JPS63149284A - 係船方法 - Google Patents

係船方法

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Publication number
JPS63149284A
JPS63149284A JP61297094A JP29709486A JPS63149284A JP S63149284 A JPS63149284 A JP S63149284A JP 61297094 A JP61297094 A JP 61297094A JP 29709486 A JP29709486 A JP 29709486A JP S63149284 A JPS63149284 A JP S63149284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
mooring
maximum speed
speed
boat
Prior art date
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Pending
Application number
JP61297094A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Ichigoori
一郡 新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIYO GIKEN KK
Original Assignee
KAIYO GIKEN KK
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Publication date
Application filed by KAIYO GIKEN KK filed Critical KAIYO GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は船舶を岸壁に係留する係船方法に関する。
B、従来技術 従来から、いかなる船舶および作業船でもそのほとんど
が係船機の定格速度を15 va/ minとし、軽衛
重時の最大速度を30〜45IIl/a+inとする基
本性能が一般標準化され広く採用されている。
この場合、入港時の接岸地点へのロープボートによる船
舶からの係船索の搬送に際し、通常船舶では予めその準
備作業として係船機のドラムに収納した係船索を甲板上
に引き出し、人手によりスネークダウンおよびコイルダ
ウン状に整える。
これは、係船機の最大速度が遅く、ロープボートの船速
く通常2〜3ノツト”v 60−90 ml win)
に追従することができないからである。港内における船
舶と諸設備の安全性を確保するため迅速で確実な操船を
必要とし、またロープボートおよびその作業の危険性を
なくすため甲板上に係船索をたるましロープボートが抵
抗なくフリーな状態で係船索を搬送する必要があり、実
際にはさらに係船機の揉出揉作運転と併用され、この場
合の繰出し速度は30〜45 ts/ winであり、
ロープボートの船速調整と合せ作業を行なう、係船索渡
し後から接岸までの船体引寄せ速度は15m/winで
あり、離岸時の係船索収納は最大速度30〜45 ml
 winで行なわれる。
C0発明が解決しようとする問題点 前記のような方法によると、 1)ロープのスネークダウン、コイルダウン作業のため
、入港前の準備作業に乗組員に多大な労力と手間を要求
する。
2)この準備作業を省略して合理化、省力化の手段とし
て、係船索引出し装置などの特殊装置が必要となる。
3)ロープボートによる係船素渡しと離岸時のロープ収
納速度が30〜45 ml sinであり、遅くて能率
が悪い、船体接岸時と接岸後の船位調整時の係船機速度
が15 vg/ sinであり、早くて危険である。こ
のように、係船機の性能諸元の設定および性能が旧態依
然のまま一般化、定着化しているものであり、船舶近代
化の強い要望、能率化、省力化および合理化と港湾設備
および状況の変化またこれらに伴う出入港時の操船方法
の改革、係船、係留方法の変化等の状況変化にそぐわな
い、実際に必要とする係船機能力が欠如しており、危険
性を大きく伴う出入港時の操船に対し安全性、迅速性の
問題、さらには乗組員の作業量負担が多いなど合理化、
省人化は計りがたい。
4)従来の定格速度1511/ win標準一般型係船
機は消費動力が大きく、省エネルギ一対策の点で問題が
ある。
5)船舶接岸後の船位調整時に運転される係船機の速度
が15m/winであるので、自動張力調整機能を持た
せるには別途付属装置が必要となる。
本発明は上記問題点を解決し、係船機に軽荷重高速と定
格荷重低速の広範囲な性能および能力を与え、船舶出入
港時の操船にともなう係船係留作業に適切に対応tせる
ことにより、能率向上と安全性を大幅に改善し、乗組員
の労力を軽減し、係船索引出し装置や自動張力11g1
装置を不要とし、しかも消費動力の軽減が計れることの
できる係船方法を提供することを目的とする。
D1問題、αを解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明のも1或は次のとおり
とする。即ち、定格速度 5〜7.5■/sinおよび
最大速度75〜100 ml sinの性能を持つ係船
機を船体に備え、岸壁接近時に該係船機を最大速度で運
転してロープを繰り出してその先端をロープボートに渡
し、該ロープボートを前記係船°槻の最大速度と略同一
速度で運転し、前記ボートが岸壁に到着して前記ロープ
の先端を岸壁の索具に引掛け、その後前記係船機を最大
速度で運転してロープの巻取りを開始し、ロープの緊張
状態で係船機を定格速度で運転し、船体着岸中は係船機
のドラムブレーキで船体を固定するか、または係船機を
定格速度でロープの巻取り側へ運転させつつ自動調力v
4整状態に保ち、離岸時にはロープを索具がら外して係
船機を最大速度で運転して巻取ることである。
61作用 岸壁近接時に係船機を最大速度で運転してロープを繰り
出してその先端をロープボートに渡し、このボードを係
船機の最大速度と略同一速度で運転する。従ってロープ
のスネークダウンやコイルダウン部が生じず、作業が能
率的である。接岸時には係船機を定格速度で運転するの
で安全である。
また、離岸時には最大速度でロープを巻取るので作業が
能率的である。
F、実施例 以下本発明の一実施例を図面にもとづき説明する。第1
図は、18万T型バラ積船の甲板上での係船機の配置状
態を示す、船首側に第1ないし第5係船磯M1〜M5、
船尾側に第6ないし第10係船機M6〜MIOが装備さ
れ、これらは第2図実線示の如く、巻込荷重20t1定
格巻込速度が7゜5鴫/sinおよび巻込荷重的0.5
〜it、Jl大巻込速度75鎗/ winの性能を持つ
いま、岸壁接近時には係船機を最大速度で運転してロー
プを繰り出してその先端をロープボートに渡す、そして
ロープボートを前記係船機の最大速度と略同一速度で運
転し、前記ボートが岸壁に到着して前記ロープの先端を
岸壁の索具に引掛ける。その後、カテナリー状態のロー
プを最大速度の係船機で巻取り、船体の岸壁接近にとも
なうロープの緊張状態に入る過程で係船機は自動的に定
格速度運転に切替り、安全に着岸が行なわれる。
着岸後は係船機を停止させてそのドラムブレーキにより
船体を固定するか、または係船機を定格速度でロープの
巻取り側へ運転させつつ自動調力lN整状態に保ち、船
位は自動調整される。離岸時にはロープを索具から外し
で係船機を最大速度で運転して巻取る。
次に係船機油圧モータの油圧回路を第3図について説明
する。1は係船機油圧モータ、2は油圧モータ1の正逆
献用主方向切換弁、3は安全弁、4はカウンタバランス
弁で、ロープ繰出時の係船機の暴走を防止するために流
路に抵抗を与えるためのものである。5は補助方向切換
弁で、パイロット圧により自動的に油圧モータ1の回転
数を変化させるように、油圧モータ1への油の流入方向
を変える。6はシャトル弁で、補助方向切換弁5へのパ
イロット圧をとり出す。
今、岸壁接近時に最大速度でロープを繰り出すときは、
主方向切換弁2のスプールは左位置をとり、油はモータ
1の右側から入り、モータ1は最大速度で逆転する。カ
ウンタバランス弁4は油路からのパイロット圧をうけて
開放するので、モータ1から出た油はこの弁を通って抵
抗をうけ、油の流量が制限されてモータ1の暴走が防止
される。
油は弁2を経て排出ラインに出てゆ(。
a−プボートが岸壁に到着して、カテナリー状態のロー
プを最大速度で巻取るときは、弁2のスプールを右位置
にとり、油はカウンタバランス弁4を避けてモータ1の
左側から入ってモータ1を最大速度で正回転させる。モ
ータ1の右側から出た油は弁2を経て排出ラインに出て
ゆく。
船体が岸壁に接近してロープが緊張状態となると、モー
タ1に入る油の圧力が上昇する。そして設定値になると
、この圧油はシャトル弁6を経て補助方向切換弁5のパ
イロット圧として作用して、弁5のスプールを動かし、
弁5を経てモータ1へ入る油の方向を切換える。すると
、モータ1に内蔵されたピストンシリング8!構のビス
トンストロークが最大となり、モータ1は最大荷重のら
とに定格速度で回転する。
着岸後に係船機をそのままの状態でローフヲ巻取る側に
運転させて自動調力調整状態を保つときは、ロープがゆ
るまない場合はモータ1は停止しており、油路の圧力が
規定値より高くなって安全弁3から油は排出ラインへ逃
げる。船位変化などでロープが少しでもゆるむと直ちに
モータ1が正転してロープを巻取り誉に緊張状態に自動
的に保つ。
離岸時にロープを索具から外すと、モータ1が正転し、
油路の油圧が急降下して補助方向切換弁5のパイロット
圧が規定値より下り、スプールが移動してモータ1への
油の流入方向が変り、モータ1は最大速度で回転し、ロ
ープは最大速度で巻取られる。
なお、前記実施例では係船機の特性は、第2図実線示の
如(、最大速度から定格速度まで段階的に変化するもの
であったが、点線示の如く連続的に変化するものであっ
てもよい。この場合、油圧モータのビストンストローク
を油路の圧力に応じて連続的に変化させればよい。
G、効果 本発明は以上の如く、定格速度5〜7.5 m/ +o
inお上り最大速度75〜100…/Il+inの性能
を持つ係船機を船体に備え、岸壁接近時に該係船機を最
大速度で運転してロープを繰り出してその先端をロープ
ボートに渡し、該ロープボートを前記係船機の最大速度
と略同一速度で運転し、前記ボートが岸壁に到着して前
記ロープの先端を岸壁の索具に引掛け、その後、前記係
船機を最大速度で運転してロープの巻取りを開始し、ロ
ープの緊張状態で係船機を定格速度で運転し、船体着岸
中は係船機のドラムブレーキで船体を固定するか、また
は係船機を定格速度でロープを巻取り側へ運転させつつ
自動調力調整状態に保ち、離岸時にはロープを索具から
外して係船機を最大速度で運転して巻取るようにした。
従って、船舶の接岸時にロープをスネークダウンまたは
フィルダウンの状態にする必要がなく、氷組員に課せら
れた多大の労力と手間を省くことができることとなった
。また係船機の最大速度での運転により作業の能率向上
が計られ、定格速度での運転により安全な作業が確保さ
れる。しかも、別個の係船索引出し装置や自動張力調整
装置を必要とせず、係船機の消費動力も大幅に軽減され
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いられる船舶の平面図、第
2図は係船機の特性線図、第3図は係船機油圧モータの
油圧回路図である。 M1〜M10・・・係船機 代理人  弁理士 画数 圭一部 代理人  弁理士 犬飼 新 平 第3図 −一一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 定格速度5〜7.5m/minおよび最大速度75〜1
    00m/minの性能を持つ係船機を船体に備え、岸壁
    接近時に該係船機を最大速度で運転してロープを繰り出
    してその先端をロープボートに渡し、該ロープボートを
    前記係船機の最大速度と略同一速度で運転し、前記ボー
    トが岸壁に到着して前記ロープの先端を岸壁の索具に引
    掛け、その後、前記係船機を最大速度で運転してロープ
    の巻取りを開始し、ロープの緊張状態で係船機を定格速
    度で運転し、船体着岸中は係船機のドラムブレーキで船
    体を固定するか、または係船機を定格速度でロープの巻
    取り側へ運転させつつ自動調力調整状態に保ち、離岸時
    にはロープを索具から外して係船機を最大速度で運転し
    て巻取ることを特徴とする係船方法。
JP61297094A 1986-01-06 1986-12-12 係船方法 Pending JPS63149284A (ja)

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JP61297094A JPS63149284A (ja) 1986-01-06 1986-12-12 係船方法

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JP61297094A JPS63149284A (ja) 1986-01-06 1986-12-12 係船方法

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JPS63149284A true JPS63149284A (ja) 1988-06-22

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ID=17842125

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JP61297094A Pending JPS63149284A (ja) 1986-01-06 1986-12-12 係船方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191993A (ja) * 1984-03-13 1985-09-30 株式会社福島製作所 液圧ウインチの制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191993A (ja) * 1984-03-13 1985-09-30 株式会社福島製作所 液圧ウインチの制御装置

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