JPS6314753A - カルボン酸クロライドの製造法 - Google Patents

カルボン酸クロライドの製造法

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JPS6314753A
JPS6314753A JP61157796A JP15779686A JPS6314753A JP S6314753 A JPS6314753 A JP S6314753A JP 61157796 A JP61157796 A JP 61157796A JP 15779686 A JP15779686 A JP 15779686A JP S6314753 A JPS6314753 A JP S6314753A
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Japan
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chloride
phenyl ether
acid chloride
terephthalic acid
reaction
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JP61157796A
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Koji Sumitani
隅谷 浩二
Akio Namatame
生天目 昭夫
Hiroji Oshino
博二 押野
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、芳香族ジカルボン酸クロライドの製造法に関
する。更に具体的に言えば、トリフローメチル基とカル
ボキシル基の均一化反応によってカルボン酸りpジイド
な製造する方法に関する発明である。
〔産業上の利用分野〕
芳香族ジカルボン酸クロライド類は主にポリマー原料と
し【利用される。これら原料からS導されるポリマーと
し【、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミドなどが挙
げられるが、殊に7リレートや全芳香族ポリアミド、全
芳香族ポリマ4+:1xど強度、耐熱性などに優れた特
性をもつポリマーの原料として利用されるO 〔従来技術〕 芳香族ジカルボン酸クロライドの展進方法としては、大
別し′C2つの方法が工業的に行なわれている。1つは
、芳香族ジカルボン酸とビストリクロロメチル置換芳香
族化合物とを反応させる方法であり、他の1つは、芳香
族ジカルボン酸と五塩化リン、三塩化リン、チオニルク
ルライド、或いはホスゲン等の塩素化剤とを反応させる
方法である。特に同一の位置に置換基のある芳香族ジカ
ルボン酸とビストリクロロメチル置換芳香族化合物を使
用すれば経済的及び技術的に極めて有効な方法である。
テレフタル酸とヘキサクロロメタキシレン、イソフタル
酸とヘキサクロロメタキシレンからテレフタル酸クロラ
イドやイソフタル酸クロライドを製造する方法について
は、特開#851−1(15027号公報や特開昭53
−53636号公報に提案されている。
更にテレフタル酸クロライドとイソフタル酸クロライド
の等モル混合物を製造する方法として、テレフタル酸と
ヘキサクロロメタキシレン又はイソフタル酸とへキサク
ローパラキシレンとを反応させることが特開昭53−1
21733号公報に提案されている。この方法は、置換
基の位置のみが異なる原料を用いるものであるから、同
じ位置に置換基のある芳香族ジカルボン酸とビストリク
ロロメチル置換芳香族化合物を用いる場合と全く同じ反
応条件を採用することができる。
〔発明の目的〕
本発明者らは、特定の芳香族ジカルボン酸クロライドを
製造するにあたり、全く構造の異なる芳香族ジカルボン
酸とビストリクローメチル置換芳香族化合物を原料に用
いて、全く構造の異なる)5香族ジカルボン酸クーライ
ドを容易に且つ収率良(同時に得る方法を鋭意検討した
結果、本発明に到達したものである。特にフェノキシ基
のようにカルボキシル基やトリクロロメチル基とは異な
る電子的な置換基効果を持つ芳香族化合物でも容易に且
つ収率良く反応が起こり、フェノキシ基の分解、脱−が
殆ど起こらないことを見出したものである。
〔発明の構成〕
本発明は下記一般式口〕 で表わされるりローメチル置換フェニルエーテル類をテ
レフタル酸および/またはインフタル酸とを7リーデル
・クラフッ触媒の存在下で反応せしめることを特徴とす
る下記一般式〇〕 ロライドとテレフタル酸クロライドおよヒ/またはイン
フタル酸クロライドよりなるカルボン酸クロライドの製
造法である。
本発明の方法は、好ましくは上記一般式0〕で表わされ
るりppメチル置換フェニルエーテル類とテレフタル酸
度び/又はイソフタル酸を鉄触媒のごときフリーデル・
クラフッ触ることKよって行なわれる。
トuppロメチル置換フェニルエーテル類は、通常、対
応するメチル置換フェニルエーテル類を紫外線含有光1
に射下塩素ガスと反応せしめることによって(すること
ができるが、反応液から分−・精製することなく、未反
応の塩素と反応によって生成した塩化水素を除くだけで
使用することが可能である。特にこの光塩素化条件下、
即ち50℃以上150℃以下の範囲で生成物のトリクロ
ロメチル置換フェニルエーテルが液体でありうるもので
あれば上記の方法で充分であり、引き続いてテレフタル
酸及び/又はイソフタル酸と触媒を投入して所定の温度
に加熱することによって行なわれる。又、光塩素化反応
に塩素化炭化水素が溶媒として用いられた場合には、そ
の溶媒を溜去することな(七のまま本発明の不均化反応
の溶媒として用いることも可能である。このような溶媒
としては、該光塩素化反応と該不均化反応に対して不活
性な塩素化炭化水素が挙げられ、例えば、四塩化炭素、
ジクpロエタン、トリク90エタン、テトラクルーエタ
ンなどの塩素化パラフィン類やクールベンゼンlよとの
塩累化芳香族化合物類が好ましい。fI!I媒に対する
トリクロロメチル置換フェニルエーテルとテレフタル酸
、イソフタル酸の合計の量は、50チ以上が好ましい。
反応温度は70℃ないし200℃の範囲が好ましく採用
される。70℃より低い温度では、テレフタル酸やイソ
フタル酸の溶解度が低い為て反応速度が遅過ぎて工業的
には現実的ではない。200℃よりも高いと塩素の脱離
やタール状物の生成が起こり収率の低下をもたらす。好
ましい反応温度は100〜15トの範囲である。
フリーデル・クラフッ触媒としては、アルミニウム、ア
ンチモン、鉄、チタン、スズ、亜鉛の塩化物が用いられ
るが、特に塩化第二鉄が好ましく用いられる。触媒量は
、トリクロロメチル置換フェニルエーテルとテレフタル
酸、イソフタル酸の合計の量に対して重量でo、oos
チないし5チで、好ましくは0.1チないし2.50チ
 である。
りpロメチル置換フェニルエーテルとテレフタル酸度び
/又はイソフタル酸の割合は、クロロメチル基の数とカ
ルボキシル基の数がほぼ等しくなるようにとることが好
ましく、1 : 0.95ないしt : 1.05の割
合であれば充分である。
反応時間は、10分ないし100時間、通常は1ないし
8時間程度である。トリクーロメチル基とカルボキシル
基との反応では2分子のクローカルボニル基と1分子の
塩化水素が発生する。従って、塩化水素の発生が停止す
るまで反応は継続しなければならない。
上記の工5に反応を終了した後、必要に応じて溶媒溜去
、蒸溜、晶析して目的物を回収生成する。フェニルエー
テルカルボン酸クロライドとテレフタル酸りpライド反
び/又はイソフタル酸クロライドを混合物として回収す
るか、もしくはテレフタル酸り−ライド反び/又はイソ
フタル酸クロライドを先ず分離してからフェニルエーテ
ルカルボン酸クロライドを回収することもできる。フェ
ニルエーテルカルボン酸類の晶析精製にはヘキサン類や
ヘプタン類のようなパラフィン類を含む炭化水素類が用
いられる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、フェニルエーテルカルボン酸ク
ロライドとテレフタル酸りpライド反び/又はインフタ
ル酸クロライドの等モル混合物を容易に且つ収率良く得
ることができる。
実施例1 200厘18ナス形フラスコに、  3.4’−ビスト
リクp−メチルジフェニルエーテル40 g(0,09
9モル)と、テレフタル酸16.8 g(0,100モ
ル)及び無水塩化鉄0.5.9 (3ミ!jモル)を入
れ、マグネテイツクスターラーで撹拌し乍らオイルバス
で昇温した。70℃付近で溶解し、更に昇温を続け12
0℃で反応温度を、純性した。反応が開始すると塩化水
素が発生するので、これをNaOH水溶液で吸収せしめ
た。反応終了後、引続いて1〜2 wxHllに減圧し
満点105〜115℃のテレフタル酸ジクロライド19
,6.9 (0,0965モル)を得た。
蒸溜残液Vcn−へブタン30tを加え加熱溶解し、不
溶残渣分をF別した後冷却し’C3,4’−ジフェニル
エーテルカルボン酸りpライド23.4F(0,079
モル)を析出せしめた。尚、このものの沸点は185〜
190°10.5mHgであった。
結果を表に示す。
実施例2 3.4’−ビストリクロロメチルジフェニルエーテルの
かわりに4,4′−ビストリクロロメチルジフェニルエ
ーテルを、テレフタル酸のかわりにイソフタル酸な用い
た以外は実施例1と同様に反応を行った。
結果を表に示す。
実施例3 3.4′−ビストリク−pメチルジフェニルエーテル4
0 # (0,099モル)のかわりにビス−P−(P
−)リクμロメチルフエノキシ)ベンゼン50 # (
U、101モル)を用い、またテレフタル酸の使用皺な
若干変更した以外は実施例1と同様に反応を行った。
結果を表に示す。
手続補正書 昭和61年8り/2日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔 I 〕 [但し、式中nは0または1を示し、0の ときは結合手を表わす。またそれぞれの ベンゼン環における2つの結合手はベン ゼン環において互いにオルソ位に位置す ることはない。] で表わされるクロロメチル置換フェニルエ ーテル類をテレフタル酸および/またはイソフタル酸と
    をフリーデルクラフツ触媒の存在下で反応せしめること
    を特徴とする下記一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…〔II〕 [但し、式中nおよび各ベンゼン環におけ る結合手の位置の定義は前記一般式〔 I 〕 と同じである。] で表わされるフェニルエーテルカルボン酸クロライドと
    テレフタル酸クロライドおよび/またはイソフタル酸ク
    ロライドよりなるカルボン酸クロライドの製造法。 2 該反応を、70℃ないし200℃の範囲の温度で行
    なう第一項記載の製造法。 3 該反応を、塩素化炭化水素溶媒中で行なう第一項記
    載の製造法。 4 該反応を、鉄触媒の存在下で行なう第一項記載の製
    造法。
JP61157796A 1986-07-07 1986-07-07 カルボン酸クロライドの製造法 Granted JPS6314753A (ja)

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JPH0541623B2 JPH0541623B2 (ja) 1993-06-24

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