JPS63146224A - 情報再生方法および光ディスク - Google Patents

情報再生方法および光ディスク

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JPS63146224A
JPS63146224A JP61292309A JP29230986A JPS63146224A JP S63146224 A JPS63146224 A JP S63146224A JP 61292309 A JP61292309 A JP 61292309A JP 29230986 A JP29230986 A JP 29230986A JP S63146224 A JPS63146224 A JP S63146224A
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温 斉藤
Takeshi Maeda
武志 前田
Hisataka Sugiyama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、光デンスクツアイル装置に係り、特にデータ
記録密度の向上に好適な記録再生方式に関する。
〔従来の技術〕
多値振幅信号の識別回路として、特開昭61−9441
6号では、−散通信路で用いられている多値変調信号を
対象とした構成例を挙げている。上記記載の識別回路は
A/D変換器の入力信号の直流オフセットを正しく制御
することにより、IlI別回路の閾値を常に最適に保つ
効果がある。しかし、光ディスク等から検出される再生
信号に対して適用することは、想定している信号形態が
異なるため、このままでは困難である。すなわち光ディ
スクの記録膜特性を考慮した識別方式を考える必要があ
る。光ディスクに記録されたピットから得られる再生信
号を光検出器で検出し、交流増幅器で増幅すると記録デ
ータの疎密によって平均レベルが上下に変動する。コン
パクトディスクのように。
記録ピットが予め全領域に一様に記録されており。
しかも本来、平均レベルがほぼ一定に保たれるような変
調方式(DCフリーな変調方式と呼ばれる、)であれば
、該平均レベルの変動は少ない、しかし追記型光ディス
クのように、未記録領域が存在する場合は、ピットの有
無によるレベル変動が生じる。また直流増幅器を用いて
信号増幅する場合は、増幅器自身の温度ドリフトが大き
いと、多数の閾値に対して正確な識別が困難になる。こ
の現象はコンパクトディスクの再生系でも同様に存在す
る。
一般に光ディスクでは、rビデオディスクとDAD入門
」、岩村著、コロナ社、P212−P215に示されて
いるようにアイパターンのゼロクロス点(通常は再生信
号の最大振幅の1/2のレベル)で、2値化している。
仮りに再生信号の信号対雑音比が十分に採れており、か
つ信号の直流レベルの変動が小さければ、2値以上の閾
値によって3値以上の値として量子化することができる
。しかし、現在用いられている記録膜の多くは、2値化
情報を得ることが目的とされているため。
記録光バターに対する再生信号振幅が最大となる飽和領
域のみを用いて記録している。したがって現状では、非
飽和領域で記録し、ピットのピーク値レベルを検知し再
生データとするためには、何らかの補正手段、あるいは
正確な基準レベルが得られないと、実現は菫しい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、再生信号振幅の差異を検出して、多値
データとするには、記録媒体自身に閾値の基準となるレ
ベルが無いために、安定性の観点。
および変調方式の点から、2値化データとして扱うのが
一般的であった。高密度化の方向として1つの情報点(
ピット)に、3値以上の情報(例えば0,0.5.1.
あるいは0,1.2−)を持たせてやることが考えられ
る。
本発明の目的は、予めプリピットとしてディスク原盤作
製時あるいはユーザデータの記録以前に。
飽和レベルでの記録ピットを形成しておき、この記録ピ
ットの再生信号のピークレベルと、未記録領域のレベル
(あるいはトラック案内溝の無い鏡面レベル)を基準と
して用いて複数の閾値を設定することにより、多値記録
を行なわせることで高密度化を図ることにある。また、
基準レベルのプリピットを固定クロックピットとしても
使用し、該プリピット間の領域への情報の記録の際の、
記!I(変il)クロックの生成、および再生(復調)
クロックの生成の基準データとして用いることも可能で
ある。
【問題点を解決するための手段〕
上記目的は、プリピットとして予め飽和レベルを与える
深さ、一般には、使用光源レーザ波長の4分の1の深さ
のピットを各セクターのヘッダーピット内か、あるいは
データ領域内に一定の間隔で設けておき、再生時には、
該プリピットから得られるピークレベルを、記録ピット
の最大振幅値とみなし、未記録領域からの再生信号レベ
ルを最小振幅値とみなし、その間のレベルを何段階かの
閾値で分割しておき、該閾値により多値のデータとして
の扱いを可能にすることで達成される。記録時には、記
録パワーに対して、再生信号振幅が変化する非飽和領域
を用いて、ピットを生成することになる。
上記により、情報の多値記録を実現することができる。
〔作用〕
予め設けた基準プリピットは、その深さを使用光源レー
ザ波長の4分の1とすること、さらに再生光スポット径
に対して十分な大きさにしておくことにより、再生信号
として最大振幅を得ることができる。該再生信号のピー
ク値は再生パルス生成の際の基準レベルとして用いるこ
とができる。
記録膜特性は、小領域、たとえば1セクター内では一定
であると見なせるので、各セクターのヘッダー領域内に
設ければ良い、むろんデータ領域内に一様に基準ピット
を配置しても良い。
この基準レベルをデータ識別の際の閾値の設定基準値と
して使用すれば、検出回路で特別な補正手段を用いなく
ても、再生信号の信号対雑音比の許す限り、複数値を単
一ピットに対応させることができる。すなわち高密度記
録の一手段である、多値記録を実現することが可能とな
る。また、該基準ピットをデータ領域内に一定間隔で設
ければ、変復調の際のクロックの位相基準として用いる
ことも可能であり、これによりデータ変復調のクロック
を安定、かつ正確に得ることができる。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を説明する。第1図(a)は、
光ディスク1であり、同心円あるいはスパイラル状のト
ラック案内溝、および該トラックを、アドレス情報等を
含むヘッダー領域2により複数の区域(セクター)に分
割された構成を有する。第1図(b)は、該ヘッダー領
域を含む成る1つのセクターについてのフォーマット例
を示した図である。第1図(b)に示したフォーマット
は、未記録領域と、再生信号振幅が最大となる領域をレ
ベル検出信号5の領域として各セクターのヘッダー領域
2内に一箇所だけ設け、該検出信号5の各レベルをサン
プルホールドして、以下に続くユーザデータ領域7に記
録された多値記録データの量子化閾値の基準として用い
る場合の構成例である。各ヘッダー領域の先頭には、セ
クターの開始を示すセクターマーク3が置かれ、次にク
ロック発生、および復調開始を示す同期信号4、レベル
検出信号5、アドレス信号6が、ヘッダー領域2として
、プリフォーマットされている。第1図(b)では、レ
ベル検出信号5が同期信号4の直後に置かれているが、
セクターマーク3の直後、ないしはアドレス信号6の直
後であっても、該検出信号5の領域が検知、確定するな
らばさしつかえない。
第1図(c)は、レベル検出信号5のピット配置例であ
る。レベル検出ピット8は、ピット深さが、使用レーザ
光波長の約4分の1になるようにプリフォーマットされ
ており、かつピット幅、ピット長が、再生光スポット径
に対して十分な信号レベルが得られる様な大きさになっ
ている。該レベル検出ピット8からの再生信号レベルを
サンプルホールドし、該ホールド値を、最大振幅レベル
として使用する。レベル検出ピット8に続き、未記録領
域9を設けである。同様に該未記録領域9の再生信号レ
ベルをサンプルホールドすることにより、未記録再生レ
ベルとして用いる。各々のレベルをサンプルホールドす
るための回路構成例を第2図に示す、該回路動作のタイ
ムチャートを第3図に示す、第2図において同期信号検
出回路10に、既に2値化された再生パルス11が入力
される。該再生パルス11の生成は、従来用いられてい
る生成回路で行なえば良い、また同期信号4の検出も、
従来用いられている構成で良い1例えば、シフトレジス
タを用いて、データパターンの数ビツト毎にパターン一
致を判定し、該判定ロジックレベルに対し多数決を採り
、検出パルスを出力する方法が考えられる。検出回路1
0で検出された検出パルス12は、遅延回路13へ入力
される。該遅延回路13は、通常の遅延素子あるいは、
シフトレジスタを用いて簡単に構成できる。
該遅延回路13の役割は、同期信号検出パルス12の出
力される時刻よりも、レベル検出ピット8が後にあるた
め、この時間差分だけ遅延させて、該レベル検出ピット
8の再生信号レベルをサンプルするためのサンプルパル
スを発生させるためである。サンプルパルスは、遅延パ
ルス14を用いホールドパルスは、該遅延パルス14を
モノマルチバイブレータ(MM) 15で遅らせた遅延
パルス16を用いる。これらの制御パルスを用いて、サ
ンプルホールド回路(S/H)17により、増幅器18
により反転増幅された再生信号19のレベルを保持する
。ここで増幅器18はドリフトの少ない直流増幅器を用
いるのが望ましい、同様にレベル検出ピット8の直後に
置かれた未記録領域9のレベルについては、遅延回路2
0.モノマルチバイブレータ(MM)22.サンプルホ
ールド回路24で構成される回路により、保持される。
これら各素子は、既製の素子として容易に入手できるも
のである1次に、以下の信号処理も含めて。
上記回路の動作を第3図のタイムチャートにより。
詳細な説明を加える。
第3図(a)において、再生パルス11のパルス列より
、同期信号検出回路によって検出パルス12が出力され
る。該検出パルス12から遅延回路13により遅延パル
ス14が生成される。この遅延パルス14で、再生信号
19のレベル検出ピット8のレベルをサンプルホールド
回路17によりサンプルする0次に遅延パルス14の立
ち下がりからモノマルチバイブレータ15により生成さ
れた遅延パルス16により該レベル検出ピット8の再生
レベルがホールドされる。サンプルホールドされたレベ
ルは最大レベル信号25として、コンパレータ27の反
転入力へ抵抗29を介して入力される。一方、遅延パル
ス14は、遅延回路20により遅延パルス21が生成さ
れる。該遅延パルス21は、未記録領域9の再生信号レ
ベルをサンプルする。ホールドパルスは、該遅延パルス
21をモノマルチバイブレータ22で遅らせた遅延パル
ス23を用い、最小レベル信号26を得る。
該レベル信号26は、コンパレータ28の反転入力へ、
抵抗30を介して入力される。抵抗29゜30.31は
、最大レベル25と最小レベル26を分圧して、2つの
閾値を作り出すためのものである。第2図では、閾値が
2つの場合を示しているが、3つ以上の閾値の場合も同
様である。コンパレータ27の反転入力への入力レベル
よりも。
非反転入力への再生信号19のレベルが高いときだけ、
′H”レベルの論理レベルが該コンパレータ27により
出力される。コンパレータ28についても同様である1
次に第2図、第4図により、多値データへの量子化の方
法について説明する。
第3図(b)において情報信号はO(未記録)、1.2
の3値の振幅を示すピットで記録されており、再生信号
19で示したようなユーザデータであったとする。抵抗
29〜31により設定された閾値34.35により、コ
ンパレータ27,28のそれぞれの出力32.33は図
中に示したようになる。ここでANDNOゲートの出力
41は、出力32.33が両者とも“H”になった時の
み、H”レベルとなる。ANDNOゲートの出力42は
、インバータ39により、コンパレータ出力32が反転
した論理レベルと、コンパレータ出力33が両者とも“
H”になった時のみ“H”レベルとなる。ANDNOゲ
ートの出力43は、インバータ39.40により、コン
パレータ出力32.33が反転されたレベルが入力され
るので、該反転論理レベルがともに“HIFの時のみ“
H”レベルになる。ここでは、データレベル“0”のと
き、すなわち未記録のとき、AND出力43が“H”に
なるような構成であるが、むしろAND出力41.42
の両者とも“L″レベル時がデータレベル“0”である
と判断したほうが便利である。この場合は、AND出力
41.42を入力としたNORゲートを用いれば、判定
できる。
次に、このような多値情報(例として3値記録の場合を
示した)を記録する方法について説明する。第4図は、
記録光パワーに対する再生信号振幅(あるいはピットか
らの再生信号ピーク値)の変化を示した図であり、追記
型記録膜の一般的な特性カーブである。記録パワーがP
lより小さな領域では、ピットは形成されない、記録パ
ワーがPlより大でP2より小の領域は、非飽和領域で
あり、記録パワーの増加とともに再生信号振幅がと昇す
る。記録パワーがP2より大きな領域は。
飽和領域であり、記録パワーが変化しても再生信号振幅
はほとんど変化しない、一般に2値のデータ“Ql#%
l”を記録する場合は、この飽和領域に相当する記録パ
ワーにより、データ゛′1”の記録ピットを形成させる
1通常、非飽和領域では記録パワーの変動に対して再生
信号振幅が変化するため、2値記録では使用しないが、
ディスク上の記録半径により記録パルス幅、記録パワー
を適当な値に設定すれば、3値以上の多値記録が可能で
ある。現在、追加型光ディスクでの信号対雑音比は、測
定帯域幅30 k Hzで60dB以上採れており、信
号対雑音比の余裕から考えて4値記録までは、現状レベ
ルでも実現できる。
いま3値記録の場合を考えてみる。閾値35゜34のレ
ベルをそれぞれS^、SBとすると、データ“O”の時
は、P^より小さなパワーで記録すれば良いが1元々、
データ“0”なので、この時は記録パワーを照射しない
のが普通である。また、データ“2”の時は、PBより
大きなパワーで記録すれば良いが、この場合もPz以上
のパワーで飽和記録を行なったほうが安定である。デー
タ“1nの時はP^とPaの中間パワーで記録すること
になる0次に記録パワー設定回路の一実施例を第5図に
示す、第5図において記録すべきユーザデータ(記録デ
ータ)50は、シフトレジスタ51のシリアルデータ入
力にはいる。該シフトレジスタ51のデータシフトクロ
ック52は、同時にカウンタ53へも入力される。カウ
ンタ53の21の出力54はラッチ55のデータラッチ
クロック入力へ接続されている。すなわちカウンタ53
の値が“2″の時にシフトレジスタ51からのデータを
ラッチすることにより3ビツト毎のシリアル/パラレル
変換が行なわれる。ラッチ55の出力は、予め設定され
た記録半径に基づくパワーデータが書き込まれたROM
 (リードオンリーメモリ)56〜58のアドレス入力
に接続されており、データに応じた記録パワー情報が該
ROM56〜58より出力される。第5図の例では出力
8ビツトのROMが使われているが、必要精度に応じて
任意のピットのものを用いればよい、 ROM56〜5
8の出力は、それぞれ3ステートのバッファ59〜61
に接続されており、記録半径位置、あるいは他の条件パ
ラメータに応じてどれか1つのバッファのみを能動とす
ることにより、1組だけのパワー情報をD/A変換器6
2へ入力することができる。該D/A (ディジタル・
アナログ)変換器62のアナログレベルはレーザドライ
バのパワー設定入力へ接続されている。また記録データ
50は遅延回路64へも入力され、記録パワー設定回路
の動作時間分だけ遅れたパルスが、レーザドライバ63
のデータ入力へ接続されている。
該遅延回路64はシフトレジスタを用いることができる
。この場合は、クロック52をシフトクロックとして用
いる。第5図においてROM56〜58の内容は、予め
テスト記録により決定された値とする。同図において、
レーザドライバ63の一実施例を第6図に示す、D/A
変換器62からのパワー設定レベル70は、トランジス
タ72゜73で構成されるカレントスイッチの電流源の
値を決めるトランジスタ74のベースに入力される。
第6図の例では、半導体レーザ75は負電位で駆動され
る場合を示した。したがってパワー設定レベル7oも負
の電位として与え、もし所定電圧範囲にないときは、レ
ベルシフト回路を用いれば良い、電流値の設定は、トラ
ンジスタ74のエミッタ電位と、負電源−■の電位差を
抵抗76の値で割った値となる。またトランジスタ72
.73で構成されるカレントスイッチは、どちらかベー
ス電位の高い側のトランジスタがオンになるため、デー
タ人カフ1が“H”レベルの時、半導体レーザに設定さ
れた電流が印加される。ここでORゲート77は、論理
レベルをTTLからECL (エミッタ・カップルド・
ロジック)レベルへ変換する働きを持っており、ツェナ
ーダイオード78゜79により負電位方向にレベルシフ
トされる。抵抗80.81はECLの終端(プルダウン
)抵抗である6以上の動作により、パワー設定レベル7
0で設定された記録パワーで、データ人カフ1に対応し
た記録パルスが発生できる。また再生のための再生光レ
ベルを発光させる目的で発光電流82により、再生時に
は記録時よりも弱い゛パワーでレーザ75を発光させて
おく、また抵抗83はパワー設定レベル70の入力が何
らかの原因で開放になってしまった場合に、過電流が流
れるのを防止するための抵抗であり、比較的高い抵抗値
(例えば100にΩ以上)を用いる。
次に、2−7変調の場合について、ピット密度向上の効
果を4値記録を例として説明する。2−7変調とは変調
後のコード語の“1″と1”の間に110”が2個から
7個まで含むことを許す密度比1.5のRLL (ラン
・レングス・リミット)コードである。第7図に変調後
のコード語のパタ−ンを示す、第5図に示した記録パル
ス生成回路により、該コード語100を3ビツトごとに
シリアルデータからパラレルデータに変換される0区切
られたブロックデータ101〜105のそれぞれのブロ
ックには、′1”は最大でも1個しか存在しえない、こ
れは2−7変調の規則から明らがである。各ブロックの
パ1”の位置が先頭にあれが“3”、真中にあれば“2
”、最後にあれば“1”、無ければ“0”とする、第7
図に示した例は4値記録であるため再生するには第2図
の実施例に、もうルベル閾値を付加し、3つの閾値とす
れば良い0以上のようにして、4値化することができる
。4値化されたデータをコード語100と同一のピット
長として表わせば、第7図に示した4値化コ一ド語10
6のようになる。4値化コ一ド語をそのままディスク上
に記録することもできるが、隣接ピットの干渉が懸念さ
れる場合は各4値化ビツトの間に必らず“0”を入れる
ようにした補正4値化コ一ド語107を生成し記録すれ
ば良い、後者の場合でも、元々のコード語100をその
まま記録する場合にくらベピット密度を1.5倍化する
ことができる。
第5図の実施例では、第7図で示したような4値化コ一
ド列106.および補正4値化コ一ド列107の生成回
路は特に無い、該コード列106を生成するには、第5
図の記録データ50とクロック52の転送レートを3倍
に上げてやれば、現行の3ビツト分の時間が4値化コ一
ド語1ピット分になる。この時、レーザドライバ63へ
のデータ入力は該コード語106の1ビツト毎に入力し
てやる必要があるが、この点については1元々の周波数
のクロックをデータ入カフ1として入力すれば対処でき
る。第8図に上記動作のタイムチャートを示す、クロッ
ク110は元々の周波数のクロックでありコード語11
1は該クロック110に対応した転送レートを有する。
ここで第5図のクロック52の代りにクロック110の
3倍周波数のクロック112を、記録データ50の代り
に、クロック112に対応するコード語113を入力す
る。このようにすればROM56〜58へ入力されるラ
ッチ55の出力は、4値化コ一ド語114で与えられる
。該コード語114を、元々のクロック110で記録す
れば、第7図で示した4値化コ一ド語106の記録レー
トでピットを形成させることができる。
以上の実施例により多値記録・再生を実現することが可
能となる。なお本発明の実施に関しては光学系(光学ヘ
ッド)、検出系等は従来の構成でよい、また第4図で示
した記録特性については、多値記録を行なうには、非飽
和領域の記録パワー範囲、すなわちPLとP2の差が大
きい媒体のほうが、特性カーブの傾斜がゆるやかになる
ため、記録パワー設定精度が低くても安定な記録が可能
になる1本発明は、穴あけ型記録膜を用いた光ディスク
以外の例えば光磁気ディスク、相変化型ディスクでも適
用することができる。特に光磁気記録では、反射光量の
直接的な変化で検出する凹凸ピット情報と反射光の偏光
面の変化を検出して再生する磁化ドメイン情報とを光学
的に分離することができるため、ユーザデータ領域内に
凹凸ピットでレベル検出ピットを分散させて配置した場
合の検出が容易である。
光記録の場合、記録特性が記録パワーに対して一般には
非線形であるため、第2図の回路で設定する閾値は等間
隔にならない、この点は伝送路の場合との大きな相異点
と考えられる。
第1図で示した実施例はヘッダー領域2内にレベル検出
信号5を設けており、1セクター内では記録特性が一様
であることを仮定しているが、ユーザデータ領域7に分
散させてレベル検出ピット8を設けておいてもよい、第
9図にレベル検出ピット間にデータピットを記録した場
合の検出方法を示す、第9図においてピット120〜1
23はレベル検出用のピット列であり、記録ピット12
4は該レベル検出用ピット間に多値レベルで記録される
。いまレベル検出ピット120−1123はピット深さ
をレーザ光波長の1/8前後に設定してプリフォーマッ
トしておくことにより線速度方向の光量変化を受ける方
向に光検出蓋を配置し、両者の差をとれば微分信号とし
て検出できる。第9図で信号125は上記の前後差動方
式で検出された前後差動信号である。記録ピット124
を濃淡ピットとして記録すれば、該差動信号125には
ほとんど現れずにレベル検出ピットを分離検出すること
ができる。再生信号126はピットからの反射光量を直
接検出した信号である。レベル検出ピット120〜12
3を検出する方法としては差動信号125を直接上下に
設けたスライスレベルにより2値化しパルス127,1
28を作り、パルス127の立ち上がりでセットし、パ
ルス128の立ち上がりでリセットするブリップフロッ
プを用いれば、レベル検出信号の位置検出を行なうこと
ができる。該検出パルス129により再生信号126の
レベルをサンプルすれば基準レベルを得ることができる
。以下第2図と同様の回路構成により復調できる。また
該検出パルス129を記録再生クロック生成のための位
相基準として用いることにより、セルフクロックのでき
ない変調方式でデータを記録することが可能となる。さ
らに回転制御用のエジコーダ信号としても使用できる。
第9図の場合、データ信号の極性がレベル検出ピット1
20〜123からの信号極性と同方向になっているが、
ピットが形成されると反射1率が高くなり逆極性となる
媒体であっても良い!このようにレベル検出ピットを分
散させて設けておくと、基準レベルのサンプル点が多く
なり、記録膜感度や記録パワー変動の影響を低減させる
ことができる上、レベルクランプも容易となり、交流増
幅器によってもデータパターンの疎密による平均レベル
の変動を抑えることができる。したがってDCフリーな
変調方式でなくても多値記録が可能になる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、予めプリフォーマットされた再生信号
が最大となるレベル検出ピットの値と、未記録領域の値
を基準として複数の閾値を生成することができるので、
安定に多値の記録データを取り扱うことを可能とし、デ
ータのピット密度の向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための光ディスクのフォーマ
ット構成、第2図は複数の閾値により多値情報ピット信
号を再生するための回路例、第3図は、第2図で示した
回路動作を示すタイムチャート、第4図は記録特性、第
5図は多値記録を行なうための記録回路例、第6図はレ
ーザドライバの構成例、第7&ψ」コード語から多値コ
ード語が生成される過程を示す図、第e図は多値記録に
よる高密度化の一方法を示す図である。 1・・・光ディスク、8・・・レベル検出ピット、17
゜24・・・サンプルホールド回路、27.28・・・
コンパレータ、75・・・半導体レーザ。 〆− 第 1  口 ? 禾に銖領域 第 3T2] lI(α) AND出力                 や第 
6 目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ディスク上のヘッダー領域内に、飽和信号レベル
    を与えるピット深さで、かつ該光ディスク上の光スポッ
    ト径に対しても十分な再生信号振幅の得られる径を有す
    る基準ピットを予めプリフォーマットしておき、情報再
    生時には、該基準ピットから得られる信号のピーク値を
    基準レベルとして閾値を設定し、データ信号を量子化す
    ることを特徴とする記録再生方式。 2、特許請求の範囲第1項記載の記録再生方式において
    、記録データピットから得られる再生信号の振幅あるい
    はピーク値が、記録パワー等により変化する非飽和領域
    を用いて多値レベルの記録を行ない、再生時には、予め
    プリフォーマットされた上記基準ピットから得られる信
    号のピーク値を基準レベルとした複数の閾値によりデー
    タ信号を量子化し、多値レベルの識別を行なうことを特
    徴とする記録再生方式。 3、特許請求の範囲第1項、又は第2項記載の記録再生
    方式において、プリフォーマットされる上記基準ピット
    をデータ記録領域内に等間隔で作成しておき、データの
    記録、再生時の基準クロック発生のための位相決めピッ
    トとして用いることを特徴とする記録再生方式。
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