(旋盤)の側面図であり、図2はこの発明の工作機
械の移動体のクランプ機構を有する工作機械の正面図で
ある。図において、1は固定体であるベッド、2は移動
体である主軸台である。ベッド1上にはダブテール溝1
aが形成され、主軸台2下部にはダブテール案内部(以
下、ダブテール部という)4が形成され、ダブテール案
内面を形成している。このダブテール部4はダブテール
溝1aに案内されて、主軸台2を主軸軸線方向(Z軸方
向)に摺動する。1bは主軸台2を案内するためにダブ
テール溝1aの一側に設けられた傾斜面である。
【0011】3はダブテール溝1aに沿って主軸台2を
移動させる駆動手段(シリンダ)である。この駆動手段
3のシリンダ本体一端が主軸台2側に固定され、他端側
のピストンロッドがベッド1側に固定されてピストンロ
ッドの進退移動により主軸台2がダブテール溝1aに沿
ってZ軸方向に移動する。なお、この駆動手段3は駆動
モータとボールねじによる進退移動機構であっても、駆
動モータとラックピニオン等との組み合せによる進退移
動機構であってもよい。5はすきま調整用のテーパギブ
であり、通常1/50〜1/100の勾配がつけられて
いるが、これに限定されるものではない。ダブテール部
4のテーパギブ側にも同様の勾配がつけられている。こ
のテーパギブ5は主軸台2の直線運動の精度を調整した
り、ダブテール部4とダブテール溝1aとのすきま量を
所定量にするためにダブテール部4と、ダブテール溝1
aの一側の傾斜面1bとの間に挿入される。6は圧力流
体の流体圧(例えば油圧)を用いて主軸台2をクランプ
状態にするクランプ手段である。なお、クランプ手段6
の作動を解除すればアンクランプ状態となる。また、積
極的にアンクランプ状態にするために後述する付勢部材
が設けられている。このクランプ手段6はダブテール溝
1aの傾斜面1bの反対側の傾斜面1c側にテーパギブ
5の摺動面5aを、傾斜面1c側にクランプ手段6の摺
動面6aを押し付けてクランプするものである。ところ
で、安定したクランプを行うためには、少なくとも2箇
所の位置でクランプできるようにクランプ手段6が分割
されているほうが望ましい。この実施例では図2にて後
述するように、クランプ手段6を構成する平行部材61
を61a,61bに2分割している。
【0012】図3はクランプ手段の一部を切断した正面
図、図4は図3のIV−IV矢視図である。この図3お
よび図4によりクランプ手段6の構造をさらに詳しく説
明する。このクランプ手段6は断面形状が平行四辺形を
なし、ダブテール部4のZ軸方向に沿ってダブテール部
4とダブテール溝1aとの間に設けられている。図3の
βはクランプ手段6の摺動面6aとベッド1のダブテー
ル溝1aの傾斜面1cとの間の隙間である。この隙間β
は通常 0.01 〜0.05mm程度の微小量であるが、後述する
シール部材68のつぶし代より小さい値であればよい。
【0013】図3に示すように、クランプ手段6はダブ
テール溝1aの傾斜面1cに平行な面で分割される複数
枚の部材から構成される。この実施例では第1の平行部
材である平行部材61と、第2の平行部材である平行ギ
ブ62から構成される。なお、平行部材61は図2およ
び図4に示すように61aと61bに2分割されている
が、61aと61bの構造は対称の関係にある。従っ
て、平行部材61の構造は平行部材61aについて詳し
く説明し、平行部材61bの説明は省略する。また、分
割された平行部材61は平行ギブ62と一体となって摺
動する。この為に平行部材61と平行ギブ62の向かい
合った面の同一位置にキー溝69を穿設し、組立の際に
キー70が挿入される。63は平行部材61に穿設され
たボルト取付穴であり、このボルト取付穴63は図4に
て示すように複数個穿設されている。またボルト取付穴
63はざぐり穴部63aとボルト穴部63bとからな
る。66は一端が頭部66bを有し、他端がネジ部66
cからなりその中間部は軸部66aからなるボルト部材
である。67は付勢部材(例えば、皿ばね)である。ボ
ルト部材66の軸部66aに皿ばね67を挿入した後、
このボルト部材66は平行部材61のボルト取付穴63
に挿入され、平行ギブ62のねじ穴63cにねじ込まれ
固定される。なお、ボルト穴部63bの長手寸法はボル
ト部材66の軸部66aの長手寸法nよりα寸法短く作
成されている。このα寸法のスペースに皿ばね67が挿
入される。すなわち、ボルト部材66の頭部66bの座
面側とざぐり穴部63a端の間に皿ばね67は位置す
る。
【0014】平行ギブ62には平行部材61の略中央位
置にシリンダ室65が設けられている。このシリンダ室
65の外周に沿ってシール部材(例えば、Oリング)6
8が配設されている。なお、シリンダ室65の深さhと
シール部材68の断面直径dとはh<dの関係であり、
シール部材68は所定のつぶし代分つぶされる。シール
部材68は、平行部材61と平行ギブ62が皿ばね67
を介してボルト部材66により固定される際に、つぶし
代分押圧されて、断面形状が楕円形状となっている。6
4は平行部材61に穿設された油路であり、この油路6
4にはPTネジが螺刻されている。このPTネジに図示
しない圧力流体供給源(例えば、油圧供給源)より圧力
流体(例えば、圧油)を供給する配管71(図4参照)
が取り付けられる。また、この油路64は平行ギブ62
のシリンダ室65に連通している。なお、テーパギブ
5、クランプ手段6は主軸台2にギブ押しボルト72で
各々両端から固定されている。また、テーパギブ5の摺
動面5a、平行ギブ62の摺動面6aには油溝(図示せ
ず)が穿設されており、この油溝に供給された油により
主軸台2はアンクランプ時にスムースに摺動する。
【0015】次にこの発明の動作を説明する。組立の際
に、第1の平行部材である平行部材61と第2の平行部
材である平行ギブ62とを、間に皿ばね67とシール部
材68を介してボルト部材66で固定し、クランプ手段
6を形成する。この時、ベッド1(ダブテール溝1aの
傾斜面1c)と主軸台2(クランプ手段6の摺動面6
a)との間には隙間βを有するように調整されている。
主軸台2を所定の位置に固定する場合、油路64より圧
力流体が供給される。すると、シリンダ室65に圧力流
体が供給されると、圧油のシリンダ圧の力が皿ばね67
の付勢力に抗して、平行ギブ62をβ量移動させ、平行
ギブ62が傾斜面1cを押圧する。この時、平行部材6
1と平行ギブ62の間に、β量の移動分の隙間が生じる
が、β量は 0.01 〜0.05mm程度の微小量であり、シール
部材68のつぶし代より大幅に小量であり、シール部材
68のシール性は損なわれることはない。クランプ手段
6が傾斜面1cを押圧するとともに、テーパギブ5が傾
斜面1bを押圧することにより主軸台2はクランプされ
る(図1参照)。この際、傾斜面1bを押圧しているた
めに押圧された力に分力が生じ、この分力により単にX
軸方向ばかりでなく、Y軸方向にも押し付けるようにク
ランプする。主軸台2を移動する場合、すなわち、クラ
ンプを解除する場合は、圧力流体の供給を停止する。す
ると、皿ばね67の付勢力Fbで主軸台2とベッド1と
の間にβ量隙間が保持される。
【0016】この実施例では固定体側にダブテール溝を
設けているが、移動体側にダブテール溝を設けたダブテ
ール案内面であってもよい。また、圧力流体は圧縮空気
等であってもよい。また、この実施例ではシリンダ室6
5が2箇所に形成されているが、1箇所であってもよ
い。2箇所に形成すれば、より安定したクランプ状態を
得ることができる。皿ばね67はなくてもよい。しか
し、皿ばねがあれば、圧力流体の供給を停止した時、即
アンクランプ状態を得ることができる効果がある。更
に、この実施例では移動体を主軸台にて説明したが、移
動体はテールストック等であってもよい。すなわち、移
動体は段取り時等に移動可能となり切削加工時等にはク
ランプ可能となるものであればよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
平行部材と平行ギブをシール部材を挟み込んで隣接させ
るとともに、付勢手段により平行部材と平行ギブを密着
させておき、移動体が所定の位置まで移動して後、シリ
ンダ室に圧力流体を供給した時平行部材と平行ギブとの
間が微小量離れ、前記移動体を両傾斜面側へ押し付けて
クランプすることができる。この際、傾斜面を押圧して
いるため分力が生じ、移動方向と直交するX軸方向、Y
軸方向に押圧する荷重を発生してクランプすることがで
きる。このように、圧力流体の供給のオン・オフにより
クランプが自動となり、また、面接触でクランプを行う
ため、強力にクランプすることができるから、切削時の
負荷(切削力)により移動体が浮き上がることや、振動
することを防止できるため、重切削を行うことができ、
生産能力の高い工作機械とすることができる。また、ギ
ブと同形状にしたため、たいへんコンパクトにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の工作機械の移動体のクランプ機構を
有する工作機械(旋盤)の側面図である。
【図2】この発明の工作機械の移動体のクランプ機構を
有する工作機械の正面図である。
【図3】クランプ手段の一部を切断した正面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【符号の説明】
1…ベッド(固定体) 1a…ダブテール溝 1b,1c…傾斜面 2…主軸台(移動体) 3a…駆動手段 4…ダブテール部 5…テーパギブ 6…クランプ手段 61…第1の平行部材(平行部材) 62…第2の平行部材(平行ギブ) 63a…ざぐり穴部 63b…ボルト穴部 64…油路 65…シリンダ室 66…ボルト部材 67…付勢部材 68…シール部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の移動体と固定体とのあいだに
    設けられたダブテール案内面の一方の側をダブテール案
    内部に、他方の側をダブテール溝に形成し、前記移動体
    を所定の位置まで移動させた後、前記移動体を前記固定
    体に対して自動クランプさせる工作機械の移動体のクラ
    ンプ機構であって、 前記ダブテール案内面のどちらか一方の前記ダブテール
    案内部と前記ダブテール溝とのあいだにあって、かつ、
    断面が平行四辺形の略平行ギブ状に形成されて前記移動
    体側に設けられ、前記略平行ギブ状に形成された内部に
    圧力流体シリンダ部を形成し、圧力流体の供給による前
    記シリンダ部の押圧力により前記ダブテール溝の傾斜面
    に前記ダブテール案内部をクランプ状態にするクランプ
    手段を有し、 前記クランプ手段により前記ダブテール溝の傾斜面に前
    記ダブテール案内部を押圧する際に、前記移動体の移動
    方向と直交する2方向に同時に押圧力を作用させて自動
    クランプ動作が行えることを特徴とする工作機械の移動
    体のクランプ機構。
  2. 【請求項2】 前記圧力流体シリンダに圧力流体が供給
    されなくなったとき、前記クランプ手段をアンクランプ
    状態にする付勢部材が設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の工作機械の移動体のクランプ機構。
  3. 【請求項3】 前記クランプ手段が、前記移動体の移動
    方向に延在する第1の平行部材と、 前記第1の平行部材に対して前記ダブテール案内面の前
    記クランプ手段側傾斜面と直交する方向に移動自在に設
    けられる第2の平行部材と、 前記第1の平行部材または前記第2の平行部材を微小量
    クランプ方向に移動させるシリンダ室とからなることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の工作機械の
    移動体のクランプ機構。
  4. 【請求項4】 前記クランプ手段に前記圧力流体シリン
    ダが少なくとも2箇所に形成されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項3に記載の工作機械の移動体の
    クランプ機構。
  5. 【請求項5】 前記付勢部材が、前記第1の平行部材と
    前記第2の平行部材との間に設けられ、前記第2の平行
    部材を常時アンクランプ方向に付勢していることを特徴
    とする請求項3に記載の工作機械の移動体のクランプ機
    構。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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