JPS63146017A - コンタクトレンズ用洗浄組成物 - Google Patents

コンタクトレンズ用洗浄組成物

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JPS63146017A
JPS63146017A JP29251386A JP29251386A JPS63146017A JP S63146017 A JPS63146017 A JP S63146017A JP 29251386 A JP29251386 A JP 29251386A JP 29251386 A JP29251386 A JP 29251386A JP S63146017 A JPS63146017 A JP S63146017A
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cleaning
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average grain
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JP29251386A
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Fumiko Nakajima
文子 中島
Hirokatsu Nakajima
中島 浩捷
Minoru Takubo
田久保 穰
Toshio Takahashi
利男 高橋
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Tokyo Contact Lens Research Institute
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Tokyo Contact Lens Research Institute
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は固体粒子を含有するコンタクトレンズ用洗浄組
成物に関する。
[従来の技術] コンタクトレンズは眼に直接装用されるため、眼の分泌
物であるタンパク質、脂¥ll1等がレンズ表面に付着
し、この汚れを除去しないで装用し、でいると、レンズ
表面のぬれ特性、レンズの光学的特性等が損われるばか
りでなく、眼球に対しても損傷を与えることとなる。し
たがって、コンタクトレンズは十分に洗浄して使用する
必要がある。
ポリメチルメタクリレートからなる従来のハードコンタ
クトレンズはその素材が化学的に安定であるため使用し
つる洗浄剤の数も多く、すすぎも容易なため汚れ付着の
問題は比較的少ないが、5年の使用で落ちにくい汚れが
蓄積することもある。
近年、高酸素透過性のレンズが開発され、装用性の改善
が図られているが、一般に該レンズの表面は汚れを強力
に固着させる性質を有するため物理的には汚れを落しに
くく、またこの種のレンズでは各科の素材が用いられて
いるので、その化学的安定性から使用しつる洗浄剤の種
類に制約が多く、とくにこの種のレンズに適した汎用性
の高い洗浄剤が望まれている。
従来、コンタクトレンズの洗浄剤としては界面活性剤あ
るいはタンパク質分解酵素が用いられているが、レンズ
素材によって(ま界面活性剤だけでは洗浄効果が十分で
ないものがあり、またタンパク質分解酵素はタンパク質
以外の汚れに対しては除去効果が低く、作業に時間を要
するという欠点も有している。そこで、汚れを物理的に
除去するために研摩剤を含有させたコンタクトレンズ用
洗浄組成物も提案されている(特開昭56−6215号
公報、特開昭57−192922号公報)。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のrM ff剤を含有させたコンタクトレンズ用洗
浄組成物は、界面活性剤を含む洗浄液に固体である研摩
剤を分散させたものであるが、研l♀剤が洗浄液中に均
一に分散されていないと、商品価値を下げるばかりか、
使い初めの組成と使い終りの組成に差が生じることとな
り、研摩剤の沈澱により使い終りの際に必要以上に研摩
側濃度が高くなり、レンズにキズをつけてしまうことに
なる。そこで、研摩剤の均一分散を目的として従来の研
摩剤入り洗浄組成物には必ず分散剤が使用されている。
分散剤としては、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等のセルロース類、ベントナイト
、モンモリロナイト等のクレー類、食塩と陰イオン系界
面活性剤との組み合せ、ポリ−N−ビニルピロリドン、
ポリビニルアルコール等の水溶性高分子等が知られてい
るが、セルロース系の分散剤は粘着性があり、すすぎが
しにくいという欠点があり、クレー類は天然品であるた
め粒径が不揃いでキズをつけやすい。また、食塩と陰イ
オン系界面活性剤との組合せや、水溶性高分子はpト1
や温度等の条件変動で作用が変化してしまうおそれがあ
り、いずれも分散剤としての作用以外の作用は好ましい
ものではなかった。
本発明は固体粒子を含む洗浄効果のすぐれたコンタクト
レンズ用洗浄組成物を提供するものであるが、とくに従
来用いられていた分散剤を用いなくても固体粒子が均一
に分散され、安定した洗浄効果を奏することのできるこ
の種洗浄組成物を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため鋭意研究を重ねた結果、含有さ
せる固体粒子の粒径及び分布を所定範囲に限定すること
で従来の分散剤を用いることなく均一で安定な固体粒子
含有洗浄組成物を形成しうることを見い出した。
すなわら、本発明のコンタクトレンズ用洗浄組成物は、
界面活性剤を含む洗浄液100部に対し、平均粒径1ミ
クロン未満の固体粒子を′1部〜20部、平均粒径1ミ
クロン〜10ミクロンの固体粒子を01部〜20部含有
させたことを特徴とする。
以下本発明を詳述する。
本発明に用いる固体粒子は、無機質、有機質のいずれの
ものでもよく、無機質の6のとしては、例えばシリカ、
アルミナ、炭酸カルシウム等を用いることができ、有機
質のものとしては、各種石(幾ポリマーを用いることが
できる。この中でもシリカ、アルミナが好ましく、特に
シリカが最も好ましい。本発明においては、洗浄液10
0部に対し、平均粒(事1ミクロン未満の固体粒子を1
部〜20部(好ましくは1部〜5部)、平均粒径1ミク
ロン〜10ミクロンの固体粒子を0,1部〜20部(好
ましくは1部〜10部)含有させる。平均粒t¥!1ミ
クロン未満の固体粒子は上記範囲より少ないと固体粒子
全体の分散効果が少なく、上記範囲より多いと洗浄組成
物全体が固体状に近づくので好ましくない。一方、平均
粒径1ミクロン〜10ミクロンの固体粒子は上記範囲よ
り少ないとコンタクトレンズの研摩洗浄効果が充分でな
く、上記範囲より多いとレンズにキズがつきやすくなる
ので好ましくない。平均粒径によって2つに分類される
一E記固体粒子は同種のものを用いても、異種のものを
用いてもよい。平均粒径1ミクロン〜10ミクロンの固
体粒子は、この笥囲内の異なる平均粒径の固体粒子を組
合せて調製することが好ましく、平均粒径1ミクロン未
満の固体粒子を含めた固体粒子全体の粒径分布をでする
だけ連続的にすることが望ましい。
固体粒子を含有させる洗浄液は界面活性剤を通常1〜5
0重φ%含み、界面活性剤としては非イオン系界面活性
剤、陽イオン系界面活性剤、陰イオン系界面活性剤等各
種の界面活性剤を単独であるいは混合して用いることが
できるが、眼に対する影響が少ない点で非イオン系界面
活性剤を用いることが好ましい。
[作用] コンタクトレンズ用洗浄組成物に固体粒子を含有させた
ものは数少なく、これは従来固体粒子がレンズ表面にキ
ズをつけてしまうと考えられていたからであるが、本発
明に用いる固体粒子は平均粒径が10ミクロン以下の微
粒子であり、レンズの光学的性能を損ねるほどの減摩性
はなく、また万一洗浄後にレンズに残留しても眼に対す
る影響はきわめて少ないものである。本発明において、
平均粒径1ミクロン〜10ミクロンの固体粒子は研摩剤
として作用して物理的洗浄効果を高めるためのらのであ
るが、これにさらに物理的洗浄効果の比較的少ない平均
粒径1ミクロン以下の固体粒子を所定割合で加えると、
分散剤を添加しなくても固体粒子全体の均一分散性が得
られ、したがって安定した洗浄効果を有するコンタク1
〜レンズ用洗浄組成物が19られる。
なお、本発明によれば従来技術では研摩剤を均一分散さ
せるために必要であった分散剤を必要としないが、配合
条件によっては補足的に分散剤を加えてもよいことはも
ちろんである。この場合でも少ない分散剤で済むという
メリットがある。
[実施例] 以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。
洗浄組成物の分散安定性 表1に示す組成で洗浄組成物を調製し、室温で3力月放
置した後の固体粒子の分散安定性を試験した。シリカ微
粉末は日本アエロジル株式会社製「アエロジル」 (商
品名)、徳山曹達株式会社?J「レオロシール」 (商
品名)を用いた。
実施例1及び実施例2は固体粒子の平均粒径分布をでき
るだけ連続的にした場合であり、表1に示す通り共に室
温で3力月間放置しても固体粒子が沈降することなく良
好な安定性を示した。
実施例3は実施例1及び実施例2よりも固体粒子の平均
粒径分布の連続性に劣るものであり、室温で3力月間故
買後に上層にわずかに分離が認められたが、振れば均一
状態となった。
これに対して、平均粒径1ミクロン未満の固体粒子を加
えなかった場合(比較例1)は1V!i間以内に固体粒
子の沈澱が見られ、平均粒径1ミクロン未満の固体粒子
の代わりにセルロース系の増粘剤を配合した場合(比較
例2)はかなりベトベト感があり、洗浄性、すすぎ性が
悪く、2週間以内に固体粒子のはつきりした沈澱が認め
られた。
安定性  ◎・・・非常に良い O・・・良好 ×・・
・芯い洗浄組成物の使用時における特性 表1の実施例1の洗浄組成物を用いて本発明品の使用時
における特性を評価した。この洗浄組成物は、非イオン
系界面活性剤を精製水に溶解し、所定量の固体粒子を加
え、約80℃の温度で15〜20分間?:5′a境痒し
で調製した。
対象レンズは比較的硬質(ビッカース硬度15)の酸素
透過性シロキサニルメタクリレート系ハードコンタクト
レンズ(A)および比較的軟質(ビッカース硬度12)
の同種コンタクトレンズ<8)を用い、下記の項目1〜
3を評価した。結果を表2に示した。
1、キズのつきやすさ 1、手指洗浄 (手順):レンズに洗浄組成物を2〜3滴つけ、手指に
て1分間洗浄 後、流水ですずく。このサイ クルを120回繰り返し、洗浄 前後のレンズ面のキズの入り 具合をニコン実体光学顕微鏡 (接眼×15、対物×10)で観 察する。
(評価)ニー・・・キズなし +・・・キズ入る ■、布洗浄 (手順):磨き布に洗浄組成物を2〜3滴つけ、この磨
き布でレンズ を3分間洗浄する。洗浄前後 のレンズ面のキズの入り具合 をニコン実体光学顕微鏡(接 眼×15、対物×10〉で観察す る。
(評価)ニー・・・キズなし +・・・キズ入る 2、庭き性 1、手指洗浄 (手順):レンズ前面に出荷ネーム用の刻印を彫る。洗
浄組成物を2 〜3PIiつけ、手指にて1分間 洗浄侵、流水ですすぐ。この サイクルを 120回線り返し、 洗浄前後の刻印の減り具合を ニコン実体光学VrI微鏡(接眼 ×15、対物×10ンで観察する。
(評価)ニー・・・変化なし +・・・刻印かうすくなる ■1機械磨き (手順):レンズ加工途中の反目の残ったレンズに洗θ
粗成物を2〜 3滴つけ、−軸研摩別で2分 間研摩する。研摩前後の反目 の状態をニコン実体顕微鏡 (接眼×15、対物×10)で観 察する。
(評価)ニー・・・変化なし +・・・反目がうすくなる 3、洗浄性 (手順):シロキサニルメタクリレート系の酸素透過性
ハードコンタ クトレンズ(B)を約1年間 装用し、汚れが付着して酵素 剤を用いても除去できなかっ たものを手指で洗浄する。
(評価):○・・・3分間の洗浄で汚れが完全除去 ×・・・3分間の洗浄では汚れを 完全に除去できない 表2 [発明の効果] 以上説明した通り本発明は、研摩剤として作用する平均
粒径1ミクロン〜10ミクロンの固体粒子に加えてさら
に平均粒径1ミクロン以下の固体粒子を所定割合で加え
たので分散剤を添加しなくても固体粒子全体の均一分散
性が(りられ、分散剤を添加することに起因する各種問
題点を解決できるとともに、洗浄効果のすぐれたコンタ
クトレンズ用洗浄組成物を提供することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)界面活性剤を含む洗浄液100部に対し、平均粒
    径1ミクロン未満の固体粒子を1部〜20部、平均粒径
    1ミクロン〜10ミクロンの固体粒子を0.1部〜20
    部含有させたことを特徴とするコンタクトレンズ用洗浄
    組成物。
  2. (2)前記固体粒子がシリカである特許請求の範囲第(
    1)項に記載のコンタクトレンズ用洗浄組成物。
  3. (3)前記界面活性剤が非イオン系界面活性剤である特
    許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載のコン
    タクトレンズ用洗浄組成物。
JP29251386A 1986-12-10 1986-12-10 コンタクトレンズ用洗浄組成物 Granted JPS63146017A (ja)

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JPH0228850B2 JPH0228850B2 (ja) 1990-06-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03174510A (ja) * 1989-11-09 1991-07-29 Polymer Technol Corp コンタクトレンズの洗浄材料および洗浄方法
JPWO2013005327A1 (ja) * 2011-07-07 2015-02-23 株式会社長寿乃里 スクラブ石けんの製造方法およびスクラブ石けん

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159721A (ja) * 1984-01-31 1985-08-21 Nippon Contact Lens Seizo Kk コンタクトレンズ用クリ−ナ−

Patent Citations (1)

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