JPS63149326A - 金属帯の幅湾曲を防止する縦型ba炉 - Google Patents

金属帯の幅湾曲を防止する縦型ba炉

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JPS63149326A
JPS63149326A JP29658186A JP29658186A JPS63149326A JP S63149326 A JPS63149326 A JP S63149326A JP 29658186 A JP29658186 A JP 29658186A JP 29658186 A JP29658186 A JP 29658186A JP S63149326 A JPS63149326 A JP S63149326A
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JP
Japan
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furnace
rolls
steel strip
cooling zone
roll
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JP29658186A
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JPH0215615B2 (ja
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Nobuo Noguchi
野口 延夫
Tsuyoshi Masuda
剛志 増田
Hirohiko Sato
裕彦 佐藤
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は縦型BA炉(光輝焼鈍炉)、特にステンレス
のBA鋼帯、高ニツケル合金鋼帯の熱処理を行なうのに
適した、鋼帯の幅湾曲を防止できる縦型BA炉に関する
[従来の技術] ステンレスBAilW帯、高ニツケル合金銅帯を縦型B
A炉で熱処理、例えば、溶体化処理をする場合には、第
2−A図および第2−B図に示すような幅方向の湾曲、
すなわち、幅湾曲を発生し易い。
第2−A図および第2−B図とも鋼板の+ta送方向に
対し直角の方向の断面図でおって、第2−A図は湾曲が
1箇所の場合、第2−B図は湾曲が幅<W)方向に2箇
所ある場合である。
ところで、特定の用途、例えば電子材料の用途に用いら
れる高ニッケル合金は、平坦度の規格が極めて厳しく、
BA処理後に調質圧延、しベラ−等の平坦度矯正工程が
必要になる。更に幅湾曲が著しい場合には炉内を走行お
るいは移行中に、炉内の部材に接触し、擦り傷を生じ、
製品の表面品質が著しく低下する。
上記幅湾曲の発生原因として下記の事項が考えられてい
る。
1)冷却時に生じた幅方向の温度差による熱応力。
2)炉内で加わる高張力が幅方向に不均一であるために
発生する変形。
これに対して横型BA炉を用いた場合はこの種の形状不
良は少ない。その理由は横型BA炉では材料の自重によ
るカテナリー量を小さくするため設置した炉内ロールに
よって変形を防止しているためである。
しかし、炉内ロールを設けた場合には下記のような障害
が発生し易い。
1)加熱炉内にロールを設けた場合には、高温(炉温9
00〜1150℃)でロールと接触するためにロール表
面の摩耗による凍り傷や回転部不良による譲り傷が生じ
て、製品の品質及び美観を箸しく損う。
2)加熱炉内にロールを設ける場合には、高温度におけ
るマツフルの熱膨張に追従できるようなロール支持部の
機構か複雑で設備費が甚大になる。
3)加熱炉出口では、ロールとの接触による材料の急激
な温度変化のために、オレ、シワを生じ、特に薄物では
致命的な欠陥となる。
したがって、加熱炉内にロールを設Cプない縦型BA炉
において前記欠陥を防止するため、下記の提案がなされ
ていた。
1)冷却帯の幅方向における冷却能力を均一に維持でき
るような精密な制御を?Tなう。
2)炉内では低張力搬送をする。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の縦型BA炉の上記提案によっても精密な制御を行
なうための設備費の増大、低張力搬送に伴う蛇行、ロー
ルスリップ等の問題が解決できず、幅湾曲現象は解消で
きなかった。
[問題点を解決するための手段] 上記問題を解決するためのこの発明の構成は、特許請求
の範囲に記載のとおりの縦型BA炉である。
すなわら、この発明は、縦型BA炉の上記問題点が縦型
BA炉の炉頂ロールと炉下固定部、(例えばフェルトシ
ールまたはシールロール)との間に材料の変形を防止で
きるような拘束力が作用しないためで必ることを児出し
、更に、炉内の加熱された材料がロール接触してもオレ
、シワ等の形状不良を生じない炉内ロール設置条件を見
出したことに基づくものである。
図面を参照して具体的に説明すると、第1図に示すよう
に加熱帯と冷却帯が炉外ロール4によって縦方向に設け
られている縦型BA炉の中に熱処理されるj閤帯1が矢
印方向に走行して熱処理され、炉外ロール4によって下
行し次の工程に送られる。冷却帯中で材料温度が200
〜700°Cになる箇所には第3図に示すように3本以
上の炉内ロール3がおる。このロールが2本以下では曲
がりくねった移動経路がとれず曲率の確保が不可能でお
る。この炉内ロール3の径りはD≧1.4Et/σにな
るように選ばれる。
ただし、 t:通板板厚(mm) E:ロール接触時の材料の弾性率(kg/mm2)σ:
ロール接触時の材料の耐力(kg、’mm2)でおる。
鋼板1に作用する張力は0.1〜1.5kg/mm21
.ニーなるようにし、同時に炉内ロールの間隔Sとロー
ルラップ四りの値は、炉内ロール3によって湾曲する鋼
板の曲率半径が1000〜15000mmになるように
設けられている。
上記炉内ロールの設置場所の温度か700°Cより高い
と材料の強度が小さいので変形を生じ易く、装置の保守
も困難である。
引力が1.5kg/mm’を越えると、炉内で材料の座
屈によるオレ、シワを生じたり、炉内ロールの摩耗が大
きく、更に、表面欠陥(服り磨、打痕等)も生じ易くな
る。反対に、引力が0.1kg/mm’未満になると形
状補正の効果かなく、撓み、歪みを生じ易く、方向安定
性も悪化する。
炉内ロール3の径りは小さすぎると曲げによって材料の
変形を生じ易く、径りが大きすぎると適当な曲率半径を
1qるためのロール設置間隔Sおよびロールラップff
1Lが炉内空間に入らないものとなる。
結局、実験的に特許請求の範囲に記載の関係式が導き出
されたものである。
以下、実施例と比較例を表にしてこの発明を具体的に説
明する。
ただし、通板材料は5US304板厚0.25mm、仮
巾650mm、張力0.15 kg/mm2でおッた。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば金属帯を熱処理
するに際し、比較的簡単な装置によって欠陥のない金属
帯を1qることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦型BA炉の概略を示す説明図、第2−A図お
よび第2−8図は幅湾曲の説明図、 第3図はロール設置間隔とロールラップ間の説明図であ
る。 1・・・鋼帯、2・・・水平定盤、3・・・炉内ロール
、4・・・炉外ロール、C・・・幅湾曲量、L・・・ロ
ールラップ量、S・・・ロール設置間隔、W・・・板幅

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加熱帯および冷却帯を有する縦型BA炉において、冷却
    帯に下記の条件を備えた複数のロールを有することを特
    徴とする縦型BA炉。 (1)材料温度が200〜700℃になる冷却帯に設け
    られている。 (2)ロールの数は3本以上である。 (3)炉内ロール径(D)は下記の式を満足する値であ
    る。 D≧1.4Et/σ ただし、 t:通板板厚(mm) E:ロール接触時の材料の弾性率(kg/mm^2)σ
    :ロール接触時の材料の耐力(kg/mm^2)(4)
    張力範囲は0.1〜1.5kg/mm^2である。 (5)炉内ロール間隔およびロールラップ量が、ロール
    によって生じる曲率半径が1000〜15000mmに
    なるように設けられている。
JP29658186A 1986-12-15 1986-12-15 金属帯の幅湾曲を防止する縦型ba炉 Granted JPS63149326A (ja)

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