JPS63149968A - 固体撮像信号処理回路 - Google Patents

固体撮像信号処理回路

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JPS63149968A
JPS63149968A JP61296234A JP29623486A JPS63149968A JP S63149968 A JPS63149968 A JP S63149968A JP 61296234 A JP61296234 A JP 61296234A JP 29623486 A JP29623486 A JP 29623486A JP S63149968 A JPS63149968 A JP S63149968A
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雅彦 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は伝送ケーブルの長さに依存していたタイミング
調整を不要にした電子内視鏡用固体撮像信号処理回路に
関する。
[従来の技術] 近年、イメージガイドファイバを用いた光学像伝送手段
を用いることなく、対物レンズで結像した光学像をCC
D型固体踊像素子で光電変換し、挿入部内を挿通した伝
送ケーブルによって、手元側に伝送し、ビデオプロセッ
サ等用いて信号処理してカラーモニタに表示できるよう
にした電子式の内祝R(以下電子内視鏡という)が実用
化されるようになった。
上記CCD型固体九像素子(以下CCDと略す。)の低
雑音、読出し法として、例えばテレビジョン学会誌Vo
1.39.No、12 (1985)に説明があるよう
に相関二重サンプリング法、遅延差雑音除去法等が知ら
れている。いずれの方法もCODの出力段を構成するフ
ローティングディフュージョンアンプ(以下[D△と略
す)が発生するアンプノイズ及びCODのリセットドレ
インを構成するMO8型FETの熱[fとかりセットノ
イズを同時に除去することができるが、前者・(相関二
重サンプリング法)ではサンプリングの為のタイミング
パルス(以下S/Hパルスと略す。)が必要になり、後
者では遅延差処理をした信号から所望の信号のみを取り
出すためのゲートパルスが必要になり、いずれもタイミ
ングパルスの位相を微調しなければならない。
例えば特開昭60−86981丹公報に開示されている
従来例は、抜き取り回路を用意し、CODの出力信号を
水平クロック周波数と等しい周波数で作成した逆相関係
の2つの抜き取りパルスを用いて有効信号期間とリセッ
トノイズ期間とを分離し、リセットノイズ期間は所定の
直流電圧に固定することによって、リセットノイズを除
去している。
ところで、電子内視鏡はその用途により挿入部等の長さ
が異るため、CODの信号を処理回路へと導く伝送ケー
ブルの長さが異り、従って電子内視鏡の種類によって処
理回路に入力されるCODの出力信号の位相が異ってし
まう。このため例えば上記公報に開示された従来例を電
子内視鏡に適用した場合、伝送ケーブルの長さによって
タイミング回路の調整が必要になるという欠点があり、
他の従来例においても同様の問題点を有することになる
このため、従来の電子内視鏡では挿入部の長さに依存す
るタイミングパルスの微調を必要としないクリップ型遅
延雑音除去方式を採用したものがある。
この方式では第12図に示すようにバッファ1を通した
COD出力信号は、差動アンプ2の一方の入力端に印加
すると共に、半波長のディレィ量を右するディレィライ
ン3を通して他方の入力端に印加し、これらの差動信号
を得る遅延差処理を行っている。この差動アンプ3の出
力信号をO■クリップ回路4でクリップして、リセット
ノイズ等を含む余分な成分を取り除いた後、低域通過フ
ィルタ(以下LPFと略す。)5を通して、映像信号を
得るものである。
この場合、第13図(a)に示すようにリセットパルス
及びフィードスルーレベル後に信号レベルがあるCOD
出力信号aは、差動アンプ2を通した遅延差処理後には
同図(b)に示す波形の信号すになり、O■クリップ回
路4を通すことによって、同図(C)に示すクリップ後
の信号Cになり、さらにLPF5を通すことによって同
図(d)に示す信号dになる。
上記クリップ型遅延差雑音除去方式によると、上述した
二重サンプリング法、遅延差雑音除去力とほぼ同様のノ
イズ低域化の効果を有する。しかも、電子内視鏡の種類
に関わらず、タイミング調整を必要としないという利点
がある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記クリップ型遅延差雑音除去方式では、COD出力に
おけるリセットノイズ及びアンプノイズは除去できるが
、COD出力に重畳しているリセットパルスは除去でき
ないため、LPFIの映像信号にはリセットパルスの分
だけバイアスされたものになる。しかも、このリセット
パルスは、CCD内部のリセットドレインを構成するM
O3型電界効果トランジスタ(以下MO8−FETと略
す。)がオンしたときの電流による熱雑音と同゛電流に
依存したリセット電位の偏位をノイズとして含むため、
LPF後の映像信号に低周波のノイズ成分となって重畳
するため、S/Nを低下させるという問題点を右する。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、電子
内視鏡の種類に依存するタイミング調整を必要とするこ
となく、CODのアンプノイズ、リセットノイズ及びリ
セットパルスによるノイズを除去可能とする電子内視鏡
用固体撮像信号処理回路を提供することを目的とする。
[問題点を解決する手段及び作用] 本発明では固体撮像素子から出力される信号が伝送手段
を介して入力され、アンプノイズ及びリセットノイズを
除去する遅延差雑音除去手段と、この遅延差雑音除去手
段の出力信号中からリセットパルス成分の縁部を検出J
るリセットパルス抽出手段と、このリセットパルス抽出
手段の出力信号に基づき、前記遅延差雑音除去手段の出
力信号中のリセットパルス成分を除去するリセットパル
ス成分除去手段とを設けて、伝送手段による遅延量に依
存することなく、アンプノイズ、リセットノイズのみな
らずリセットパルスのノイズも除去している。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第8図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は電子内視鏡に形成した第1実施例の構成を示し、第
2図は第1実施例の動作説明用のタイミングチャート図
を示し、第3図は前置クリップ回路の具体的回路構成を
示し、第4図は遅延差雑音除去回路の構成を示し、第5
図はリセットパルス抽出回路の回路構成を示し、第6図
は第5図における入出力特性を示し、第7図はクリップ
パルス発生回路の構成を示し、第8図は第7図の動作説
明用タイミングチャートを示す。
第1実施例の(固体搬像)信号処理回路11を有する電
子内視vL12は、第1図に示すように体腔内に挿入し
易くした細長の挿入部13を有し、この挿入部13内に
は照明光を伝送するライトガイド14が挿通されると共
に、挿入部13の先端部には撮像手段として対物レンズ
15及びこの対物レンズ15の焦点面に撮像面が臨むよ
うに配設したく固体撮像素子としての)CCD16が収
納しである。
上記ライトガイド14は、挿入部13内及びこの挿入部
13後方の操作部から延出されたユニパーナルコード(
図示せず)内を挿通されて図示しない光源装置に接続さ
れ、この光源装置内の光源ランプから照明光が供給され
る。
ところで、上記CCD16には、光源装置内等に設けた
同期信号発生回路17により生成されたCODドライブ
信号が、CODドライバ18を通し、挿入部13内等を
挿通された伝送ケーブル19を介して印加される。この
CODドライブ信号の印加によって、CCD16の撮像
面を形成する多数の受光素子群が光電変換作用によって
蓄えた電荷は、順次転送され、CCD16の近くに設け
た又は一体化して設けた差動アンプ21に入力される。
この差動アンプ21で増幅されたCCD出力信号は、電
気メス等によるノイズ等の混入を防ぐため、挿入部13
等の電子内視鏡12内を挿通した伝送ケーブル22.2
2を介して手元側の信号処理回路を形成する入力段の差
動アンプ23に、差動2線式で伝送される。各伝送ケー
ブル22の外部導体は接地され、各内部心体は差動アン
プ21.23の差動出力端及び差動入力端にそれぞれ接
続されている。
上記CCD16のCCD出力信号は第2図(a)に示す
ようにリセットパルス及びフィードスルーレベルの後に
シグナル部分のある信号となり、このCCDCC出力信
号伝送ケーブル22を介して伝送後差動アンプ23に入
力され、増幅されたCOD信号すは第2図(b)に示す
ようになる。差動アンプ23から出力されるCOD信号
すは、電子内視鏡の種別によって、伝送ケーブル22の
長さがことなるためCOD出力出力信号波位相差又はデ
ィレィff1Dが異なる。又、伝送ケーブル(同軸ケー
ブル)22の容ω成分によって、COD出力出力信号波
形に対し、COD信号すは多少鈍った波形となる。
」二記差動アンプ23で増幅されたCOD信号すは、信
号中のリセットパルス成分を予め低減するため、前置ク
リップ回路24でフィードスルーレベルに影響しない範
囲内でリセットパルスをクリップし、第2図(C)に示
すように上部側をクリップした波形に整形される。この
前置クリップ回路24でクリップされた信号Cは遅延差
雑音除去回路25に入力され、信@C中に含まれるアン
プノイズが除去され、第2図(d)に示すようにリセッ
トノイズ成分と信号成分を波形の山側と谷側とに分離す
る。この遅延差雑音除去回路25の出力信号dはリセッ
トパルス抽出回路26とクリップ回路27とにそれぞれ
入力され、リセットパルス抽出回路26は信号dの立上
がりエツジ及び立下がりエツジを検出して第2図(e)
に示すような波形整形した信号eにする。この信号eは
リセットパルスと同一周期の矩形波となり、クリップパ
ルス発生回路28に入力する。このクリップパルス発生
回路28は、その矩形波から、リセットパルスのパルス
幅とほぼ等しいパルスを生成し、この回路28内の移相
回路を介して位相をずらした第2図(f)に示すクリッ
プパルスfにして、同期クリップ回路31のコントロー
ル入力端に印加する。
一方、上記クリップ回路27は、信号成分とリセットノ
イズ成分とが山と谷に分離された波形の信号dを第2図
(d)に示すOvでクリップして、第2図((1)に示
すように谷側のリセットノイズ成分を除去した信号成分
を含む信号qを出力する。
この信号Qには、まだリセットパルスを含んでいるので
、リセットパルス抽出回路26及びクリップパルス発生
回路28の遅延分を遅延回路32で補正したディレィI
D’ にしたのち、アナログスイッチで形成した同期ク
リップ回路31の入力端に印加し、クリップパルスfに
同期して信号qにおけるリセットパルスに相当する部分
をクリップ電源33の一定電位ecにクリップして第2
図(h)に示づ信号りにする。
上記クリップパルスfは、クリップパルス発生回路28
内部の移相回路による移相Mの変化により所望のタイミ
ングに調整できる。又、クリップパルスfは、信号9と
源が同じ、つまり遅延差雑音除去回路25の出力信号d
で生成されるため、伝送ケーブル22の長さに依存しな
くなり、従って上記移相量(ディレィft1D’ )は
一定になる。
(一般には伝送ケーブル22による移相量に比べると小
さなものになる。) 上記信号りは、スパイク状ノイズを含むが、そのエネル
ギー量は信号成分に比べて十分小さく、バッファ34を
経てLPF35を通すことによって除去でき、このLP
F35を通した信号iは第2図(i)に示すようにリセ
ットパルスが除去された映像信号になる。
上記LPF35を通した信号iは映像信号処理回路に入
力され、N rsc方式の複合映像信号等に変換されて
図示しないモニタに表示される。
上記第1実施例の信号処理回路11を形成する各回路の
具体例を以下に説明する。
上記前置クリップ回路24は、例えば第3図に示すよう
にソフトクランプ回路41とクリップ回路42とで構成
される。差動アンプ23の出力信号すが印加されるソフ
トクランプ回路41の入ツノ端は抵抗R1を介してトラ
ンジスタQ1のベースに接続され、このトランジスタQ
1のコレクタは正の電源端子Vccに接続される。この
トランジスタQ1のエミッタは抵抗R2を介して負の電
源端−VEEに接続されると共に、コンデンサC1を介
してエミッタフォロワを形成するトランジスタQ2のベ
ースに接続される。このトランジスタQ2のベースはコ
イルL1及びコンデンサC2による並列回路を介してス
イッチング用トランジスタQ3のコレクタに接続される
。このトランジスタQ3のエミッタは接地され、ベース
には抵抗R3を介してクランプパルスCPが印加される
上記トランジスタQ2のコレクタは正の電源端+ycc
に接続され、エミッタは抵抗R4を介して負の電源端−
VEEに接続されると共に、ソフトクランプ回路41の
出力端とされ、クリップ回路42の入力端に接続されて
いる。
上記コイルL1及びコンデン蚤すC2は、それらのイン
ダクタンス及び客足がCOD信号のキャリア周波数F1
つまり1/(2π7L1G2>に設定されている。しか
して、このソフトクランプ回路41は、差動アンプ23
の出力信号すの直流成分を、図示しないクランプパルス
発生回路から出力されるクランプパルスCI−’に同期
して、再生でる直流分再生回路としての橢能をする。つ
まり差動アンプ23を経て入力される信号すは、バッフ
ァとして礪能するトランジスタQ1のエミッタからコン
デンサC1を経てトランジスタQ2のベース側に出力さ
れる際、クランプパルスCPを印加して、このクランプ
パルス印加時における信号波形を歪ませることなく再生
する。尚、この場合キャリア周波数Fに共振さぜたコイ
ルL1及びコンデンサC2による共振回路が介装しであ
るため、キャリア信号成分に対してはクランプ機能を殆
んど作用させることなく、キャリア信号成分が重畳され
た直流分再生を行う、つまりソフトクランプ動作を行う
このソフトクランプ回路41の出力は、抵抗R5を介し
て、差動型の1対のトランジスタQ4゜Q5の一方のベ
ースに入力される。これらトランジスタQ4.Q5の各
コレクタは共通にされて負の電源端−VEEに接続され
、各エミッタも共通化されて定電流回路Iを介して正の
電源端+VCCに接続されると共に、出力端とされ、こ
の出力端から遅延差雑音除去回路25に入力される。
上記1対のトランジスタQ4.Q5における他方のベー
スには抵抗R6を介してクリップレベル設定用電源43
の電圧ecが印加されるようにしである。
従って、このクリップ回路42は、ソフトクランプ回路
42から出力される信号レベルが、電圧ecより低い場
合には、トランジスタQ5がオフ、トランジスタQ4が
オンして、信号をそのまま出力するが、電圧ecより高
い場合には、トランジスタQ4がオフ、トランジスタQ
5がオンしてこの電圧ecが出力される。つまりこの電
圧eCにクリップして出力端から出力される。この出力
端から出力される信りは、第2図(b)に示す信号にお
けるリセットパルス成分が同図(C)に示すように低減
されて出力されることになる。尚、クリップレベルは、
CCD16の特性に応じて調整可能となっている。
上記遅延差雑音除去回路25は、第4図に示すように、
バッファ45と、このバッフ?45の出力信号が入力さ
れ、リセットパルスが印加される同期の1/2のディレ
ィ皐のディレィライン46と、バッファ45及びディレ
ィライン46の出力信号が入力される差動アンプ47と
から構成される。この遅延差雑音除去回路25は、第1
2図に示すものと同様の構成であり、その動作は第13
図と示すものと同様である。しかして、この遅延差雑音
除去回路25によって、第2図(C)に示す信号Cは同
図(d)に示す信号dのように、信号成分とリセットノ
イズ成分とが分離され、リセットパルス抽出回路26及
びクリップ回路27に入力される。
リセットパルス抽出回路26は、第5図に示すように、
バッフ?48と、ヒステリシスコンパレータ49とから
構成されている。
上記ヒステリシスコンパレータ49は差動アンプ51の
反転入力端を抵抗R7を介してバッファ48の出力端に
接続し、この差動アンプ51の非反転入力端を抵抗R8
を介して接地すると共に、帰還抵抗R9を介して出力端
に接続して形成される。尚、抵抗R7は、抵抗R8,R
9を並列に接続した場合の合成抵抗値、つまりR7−R
87’R9に設定しである。このヒステリシスコンパレ
ータ49の入出力特性は、第6図に示すようなヒステリ
シス特性を示す。例えば入力信号Viが非反転入力端の
レベルより低いレベルから大きくなる場合には、その場
合の非反転入力端の(しきい値を決める)レベルは出力
端の電位(はぼ電源レベル、例えば5V)を抵抗R8と
R9で分割した電位レベル(LUと記す)となり、この
電位レベルV Lt、’が立上がり波形部分を検出する
しきい値レベルになる。又、入力信号Viが非反転入力
端のレベルを越える状態から下がっていく場合には、こ
の場合の非反転入力端のレベルは、出力端の電位レベル
(この場合には負となる。)を抵抗R8とR9とで分割
した“電位レベルV↓となり、この電位が立下がり波形
部分を検出するしきい値レベルとなる。
つまり第2図(d)に示す信号dは、このヒステリシス
コンパレータ49によって、立ち上がり波形はレベルV
 LUを越える時、その出力が反転し、この反転した状
態から立ら下がる場合には、上記レベルV LLI以下
でもその出力波形を保ち、レベルVL以下になった時に
、さらに反転することになり、同図(e)に示寸リセッ
トパルスが生成される。
このように、遅延差処理を行ったCOD信号の信号成分
の波形の変化が、立ち下がりのしきいレベルに掛からず
、リセットパルスの正負のエツジを正しく検出できる。
上記リセットパルスの抽出回路26のリセットパルスC
は第7図に示すクリップパルス発生回路28に入力され
る。このクリップパルス発生回路28は、第8図(a)
に示す入力信号を一定の移相2DI遅延するディレィラ
イン52と、このディレィライン52で上記移相ff1
D1からさらにリセットパルス幅に相当する移相ωD2
遅延した信号が入力されるインバータ53と、このイン
バータ53の反転出力及び上記移相量D1遅延した信号
とが入力されるアンドゲート54とからなる。つまり第
8図(a)(又は第2図(e))に示す信号はディレイ
ランイ52の端子T1によって第8図(b)に示ずよう
に移相量D1だけ遅延してアンドゲート54に入力され
る。又、ディレィライン52の端子T2からは、端子T
1からざらに移相flD2だけ遅延された信号が出力さ
れ、インバータ53で反転されて第8図(C)に示す信
号にされてアンドゲート54に入力される。しかして、
アンドゲート54の出力端からは第8図(d)又は第2
図(f)に示すクリップパルスfが出力され、同期クリ
ップ回路31のコントロール入力端印加される。
尚、上記ディレィライン52はディレィ量が少しづつ異
る多数の端子を右し、接続する端子を変えることによっ
て所望とするディレィら1を得ることができる。
ところで、遅延差雑音除去回路25の出力信号dは、ク
リップパルス回路27によって、(ベースクリップされ
て)信号成分を含む信号成分のみが取り出され、第2図
(9)に示ず信号波形となる。
この信号qは、さらに遅延回路32によって、上記リセ
ットパルス抽出回路26及びクリップパルス発生回路2
8による遅延分が補正されて同期クリップ回路31に入
力される。
この同期クリップ回路31は、第1図に示すようにアナ
ログスイッチ及びクリップ電源33とで構成され、リセ
ットパルス成分に同期したクリップパルスfが印加され
ることによって、信号中のリセットパルス成分が一定の
電圧ecとなるようにクリップされ、第2図(h)に示
す信号りとなる。
この信号りはバッファ34、LPF35を通して、残存
するスパイク様ノイズが除去され、且つ信号中のキャリ
ア成分が除去されて第2図(i)に示す本来の映像信号
iにされる。
この第1実施例によれば、伝送ケーブル22を経た後の
遅延差雑音除去回路25の出力信号からクリップパルス
を生成しているので、伝送ケーブル22の長さに依存し
ないで、一定の移相量ずらずことによって信号中のリセ
ットパルスのノイズ成分に同期するクリップパルスを得
ることができる。従って、伝送ケーブル22の長さが異
る電子内視鏡に対しても同一構成の信号処理回路11を
用いることによって、タイミング調整を必要とすること
なく、リセットパルスのノイズ成分を殆んど含まないS
/Nの良好な映像信号を得ることができる。 尚、遅延
回路32は、リセットパルス抽出回路26、クリップパ
ルス発生回路28での遅延量が小さい場合には限ずしも
必要とされるものでない。又、クリップ発生回路27で
の遅延量とほぼ等しくなる場合にも不必要である。
第9図は本発明の第2実施例の主要部を示す。
この第2実施例では、第1実施例における遅延差雑音除
去回路25の出力信号からリセットパルス抽出回路26
で第2図(Q)に示すように生成したリセットパルスe
を、遅延回路61に入力して、リセットパルス幅に相当
する遅延■だけ遅延したパルスにする。このリセットパ
ルス抽出回路26の出力、遅延回路61の出力及びクリ
ップ回路27の出力は3人力のアンドゲート62に入力
される。このアンドゲート62の出力はバッファ34及
びLPF35を経て映像信号処理回路に入力される映像
信号が生成される。
この第2実施例では、リセットパルス抽出回路26の出
力は第10図(a)のパルスaとなり、d延回路61の
出力パルスは同図(b)に示すパルスbとなり、これら
のパルスa、bとクリップ回路27を経た同図(C)に
示す信号Cとをアンドゲート62に入力して、信号中の
リセットパルス成分を除去して、同図(d)に示ず信号
dを得るようにしたものである。
尚、この第2実施例ではクリップ回路27を省略しても
、アンドゲート62の出力とし−Cはぼ第10図(d)
に示す波形の信号を得ることができる。
又、本発明は、電気的な伝送ケーブル23を用いたもの
に限らず、例えば第11図に示すようにCCD16の出
力信号をプリアンプ71で増幅し、その後変調器72T
:変調して、この変調した信号を発光素子73に印加し
て変調された光信号にしてファイバ74等で形成した光
伝送手段で伝送し、信号処理回路側の受光素子75で受
光し、さらに復調器76で復調した後、前置クリップ回
路24に入力するものに対しても適用できる。例えば、
前置クリップ回路24に入力される部分までを電子内視
鏡本体に設ければ、他の電子内視鏡と同様に単に装着す
れば使用できる。
尚、上述の各実施例において、前置クリップ回路24は
必ずしも設けなくても良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、信号伝送手段を通し
た後の信号によって、この信号中に含まれるリセットパ
ルス成分を除去するリセットパルス除去手段を形成して
いるので、電子内視鏡の信号伝送手段の長さに依存づる
面倒なタイミング調整を必要となることなく、低雑音の
信号処理回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の第1実流例に係り、第1
図は第1実施例の構成を示すブロック図、第2図は第1
実施例の動作説明用のタイミングヂト一ト図、第3図は
第1実施例を形成する前置クリップ回路の構成を示す回
路図、第4図は遅延差雑音除去回路の構成を示す回路図
、第5図はリセットパルス抽出回路を示す回路図、第6
図は第5図の入出力特性を示す特性図、第7図はクリッ
プパルス発生回路の構成を示す構成図、第8図は第7図
の動作説明用タイミングチャー1〜図、第9図は本発明
の第2実施例の主要部を示す構成図、第10図は第2実
施例の動作説明用のタイミングチャー図、第11図は本
発明が適用される電子内視鏡の一部を示す構成図、第1
2図は従来例を示す構成図、第13図は第12図の動作
説明用のタイミングチャー図である。 11・・・信号処理回路  12・・・電子内視鏡13
・・・挿入部     16・・・C0D21.23・
・・差動アンプ 22・・・伝送ケーブル 24・・・前置クリップ回路 25・・・遅延差雑音除去回路 26・・・リセットパルス抽出回路 27・・・クリップ回路 28・・・クリップパルス発生回路 31・・・同門クリップ回路 32・・・遅延回路    35・・・LPF第9図 澗 第10図       1 第11図 14       1ソ 第12図 Φ 第13図 手続ネ甫正書(自発) 昭和62年6月26日 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所   東京都渋谷区幡ケ谷二丁目43番2号名
  称  (037)オリンパス光学工業株式会社代表
者  下  山  敏  部 4、代理人 住  所   東京都新宿区西新宿7丁目4番4号6、
補正の対象   明細書の「発明の詳細な説明」の欄明
細書の「図面の簡単な説明」の欄及び図面(第1図、第
4図、第5図、第6図、第12図)1、明細書の第4ペ
ージの第13行目に[・・・半波長・・・]とあるのを
「・・・半周期・・・」に訂正します。 2、明細書の第14ページの第16行目に「・・・歪ま
せることなく再生する・・・」とあるのを「・・・歪ま
せることなく直流分を再生する・・・」に訂正します。 3、明細書の第16ページの第11行目に「同期・・・
」とあるのを「周期・・・」に訂正します。 4、明細書の第20ページの第16行目に「・・・電圧
ec・・・」とあるのを「・・・電圧ec’ Jに訂正
します。 5、明細書の第21ページの第5行目に[・・・移相量
・・・」とあるのを「・・・位相間・・・」に訂正しま
す。 6、明細書の第24ページの第20行目にある「イミン
グチャー図・・・」とあるのを「イミングチヤード図・
・・」に訂正します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 信号読出しのためにリセットパルスが印加される固体撮
    像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡において、固体撮
    像素子から出力される固体撮像信号が信号伝送手段を介
    して入力され、遅延差を利用して入力信号中の雑音を除
    去する遅延差雑音除去手段と、この遅延差雑音除去手段
    の出力信号からこの信号中に含まれるリセットパルスの
    縁部を検出し、この検出に基づき、信号中のリセットパ
    ルスを抽出するリセットパルス抽出手段と、このリセッ
    トパルス抽出手段の出力に基づき、前記遅延差雑音除去
    回路の出力信号におけるリセットパルス成分を除去する
    リセットパルス成分除去手段とを設けたことを特徴とす
    る電子内視鏡用固体撮像信号処理回路。
JP61296234A 1986-12-12 1986-12-12 固体撮像信号処理回路 Expired - Fee Related JPH07110054B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04968A (ja) * 1990-04-18 1992-01-06 Nec Corp 信号処理回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61149474U (ja) * 1985-03-05 1986-09-16

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JPS61149474U (ja) * 1985-03-05 1986-09-16

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