JPS6314947Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314947Y2 JPS6314947Y2 JP7700581U JP7700581U JPS6314947Y2 JP S6314947 Y2 JPS6314947 Y2 JP S6314947Y2 JP 7700581 U JP7700581 U JP 7700581U JP 7700581 U JP7700581 U JP 7700581U JP S6314947 Y2 JPS6314947 Y2 JP S6314947Y2
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- Japan
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- pressure
- wastewater
- treated
- treatment
- gas phase
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シアン化合物を含む廃水を高温度に
加熱してシアン化合物を分解させるシアン廃水処
理用のバツチ式処理装置に関する。
加熱してシアン化合物を分解させるシアン廃水処
理用のバツチ式処理装置に関する。
加熱分解によるシアン廃水処理においては、シ
アン廃水は150℃〜250℃もの高温度に加熱する必
要のあることから、大量の熱エネルギーが必要で
あり、それだけに資エネルギーの観点から使用熱
エネルギーの低減は重要な課題となつている。
アン廃水は150℃〜250℃もの高温度に加熱する必
要のあることから、大量の熱エネルギーが必要で
あり、それだけに資エネルギーの観点から使用熱
エネルギーの低減は重要な課題となつている。
従来のこの種の処理においては、処理ずみ後の
高温の廃水と新しい被処理廃水とを大気圧下で熱
交換することにより処理ずみ廃水の保持する熱量
を利用することは行われてはいるものの、大気圧
下での交換のために100℃に相当する熱量しか熱
交換に利用できない問題がある。
高温の廃水と新しい被処理廃水とを大気圧下で熱
交換することにより処理ずみ廃水の保持する熱量
を利用することは行われてはいるものの、大気圧
下での交換のために100℃に相当する熱量しか熱
交換に利用できない問題がある。
本考案は処理ずみ廃水の有する熱量を新しい被
処理廃水の予備加熱に一層有効に利用できる新規
なシアン廃水処理装置を提案するものであつて、
被処理廃水を加熱する手段を有する２基のバツチ
式高圧処理容器からなり、かつ、各高圧処理容器
内の気相部は通路開閉手段を有する連通手段によ
り互に相手方の高圧反応容器内に連通されてなる
ことを特徴とするものである。
処理廃水の予備加熱に一層有効に利用できる新規
なシアン廃水処理装置を提案するものであつて、
被処理廃水を加熱する手段を有する２基のバツチ
式高圧処理容器からなり、かつ、各高圧処理容器
内の気相部は通路開閉手段を有する連通手段によ
り互に相手方の高圧反応容器内に連通されてなる
ことを特徴とするものである。
以下、図面により本考案を一層詳細に説明す
る。付図は、本考案実施例のプラント図であつ
て、１，２はそれぞれバツチ式の高圧処理容器、
１１，１２はそれぞれ容器１，容器２に設けられ
た容器内の被処理廃水Ｗ１，Ｗ２を処理温度たと
えば150〜250℃に加熱するための高圧水蒸気吹込
み式の加熱装置である。加熱装置１１，１２は多
数の水蒸気噴出孔を有する管部材１１１，１２１
と、該部材に高圧水蒸気を供給する管部材１１
２，１２２とからなり、該管部材１１２，１２２
はそれぞれ高圧反応容器１，２の天井を気密に貫
通して高圧水蒸気供給管３に連結されている。
４，５は、それぞれ高圧反応容器の天井に設けら
れた排気管であり、排気管４と管部材１２２とは
バルブ６１を有する管６により連結されており、
これにて、高圧処理容器１の気相部Ｇ１は高圧処
理容器２内とバルブ６１を介して連通されてい
る。一方、排気管５と管部材１１２とは、バルブ
７１を有する管７により連結されており、これに
て高圧処理容器２の気相部Ｇ２は高圧処理容器１
内とバルブ７１を介して連通されている。８は被
処理廃水の貯槽、ｐは送水ポンプ、９は熱交換器
である。
る。付図は、本考案実施例のプラント図であつ
て、１，２はそれぞれバツチ式の高圧処理容器、
１１，１２はそれぞれ容器１，容器２に設けられ
た容器内の被処理廃水Ｗ１，Ｗ２を処理温度たと
えば150〜250℃に加熱するための高圧水蒸気吹込
み式の加熱装置である。加熱装置１１，１２は多
数の水蒸気噴出孔を有する管部材１１１，１２１
と、該部材に高圧水蒸気を供給する管部材１１
２，１２２とからなり、該管部材１１２，１２２
はそれぞれ高圧反応容器１，２の天井を気密に貫
通して高圧水蒸気供給管３に連結されている。
４，５は、それぞれ高圧反応容器の天井に設けら
れた排気管であり、排気管４と管部材１２２とは
バルブ６１を有する管６により連結されており、
これにて、高圧処理容器１の気相部Ｇ１は高圧処
理容器２内とバルブ６１を介して連通されてい
る。一方、排気管５と管部材１１２とは、バルブ
７１を有する管７により連結されており、これに
て高圧処理容器２の気相部Ｇ２は高圧処理容器１
内とバルブ７１を介して連通されている。８は被
処理廃水の貯槽、ｐは送水ポンプ、９は熱交換器
である。
次に、本実施例の使用法を説明すると、高圧処
理容器１に満された鉄、ニツケル、カドミウム、
亜鉛、銀、金、銅、あるいはその他の金属のシア
ン化合物などを含むシアン廃水Ｗ１は、加熱装置
１１により加熱されて処理される。処理後、バル
ブ６１を開いて低温度の未処理廃水Ｗ２を満し
た、而して低圧力下の高圧処理容器２内と高圧反
応容器１の気相部Ｇ１とを連通させるとＧ１とＧ
２とが等圧力となるまで、Ｗ１の沸騰と該沸騰に
よつて生じた水蒸気が管部材１２１から未処理廃
水Ｗ２内に吸込まれ、この結果Ｗ２が加熱され
る。
理容器１に満された鉄、ニツケル、カドミウム、
亜鉛、銀、金、銅、あるいはその他の金属のシア
ン化合物などを含むシアン廃水Ｗ１は、加熱装置
１１により加熱されて処理される。処理後、バル
ブ６１を開いて低温度の未処理廃水Ｗ２を満し
た、而して低圧力下の高圧処理容器２内と高圧反
応容器１の気相部Ｇ１とを連通させるとＧ１とＧ
２とが等圧力となるまで、Ｗ１の沸騰と該沸騰に
よつて生じた水蒸気が管部材１２１から未処理廃
水Ｗ２内に吸込まれ、この結果Ｗ２が加熱され
る。
Ｇ１とＧ２の圧力が等しくなつた時点でバルブ
６１を閉じ、排気管４のバルブ４１を開いて反応
処理容器１を大気圧としたのち、あるいはバルブ
４１を開かずにＧ１が大気圧以上であるままに、
未だ高温度を保持している処理されたＷ１を熱交
換器９を経由させて冷却し、必要に応じて更に冷
却し、また中和処理などを行つて河川に排出す
る。熱交換器９は、次に加熱処理される被処理廃
水Ｗ３が満されており、上記の熱交換により従来
装置の場合と同程度に予備加熱され、Ｗ１が全部
高圧処理容器１から排出されたあと容器１に供給
される。高圧処理容器２内の充分に予備加熱され
たＷ２は、加熱装置１２により追加の加熱を受け
て処理され、処理後、前記と同様の操作にて新た
に高圧処理容器１に満さたれＷ３、次いで熱交換
器９内のＷ４をＷ３のあとにチヤージされる順次
予備加熱して排出される。
６１を閉じ、排気管４のバルブ４１を開いて反応
処理容器１を大気圧としたのち、あるいはバルブ
４１を開かずにＧ１が大気圧以上であるままに、
未だ高温度を保持している処理されたＷ１を熱交
換器９を経由させて冷却し、必要に応じて更に冷
却し、また中和処理などを行つて河川に排出す
る。熱交換器９は、次に加熱処理される被処理廃
水Ｗ３が満されており、上記の熱交換により従来
装置の場合と同程度に予備加熱され、Ｗ１が全部
高圧処理容器１から排出されたあと容器１に供給
される。高圧処理容器２内の充分に予備加熱され
たＷ２は、加熱装置１２により追加の加熱を受け
て処理され、処理後、前記と同様の操作にて新た
に高圧処理容器１に満さたれＷ３、次いで熱交換
器９内のＷ４をＷ３のあとにチヤージされる順次
予備加熱して排出される。
以上の説明から理解される通り、本考案の装置
では処理ずみ廃水の有する熱量は、未処理廃水の
予備加熱に有効に利用されることとなる。
では処理ずみ廃水の有する熱量は、未処理廃水の
予備加熱に有効に利用されることとなる。
なお、本考案においては、一方の高圧処理容器
の気相部は他方の高圧処理容器の気相部にバルブ
などの通路開閉装置を介して連通していてもよい
が、その場合は処理ずみ廃水の熱は一方の高圧処
理容器内の気相部を経由して低温の未処理廃水に
伝達されることとなるので熱伝達に長時間を要す
ることとなる。このため、熱伝達を速かに行うた
めに付図に示す通り、各高圧処理容器の気相部
は、相手方の高圧処理容器内に満された被処理廃
水中に連通するようにするのが好ましい。
の気相部は他方の高圧処理容器の気相部にバルブ
などの通路開閉装置を介して連通していてもよい
が、その場合は処理ずみ廃水の熱は一方の高圧処
理容器内の気相部を経由して低温の未処理廃水に
伝達されることとなるので熱伝達に長時間を要す
ることとなる。このため、熱伝達を速かに行うた
めに付図に示す通り、各高圧処理容器の気相部
は、相手方の高圧処理容器内に満された被処理廃
水中に連通するようにするのが好ましい。
付図は、本考案の実施例のプラント図であつ
て、１，２はバツチ式の高圧処理容器、１１，１
２は加熱装置、６はバルブ６１を介して高圧処理
容器１の気相部Ｇ１と高圧処理容器２内とを連通
する管、７はバルブ７１を介して高圧処理容器２
の気相部Ｇ２と高圧処理容器１内とを連通する管
である。
て、１，２はバツチ式の高圧処理容器、１１，１
２は加熱装置、６はバルブ６１を介して高圧処理
容器１の気相部Ｇ１と高圧処理容器２内とを連通
する管、７はバルブ７１を介して高圧処理容器２
の気相部Ｇ２と高圧処理容器１内とを連通する管
である。
Claims (1)
- 被処理廃水を加熱する手段を有する２基のバツ
チ式高圧処理容器からなり、かつ、各高圧処理容
器内の気相部は通路開閉手段を有する連通手段に
より互に相手方の高圧反応容器内に連通されてな
ることを特徴とするシアン廃水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7700581U JPS6314947Y2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7700581U JPS6314947Y2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57187691U JPS57187691U (ja) | 1982-11-29 |
| JPS6314947Y2 true JPS6314947Y2 (ja) | 1988-04-26 |
Family
ID=29872666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7700581U Expired JPS6314947Y2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6314947Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006062387A1 (de) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Wieland Dental + Technik Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Behandlung von cyanid- und/oder komplexbildnerhaltigen Lösungen |
-
1981
- 1981-05-26 JP JP7700581U patent/JPS6314947Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57187691U (ja) | 1982-11-29 |
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