JPS63147659A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPS63147659A JPS63147659A JP61294559A JP29455986A JPS63147659A JP S63147659 A JPS63147659 A JP S63147659A JP 61294559 A JP61294559 A JP 61294559A JP 29455986 A JP29455986 A JP 29455986A JP S63147659 A JPS63147659 A JP S63147659A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- film
- electrodes
- colored medium
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 17
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 6
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 5
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229920006267 polyester film Polymers 0.000 claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000004304 visual acuity Effects 0.000 abstract 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 32
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 9
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N tetrachloromethane Chemical compound ClC(Cl)(Cl)Cl VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- OFBQJSOFQDEBGM-UHFFFAOYSA-N Pentane Chemical compound CCCCC OFBQJSOFQDEBGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N Cyclohexane Chemical compound C1CCCCC1 XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 description 1
- 235000013869 carnauba wax Nutrition 0.000 description 1
- 239000004203 carnauba wax Substances 0.000 description 1
- 239000000084 colloidal system Substances 0.000 description 1
- 239000012789 electroconductive film Substances 0.000 description 1
- 150000002148 esters Chemical class 0.000 description 1
- -1 for example Substances 0.000 description 1
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 239000001993 wax Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、プリンタやプロッタ等の記録部に用いられ
る画像形成装置に関し、特に鮮明な画像を高速に得るに
適した装置の具現化に関する。
る画像形成装置に関し、特に鮮明な画像を高速に得るに
適した装置の具現化に関する。
従来この稀の画像記録装置としては、例えば特開昭49
−87333号、特開昭50−3633号、特開昭58
−171976号公報などに記載されたトナーの1WI
lに記録部材を近接させ、この記録部材の近傍に配置し
た信号電極にて電圧を印加することにより、トナー薄層
のトナーを記録部材上に移動させて、記録部材上に画像
を記録するものや、インクドナーフィルムを使用した転
写型感熱画像形成装置が公知である。
−87333号、特開昭50−3633号、特開昭58
−171976号公報などに記載されたトナーの1WI
lに記録部材を近接させ、この記録部材の近傍に配置し
た信号電極にて電圧を印加することにより、トナー薄層
のトナーを記録部材上に移動させて、記録部材上に画像
を記録するものや、インクドナーフィルムを使用した転
写型感熱画像形成装置が公知である。
こうした画像形成装置は、既に実用化されて、上述した
プリンタやプロッタ等における記録手段としては現在の
主流を成づまでに普及している装置ではあるが、実用上
はそれぞれ次のような不具合を併せ有していることも見
逃せない。
プリンタやプロッタ等における記録手段としては現在の
主流を成づまでに普及している装置ではあるが、実用上
はそれぞれ次のような不具合を併せ有していることも見
逃せない。
すなわち前者の画像形成装置では、画質がトナーi1層
の均一性に左右されることから、良質な画質を得るのが
困難であると共に、トナー薄層を形成する手段が必要な
ことから構成が複雑になるなどの不具合があった。
の均一性に左右されることから、良質な画質を得るのが
困難であると共に、トナー薄層を形成する手段が必要な
ことから構成が複雑になるなどの不具合があった。
また後者の感熱両会形成装置では、予めインク薄層の形
成されたインクドナーフィルムを使用するため、上記画
像形成装置のような不具合は生じないが、サーマルヘッ
ドを使用することから、幅広な画像の形成が困難である
と共に、発熱抵抗体を用いたサーマルヘッドによる熱転
写のため、記録速度に限界があり、間欠走行による画像
形成の際の画質の劣化や高速による画像の形成が困難で
あるなどの不具合があった。
成されたインクドナーフィルムを使用するため、上記画
像形成装置のような不具合は生じないが、サーマルヘッ
ドを使用することから、幅広な画像の形成が困難である
と共に、発熱抵抗体を用いたサーマルヘッドによる熱転
写のため、記録速度に限界があり、間欠走行による画像
形成の際の画質の劣化や高速による画像の形成が困難で
あるなどの不具合があった。
この発明は、こうした従来の画像形成装置の不具合を解
消して、鮮明な画像を高速度に形成し得る画像形成装置
を提供しようとするものである。
消して、鮮明な画像を高速度に形成し得る画像形成装置
を提供しようとするものである。
この発明では、多数配列された針状の第1の電極と該第
1の電極の各先端部に対向して配される第2の電極との
間に、固体コロイド粒子を含む熱溶融性着色媒体層が一
方面に形成されたフィルムとシート状の記録部材とを前
記着色媒体層を内側にそれぞれ対向させて少なくとも前
記フィルムが前記第1の電極に摺接するよう挿入しつつ
、前記着色媒体を溶融流動化しかつ、前記第1の電極と
前記第2の電極との間に形成所望画像に対応した信号電
圧を選択的に印加することにより、該溶融流動化した着
色媒体を前記記録部材に選択的に吸引付着せしめるよう
画像形成装置を構成して、特に前記着色媒体が形成され
るフィルムとして電気的に高抵抗な導電性のフィルムを
用いるとともに、前記第1の電極の各先端部に沿うよう
その側部近傍に1乃至複数配されて前記フィルムに摺接
する第3の電極を更に設け、これら第1および第3の電
極間に所要の電圧を印加した際に前記フィルムを介して
これら第1および第3の電極間に生じるジュール熱によ
って前記着色媒体を溶融流動化するようにする。
1の電極の各先端部に対向して配される第2の電極との
間に、固体コロイド粒子を含む熱溶融性着色媒体層が一
方面に形成されたフィルムとシート状の記録部材とを前
記着色媒体層を内側にそれぞれ対向させて少なくとも前
記フィルムが前記第1の電極に摺接するよう挿入しつつ
、前記着色媒体を溶融流動化しかつ、前記第1の電極と
前記第2の電極との間に形成所望画像に対応した信号電
圧を選択的に印加することにより、該溶融流動化した着
色媒体を前記記録部材に選択的に吸引付着せしめるよう
画像形成装置を構成して、特に前記着色媒体が形成され
るフィルムとして電気的に高抵抗な導電性のフィルムを
用いるとともに、前記第1の電極の各先端部に沿うよう
その側部近傍に1乃至複数配されて前記フィルムに摺接
する第3の電極を更に設け、これら第1および第3の電
極間に所要の電圧を印加した際に前記フィルムを介して
これら第1および第3の電極間に生じるジュール熱によ
って前記着色媒体を溶融流動化するようにする。
上記の構造とすることにより、形成所望画像がたとえ幅
広な画像を含むものであれ、これを鮮明にかつ高速度に
形成できるとともに、上記熱溶融性着色媒体は、これが
記録部材に選択的に吸引付着される直前若しくは同時に
上述したジュール熱によって溶融流動化されるようにな
るため、上記フィルムと上記記録部材とを上記第1およ
び第2の電極間に挿入する際には、これらフィルム(正
確にはこれに形成された上記着色媒体)および記録部材
を接触させた状態で同電極間に挿入することができるよ
うになる。このことは、上記形成される画像が解像度並
びに画質においても非常に優れたものとなることを意味
する。
広な画像を含むものであれ、これを鮮明にかつ高速度に
形成できるとともに、上記熱溶融性着色媒体は、これが
記録部材に選択的に吸引付着される直前若しくは同時に
上述したジュール熱によって溶融流動化されるようにな
るため、上記フィルムと上記記録部材とを上記第1およ
び第2の電極間に挿入する際には、これらフィルム(正
確にはこれに形成された上記着色媒体)および記録部材
を接触させた状態で同電極間に挿入することができるよ
うになる。このことは、上記形成される画像が解像度並
びに画質においても非常に優れたものとなることを意味
する。
はじめに、第1図を参照してこの発明の原理について説
明する。
明する。
第1図において、1は電気的に高抵抗であるとする4電
性のフィルム、2はこの導電性フィルム1の片面に形成
された熱溶融性着色媒体層である。
性のフィルム、2はこの導電性フィルム1の片面に形成
された熱溶融性着色媒体層である。
この熱溶融性着色媒体層2は、トナー(固体コロイド粒
子)を含んで構成されるとともに、通常固体状態にあっ
て、熱を加えることにより流動化する性質を有している
とする。
子)を含んで構成されるとともに、通常固体状態にあっ
て、熱を加えることにより流動化する性質を有している
とする。
また上記導電性フィルム1の熱溶融性着色媒体層2側に
は、これと例えば軽く接触するようシート状の記録部材
3が対設されていて、これらフィルム1と記録部材3と
は、図中の矢印Fの如く同一方向へ同一速度で移動され
るようになっているとする。
は、これと例えば軽く接触するようシート状の記録部材
3が対設されていて、これらフィルム1と記録部材3と
は、図中の矢印Fの如く同一方向へ同一速度で移動され
るようになっているとする。
一方、上記導電性フィルム1の背面および記録部材3の
背面にはそれぞれマルチスタイラス4および対向電極5
が互いに対向するように設置されている。このうちマル
チスタイラス4は、第2図に示すように、上記導電性フ
ィルム1の送り方向(矢印F方向)と直交する方向に複
数等間隔に配されて上記導電性フィルム1に摺接する針
状電極4aと、この針状電極4aの各先端部に沿うよう
その側部近傍に複数(この例では針状電極4aに対し3
対1の割合で)配されて同じく上記導電性フィルム1に
摺接する板状の補助電極4bとをそれぞれ有した構造と
なっており、これら針状電極4aと補助電極4bとの間
、および針状電極4aと上記対向電極5との間に信号電
圧発生回路6から発生される形成所望画像に対応した信
号電圧が選択的に印加されることで、以下に説明する態
様をもって記録部材3上への画像の形成が実現される。
背面にはそれぞれマルチスタイラス4および対向電極5
が互いに対向するように設置されている。このうちマル
チスタイラス4は、第2図に示すように、上記導電性フ
ィルム1の送り方向(矢印F方向)と直交する方向に複
数等間隔に配されて上記導電性フィルム1に摺接する針
状電極4aと、この針状電極4aの各先端部に沿うよう
その側部近傍に複数(この例では針状電極4aに対し3
対1の割合で)配されて同じく上記導電性フィルム1に
摺接する板状の補助電極4bとをそれぞれ有した構造と
なっており、これら針状電極4aと補助電極4bとの間
、および針状電極4aと上記対向電極5との間に信号電
圧発生回路6から発生される形成所望画像に対応した信
号電圧が選択的に印加されることで、以下に説明する態
様をもって記録部材3上への画像の形成が実現される。
なお、スイッチ回路7は上記補助電極4bへの電圧印加
を順次切り替える回路であり、抵抗器8は針状電極4a
および4電性フイルム1および補助電極4bおよびスイ
ッチ回路7を介して流れる電流の流量を調整するための
抵抗器である。
を順次切り替える回路であり、抵抗器8は針状電極4a
および4電性フイルム1および補助電極4bおよびスイ
ッチ回路7を介して流れる電流の流量を調整するための
抵抗器である。
さて、こうした構成を有するとする画像形成装置におい
て、上記スイッチ回路7を通じて針状電極4aと補正電
極4bとの間に選択的に上記信号電圧を印加したとする
と、電気的に高抵抗である上記導電性フィルム1を介し
て針状電極4aと補助電極4bとの間に電流が流れるこ
ととなる。針状電極4aの面積は補助電極4bの面積に
比較して非常に小さいため、電気的な抵抗も針状電極4
aの方が圧倒的に大きい。そのため、上記電流により発
生するジュール熱の大部分は針状電極4aの回りに発生
し、熱溶融性着色媒体層2を溶融流動化させる。さらに
この状態において、熱溶融性着色媒体層2は、溶融流動
化された絶縁性液体とその中に分散されたトナー(固体
コロイド粒子)とが各々買った極性に帯電することとな
るため、この流動化中のトナーは、前述のイ3号電圧発
生回路6から針状電極4aおよび対向電極5間に選択的
に印加された信号電圧により、このうちの該選択された
針状電極4aに対応する部分のトナーが対向電極5側に
設けられた記録部材3側ヘク−ロン力によって選択的に
吸引され、同記録部材3上に付着する。すなわち、上記
信号電圧に応じた可視像が記録部材3上に形成されるよ
うになる。
て、上記スイッチ回路7を通じて針状電極4aと補正電
極4bとの間に選択的に上記信号電圧を印加したとする
と、電気的に高抵抗である上記導電性フィルム1を介し
て針状電極4aと補助電極4bとの間に電流が流れるこ
ととなる。針状電極4aの面積は補助電極4bの面積に
比較して非常に小さいため、電気的な抵抗も針状電極4
aの方が圧倒的に大きい。そのため、上記電流により発
生するジュール熱の大部分は針状電極4aの回りに発生
し、熱溶融性着色媒体層2を溶融流動化させる。さらに
この状態において、熱溶融性着色媒体層2は、溶融流動
化された絶縁性液体とその中に分散されたトナー(固体
コロイド粒子)とが各々買った極性に帯電することとな
るため、この流動化中のトナーは、前述のイ3号電圧発
生回路6から針状電極4aおよび対向電極5間に選択的
に印加された信号電圧により、このうちの該選択された
針状電極4aに対応する部分のトナーが対向電極5側に
設けられた記録部材3側ヘク−ロン力によって選択的に
吸引され、同記録部材3上に付着する。すなわち、上記
信号電圧に応じた可視像が記録部材3上に形成されるよ
うになる。
第3図に、こうした原理に基づいて構成したこの発明に
かかる画像形成装置の一実施例を示す。
かかる画像形成装置の一実施例を示す。
該実施例装置において、上記原理で説明した熱溶融性着
色媒体2が形成された導電性フィルム1および記録部材
3は何れもロール状となっていて、導電性フィルム1の
方は巻取りリール9により図中の矢印の如く一定速度で
巻取られ、記録部材3の方は駆動ロール10及びピンチ
ロール11の間で上記導電性フィルム1と同一速度で同
一方向へ搬送されるようになっている。因みに、上記s
電性フィルムとしては15μ厚の微量のカーボン含有の
ポリエステルフィルムを使用する。また前記熱溶融性着
色媒体としては、例えば四塩化炭素からなる絶縁性液体
に数ミクロンのカーボンブラックを分散させて液状トナ
ーとしたものにバインダとしてのカルナウバワックス、
エステルワックスをさらに混合した液体を用い、これを
上記導電性フィルム1に一様に塗布して前述した着色媒
体2を形成する。なお、上記絶縁性液体としては、四塩
化炭素以外にも例えば、ケロシン、ペンタン、シクロヘ
キサン等を用いることもできる。
色媒体2が形成された導電性フィルム1および記録部材
3は何れもロール状となっていて、導電性フィルム1の
方は巻取りリール9により図中の矢印の如く一定速度で
巻取られ、記録部材3の方は駆動ロール10及びピンチ
ロール11の間で上記導電性フィルム1と同一速度で同
一方向へ搬送されるようになっている。因みに、上記s
電性フィルムとしては15μ厚の微量のカーボン含有の
ポリエステルフィルムを使用する。また前記熱溶融性着
色媒体としては、例えば四塩化炭素からなる絶縁性液体
に数ミクロンのカーボンブラックを分散させて液状トナ
ーとしたものにバインダとしてのカルナウバワックス、
エステルワックスをさらに混合した液体を用い、これを
上記導電性フィルム1に一様に塗布して前述した着色媒
体2を形成する。なお、上記絶縁性液体としては、四塩
化炭素以外にも例えば、ケロシン、ペンタン、シクロヘ
キサン等を用いることもできる。
一方、記録装置側の構成としては、上述した針状電極4
aおよび補助電極4bを有するマルチスタイラス4、対
向電極5、信号電圧発生回路6、スイッチ回路7、電流
調整用抵抗器8に加えて、この実施例装置では、上記マ
ルチスタイラス4の上流側に配されて上記導電性フィル
ム1を背面から加熱することによりこれに形成されてい
る熱溶融性着色媒体層2を溶融し易い状態にするブリヒ
ータ12と、このブリヒータ12を駆動するためのヒー
タ電源13とを具えて構成される。また同第3図におい
て、14および15は、それぞれこれらブリヒータ12
およびマルチスタイラス4に上述した導電性フィルム1
が一定した圧力で当接するよう配した支持ロールを示す
。マルチスタイラス4と対向電極5とは、この間を通過
する上記導電性フィルム1(正確にはこれに形成されて
いる熱溶融性着色媒体層2)と記録部材3とが前述した
如く軽く接触するよう、その互いの位置関係が予設定さ
れているとする。また囚みに、このマルチスタイラス4
としては、その画像形成に当っての主走査方向く記録部
材3等の搬送方向Fと直交覆る方向)に40′0木/イ
ンチの割合で針状電極4aを設けるとともに、先の第2
図に示した如くこれら針状電極4aと近接する位置に、
例えば同針状電極4aに対し3対1の割合で対応するよ
う補助電極4bを設けたものを使用し、信号電圧発生回
路6からは、例えば第4図(a)に示すような電圧−6
00V、パルス幅0.115の各針状電極毎に独立した
信号電圧を順次印加するとする(第4図(a)の例は全
黒の画像(線画像も含む)を形成する場合の各針状電極
に対する信号電圧印加態様を示す)。第4図(b)は前
記スイッチ回路7のスイッチング態41の一例を示すも
のであり、この例の場合は同図に示すように、針状電極
4aの連続する3本ずつへの信号電圧の選択印加に同期
して補助電極4bの各対応する1つずつを順次選択する
ようその切り替えが実行される。なお、上記針状機14
aの配設に関する400本/インチといった値、並びに
上記信号電圧の一600vといった値は、マルチスタイ
ラス4と対向電極5との間で着色媒体2と記録部材3と
を接触させることのできる本発明の画像形成装置であれ
ばこそ実現できる値であって、他に例えばマルチスタイ
ラス4と対向電極5とを100−程度離間して配置する
場合には、こうした値もそれぞれ200本/インチ、−
800V程度と多少効率の悪い値に設定せざるを得ない
。
aおよび補助電極4bを有するマルチスタイラス4、対
向電極5、信号電圧発生回路6、スイッチ回路7、電流
調整用抵抗器8に加えて、この実施例装置では、上記マ
ルチスタイラス4の上流側に配されて上記導電性フィル
ム1を背面から加熱することによりこれに形成されてい
る熱溶融性着色媒体層2を溶融し易い状態にするブリヒ
ータ12と、このブリヒータ12を駆動するためのヒー
タ電源13とを具えて構成される。また同第3図におい
て、14および15は、それぞれこれらブリヒータ12
およびマルチスタイラス4に上述した導電性フィルム1
が一定した圧力で当接するよう配した支持ロールを示す
。マルチスタイラス4と対向電極5とは、この間を通過
する上記導電性フィルム1(正確にはこれに形成されて
いる熱溶融性着色媒体層2)と記録部材3とが前述した
如く軽く接触するよう、その互いの位置関係が予設定さ
れているとする。また囚みに、このマルチスタイラス4
としては、その画像形成に当っての主走査方向く記録部
材3等の搬送方向Fと直交覆る方向)に40′0木/イ
ンチの割合で針状電極4aを設けるとともに、先の第2
図に示した如くこれら針状電極4aと近接する位置に、
例えば同針状電極4aに対し3対1の割合で対応するよ
う補助電極4bを設けたものを使用し、信号電圧発生回
路6からは、例えば第4図(a)に示すような電圧−6
00V、パルス幅0.115の各針状電極毎に独立した
信号電圧を順次印加するとする(第4図(a)の例は全
黒の画像(線画像も含む)を形成する場合の各針状電極
に対する信号電圧印加態様を示す)。第4図(b)は前
記スイッチ回路7のスイッチング態41の一例を示すも
のであり、この例の場合は同図に示すように、針状電極
4aの連続する3本ずつへの信号電圧の選択印加に同期
して補助電極4bの各対応する1つずつを順次選択する
ようその切り替えが実行される。なお、上記針状機14
aの配設に関する400本/インチといった値、並びに
上記信号電圧の一600vといった値は、マルチスタイ
ラス4と対向電極5との間で着色媒体2と記録部材3と
を接触させることのできる本発明の画像形成装置であれ
ばこそ実現できる値であって、他に例えばマルチスタイ
ラス4と対向電極5とを100−程度離間して配置する
場合には、こうした値もそれぞれ200本/インチ、−
800V程度と多少効率の悪い値に設定せざるを得ない
。
さてこの実施例装置では、その画像形成装置に際し、上
記ブリヒータ12にて熱溶融性着色媒体層2を導電性フ
ィルム1の背面から加熱して、これを流動化し易い状態
とした上で、先の原理で説明した針状電極4aの各々と
補助電極4bの各対応するものとの間でのジュール熱を
利用して同肴色媒体層2を完全流動化し、さらにこれと
略同時に、針状電極4aの各々と対向電極5との間での
電界を利用して、この流動化した着色媒体@2に含まれ
るトナーを対向電極5側を走行する記録部材3上にクー
ロン力によって選択的に吸引付着させるといった動作を
繰り返し実行する。これにより記録部材3上には、上記
針状電極4aおよび対向電極5間に印加される信号電圧
の印加態様(針状電極4aの選択態様)に対応した可視
像が連続酷に形成記録されることとなる。特に上述した
仕様をもって試作した実施例装置によれば、4電性フイ
ルム1および記録部材3の送り速度を高速に設定した場
合であっても、非常に鮮明で解像度の高い画像を得るこ
とができた。また、上記フィルム1や記録部材3を間欠
走行させた場合であっても、画質の劣化はほとんど生じ
なかった。
記ブリヒータ12にて熱溶融性着色媒体層2を導電性フ
ィルム1の背面から加熱して、これを流動化し易い状態
とした上で、先の原理で説明した針状電極4aの各々と
補助電極4bの各対応するものとの間でのジュール熱を
利用して同肴色媒体層2を完全流動化し、さらにこれと
略同時に、針状電極4aの各々と対向電極5との間での
電界を利用して、この流動化した着色媒体@2に含まれ
るトナーを対向電極5側を走行する記録部材3上にクー
ロン力によって選択的に吸引付着させるといった動作を
繰り返し実行する。これにより記録部材3上には、上記
針状電極4aおよび対向電極5間に印加される信号電圧
の印加態様(針状電極4aの選択態様)に対応した可視
像が連続酷に形成記録されることとなる。特に上述した
仕様をもって試作した実施例装置によれば、4電性フイ
ルム1および記録部材3の送り速度を高速に設定した場
合であっても、非常に鮮明で解像度の高い画像を得るこ
とができた。また、上記フィルム1や記録部材3を間欠
走行させた場合であっても、画質の劣化はほとんど生じ
なかった。
なお、上記実施例ではマルチスタイラス4の上流にブリ
ヒータ12を設ける構成としたが、他に例えば、マルチ
スタイラス4の内部にこのブリヒータ12を埋設するよ
うにして、熱溶融性着色媒体層2の半5!肋化と画像の
形成とを同時に行うようにしてもよい。勿論、信号電圧
発生回路6から発生させる信号電圧を大きな電圧とする
ことにより、先の原理の如く、ブリヒータ12を省略し
た構成とすることもできる。
ヒータ12を設ける構成としたが、他に例えば、マルチ
スタイラス4の内部にこのブリヒータ12を埋設するよ
うにして、熱溶融性着色媒体層2の半5!肋化と画像の
形成とを同時に行うようにしてもよい。勿論、信号電圧
発生回路6から発生させる信号電圧を大きな電圧とする
ことにより、先の原理の如く、ブリヒータ12を省略し
た構成とすることもできる。
また、前記補助電極4bについては、これを針状1!f
A4aの両側に埋設するようにしてもよく、かつこれを
先の第2図の如くセグメント化することなく1体化する
ようにしてもよい。
A4aの両側に埋設するようにしてもよく、かつこれを
先の第2図の如くセグメント化することなく1体化する
ようにしてもよい。
さらに、第2図では、針状電極4aが主走査方向に1列
に配列される場合について示したが、これを同じく主走
査方向に千鳥状に配列するようにしてもよい。これによ
ればさらに高解像度の画像を得ることもできる。
に配列される場合について示したが、これを同じく主走
査方向に千鳥状に配列するようにしてもよい。これによ
ればさらに高解像度の画像を得ることもできる。
また、先の原理の説明や上記実施例では、信号電圧発生
回路6から加えられる信号電圧をスイッチ回路7で適宜
にスイッチングしてマルチスタイラス4の針状電極4a
と補助電極4bとの間に所要の電圧を印加するとしたが
、これら針状電極4aおよび補助電極4b間に印加する
電圧についてはこれを他の別個の電源回路から供給する
ようにしても勿論よい。
回路6から加えられる信号電圧をスイッチ回路7で適宜
にスイッチングしてマルチスタイラス4の針状電極4a
と補助電極4bとの間に所要の電圧を印加するとしたが
、これら針状電極4aおよび補助電極4b間に印加する
電圧についてはこれを他の別個の電源回路から供給する
ようにしても勿論よい。
また信号電圧発生回路6についても、先の原理や上記実
施例では、これから発生される信号電圧が多数配列され
た針状電極4aに対し順次走査する如く与えられる(第
4図(a)参照)としたが、この態様も任意である。他
に例えば、1ライン毎の画像情報に応じて選択した信号
電圧を針状電極4aの各々に対し同時に一括して印加す
るような構成としてもよい。いずれにしろ、こうした機
能を有する信号電圧発生回路の構成は周知であり、ここ
での該回路についての具体構成の図示並びに説明は割愛
した。
施例では、これから発生される信号電圧が多数配列され
た針状電極4aに対し順次走査する如く与えられる(第
4図(a)参照)としたが、この態様も任意である。他
に例えば、1ライン毎の画像情報に応じて選択した信号
電圧を針状電極4aの各々に対し同時に一括して印加す
るような構成としてもよい。いずれにしろ、こうした機
能を有する信号電圧発生回路の構成は周知であり、ここ
での該回路についての具体構成の図示並びに説明は割愛
した。
ところで、先の試作した実施例装置による実験は、前記
熱溶融性着色媒体としてあくまで前述の如く生成した液
状トナーを塗布乾燥せしめたものを対象としたものであ
ったが、従来の転写型感熱画像形成装置のインクドナー
フィルムに使用されている熱溶融性インクを用いても、
上記と同様に鮮明な画像が形成できることが実験により
確認されたことを付記しておく。
熱溶融性着色媒体としてあくまで前述の如く生成した液
状トナーを塗布乾燥せしめたものを対象としたものであ
ったが、従来の転写型感熱画像形成装置のインクドナー
フィルムに使用されている熱溶融性インクを用いても、
上記と同様に鮮明な画像が形成できることが実験により
確認されたことを付記しておく。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、比較的簡単な
構成をもって、高解像度かつ高画質の画像を高速かつ安
定に形成することができる。しかも幅広な画像の形成も
容易である。
構成をもって、高解像度かつ高画質の画像を高速かつ安
定に形成することができる。しかも幅広な画像の形成も
容易である。
第1図はこの発明にかかる画像形成装置の基本構成を模
式的に示すブロック図、第2図はこの発明で使用するマ
ルチスタイラスの電極構造の一例を示す拡大斜視図、第
3図はこの発明にかかる画像形成装置の一実施例構成を
模式的に示すブロック図、第4図は第3図に示した実施
例装置ffのマルチスタイラス駆動例を示すタイミング
チャートである。 1・・・導電性フィルム、2・・・熱溶融性着色媒体層
、3・・・記録部材、4・・・マルチスタイラス、4a
・・・針状電極、4b・・・補助電極、5・・・対向電
極、6・・・信号電圧発生回路、7・・・スイッチ回路
、8・・・電流調整用抵抗器、12・・・ブリヒータ、
13・・・ヒータ用電源 第1図 第3図
式的に示すブロック図、第2図はこの発明で使用するマ
ルチスタイラスの電極構造の一例を示す拡大斜視図、第
3図はこの発明にかかる画像形成装置の一実施例構成を
模式的に示すブロック図、第4図は第3図に示した実施
例装置ffのマルチスタイラス駆動例を示すタイミング
チャートである。 1・・・導電性フィルム、2・・・熱溶融性着色媒体層
、3・・・記録部材、4・・・マルチスタイラス、4a
・・・針状電極、4b・・・補助電極、5・・・対向電
極、6・・・信号電圧発生回路、7・・・スイッチ回路
、8・・・電流調整用抵抗器、12・・・ブリヒータ、
13・・・ヒータ用電源 第1図 第3図
Claims (6)
- (1)多数配列された針状の第1の電極と該第1の電極
の各先端部に対向して配される第2の電極との間に、固
体コロイド粒子を含む熱溶融性着色媒体層が一方面に形
成されたフィルムとシート状の記録部材とを前記着色媒
体層を内側にそれぞれ対向させて少なくとも前記フィル
ムが前記第1の電極に摺接するよう挿入しつつ、前記着
色媒体を溶融流動化しかつ、前記第1の電極と前記第2
の電極との間に形成所望画像に対応した信号電圧を選択
的に印加して、該溶融流動化した着色媒体を前記記録部
材に選択的に吸引付着せしめる画像形成装置であって、 前記着色媒体が形成されるフィルムとして電気的に高抵
抗な導電性のフィルムを用いるとともに、前記第1の電
極の各先端部に沿うようその側部近傍に1乃至複数配さ
れて前記フィルムに摺接する第3の電極を具え、 これら第1および第3の電極間に所要の電圧を印加した
際に前記フィルムを介してこれら第1および第3の電極
間に生じるジュール熱によって前記着色媒体を溶融流動
化するようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - (2)前記第1および第3の電極間に印加する電圧は前
記第1および第2の電極間に印加する信号電圧を兼用す
る特許請求の範囲第(1)項記載の画像形成装置。 - (3)前記導電性のフィルムは、微量のカーボンを含む
ポリエステルフィルムである特許請求の範囲第(1)項
記載の画像形成装置。 - (4)多数配列された針状の第1の電極と該第1の電極
の各先端部に対向して配される第2の電極との間に、固
体コロイド粒子を含む熱溶融性着色媒体層が一方面に形
成されたフィルムとシート状の記録部材とを前記着色媒
体層を内側にそれぞれそ対向させて少なくとも前記フィ
ルムが前記第1の電極に摺接するよう挿入しつつ、前記
着色媒体を溶融流動化しかつ、前記第1の電極と前記第
2の電極との間に形成所望画像に対応した信号電圧を選
択的に印加して、該溶融流動化した着色媒体を前記記録
部材に選択的に吸引付着せしめる画像形成装置であつて
、 前記着色媒体が形成されるフィルムとして電気的に高抵
抗な導電性のフィルムを用いるとともに、前記第1の電
極の前記フィルムおよび記録部材挿入方向手前に前記フ
ィルムと近接するよう配されるヒータと、 前記第1の電極の各先端部に沿うようその側部近傍に1
乃至複数配されて前記フィルムに摺接する第3の電極と
を具え、 前記ヒータによる前記フィルムの加熱によって前記着色
媒体を溶融し易い状態とし、前記第1および第3の電極
間に所要の電圧を印加した際に前記フィルムを介してこ
れら第1および第3の電極間に生じるジュール熱によっ
て前記着色媒体を溶融流動化するようにしたことを特徴
とする画像形成装置。 - (5)前記第1および第3の電極間に印加する電圧は前
記第1および第2の電極間に印加する信号電圧を兼用す
る特許請求の範囲第(4)項記載の画像形成装置。 - (6)前記導電性のフィルムは、微量のカーボンを含む
ポリエステルフィルムである特許請求の範囲第(4)項
記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61294559A JPS63147659A (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61294559A JPS63147659A (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147659A true JPS63147659A (ja) | 1988-06-20 |
Family
ID=17809352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61294559A Pending JPS63147659A (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63147659A (ja) |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP61294559A patent/JPS63147659A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6199971B1 (en) | Direct electrostatic printing method and apparatus with increased print speed | |
JPS60199692A (ja) | 印写装置 | |
US5404155A (en) | Image forming apparatus having an aperture electrode with controlled image potential | |
JPH08262924A (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JPS60174664A (ja) | 記録ヘツド | |
JPS63147659A (ja) | 画像形成装置 | |
US4425569A (en) | Non-impact recording method and apparatus | |
JPH07304206A (ja) | 画像形成装置 | |
US4752782A (en) | Method and apparatus for thermal-electrostatic ink jet recording | |
US6174048B1 (en) | Direct electrostatic printing method and apparatus with apparent enhanced print resolution | |
JPS6141756B2 (ja) | ||
EP0528429A2 (en) | Thermal recording apparatus | |
JPS60199676A (ja) | 印写装置 | |
JPH0257351A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH01150580A (ja) | 印字記録媒体 | |
JPH0655512B2 (ja) | 熱静電インクジエツト記録装置 | |
JPS62199484A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS61162372A (ja) | インクジエツトプリンタ | |
JPS60220791A (ja) | 印写方法 | |
JPS6164456A (ja) | 画像形成方法 | |
JPS61149372A (ja) | 通電加熱記録方法 | |
JPS5945194A (ja) | 通電転写記録方法 | |
JPS6295238A (ja) | 記録ヘツド | |
JPS6346486A (ja) | 磁気記録式プリンタ | |
JPS6335347A (ja) | インクジエツト記録装置 |