JPS6315008Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6315008Y2 JPS6315008Y2 JP1984177543U JP17754384U JPS6315008Y2 JP S6315008 Y2 JPS6315008 Y2 JP S6315008Y2 JP 1984177543 U JP1984177543 U JP 1984177543U JP 17754384 U JP17754384 U JP 17754384U JP S6315008 Y2 JPS6315008 Y2 JP S6315008Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- grinding fluid
- fluid supply
- pressure detection
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、基台上を駆動手段により移動可能
なトラバーステーブル上に、研削すべき歯車素
材を保持するための主軸台および心押台が設け
られ、主軸台および心押台間に保持された歯車
素材の軸線と直角な軸線まわりに回転駆動され
る砥石による前記歯車素材の研削点に向けて研
削液供給ノズルが配設され、前記基台上面に設
けられた研削液通路に通じるタンクと前記研削
液供給ノズルとは、研削液を循環すべく、ポン
プを中間部に備えるとともにタンクに連なる吸
込口にはセパレータが設けられる研削液供給管
を介して接続される歯車研削機に関する。
なトラバーステーブル上に、研削すべき歯車素
材を保持するための主軸台および心押台が設け
られ、主軸台および心押台間に保持された歯車
素材の軸線と直角な軸線まわりに回転駆動され
る砥石による前記歯車素材の研削点に向けて研
削液供給ノズルが配設され、前記基台上面に設
けられた研削液通路に通じるタンクと前記研削
液供給ノズルとは、研削液を循環すべく、ポン
プを中間部に備えるとともにタンクに連なる吸
込口にはセパレータが設けられる研削液供給管
を介して接続される歯車研削機に関する。
(2) 従来の技術
歯車研削機では、研削によつて生じる切粉の
形状が他の研削機たとえば円筒研削機に比べて
長くしかも綿状に絡み合う性質がある。このた
め、セパレータで充分除去されなかつた切粉が
研削液供給管の途中や研削液供給ノズルで詰り
易く、研削液量の低下を生じ易い。研削液量の
低下は研磨焼けを生じ、砥石の目詰りによる品
質の劣化を招く。しかるに従来では、そのよう
な切粉の詰りによる研削液量の低下に効果的に
対応する技術が実現されていない。
形状が他の研削機たとえば円筒研削機に比べて
長くしかも綿状に絡み合う性質がある。このた
め、セパレータで充分除去されなかつた切粉が
研削液供給管の途中や研削液供給ノズルで詰り
易く、研削液量の低下を生じ易い。研削液量の
低下は研磨焼けを生じ、砥石の目詰りによる品
質の劣化を招く。しかるに従来では、そのよう
な切粉の詰りによる研削液量の低下に効果的に
対応する技術が実現されていない。
(3) 考案が解決しようとする問題点
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもの
であり、切粉の詰りによる研削液量の低下に応
じて研削加工を中断するとともに目詰り位置を
特定し得るようにした歯車研削機を提供するこ
とを目的とする。
であり、切粉の詰りによる研削液量の低下に応
じて研削加工を中断するとともに目詰り位置を
特定し得るようにした歯車研削機を提供するこ
とを目的とする。
B 考案の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本考案によれば、研削液供給管のポンプおよ
び研削液供給ノズル間には圧力検出手段が設け
られ、該圧力検出手段には、圧力検出手段によ
る検出値の設定値からのずれに応じて前記砥石
による研削を不能とする位置まで歯車素材を移
動させるべくトラバーステーブルの後退信号を
駆動手段に入力するとともに前記検出値の設定
値からのずれが高低いずれ側であるかによつて
研削液供給管の目詰り位置を判断する制御手段
が接続される。
び研削液供給ノズル間には圧力検出手段が設け
られ、該圧力検出手段には、圧力検出手段によ
る検出値の設定値からのずれに応じて前記砥石
による研削を不能とする位置まで歯車素材を移
動させるべくトラバーステーブルの後退信号を
駆動手段に入力するとともに前記検出値の設定
値からのずれが高低いずれ側であるかによつて
研削液供給管の目詰り位置を判断する制御手段
が接続される。
(2) 作 用
上記構成によれば、研削液供給量が低下する
と圧力検出手段による検出値が設定値からずれ
るので、制御手段により駆動手段はトラバース
テーブルを後退させ、これにより歯車素材は砥
石による研削が不能な位置まで後退し、研削加
工が中断される。しかも圧力検出手段よりも上
流側で目詰りが生じると圧力検出手段の検出値
は設定値よりも低くなり、圧力検出手段よりも
下流側で目詰りが生じると圧力検出手段の検出
値は設定値よりも高くなるので、目詰り位置を
特定することができる。
と圧力検出手段による検出値が設定値からずれ
るので、制御手段により駆動手段はトラバース
テーブルを後退させ、これにより歯車素材は砥
石による研削が不能な位置まで後退し、研削加
工が中断される。しかも圧力検出手段よりも上
流側で目詰りが生じると圧力検出手段の検出値
は設定値よりも低くなり、圧力検出手段よりも
下流側で目詰りが生じると圧力検出手段の検出
値は設定値よりも高くなるので、目詰り位置を
特定することができる。
(3) 実施例
以下、図面により本考案の一実施例について
説明すると、先ず第1図および第2図におい
て、研削加工すべき歯車素材1は、主軸台2お
よび心押台3間で水平軸線まわりに回転可能に
支承されており、前記素材1の歯を研削するた
めの金属製ねじ状砥石4は砥石支持台5に支承
される。この砥石支持台5は、歯車素材1の回
転軸線と直交する水平軸線まわりに角変位可能
な旋回テーブル6に、該旋回テーブル6の半径
方向に沿つて移動可能にして支承される。
説明すると、先ず第1図および第2図におい
て、研削加工すべき歯車素材1は、主軸台2お
よび心押台3間で水平軸線まわりに回転可能に
支承されており、前記素材1の歯を研削するた
めの金属製ねじ状砥石4は砥石支持台5に支承
される。この砥石支持台5は、歯車素材1の回
転軸線と直交する水平軸線まわりに角変位可能
な旋回テーブル6に、該旋回テーブル6の半径
方向に沿つて移動可能にして支承される。
基台7上には、トラバーステーブル8が旋回
テーブル6の回転軸線と平行な方向(第1図の
紙面に垂直な方向、第2図の左右方向)に沿つ
て移動可能に配設される。また該トラバーステ
ーブル8には、歯車素材1の軸線方向に沿つて
移動可能にして摺動台9が載置され、該摺動台
9の一端に主軸台2が固定配置される。また摺
動台9の他端には、心押台3が摺動台9の長手
方向に沿つて移動可能に配設される。
テーブル6の回転軸線と平行な方向(第1図の
紙面に垂直な方向、第2図の左右方向)に沿つ
て移動可能に配設される。また該トラバーステ
ーブル8には、歯車素材1の軸線方向に沿つて
移動可能にして摺動台9が載置され、該摺動台
9の一端に主軸台2が固定配置される。また摺
動台9の他端には、心押台3が摺動台9の長手
方向に沿つて移動可能に配設される。
基台7上には、トラバーステーブル8を駆動
するための第1駆動手段10が配設され、トラ
バーステーブル8には摺動台9を駆動するため
の第2駆動手段11が設けられる。また主軸台
2には、歯車素材1を回転駆動するための第3
駆動手段12が備えられる。
するための第1駆動手段10が配設され、トラ
バーステーブル8には摺動台9を駆動するため
の第2駆動手段11が設けられる。また主軸台
2には、歯車素材1を回転駆動するための第3
駆動手段12が備えられる。
基台7上には、支持枠13が立設されてお
り、この支持枠13には主軸台2および心押台
3側に臨む鉛直な支持面14が設けられてお
り、旋回テーブル6は該支持面14に対向して
水平軸線まわりに角変位可能にして支持枠13
に支承される。支持枠13の前記支持面14と
反対側の外側面には、第4駆動手段15が設け
られており、旋回テーブル6はその第4駆動手
段15により、水平軸線まわりに角変位駆動さ
れる。これにより、砥石支持台5は、第1図の
実線で示す鉛直姿勢から二点鎖線で示すように
左右に角度αの範囲で傾くことができる。
り、この支持枠13には主軸台2および心押台
3側に臨む鉛直な支持面14が設けられてお
り、旋回テーブル6は該支持面14に対向して
水平軸線まわりに角変位可能にして支持枠13
に支承される。支持枠13の前記支持面14と
反対側の外側面には、第4駆動手段15が設け
られており、旋回テーブル6はその第4駆動手
段15により、水平軸線まわりに角変位駆動さ
れる。これにより、砥石支持台5は、第1図の
実線で示す鉛直姿勢から二点鎖線で示すように
左右に角度αの範囲で傾くことができる。
旋回テーブル6は、円盤部16と、該円盤部
16の半径方向に延びる支持部17とが一体的
に設けられて成り、砥石支持台5は円盤部16
の半径方向に沿つて移動可能にして支持部17
に支承される。しかも支持部17には、砥石支
持台5を駆動するための第5駆動手段18が備
えられる。
16の半径方向に延びる支持部17とが一体的
に設けられて成り、砥石支持台5は円盤部16
の半径方向に沿つて移動可能にして支持部17
に支承される。しかも支持部17には、砥石支
持台5を駆動するための第5駆動手段18が備
えられる。
砥石支持台5の下端には、ねじ状砥石4が回
転自在に配置されており、砥石支持台5の上部
には前記砥石4を回転駆動するための第6駆動
手段20および角変位量を検出するための検出
器19などが装備される。さらに砥石4は、歯
車素材1に臨む部分だけを露出するようにして
砥石カバー21で覆われる。
転自在に配置されており、砥石支持台5の上部
には前記砥石4を回転駆動するための第6駆動
手段20および角変位量を検出するための検出
器19などが装備される。さらに砥石4は、歯
車素材1に臨む部分だけを露出するようにして
砥石カバー21で覆われる。
支持枠13の支持面14には、旋回テーブル
6の軸線を中心とする仮想円に沿う環状T溝2
2が穿設されており、旋回テーブル6における
円盤部16の直径は、前記T溝22をその全周
にわたつて覆い得るように定められる。しかも
円盤部16には、T溝22に入れられる複数た
とえば4つのT字状係合片23と、それらの係
合片23をT溝22に強固に係合して旋回テー
ブル6を固定する状態およびその係合を解除し
て各係合片23のT溝22内での移動すなわち
旋回テーブル6の角変位を可能とする状態とを
切換え得る複数たとえば4つのクランプ手段2
4とが設けられる。
6の軸線を中心とする仮想円に沿う環状T溝2
2が穿設されており、旋回テーブル6における
円盤部16の直径は、前記T溝22をその全周
にわたつて覆い得るように定められる。しかも
円盤部16には、T溝22に入れられる複数た
とえば4つのT字状係合片23と、それらの係
合片23をT溝22に強固に係合して旋回テー
ブル6を固定する状態およびその係合を解除し
て各係合片23のT溝22内での移動すなわち
旋回テーブル6の角変位を可能とする状態とを
切換え得る複数たとえば4つのクランプ手段2
4とが設けられる。
第3図において、砥石4による歯車素材1の
研削点25に向けて研削液供給ノズル26が配
設される。また基台7上には、研削液供給ノズ
ル26から噴出された研削液を導くための研削
液通路27が設けられており、この研削液通路
27は導管28を介してタンク29に接続され
る。一方、研削液供給ノズル26およびタンク
29間は、中間部にポンプ30を備えるととも
にタンク29に連なる吸込口には切粉を除去す
るためのセパレータ32が設けられる研削液供
給管31を介して接続される。
研削点25に向けて研削液供給ノズル26が配
設される。また基台7上には、研削液供給ノズ
ル26から噴出された研削液を導くための研削
液通路27が設けられており、この研削液通路
27は導管28を介してタンク29に接続され
る。一方、研削液供給ノズル26およびタンク
29間は、中間部にポンプ30を備えるととも
にタンク29に連なる吸込口には切粉を除去す
るためのセパレータ32が設けられる研削液供
給管31を介して接続される。
本考案に従えば、ポンプ30および研削液供
給ノズル26間における研削液供給管31の途
中には、圧力検出手段33が設けられ、この圧
力検出手段33の検出値は増幅器34を介して
制御手段35に入力される。
給ノズル26間における研削液供給管31の途
中には、圧力検出手段33が設けられ、この圧
力検出手段33の検出値は増幅器34を介して
制御手段35に入力される。
制御手段35は、トラバーステーブル8を駆
動するための第1駆動手段10に接続されてお
り、圧力検出手段33で検出された検出値が予
め設定された設定値からずれるのに応じて後退
信号を第1駆動手段10に与える。第1駆動手
段10は、その後退信号の入力に応じてトラバ
ーステーブル8を第2図の右方に移動させ、主
軸台2および心押台3間に保持された歯車素材
1を砥石4から離反させ、研削加工を中断させ
る。
動するための第1駆動手段10に接続されてお
り、圧力検出手段33で検出された検出値が予
め設定された設定値からずれるのに応じて後退
信号を第1駆動手段10に与える。第1駆動手
段10は、その後退信号の入力に応じてトラバ
ーステーブル8を第2図の右方に移動させ、主
軸台2および心押台3間に保持された歯車素材
1を砥石4から離反させ、研削加工を中断させ
る。
また制御手段35は、圧力検出手段33で検
出された検出値が設定値から高低いずれの側に
ずれるかに応じて目詰り位置を判断する機能を
も有する。すなわち研削液供給管31において
圧力検出手段33よりも上流側で切粉による目
詰りが生じると、圧力検出手段33の検出値は
設定値よりも低下し、圧力検出手段33よりも
下流側で目詰りが生じると、圧力検出手段33
の検出値は設定値よりも高くなるので、圧力検
出手段33の検出値が設定値から高低いずれの
側にずれるかによつて目詰り位置が圧力検出手
段33の下流側であるか上流側であるかを判断
することが可能となる。
出された検出値が設定値から高低いずれの側に
ずれるかに応じて目詰り位置を判断する機能を
も有する。すなわち研削液供給管31において
圧力検出手段33よりも上流側で切粉による目
詰りが生じると、圧力検出手段33の検出値は
設定値よりも低下し、圧力検出手段33よりも
下流側で目詰りが生じると、圧力検出手段33
の検出値は設定値よりも高くなるので、圧力検
出手段33の検出値が設定値から高低いずれの
側にずれるかによつて目詰り位置が圧力検出手
段33の下流側であるか上流側であるかを判断
することが可能となる。
次にこの実施例の作用について説明すると、
砥石4による歯車素材1の研削加工時に、ポン
プ30が作動して研削液供給ノズル26から研
削点25に向けて研削液が供給されるが、この
研削液はタンク29へと導かれ、ポンプ30に
よつて再度汲み上げられる。このように循環す
る研削液中に混入した切粉がセパレータ32で
除去されず、研削液供給管31あるいは研削液
供給ノズル26内で詰ると、研削液供給量は必
然的に低下する。而してかかる研削液供給量の
低下は、圧力検出手段33による検出値が設定
値からずれることにより制御手段35で検出さ
れ、その結果、トラバーステーブル8が後退し
て、歯車素材1が砥石4から離反して研削加工
が中断され、加工品質の劣化が回避される。
砥石4による歯車素材1の研削加工時に、ポン
プ30が作動して研削液供給ノズル26から研
削点25に向けて研削液が供給されるが、この
研削液はタンク29へと導かれ、ポンプ30に
よつて再度汲み上げられる。このように循環す
る研削液中に混入した切粉がセパレータ32で
除去されず、研削液供給管31あるいは研削液
供給ノズル26内で詰ると、研削液供給量は必
然的に低下する。而してかかる研削液供給量の
低下は、圧力検出手段33による検出値が設定
値からずれることにより制御手段35で検出さ
れ、その結果、トラバーステーブル8が後退し
て、歯車素材1が砥石4から離反して研削加工
が中断され、加工品質の劣化が回避される。
この研削加工の中断により、研削液供給量の
減少による砥石4の目詰りを防止して砥石4の
寿命を向上することができるとともに、研磨焼
け等の不安定な加工状態を未然に防止すること
ができ、さらに研削火花の発生を抑えて火災発
生の要因を除去することができる。
減少による砥石4の目詰りを防止して砥石4の
寿命を向上することができるとともに、研磨焼
け等の不安定な加工状態を未然に防止すること
ができ、さらに研削火花の発生を抑えて火災発
生の要因を除去することができる。
しかも研削液供給量の減少が生じたときに
は、制御手段35により、目詰り位置がポンプ
30の上流側および下流側のいずれにあるかが
特定されるので、メンテナンス処置を速やかに
行なうことができ、加工中断によるロスタイム
を極力少なくすることができる。
は、制御手段35により、目詰り位置がポンプ
30の上流側および下流側のいずれにあるかが
特定されるので、メンテナンス処置を速やかに
行なうことができ、加工中断によるロスタイム
を極力少なくすることができる。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、研削液供給管の
ポンプおよび研削液供給ノズル間には圧力検出手
段が設けられ、該圧力検出手段には、圧力検出手
段による検出値の設定値からのずれに応じて前記
砥石による研削を不能とする位置まで歯車素材を
移動させるべくトラバーステーブルの後退信号を
駆動手段に入力するとともに前記検出値の設定値
からのずれが高低いずれ側であるかによつて研削
液供給管の目詰り位置を判断する制御手段が接続
されるので、研削液供給量の低下を効果的に検出
して研削加工を中断することができ、したがつて
砥石の目詰りおよび研磨焼けの発生を防止するこ
とができるとともに、研削火花の発生を抑えるこ
とができる。また制御手段では、目詰り位置がポ
ンプの上流側であるか下流側であるかが判断され
るので、目詰り発生時にメンテナンス処置を速や
かに行なうことが可能となり、それにより加工中
断によるロスタイムを少なくすることができる。
ポンプおよび研削液供給ノズル間には圧力検出手
段が設けられ、該圧力検出手段には、圧力検出手
段による検出値の設定値からのずれに応じて前記
砥石による研削を不能とする位置まで歯車素材を
移動させるべくトラバーステーブルの後退信号を
駆動手段に入力するとともに前記検出値の設定値
からのずれが高低いずれ側であるかによつて研削
液供給管の目詰り位置を判断する制御手段が接続
されるので、研削液供給量の低下を効果的に検出
して研削加工を中断することができ、したがつて
砥石の目詰りおよび研磨焼けの発生を防止するこ
とができるとともに、研削火花の発生を抑えるこ
とができる。また制御手段では、目詰り位置がポ
ンプの上流側であるか下流側であるかが判断され
るので、目詰り発生時にメンテナンス処置を速や
かに行なうことが可能となり、それにより加工中
断によるロスタイムを少なくすることができる。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体縦断正面図、第2図は第1図の−
線視図、第3図は研削液供給系の系統図である。 1……歯車素材、2……主軸台、3……心押
台、4……砥石、7……基台、10……駆動手
段、25……研削点、26……研削液供給ノズ
ル、27……研削液通路、29……タンク、30
……ポンプ、31……研削液供給管、32……セ
パレータ、33……圧力検出手段、35……制御
手段。
1図は全体縦断正面図、第2図は第1図の−
線視図、第3図は研削液供給系の系統図である。 1……歯車素材、2……主軸台、3……心押
台、4……砥石、7……基台、10……駆動手
段、25……研削点、26……研削液供給ノズ
ル、27……研削液通路、29……タンク、30
……ポンプ、31……研削液供給管、32……セ
パレータ、33……圧力検出手段、35……制御
手段。
Claims (1)
- 基台上を駆動手段により移動可能なトラバース
テーブル上に、研削すべき歯車素材を保持するた
めの主軸台および心押台が設けられ、主軸台およ
び心押台間に保持された歯車素材の軸線と直角な
軸線まわりに回転駆動される砥石による前記歯車
素材の研削点に向けて研削液供給ノズルが配設さ
れ、前記基台上面に設けられた研削液通路に通じ
るタンクと前記研削液供給ノズルとは、研削液を
循環すべく、ポンプを中間部に備えるとともにタ
ンクに連なる吸込口にはセパレータが設けられる
研削液供給管を介して接続される歯車研削機にお
いて、前記研削液供給管のポンプおよび研削液供
給ノズル間には圧力検出手段が設けられ、該圧力
検出手段には、圧力検出手段による検出値の設定
値からのずれに応じて前記砥石による研削を不能
とする位置まで歯車素材を移動させるべくトラバ
ーステーブルの後退信号を駆動手段に入力すると
ともに前記検出値の設定値からのずれが高低いず
れ側であるかによつて研削液供給管の目詰り位置
を判断する制御手段が接続されることを特徴とす
る歯車研削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984177543U JPS6315008Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984177543U JPS6315008Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6192553U JPS6192553U (ja) | 1986-06-16 |
JPS6315008Y2 true JPS6315008Y2 (ja) | 1988-04-26 |
Family
ID=30735112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984177543U Expired JPS6315008Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6315008Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006009547A1 (de) * | 2006-02-28 | 2007-08-30 | Reishauer Ag | Verfahren zur Kontrolle der Einstellung der Kühlmitteldüse einer Schleifmaschine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5498002A (en) * | 1978-01-19 | 1979-08-02 | Renholmens Mek Verkstad Ab | Quick coupling device |
JPS55164443A (en) * | 1979-06-07 | 1980-12-22 | Inoue Japax Res Inc | Wire cut electric machining system |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP1984177543U patent/JPS6315008Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5498002A (en) * | 1978-01-19 | 1979-08-02 | Renholmens Mek Verkstad Ab | Quick coupling device |
JPS55164443A (en) * | 1979-06-07 | 1980-12-22 | Inoue Japax Res Inc | Wire cut electric machining system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6192553U (ja) | 1986-06-16 |
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