JPS6314735A - ポリアルキルベンゼンの製造方法 - Google Patents

ポリアルキルベンゼンの製造方法

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JPS6314735A
JPS6314735A JP61160186A JP16018686A JPS6314735A JP S6314735 A JPS6314735 A JP S6314735A JP 61160186 A JP61160186 A JP 61160186A JP 16018686 A JP16018686 A JP 16018686A JP S6314735 A JPS6314735 A JP S6314735A
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zeolite
heteropolyacid
polyalkylbenzene
reaction
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Kenji Kasano
笠野 建司
Takahisa Watase
渡瀬 孝久
Katsuhiko Yamashita
克彦 山下
Naoyuki Mizoguchi
溝口 尚幸
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SHINDAIKIYOUWA SEKIYU KAGAKU KK
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリアルキルベンセンの製造方法ニ関するもの
である。更に詳しくはヘテロポリ酸およびヘテロポリ酸
塩からなる群(以下へテロポリ酸化合物と総称する)よ
り選ばれる1種又は2種以上の化合物を含む変性剤によ
って変性処理された結晶性アルミノシリ祝−トを触媒と
して、ジアルキルベンゼンおよび/又はトリアルキルベ
ンゼンをアルキル化してポリアルキルベンゼンを製造す
る方法に関する。
〔従来の技術〕
結晶性アルミノシリケートはゼオライトとして知られる
多孔性物質である(以下結晶性アルミノシリケートをゼ
オライトと呼ぶことがある)。具体的にはモルデナイト
、シャバサイト、エリオナイトの様な天然ゼオライトお
よびシリカ成分、アルカリ成分、および水等を原料とし
て水熱的に合成されるA型、L型、Y型等の合成ゼオラ
イトが挙げられる。更に前記合成ゼオライトに関しては
近年、例えば、ZSM−5、ZSM−11等の天然ゼオ
ライトとは異なる骨格構造を有するゼオライトが造り出
されている。特に有機アミン類の存在下に結晶化された
ZSM−5は骨格のシリカ/アルミナのモル比が幅広い
範囲で結晶相として得られ、特異かつ有用なゼオライト
として注目されている。
又、ゼオライトは先に述べたように多孔性であり、その
結晶骨格は規則正しいケージ構造を形成しているので、
これを触媒に用いた場合、反応にあずかる物質に対して
分子単位の形状選択性を示すことも知られている。即ち
、ゼオライトは多孔性であるが故にケージ内表面積が外
表面積に較べておおよそ100倍程6大きく、ケージ内
を通過出来る分子と出来ない分子の反応の場が大きく異
なることになり、ケージ内を通過し得る分子が選択的に
反応するのである。
さらに、ゼオライトはプロトン交換や希土類元素による
カチオン交換等の種々の変性処理を施すことにより従来
の固体酸、例えばシリカ−アルミナ等に較べてはるかに
高い触媒活性を示すことも知られている。
前述の如く、ゼオライトは優れた各種の特徴を有してお
り、それ故工業的に触媒や吸着剤としてきわめて重要な
物質であり、各種の工業分野でゼオライトに係わる技術
開発が進められている。
さて、石油精製における接触改質油やナフサを分解して
エチレンやプロピレンを製造する際に生成する分解ガソ
リン中には工業的に有用な芳香族化合物が含まれる。ベ
ンゼンやオルトキシレン、バラキシレンが工業的に重要
な芳香族化合物であることは今更言うJ二でもないこと
である。一方、C3およびCIO芳香族化合物、代表例
を挙げればプソイドキュメンやデュレンもまた、溶剤、
染料中間体、塗料、特殊可塑剤、合成樹脂等の原料の中
間体として最近重要性を増大しつつある。しかし、例え
ば接触改質油のCIO留分中に含まれるデュレンは8重
量%程度に過ぎず、その沸点は他のCIG芳香族化合物
と近接しているので分留によって異性体を分離するのは
甚だ難しい。また、デュレンの融点は79℃と他の異性
体に比して高いので晶析によって分離することは可能で
あるがデュレンの濃度が低い場合にはエネルギー的に不
利である。その為ベンゼン、トルエンの低炭素数8およ
び9のジアルキルベンゼン右よびトリアルキルベンゼン
等を固体触媒の存在下にアルキル化剤と接触させてプソ
イドキュメンやデュレンなどのポリアルキルベンゼンを
合成する方法が種々提案されている。例えば石油学会誌
第28巻第1号13〜18頁(1985年)には823
M−5型ゼオ′ライトを触媒としてトリメチルベンゼン
とメタノールからテトラメチルベンゼンを合成する方法
が示されている。また、特開昭57−48925号公報
には金属置換Y型ゼオライトを触媒としてバラキシレン
とメタノールよりトリメチルベンゼンを製造する方法な
どが示されている。
本発明者らは、Y型、モルデナイト型、ペンタシル型等
各種のゼオライトを触媒としてテトラメチルベンゼンを
製造する先行技術について追試したところ、次のような
事が明らかになった。すなわち、ペンタシル型ゼオライ
トをベースとした触媒ではデュレンの選択率は良いもの
の原料のトリメチルベンゼンの転化率が低く且つ触媒活
性の経時変化〈活性劣化〉が大きい事、Y型ではデュレ
ンの選択率、原料の転化率共に満足すべき値を示さない
こと、モルデナイト型では比較的高い原料転化率で経時
的に安定した触媒活性を示すものの副反応による高沸分
を生成し易い事などである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは前述の先行技術が有する問題点、特に副生
物の生成を低減すべくポリアルキルベンゼンの製造方法
について鋭意研究を進めた。その結果、ヘテロポリ酸化
合物を含む変性剤によって処理された結晶性アルミノシ
リケートはジアルキルベンゼンおよび/又はトリアルキ
ルベンゼンのアルキル化反応において副反応を抑制し得
ることを見出し本発明に到達した。
〔発明の構成〕
即ち、本発明はジアルキルベンゼンおよび/又はトリア
ルキルベンゼンを含有する芳香族化合物とアルキル化剤
とを、水素の存在下において、ヘテロポリ酸化合物より
選ばれる1種又は2種以上の化合物を含む変性剤によっ
て処理された結晶性アルミノシリケートを触媒として、
反応させることを特徴とするポリアルキルベンゼンの製
造方法に関するものである。
本発明に使用するゼオライトはモルデナイト型であれば
合成あるいは天然のいずれのものでも使用出来る。更に
使用の目的に応じてプロトン型、アンモニウム塩型、カ
チオン交換によって得られる各種の金属塩型あるいは脱
アルミニウム等の適当な処理が施されたものも使用出来
る。尚、モルデナイト型以外のゼオライトも触媒反応に
影響を与えない範囲で適宜含有させることができる。
本発明においてへテロポリ酸とは、2種以上の無機酸素
酸が縮合して生成した酸の総称であり、ヘテロポリ酸ア
ニオンの中心のへテロ原子(I〜■族元素)と酸素を介
して配位するポリ原子(通常MO1W、Nb、Vなど)
との組合せによって種々の形態を取りうるものである。
本発明においてはいずれのへテロポリ酸も支障なく使用
出来る。具体的には例えば12−タングストリン酸(8
3PW、、0.。)、12−タングストケイ酸(LSI
L204o)、12−モリブドリン酸(83PMO12
0411)、12−タングストゲルマン酸(lI3Ge
W+ 2040)、12−モリブドゲルマン酸(l13
GeMo+ 2040 )等を挙げることが出来る。
さらに本発明において使用するヘテロポリ酸塩とは前記
へテロポリ酸のアンモニウム塩、アルカリ金属塩、アル
カリ土類金属塩およびその他の金属塩などである。
これらのへテロポリ酸あるいはへテロポリ酸塩はゼオラ
イトおよびこれらへテロポリ酸化合物に不活性な溶媒に
溶解してゼオライトの処理に使用する。該溶媒としては
工業的実施の観点から溶解度の高いものを用いるのが好
ましい。前記の好ましい適当な溶媒の例としては水、ア
ルコール、エーテル、ケトンなどが挙げることが出来、
特に工業的実施の観点からすれば水を使用することがよ
り好ましい。
又変性処理を行なう際の変性剤の水素イオン濃度は強酸
性であるヘテロポリ酸が変質するのを防止するため低p
H域で行うのが好ましい。
変性処理は浸漬法、噴霧法等各種公知手段によって実施
することが出来る。その際の温度はヘテロポリ酸化合物
が分解しない温度であれば良く、浸漬法においては処理
の容易さから約10〜90℃であることが好ましい。勿
論へテロポリ酸化合物の分解しない温度でゼオライトに
直接噴霧することも可能である。しかし、光変性処理は
実質的にはゼオライトと変性剤が接触すればよく、工業
的には浸漬法が好ましい。
本発明においてゼオライトの変性に用いるヘテロポリ酸
化合物はゼオライトに対して約5〜50重量%の割合で
使用することが好ましい。ゼオライトと変性剤との接触
時間は約30分〜50時開用度であり通常は約3〜10
時間であることが好ましい。
ヘテロポリ酸化合物により変性されたゼオライトは次い
で焼成に付される。焼成は酸素又は空気の存在下で行な
い温度はへテロポリ酸化合物が分解し、且つゼオライト
が変質しない範囲の条件下であればよい。例えば焼成温
度は約400〜650℃、焼成時間は約1〜20時間が
適当である。尚このヘテロポリ酸化合物による変性と焼
成とを数回繰り返し実施しても良い。
さらに本発明に使用される触媒はその形状を問わないが
、実用上の観点からは成型品であることが望ましい。成
型を行なう際には結合剤を用いることもできる。結合剤
としてはアルミナゾル、シリカゾル、粘土などのごく一
般的なものが使用出来る。結合剤の使用量については特
に制限はないがゼオライトに対して5〜30重量%重量
%用するのが良い。成型された触媒は再び焼成に付され
る。この場合の焼成も先に述べた焼成と全く同様の条件
で実施される。
本発明に使用する触媒は以上のような方法によって結晶
性アルミノシリケートをヘテロポリ酸化合物によって変
性処理することによって得られるものである。但し、該
変性処理は結晶性アルミノ口 シリケートを成型する前に実施してもあるいは成型後に
実施しても実質的に結晶性アルミノシリケートが変性さ
れる方法であればよい。
本発明の方法は以上のようにして調製された触媒を使用
し、ポリアルキルベンゼンを製造するものである。原料
としてはジアルキルベンゼンおよび/又はトリアルキル
ベンゼンを含有する芳香族化合物である。勿論ベンゼン
および/又はモノアルキルベンゼン例えばトルエンを含
んでいてもこれらは最終的には本発明の方法によってポ
リアルキルベンゼンへ転化されるので差し支えない。ま
た、反応に関与しないものであれば、非芳香族化合物を
含んでいてもさしつかえない。具体的にはキシレン(0
−キシレン、m−キシレン、p−キシレンおよびこれら
の混合物) 、1,2.4− )リメチルベンゼンの他
、これらの混合物、さらに接触改質の際に生成する06
〜C9留分、ナフサ分解によって生成する分解ガソリン
から得られるC6〜C8留分も原料となり得る。
アルキル化剤としてはメタノールおよび/又はジメチル
エーテル等が用いられる。
本発明は、通常、流通式固定床反応装置を用いて行われ
るが、流動床や移動床を用いて行うこともできる。アル
キル化反応は次のような条件下で実施される。すなわち
、反応温度は約150〜600℃、好ましくは約200
〜400℃である。
反応圧力は大気圧〜50kg/cnlG、好ましくは大
気圧〜30kg/cnfGである。ジアルキルベンゼン
および/又はトリアルキルベンゼンを含有する芳香族化
合物に対するアルキル化剤のモル比は0.2〜20好ま
しくは0.5〜IOである。上記の芳香族化合物とアル
キル化剤は、一般的には0.05〜i o ohr−’
、好ましくは0.1〜3 Qhr−’の範囲の重量単位
時間空間速度(W I−I S V )で反応部へ供給
される。
尚、WH3Vは次式で与えられる。
但し、原料とはジアルキルベンゼンおよび/又はトリア
ルキルベンゼンを含有する芳香族化合物とアルキル化剤
の総量である。
原料の芳香族化合物とアルキル化剤は反応部へ個別に供
給してもあるいは予め混合して供給してもよい。また、
窒素、二酸化炭素、メタン等のガス類あるいは反応には
関与しない飽和炭化水素類で希釈して供給してもよい。
更に触媒の活性を維持する目的で反応系へ水素が供給さ
れるが、その供給量は反応操作条件によって広い範囲で
変えることができる。原料芳香族化合物に対する水素の
モル比は0.1〜20の範囲、好ましくは0,5〜IO
の範囲である。
以下本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 A1203 に対する5in2比23、Na200.1
重量%のプロトンタイプのモルデナイト型ゼオライト(
東洋曹達工業製TSZ・640型ペレツト状ゼオライト
)50gを12−タングストリン酸の25重量%水溶液
100g中に加え、ゆるやかに攪拌しながら50℃にお
いて5時間浸漬した。浸漬前後の水溶液中の12−タン
グストリン酸の濃度を測定した結果、12−タングスト
リン酸のゼオライトへの担持量は18重量%であった。
変性処理したゼオライトは110℃において8時間乾燥
後、空気気流中で610℃において5時間焼成した。
粉砕後20〜42メツシユの範囲を篩分し、触媒Aを得
た。
実施例2 実施例1に使用したモルデナイト型ゼオライトを空気気
流中で520℃において5時間焼成した。
次にゼオライトを粉砕し20〜42メツシユの範囲を篩
分し、その50gを変性処理に付した。12−タングス
トケイ酸を用い実施例1と同一条件で変性処理を施した
。12−タングストケイ酸の担持量は14重量%であっ
た。実施例と同一条件で焼成し、触媒Bを得た。
実施例3 A1203 に対するSin□比22、Na2Oo、 
1重量%のプロトンタイプのモルデナイト型ゼオライト
(東洋曹達工業製TSl・640型粉末状ゼオライト)
を500℃において3時間焼成した。次にゼオライトに
対して20重量%になるように結合剤としてアルミナゾ
ル水溶液を加えて混練し、その後湯浴上で水分量を調節
した。圧縮成型した後110℃において2時間乾燥し、
次いで空気中で520℃において16時間焼成した。成
型したゼオライト50gを12−モリブドリン酸の25
重量%水溶液100g中に室温において16時間浸漬し
た。
ゼオライトへの12−モリブドリン酸の担持量は20重
゛量%であった。110℃において2時間乾燥後、空気
気流中で610℃において5時間焼成した。粉砕後、2
0〜42メツシユの範囲を篩分し、触媒Cを得た。
比較例1〜3 比較例1では実施例10条件で、比較例2では実施例2
の条件で、比較例3では実施例3の条件でヘテロポリ酸
による変性を行わずにゼオライトを調製し、それぞれ比
較触媒DSEおよびFを得た。
実施例4〜6および比較例4.5 固定床常圧流通式反応装置を用いてキシレンとメタノー
ルとの反応を行った。触媒の充填量は5g1反応温度は
300℃、キシレンに対するメタノールのモル比は2、
WH3Vは5hr−’、水素流量は100 me /m
in とした。触媒ASBおよびc1比較触媒りおよび
Eを使用し、反応を開始してから4時間後の結果は表1
のようであった。
尚、原料として使用したキシレンの組成は次の通りであ
った。
非芳香族化合物      0.09重量%パラキシレ
ン      26.47 メタキシレン      44.16 オルトキシレン     25.41 エチルベンゼン      3.66 その他         0.20 実施例7〜9および比較例6.7 実施例4と同一反応装置を用いて1.2.4−トリメチ
ルベンゼンとメタノールとの反応ヲ行った。触媒充填量
は5g、反応温度は300t、l。
2.4−)リメチルベンゼンに対するメタノールのモル
比は2、W HS Vは51+r−’、水素流量は  
J 100 ml、/min とした。触媒ASB右よびC
,比較触媒りおよびFを使用し、反応を開始してから4
時間後の結果は表2のようであった。
尚、原料の1.2.4−)!Jメチルベンゼンの純度は
99重量%であり、残部はC8〜C3芳香族化合物であ
る。
1j 実施例10 実施例4と同一反応装置を用いて1,2.4−トリメチ
ルベンゼンとメタノールとの反応を行った。反応には触
媒Bを5g使用し、1.2.4−トリメチルベンゼンに
対するメタノールのモル比は2、反応温度は300℃、
WH3Vは5hr−’、水素流量は100mff/mi
口とした。
1.2.4テトラメチルベンゼン転化率等の経時変化は
表3のよってあった。
比較例8 比較触媒Fを用い実施例10と同一条件で1゜2.4−
)リメチルベンゼンとメタノールとの反応を行った。
その結果は表4のようであった。
雪1 !8 〔発明の効果〕 表1〜表4かられかるように、ヘテロポリ酸およびヘテ
ロポリ酸塩で変性処理した触媒を用いる本発明の方法に
よれば、炭素原子数11個以上の芳香族化合物の生成を
抑制しつつジアルキルベンゼンおよび/又はトリアルキ
ルベンゼンを含有する芳香族化合物をアルキル化してポ
リアルキルベンゼンを製造することができる。その結果
反応液より目的生成物の収率を向上できると共に、その
分離、精製が容易となる。また表3に示したように、本
発明による触媒は長時間の通油時間に対しても安定した
転化率および選択率を示し、長時間にわたり活性が維持
されていることがわかる。
以上のように本発明によるポリアルキルベンゼンの製造
方法は好ましくない副反応を抑制し、且つ触媒活性を長
期に維持できる工業的に有利な方法である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジアルキルベンゼンおよび/又はトリアルキルベ
    ンゼンを含有する芳香族化合物とアルキル化剤とを、水
    素の存在下において、ヘテロポリ酸およびヘテロポリ酸
    塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上の化合物を
    含む変性剤によつて処理された結晶性アルミノシリケー
    トを触媒として、反応させることを特徴とするポリアル
    キルベンゼンの製造方法。
  2. (2)アルキル化剤がメタノールおよび/又はジメチル
    エーテルである特許請求第(1)項記載の方法。
  3. (3)結晶性アルミノシリケートがモルデナイト型であ
    る特許請求第(1)項記載の方法。
  4. (4)ポリアルキルベンゼンがトリメチルベンゼンおよ
    びテトラメチルベンゼンである特許請求の範囲第(1)
    項記載の方法。
JP61160186A 1986-07-08 1986-07-08 ポリアルキルベンゼンの製造方法 Expired - Lifetime JPH0678249B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5652291A (en) * 1995-07-14 1997-07-29 Seiko Chemical Industries Co., Ltd. Aqueous dispersion of urethane vinyl composite resin

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5652291A (en) * 1995-07-14 1997-07-29 Seiko Chemical Industries Co., Ltd. Aqueous dispersion of urethane vinyl composite resin

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