JPH06272278A - 砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置 - Google Patents

砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置

Info

Publication number
JPH06272278A
JPH06272278A JP8908793A JP8908793A JPH06272278A JP H06272278 A JPH06272278 A JP H06272278A JP 8908793 A JP8908793 A JP 8908793A JP 8908793 A JP8908793 A JP 8908793A JP H06272278 A JPH06272278 A JP H06272278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
sand
ship
pumping
reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8908793A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuki Sekine
厚己 関根
Yukitoshi Takizawa
幸利 滝澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOMATSU DORETSUJI SYST KK
Original Assignee
KOMATSU DORETSUJI SYST KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOMATSU DORETSUJI SYST KK filed Critical KOMATSU DORETSUJI SYST KK
Priority to JP8908793A priority Critical patent/JPH06272278A/ja
Publication of JPH06272278A publication Critical patent/JPH06272278A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 操作が容易で、ホース、電線等の破損も防ぐ
ことができる砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置を提供
する。 【構成】 揚水装置10のホースの巻き上げ、戻しを行
うホースリール装置30と、揚水装置のサンドポンプを
駆動する駆動源への電線または油圧ホース14の巻き上
げ、戻しを行うリール装置50と、揚水装置のホース、
採砂パイプ、サンドポンプおよび電線を船内から海底
に、あるいは海底から船内に移動し引き揚げるウインチ
を含むダビット装置70と、からなる。また、ホースリ
ール装置と、リール装置と、ホースリール装置の回転駆
動および停止を指令する操作部と、リール装置の回転駆
動および停止を切り換える切換部と、ホースリール装置
の操作部に配設されてホースリールへの指令を検出して
リール装置の切換部にリールの回転駆動および停止の切
り換えを出力する操作位置検出部と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は砂採取船の揚水装置用引
き揚げ装置に係わり、特には、海・川・湖等の水底から
砂を採取するシステムにおける引き揚げ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の海砂採取システムの概要を
示し、特開平3−84123の図4を示す。砂採取船1
01には船体側からホース102、採砂パイプ103を
介して海底に繰り出し可能なサンドポンプ104が配設
されている。海砂採取時には、先ず砂採取船101を投
錨係留し、次に2個の第1ダビット105、第2ダビッ
ト106を起伏させて船上に積載されているホース10
2、採砂パイプ103およびサンドポンプ104を船外
101aに出し、ダビット105、第2ダビット106
に付設してある図示しない滑車を経てウインチによりワ
イヤ107、108を繰り出してホース102、採砂パ
イプ103およびサンドポンプ104を海底に降ろす。
サンドポンプ104が海底に降ろされるとサンドポンプ
104を運転して海底の砂をスリラー状態にて吸い上げ
る。このサンドポンプ104はポンプに直結した図示し
ない水中モータを電気または油圧により回転されて駆動
されるが、この水中モータを駆動するための動力の電線
または油圧ホース109は採砂パイプ103の外周に付
設されてサンドポンプ104の位置まで配設されてい
る。吸い上げられた土砂を含んだ水は、図中の矢印に沿
ってサンドポンプ104からドラグアーム103、ホー
ス102を経て、砂採取船101に設備した選別機11
0に送られ、水と土砂に分離されて土砂は船内に、水は
船外に排出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では深い海からの
海砂採取の要望が強いが、上記従来の構成では、ホース
および採砂パイプの長さで規制されてしまうために深い
海からの海砂採取は困難である。又、サンドポンプを海
底に沈めるときに、作業員がホースおよび採砂パイプを
船外に人手で押し出さないと、ホースが船体に擦れてホ
ースが破損したり、あるいは、ひどいときにはダビット
等に絡まりサンドポンプを海底に沈めることができない
等のため、常に操舵室の操作員の外に船体のデッキに複
数の作業員が必要であり、多数の人手が必要になるとい
う問題がある。
【0004】本発明は上記問題に鑑みたもので、砂採取
船の揚水装置用引き揚げ装置に係わり、特には、海・川
・湖等の深い水底から砂を採取できるシステムにし、操
作が容易になり、ホース、電線等の破損も防ぐことがで
きる引き揚げ装置の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の第1
の発明では、海・川・湖等の水底から砂を採取する砂採
取船と、砂採取船に配設され海水、砂などを揚水する揚
水装置と、揚水装置を船内から海底に、あるいは海底か
ら船内に移動する引き揚げ装置とを有する砂採取船の揚
水装置用引き揚げ装置において、揚水装置のホースの巻
き上げ、戻しを行うホースリール装置と、揚水装置のサ
ンドポンプを駆動する駆動源への電線または油圧ホース
の巻き上げ、戻しを行うリール装置と、揚水装置のホー
ス、採砂パイプ、サンドポンプおよび電線を船内から海
底に、あるいは海底から船内に移動し引き揚げるウイン
チを含むダビット装置と、からなる。
【0006】第2の発明では、海・川・湖等の水底から
砂を採取する砂採取船と、砂採取船に配設され海水、砂
などを揚水する揚水装置と、揚水装置を船内から海底
に、あるいは海底から船内に移動する引き揚げ装置とを
有する砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置において、揚
水装置のホースの巻き上げ、戻しを行うホースリール装
置と、揚水装置のサンドポンプを駆動する駆動源への電
線または油圧ホースの巻き上げ、戻しを行うリール装置
と、ホースリール装置の回転駆動および停止を指令する
操作部と、リール装置の回転駆動および停止を切り換え
る切換部と、ホースリール装置の操作部に配設されてホ
ースリールへの指令を検出してリール装置の切換部にリ
ールの回転駆動および停止の切り換えを出力する操作位
置検出部と、からなる。
【0007】第3の発明では、海・川・湖等の水底から
砂を採取する砂採取船と、砂採取船に配設され海水、砂
などを揚水する揚水装置と、揚水装置を船内から海底
に、あるいは海底から船内に移動する引き揚げ装置とを
有する砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置において、揚
水装置のホースの巻き上げ、戻しを行うホースリール装
置と、揚水装置のサンドポンプを駆動する駆動源への電
線または油圧ホースの巻き上げ、戻しを行うリール装置
と、駆動源からのトルクにより時計方向あるいは反時計
方向にホースの巻き上げ、戻しを行うホースリール用モ
ータと、駆動源から時計方向あるいは反時計方向のいず
れか一方方向にホースの巻き上げトルクを生ずるホース
用モータと、からなる。
【0008】第1発明、第2発明あるいは第3発明を主
体とする第4発明では、ホース用モータによる電線また
は油圧ホースの巻き上げ速度をホースリール用モータに
よるホースの巻き上げ速度よりも早く巻き上げる。
【0009】第3発明あるいは第4発明を主体とする第
5発明では、時計方向あるいは反時計方向のいずれか一
方方向に油圧ホースの巻き上げトルクを生ずるホース用
油圧モータの駆動源からの圧力を高圧力あるいは低圧力
に切り換える。
【0010】第2発明あるいは第5発明を主体とする第
6発明では、操作位置検出部からのリールの切換部への
回転駆動および停止の切り換え指令が故障により停止し
たとき、ホースの巻き上げトルクを生ずるホース用油圧
モータの駆動源からの圧力を低圧力に保持する切換部よ
りなる。
【0011】第1発明を主体とする第7発明では、揚水
装置を引き揚げあるいは下げをする滑車が付設されてい
る引き揚げ装置のダビットと、ダビットに揺動自在に付
設され、ホースを係合するとともに、ホースの張力によ
りダビットに対して揺動しホースの張力を緩和するホー
ス滑車と、からなる。
【0012】第7発明を主体とする第8の発明では、ダ
ビットに対して揺動するホース滑車の位置より電線また
は油圧ホースの懸架あるいは張架を検出する。
【0013】第1発明を主体とする第9発明では、ホー
スリール装置からの揚水装置のホースと船体との間に低
摩擦部材を配設している。
【0014】第9発明を主体とする第10の発明では、
ホースに対する低摩擦部材の接触半径がホースの許容曲
げ半径より大きく構成されている。
【0015】第9発明を主体とする第11の発明では、
低摩擦部材が転動ローラを配設しているローラ部材から
なる。
【0016】第9発明を主体とする第12の発明では、
低摩擦部材がプラスチック、テフロン、あるいはカーボ
ングラファイト等の非鉄金属からなる。
【0017】第9発明、第10発明あるいは第12発明
を主体とする第13の発明では、低摩擦部材が船体に対
して上下方向、船外(左右)方向、あるいは前記の上下
方向および船外方向の両方向に移動する。
【0018】
【作用】上記の構成によれば、最近の要望である深い海
からの海砂採取はホースリール装置からホースを、リー
ル装置から電線または油圧ホースを、捲きだすことによ
りサンドポンプを深い海底まで沈めることができるの
で、ホースおよび採砂パイプの長さに囚われることなく
可能となる。また、サンドポンプを海底に沈めるとき
に、ダビット、ホースリール装置およびリール装置の操
作は操舵室から行えるために、一人の操作員により行う
ことができるので作業員の工数が低減できる。さらに、
操舵室の操作員による第1ダビット、第2ダビット、ホ
ースリール装置およびリール装置の操作は上記4装置を
3本の操作レバーで操作できるようにしたために操作を
容易にできる。さらに、このとき、ウインチによりワイ
ヤを繰り出してホース、採砂パイプおよびサンドポンプ
を海底に沈めるか、あるいは海底から上げるときに、モ
ータで駆動されるホースリールから繰り出されるホース
と、別のモータで駆動されるリールから繰り出される電
線または油圧ホースとの始動を同期させたために強度の
弱い電線も衝撃を受けることなく切断せずにリールから
繰り出される。
【0019】また、電線または油圧ホースの巻き上げ速
度が揚水装置のホースの巻き上げ速度よりも早いために
電線または油圧ホースが緩むことがなくなり、従って、
近傍に配設される第1ダビッド等に接触し、擦れて電線
または油圧ホースが破損することもなくなる。さらに、
揚水装置を海底に沈めるときに、揚水装置が上方向の波
を受けて上方に移動しても、電線または油圧ホースはホ
ースの巻き上げ方向の力が作動しているために電線また
は油圧ホースを巻き戻し、緩むことがない。
【0020】また、このとき、巻き戻すホース用油圧モ
ータの圧力を低圧力に切り換え、巻き戻すトルクを低く
しているために油圧ホースに無理な荷重を与えることが
ない。さらに、ホース滑車の揺動により、ホースの張力
を緩和できるために油圧ホースの寿命を伸ばすことがで
きる。また、ホース滑車よりホースの張力を検出して警
報を出力するために、作業員が早期にホースの異常を検
知できる。さらに、リールからホースが船外に繰り出さ
れる際に、船壁に強く擦られることがなくなり、ホース
の破損を防止することができる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明に係わる砂採取船の揚水装置
用引き揚げ装置の実施例につき、図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明に係わる砂採取船の揚水装置用
引き揚げ装置の実施例を示す側面図であり、図2は図1
の平面図である。図1、図2において、海・川・湖等の
水底から砂を採取する砂採取船1には、海水、砂などを
揚水する揚水装置10と、揚水装置10を船内から海底
に、あるいは海底から船内に移動する引き揚げ装置20
とが配設されている。
【0022】揚水装置10は、船体1aからのホース1
1および採砂パイプ12と、このホース11と採砂パイ
プ12を介して配設されている海底に繰り出し可能なサ
ンドポンプ13と、このサンドポンプ13を駆動する図
示しない電機モータあるいは油圧モータ等のモータを駆
動するための動力の電線または油圧ホース14(以下、
電線14という。)とで構成され、電線14は採砂パイ
プ12の外周に付設されて、船体1aからサンドポンプ
13の位置まで配設されている。
【0023】引き揚げ装置20は、揚水装置10のホー
ス11の巻き上げ、戻しを行うホースリール装置30
と、揚水装置のサンドポンプ13を駆動する駆動源への
電線14の巻き上げ、戻しを行うリール装置50と、揚
水装置のホース11、採砂パイプ12、サンドポンプ1
3および電線14を船内から海底に、あるいは海底から
船内に移動し引き揚げるウインチを含むダビット装置7
0と、ホースリール装置30からの揚水装置10のホー
ス11と船体1aとの間の低摩擦部材80とからなる。
【0024】図3はホースリール装置と低摩擦部材の側
面図(図1のZ視図)を示す。図3において、ホースリ
ール装置30は、ホース11の巻き取り、出しを行うホ
ースリール31と、歯車32を介してホースリール31
を回転させる複数の油圧モータ33と、後述する油圧機
器(図5に記載)とからなる。
【0025】図4には引き揚げ装置のリール装置と、ダ
ビット装置の側面図(図1のY視図)とを示す。また、
図5にはリール装置の一部の正面図、側面図を示す。図
4において、リール装置50は、電線14の巻き取り、
出しを行う電線ガイド付き51aのリール51と、ベル
ト52を介してリール51を回転させる油圧モータ53
と、後述する油圧機器(図5に記載)と、ダビット装置
70に付設され電線14を揚水装置10に導くガイド滑
車54と、からなる。ガイド滑車54は後述する第1ダ
ビット本体71の側面に軸55を介して取着され、ま
た、ガイド滑車54は軸55に軸受けを介して角度θ方
向(図5の(b)に図示)に揺動自在に支持ロッド56
が、さらに、支持ロッド56には軸55の軸芯方向に揺
動自在にシャックル57が支持ロッド56に取着されて
いる。また、シャックル57にはガイド滑車54の前後
(図示5(b)に対して)に電線14を挟みガイド滑車
54から揚水装置10に外れないように導く左右方向
(図示5(a)に対して)のガイドローラ58が2個ず
つの合計4個と、上下方向のガイドローラ59の1個が
付設されている。
【0026】図4において、ダビット装置70は、船体
1aに揺動自在に取着されたダビット本体71と、ダビ
ット本体71に装着された滑車72、73と、滑車に付
設され揚水装置10を揺動自在に把持するフック74
と、ワイヤ75を介して揚水装置10を巻き上げ、下げ
するウインチ76と、揚水装置10を船内から船外に、
あるいは船外から船内に移動するためダビット本体71
を傾動する油圧シリンダ77と、からなる。ダビット装
置70は、船体1aの揚水装置10が配設されている片
側に前後の位置で、第1ダビット78と、第2ダビット
79(図1に示す。)とが配設されている。
【0027】図3に示される低摩擦部材の側面図におい
て、低摩擦部材80は、ホース11を船外に導くローラ
81が配設されているガイドプレート82と、ガイドプ
レート82に付設されホース11がガイドプレート82
からズリ落ちないためのガイドフレーム83と、ガイド
プレート82と船体1aに取着されガイドプレート82
を傾動するシリンダ84と、後述する油圧機器(図5に
記載)と、からなる。上記のガイドプレート82の曲率
部におけるローラ81の配設の半径はホース11の許容
曲げ半径(R)より大きく配設している。
【0028】次に、図6には、ホースリール装置、リー
ル装置および低摩擦部材の油圧回路図を示す。図6にお
いて、ホースリール装置30、リール装置50および低
摩擦部材80を作動する油圧回路について説明する。ホ
ースリール装置30用の油圧回路では、油タンク35か
らポンプ36によりストレーナ37を経て油を吸引し、
逆止弁38を経て切換弁39に送油している。また、切
換弁39は4ポート3位置よりなり、操作をしないとき
には中立位置(イ)を経て冷却器40に流れ、海水にて
冷却され油タンク35に戻っている。切換弁39の操作
レバー41には、巻き取り時の操作を検出するリミット
スイッチ42、および、巻き出し時の操作を検出するリ
ミットスイッチ43が配設されている。巻き取りあるい
は巻き出し時の操作時には、切換弁39が作動位置
(ロ、ハ)に切り換わり油圧モータ33に圧油を送り、
油圧モータ33を回転させ、これによりホースリール3
1も回転させてホース11の巻き取りあるいは巻き出し
を行う。また、ポンプ36と逆止弁38の間には、調圧
弁44が配設されてホース11の巻き取り力を調整して
いる。上記では、リミットスイッチを用いたが位置セン
サを用いても良い。
【0029】リール装置30用の油圧回路では、油タン
ク35からポンプ60によりストレーナ61を経て油を
吸引し、逆止弁62を経て配管63により油圧モータ5
3に送油している。また、配管63から分岐した配管6
4には電磁切換弁65が配設され、電磁切換弁65は逆
止弁62を介してポンプ60に接続されている。電磁切
換弁65は3ポート2位置よりなり、ホース11の巻き
取りあるいは巻き出し時の操作レバー41のリミットス
イッチ42あるいはリミットスイッチ43からの信号を
受けて切り換わる。ホース11の巻き取り時は作動位置
(ホ)に切り換わり調圧弁66の回路に接続される。油
圧モータ53の巻き上げトルクは調圧弁66のセット圧
力により設定され、電線14の巻き上げ力は高値に設定
されている(以下、高値に設定の調圧弁66は高調圧弁
66という)。
【0030】ホース11の巻き出し時は作動位置(ヘ)
に切り換わり調圧弁67の回路に接続される。油圧モー
タ53の巻き下げトルクは調圧弁67のセット圧力によ
り設定され、電線14の巻き下げ力は巻き上げ時の高調
圧弁66のセット圧力より低値に設定されている(以
下、低値に設定の調圧弁67は低調圧弁67という)。
また、電磁切換弁65には、リミットスイッチ43から
の信号、あるいは、電磁ソレノイド等が故障したときに
低値のセット圧力の低調圧弁67に接続するようにバネ
68が付設されている。
【0031】高調圧弁66あるいは調圧弁69が作動し
たときの油は逆止弁69を経て冷却器40に流れ、海水
にて冷却される冷却器40を通って冷却されタンク35
に戻っている。また、ポンプ60と逆止弁62の間に
は、調圧弁95が配設され、高調圧弁66あるいは調圧
弁95との二重の調圧により電線14の巻き取り力の安
全を図っている。さらに、油圧モータ53とリール51
との間には、電磁ブレーキ96が配設されている。
【0032】低摩擦部材80は、油タンク35からポン
プ60によりストレーナ61を経て油を吸引し、配管6
3を経て電磁切換弁85、およびシリンダ84に接続さ
れている。戻り油は電磁切換弁85から油タンク35に
戻る。上記構成において、操作レバーを用いたが、スイ
ッチを用いて切り換えても良く、また、同時あるいは単
独操作可能にして同期の時は同期位置を選択した後に、
このスイッチの入力により電磁切換弁が作動するように
しても良い。また、電磁切換弁および切換弁のポート、
位置等は上記に限定されることはなく、ON、OFF弁
でも良い。
【0033】以上の構成において、次に作動について説
明する。海砂採取時には、先ず砂採取船1を投錨係留
し、運転者は操舵室1bから図示しない操作レバーを操
作して揚水装置10を第1ダビット78、第2ダビット
79のウインチ76によりワイヤ75を介して巻き上げ
る。次に、第1ダビット78、第2ダビット79の油圧
シリンダ77を作動させてダビット本体71を傾動し、
揚水装置10を船内から船外に移動する。
【0034】揚水装置10が船外に移動したら、揚水装
置10を海砂のある海底3まで第1ダビット78、第2
ダビット79のウインチ76を使用して沈めるが、第2
ダビット79の操作については従来と同一のため、以下
では、第1ダビット78と、揚水装置10および引き揚
げ装置20について説明する。
【0035】図示しないスイッチを操作して電磁切換弁
85を切り換え、ホース11を低摩擦部材80で受け、
船体1に接触しないようにシリンダ84を伸長させる。
次に、図示しない操作レバーを操作して第1ダビット7
8のウインチ76を作動させ揚水装置10を下降させる
とともに、操作レバー41を操作して切換弁39を切り
換え(ハ)て油圧モータ33を回動させ、これによりホ
ースリール31も回転させてホース11の巻き出しを行
う。このとき、操作レバー41の操作をリミットスイッ
チ43がホース11の巻き出しを検出して電磁切換弁6
5、電磁ブレーキ96、及び、ポンプ60の駆動モータ
に信号を出力する。
【0036】ポンプ60は圧油を吐出し、電磁ブレーキ
96が解除されるとともに、電磁切換弁65はホース1
1の巻き出しの信号により作動位置(ヘ)に切り換わ
る。これにより、電磁切換弁65を介して低値に設定さ
れる低調圧弁67に接続され、油圧モータ53は低いト
ルクにてリール51を電線14が巻き上げる方向(例え
ば、反時計方向)に回転する。従って、油圧モータ33
で駆動されるホースリール31から繰り出されるホース
11と、別の油圧モータ53で駆動されるリール51か
ら繰り出される電線14との始動が同期する。
【0037】しかし、このとき電線14は揚水装置10
の重量を下降側に受けているためリール51は巻き下げ
る方向(例えば、時計方向)に回転する。従って、油圧
モータ53はリール51からのトルクを受けてポンプと
して作動し、低調圧弁67のリリーフした油を油圧モー
タ53に供給する。このため、油圧モータ53から吐出
した油とポンプ60からの油が低調圧弁67を通り、一
部が油圧モータ53に供給され、残りは逆止弁69、お
よび冷却器40を経て油タンク35に戻る。従って、低
調圧弁67が作動しても温度は上昇することはない。
【0038】上記の揚水装置10の下降中において、も
しも、海水の波により船体1が揺れたり、あるいは、揚
水装置10が上昇した場合には、ホース11および電線
14が緩む方向に作動するが、上記構成により電線14
はほとんど緩むことがなくなる。以下にこの説明をす
る。先ず、ホース11および電線14が緩む方向に作動
すると、ダビット装置70に付設され電線14を揚水装
置10に導くガイド滑車54が重力により、図4に実線
で示した状況、即ち、角度θがゼロになる方向に戻り、
電線14の緩みを吸収する。さらに、油圧モータ53は
低いトルクにてリール51を電線14が巻き上げる方向
に回転しているために、電線14の緩みを即座に吸収す
るので、第1ダビツト等に干渉することがなく破損を防
止できる。
【0039】次に、揚水装置10を引き揚げる場合につ
いて説明する。第1ダビット78のウインチ76を作動
させ揚水装置10を上昇させるとともに、操作レバー4
1を操作して切換弁39を切り換え(ロ)て油圧モータ
33を回動させ、これによりホースリール31も回転さ
せてホース11の巻き取りを行う。このとき、操作レバ
ー41の操作をリミットスイッチ42がホース11の巻
き取りを検出して電磁切換弁65、電磁ブレーキ96、
及び、ポンプ60に信号を出力する。
【0040】ポンプ60は圧油を吐出し、電磁ブレーキ
96が解除されるとともに、電磁切換弁65はホース1
1の巻き取りの信号により作動位置(ホ)に切り換わ
る。これにより、電磁切換弁65を介して高値に設定さ
れる高調圧弁66に接続され、油圧モータ53は高いト
ルクにてリール51を電線14が巻き上げる方向(例え
ば、時計方向)に回転する。このとき、リール51によ
る電線14の巻き上げ速度はホースリール31によるホ
ース11の巻き取りよりも早く設定されているために電
線14は緩むことがない。
【0041】上記の揚水装置10の上昇中において、も
しも、海水の波により船体1が揺れたり、あるいは、揚
水装置10が上昇した場合にホース11が緩むことが発
生するが、前記と同様にダビット装置70に付設され電
線14を揚水装置10に導くガイド滑車54が重力によ
り、角度θがゼロになる方向も戻り、電線14の緩みを
吸収する。さらに、油圧モータ53が高いトルクにてリ
ール51が早く回転しているために、電線14はほとん
ど緩むことがない。
【0042】上記において、巻き上げ中にリミットスイ
ッチ43からの信号、あるいは、電磁ソレノイド等が故
障したときにも、電磁切換弁65はバネ68により作動
位置(ヘ)に切り換わり低値のセット圧力の低調圧弁6
7に接続し、低いトルクになるため電線14の破損は防
止できる。また、上記において、ホース11の巻き取
り、戻し中、あるいは海水の波による船体の揺れ中等に
は、ホース11が許容曲げ半径より大きく配設している
ローラ81に当接して滑動しているためホース1の磨
耗、損傷を防止できる。
【0043】また、上記において、操舵室の操作員は第
1ダビット用の操作レバー、第2ダビット用の操作レバ
ー、あるいはホースリール装置用の操作レバーの3本の
操作レバーを各々操作することにより揚水装置10を海
底に沈めることができるが、通常では、第2ダビット用
の操作レバーにより揚水装置10のサンドポンプ側を所
定の位置まで降下させ、その後に、第1ダビット用の操
作レバーあるいはホースリール装置用の操作レバーを操
作することにより、ガイド滑車54の位置を見ながら降
下できるので電線14が緩むことなく、あるいは、張力
がかかり過ぎることなく降下できるとともに、2本の操
作レバーを操作すれば良く操作が容易になる。
【0044】図7は、低摩擦部材の第2実施例を示し、
図7(a)は側面図を、図7(b)は正面図(図7
(a)のX矢視図)を示す。図7において、低摩擦部材
180は船体1に固着されている。図7において、低摩
擦部材180はホース11を船外に導く多数のローラ8
1が所定間隔の位置で配設されているガイドプレート1
82と、ガイドプレート182に付設されホース11が
ガイドプレート182からズリ落ちないためのガイドフ
レーム83と、からなる。上記構成においても、ローラ
81の配設の半径はホース11の許容曲げ半径(R)よ
り大きく配設している。また、上記において、ローラ8
1を用いたが、耐海水性のプラスチック、テフロン、あ
るいはカーボングラファイト等の非鉄金属、または、セ
ラミックからなる低摩擦部材を一体にあるいは所定間隔
離してガイドプレート182に張り付けても良いし、ま
た、前記材料をローラに使用しても良い。
【0045】さらに、図5のリール装置の正面図および
側面図の一部には、検出部が付加されているためこの説
明を行うとともに、ガイド滑車の作動について詳細に説
明する。第1ダビット本体71に付設されたガイド滑車
54は電線14の引張力Fを受けないときには重力によ
り位置(P)にある。ロッド揚水装置10の上昇中には
電線14はホースリール31によりホース11の巻き取
りよりも早く設定され、また、下降中には油圧モータ5
3による逆トルクを受けているために電線14は引張力
Fを受けるので、第1ダビット本体71に付設され電線
14を揚水装置10に導くガイド滑車54は、図5に実
線で示した状況、即ち、角度θがある状態に位置(Q)
する。電線14が緩むと前記の通り、角度θがゼロにな
る方向も戻るために、ガイド滑車54、あるいは、ガイ
ド滑車54に位置の識別可能な表示材を付設することに
より、電線14の緩み状況を把握できる。
【0046】上記実施例では、滑車の重力による位置を
見たが、トルクバネ91を装着して電線14に引張力を
与えるとともに、トルクバネ91にトルクセンサ92を
設けてトルクが所定値より減少したときに電線14が緩
んだことを検出し、警報を発するようにしても良い。ま
た、ガイド滑車の中心の色付きランプ等を付設して見や
すくすれば、昼間でも夜間時の作業においても判別が容
易になる。さらに、ガイド滑車54は軸55に対して、
角度θ方向(図5の(b)に図示)および軸芯方向に揺
動自在に移動し、かつ、4個のガイドローラ58、59
で電線14を挟み、さらに、リール51には電線14の
巻き取り、出しを行うのに合わせて移動する電線ガイド
付き51aが配設されているため、電線14は緩むこと
なく、また、カイドから外れることなくリール51から
滑車54をへて揚水装置10に導かれる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ースあるいは電線または油圧ホースを捲きだすことによ
り深い海底から砂を採取できる。また、サンドポンプを
海底に沈めるときも、ダビット、ホースリール装置およ
びリール装置の操作は操舵室から行え、一人の操作員に
より行うことができるので作業員の工数が低減できる。
さらに、ホース、採砂パイプおよびサンドポンプを海底
に沈めるか、あるいは海底から上げるときに、サンドポ
ンプを駆動する電線または油圧ホースとホースとの始動
が同期するために強度の弱い電線の破損が発生しない。
また、電線または油圧ホースの巻き上げ速度が早いた
め、あるいは逆トルクを与えているために電線または油
圧ホースが緩むことがなくなり、近傍に配設される第1
ダビッド等に接触し、擦れて電線または油圧ホースが破
損することもなくなる。さらに、巻き戻すホース用油圧
モータの圧力を低圧力に切り換え、巻き戻すトルクを低
くしているために油圧ホースに無理な荷重を与えること
がなく、また、ホース滑車よりホースの張力を検出でき
るために作業員が早期にホースの異常を検知できる。ま
た、ホースが船外に繰り出される際に、船壁に強く擦ら
れることがなくなり、ホースの破損を防止することがで
きるというという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる砂採取船の揚水装置用引き揚げ
装置の実施例を示す側面図である。
【図2】本発明に係わる砂採取船の揚水装置用引き揚げ
装置の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明に係わるホースリール装置と低摩擦部材
の側面図(図1のZ視図)を示す。
【図4】本発明に係わる引き揚げ装置のリール装置とダ
ビット装置の側面図(図1のY視図)とを示す。
【図5】本発明に係わるリール装置の一部拡大図であ
る。
【図6】本発明に係わるホースリール装置、リール装置
および低摩擦部材の油圧回路図である。
【図7】本発明に係わる低摩擦部材の第2実施例を示す
図である。
【図8】従来の砂採取船の斜視図である。
【符号の説明】
1 砂採取船、 10 揚水装置、 11 ホース、 14 電線または油圧ホース、 20 引き揚げ装置、 30 ホースリール装置、 42、43 リミットスイッチ、 50 リール装置、 54 ガイド滑車、 80 低摩擦部材、 81 ローラ、

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海・川・湖等の水底から砂を採取する砂
    採取船と、砂採取船に配設され海水、砂などを揚水する
    揚水装置と、揚水装置を船内から海底に、あるいは海底
    から船内に移動する引き揚げ装置とを有する砂採取船の
    揚水装置用引き揚げ装置において、揚水装置のホースの
    巻き上げ、戻しを行うホースリール装置と、揚水装置の
    サンドポンプを駆動する駆動源への電線または油圧ホー
    スの巻き上げ、戻しを行うリール装置と、揚水装置のホ
    ース、採砂パイプ、サンドポンプおよび電線を船内から
    海底に、あるいは海底から船内に移動し引き揚げるウイ
    ンチを含むダビット装置と、からなる砂採取船の揚水装
    置用引き揚げ装置。
  2. 【請求項2】 海・川・湖等の水底から砂を採取する砂
    採取船と、砂採取船に配設され海水、砂などを揚水する
    揚水装置と、揚水装置を船内から海底に、あるいは海底
    から船内に移動する引き揚げ装置とを有する砂採取船の
    揚水装置用引き揚げ装置において、揚水装置のホースの
    巻き上げ、戻しを行うホースリール装置と、揚水装置の
    サンドポンプを駆動する駆動源への電線または油圧ホー
    スの巻き上げ、戻しを行うリール装置と、ホースリール
    装置の回転駆動および停止を指令する操作部と、リール
    装置の回転駆動および停止を切り換える切換部と、ホー
    スリール装置の操作部に配設されてホースリールへの指
    令を検出してリール装置の切換部にリールの回転駆動お
    よび停止の切り換えを出力する操作位置検出部と、から
    なる砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置。
  3. 【請求項3】 海・川・湖等の水底から砂を採取する砂
    採取船と、砂採取船に配設され海水、砂などを揚水する
    揚水装置と、揚水装置を船内から海底に、あるいは海底
    から船内に移動する引き揚げ装置とを有する砂採取船の
    揚水装置用引き揚げ装置において、揚水装置のホースの
    巻き上げ、戻しを行うホースリール装置と、揚水装置の
    サンドポンプを駆動する駆動源への電線または油圧ホー
    スの巻き上げ、戻しを行うリール装置と、駆動源からの
    トルクにより時計方向あるいは反時計方向にホースの巻
    き上げ、戻しを行うホースリール用モータと、駆動源か
    ら時計方向あるいは反時計方向のいずれか一方方向にホ
    ースの巻き上げトルクを生ずるホース用モータと、から
    なる砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置。
  4. 【請求項4】 ホース用モータによる電線または油圧ホ
    ースの巻き上げ速度をホースリール用モータによるホー
    スの巻き上げ速度よりも早く巻き上げる請求項1、2あ
    るいは請求項3の砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置。
  5. 【請求項5】 時計方向あるいは反時計方向のいずれか
    一方方向に油圧ホースの巻き上げトルクを生ずるホース
    用油圧モータの駆動源からの圧力を高圧力あるいは低圧
    力に切り換える請求項3あるいは請求項4の砂採取船の
    揚水装置用引き揚げ装置。
  6. 【請求項6】 操作位置検出部からのリールの切換部へ
    の回転駆動および停止の切り換え指令が故障により停止
    したとき、ホースの巻き上げトルクを生ずるホース用油
    圧モータの駆動源からの圧力を低圧力に保持する切換部
    よりなる請求項2あるいは請求項5の砂採取船の揚水装
    置用引き揚げ装置。
  7. 【請求項7】 揚水装置を引き揚げあるいは下げをする
    滑車が付設されている引き揚げ装置のダビットと、ダビ
    ットに揺動自在に付設され、ホースを係合するととも
    に、ホースの張力によりダビットに対して揺動しホース
    の張力を緩和するホース滑車とからなる請求項1の砂採
    取船の揚水装置用引き揚げ装置。
  8. 【請求項8】 ダビットに対して揺動するホース滑車の
    位置より電線または油圧ホースの懸架あるいは張架を検
    出する請求項7の砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置。
  9. 【請求項9】 ホースリール装置からの揚水装置のホー
    スと船体との間に低摩擦部材を配設している請求項1の
    砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置。
  10. 【請求項10】 ホースに対する低摩擦部材の接触半径
    がホースの許容曲げ半径より大きい請求項9の砂採取船
    の揚水装置用引き揚げ装置。
  11. 【請求項11】 低摩擦部材が転動ローラを配設してい
    るローラ部材からなる請求項9の砂採取船の揚水装置用
    引き揚げ装置。
  12. 【請求項12】 低摩擦部材がプラスチック、テフロ
    ン、カーボングラファイトあるいはセラミック等の非鉄
    金属からなる請求項9の砂採取船の揚水装置用引き揚げ
    装置。
  13. 【請求項13】 低摩擦部材が船体に対して上下方向、
    船外(左右)方向、あるいは前記の上下方向および船外
    方向の両方向に移動する請求項9、請求項10あるいは
    請求項12の砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置。
JP8908793A 1993-03-24 1993-03-24 砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置 Pending JPH06272278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8908793A JPH06272278A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8908793A JPH06272278A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06272278A true JPH06272278A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13961094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8908793A Pending JPH06272278A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06272278A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180537A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 油圧式作業機の緊急脱出装置及び方法
JP2011048259A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Ricoh Co Ltd 冷却装置及び画像形成装置
KR101523750B1 (ko) * 2013-09-06 2015-05-29 삼성중공업 주식회사 선박용 해수흡입장치
JP6275795B1 (ja) * 2016-10-11 2018-02-07 洋伸建設株式会社 トレミー打設装置及びその打設方法
CN112623984A (zh) * 2020-12-15 2021-04-09 上海瓯洋海洋工程有限公司 一种软管绞车及使用方法
CN114575402A (zh) * 2022-02-25 2022-06-03 浙江水利水电学院 一种水环境淤泥清理装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180537A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 油圧式作業機の緊急脱出装置及び方法
JP2011048259A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Ricoh Co Ltd 冷却装置及び画像形成装置
KR101523750B1 (ko) * 2013-09-06 2015-05-29 삼성중공업 주식회사 선박용 해수흡입장치
JP6275795B1 (ja) * 2016-10-11 2018-02-07 洋伸建設株式会社 トレミー打設装置及びその打設方法
JP2018062736A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 洋伸建設株式会社 トレミー打設装置及びその打設方法
CN112623984A (zh) * 2020-12-15 2021-04-09 上海瓯洋海洋工程有限公司 一种软管绞车及使用方法
CN112623984B (zh) * 2020-12-15 2024-02-06 上海瓯洋海洋工程集团有限公司 一种软管绞车及使用方法
CN114575402A (zh) * 2022-02-25 2022-06-03 浙江水利水电学院 一种水环境淤泥清理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4132387A (en) Winding mechanism
US4446807A (en) Mooring apparatus for floating vessels
CN110382346B (zh) 深水升降系统以及方法
US4180171A (en) Cranes
US4928925A (en) Constant tension hoisting member
US4632622A (en) Marine cargo transfer device
JPH06272278A (ja) 砂採取船の揚水装置用引き揚げ装置
WO2022118541A1 (ja) 係船索張力制御システム
US4878452A (en) Quick-release mooring apparatus for floating vessels
JPS6145891A (ja) ウインチ装置
CN111776152A (zh) 一种垃圾清理装置
JPH0442320B2 (ja)
US3861534A (en) Davit, particularly for marine use
JP4268784B2 (ja) 油圧クレーンにおけるオートテンション装置
JPH10279289A (ja) 漂流物回収装置
JP3716074B2 (ja) 揚艇装置
JP2000309491A (ja) オートテンション装置
JP2668040B2 (ja) 大型海洋構造物の施設方法及びその装置
CN220334636U (zh) 一种船舶救助艇收放系统中的波浪补偿液压绞车
CN221257278U (zh) 一种绞车收纳缆绳用液压系统
EP0280114B1 (en) Quick-release mooring apparatus for floating vessels
JP4399297B2 (ja) ウインチの制御装置
KR100587232B1 (ko) 선박용 양망기
JP3238184B2 (ja) 浮沈装置
RU2050305C1 (ru) Устройство для подъема затонувших объектов