JPS63145407A - 溶融紡糸における繊度斑防止方法及び装置 - Google Patents
溶融紡糸における繊度斑防止方法及び装置Info
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- JPS63145407A JPS63145407A JP28871786A JP28871786A JPS63145407A JP S63145407 A JPS63145407 A JP S63145407A JP 28871786 A JP28871786 A JP 28871786A JP 28871786 A JP28871786 A JP 28871786A JP S63145407 A JPS63145407 A JP S63145407A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶融紡糸において紡糸口金から紡出した直後
の繊条を冷却風で冷却する際、糸揺れや紡糸口金の偏冷
却に起因して特に多繊条の場合に発生し易い繊度斑を大
幅に低減することの出来る溶融紡糸におけ繊度斑防止方
法及び装置に関するものである。
の繊条を冷却風で冷却する際、糸揺れや紡糸口金の偏冷
却に起因して特に多繊条の場合に発生し易い繊度斑を大
幅に低減することの出来る溶融紡糸におけ繊度斑防止方
法及び装置に関するものである。
一般に溶融紡糸は、溶融した原料ポリマーを紡糸口金の
多数のホールから紡出して引張りながら、紡出直後の繊
条群を横切る方向に冷却風を側方から吹き出させ対向側
で吸引して繊条群を冷却して未固化繊条を固化させなが
ら巻き取るのである。
多数のホールから紡出して引張りながら、紡出直後の繊
条群を横切る方向に冷却風を側方から吹き出させ対向側
で吸引して繊条群を冷却して未固化繊条を固化させなが
ら巻き取るのである。
近年、溶融紡糸の生産性向上を計って紡糸口金の一層の
多ホール化や高押出量紡糸が行われるようになってきた
。多ホール化した紡糸口金を使用して本数の増えた繊条
群の冷却を効果的に行うためには、必然的に大量かつ高
速度の冷却風を用いることになり、繊条近傍での風速は
mm〜15m/秒、時には40m/秒に達することもあ
る。このような大量且つ高速の冷却風に触れて紡糸口金
は吹出し側と吸引側とで温度を異にするように偏冷却さ
れがちであり、更に紡糸口金直下近傍では紡出したばか
りの径の大きな多数の繊条に衝突した高速の冷却風に渦
流が発生して糸揺れが甚だしい。このような紡糸口金の
偏冷却と冷却風の渦流とが相乗的に作用する結果、紡出
直後の繊度斑が極めて大きい問題点があった。このこと
は最終製品の繊度斑となるばかりでなく、紡糸工程に引
続いて行われる延伸工程での毛羽、糸切れの発生や糸強
度の低下等を引き起こさせる問題点があった。
多ホール化や高押出量紡糸が行われるようになってきた
。多ホール化した紡糸口金を使用して本数の増えた繊条
群の冷却を効果的に行うためには、必然的に大量かつ高
速度の冷却風を用いることになり、繊条近傍での風速は
mm〜15m/秒、時には40m/秒に達することもあ
る。このような大量且つ高速の冷却風に触れて紡糸口金
は吹出し側と吸引側とで温度を異にするように偏冷却さ
れがちであり、更に紡糸口金直下近傍では紡出したばか
りの径の大きな多数の繊条に衝突した高速の冷却風に渦
流が発生して糸揺れが甚だしい。このような紡糸口金の
偏冷却と冷却風の渦流とが相乗的に作用する結果、紡出
直後の繊度斑が極めて大きい問題点があった。このこと
は最終製品の繊度斑となるばかりでなく、紡糸工程に引
続いて行われる延伸工程での毛羽、糸切れの発生や糸強
度の低下等を引き起こさせる問題点があった。
従来、このような問題点を克服しようとして、紡糸口金
周囲の保温や冷却風吹出し側へのハニカム状11?H1
1ε8:(の取付け(特開昭57−3501号)等が行
われた。
周囲の保温や冷却風吹出し側へのハニカム状11?H1
1ε8:(の取付け(特開昭57−3501号)等が行
われた。
しかしながら、紡糸口金周囲の保温だけでは糸揺れは阻
止し得す、繊度斑も大きくは改善することが出来なかっ
た。また冷却風吹出し側にハニカム状整流器を取り付け
ただけでは、吹き出された直後は整流されている冷却風
も繊条群に至る迄に。
止し得す、繊度斑も大きくは改善することが出来なかっ
た。また冷却風吹出し側にハニカム状整流器を取り付け
ただけでは、吹き出された直後は整流されている冷却風
も繊条群に至る迄に。
或は繊条群を通過する間に乱dεとなり易く、繊度斑の
改善は川だ不充分である問題点があった。
改善は川だ不充分である問題点があった。
本発明の「1的は、上記従来技術の問題点を解決し、紡
糸口金の偏冷却を防止するとともに冷却風を整流状態で
繊条群を通過させることにより糸揺れを阻止して繊度斑
を大幅に減少させ、押出量の増大を可能とさせる溶融紡
糸における繊度斑防止力θ;及び装置を提供することに
ある。
糸口金の偏冷却を防止するとともに冷却風を整流状態で
繊条群を通過させることにより糸揺れを阻止して繊度斑
を大幅に減少させ、押出量の増大を可能とさせる溶融紡
糸における繊度斑防止力θ;及び装置を提供することに
ある。
すなわち本発明の一つは、紡糸口金から溶融したポリマ
ーを紡出した直後の繊条群を横切る方向に冷却風を側方
から吹き出させ対向側で吸引して繊条群を冷却しながら
巻き取るに際し、紡糸口金の外周部分を保温した状態で
長さが30m〜200LII11の整流板を繊条の走行
方向にその長さ方向を沿わせてI Oown〜50nw
nの間隔で平行に少なくとも吸引側に設けて冷却風の整
流を行うことを特徴とする溶融紡糸における繊度斑防止
方法に関するものである。
ーを紡出した直後の繊条群を横切る方向に冷却風を側方
から吹き出させ対向側で吸引して繊条群を冷却しながら
巻き取るに際し、紡糸口金の外周部分を保温した状態で
長さが30m〜200LII11の整流板を繊条の走行
方向にその長さ方向を沿わせてI Oown〜50nw
nの間隔で平行に少なくとも吸引側に設けて冷却風の整
流を行うことを特徴とする溶融紡糸における繊度斑防止
方法に関するものである。
また、本発明の他の一つは、紡糸口金から溶融ポリマー
が紡出された直後の繊条群を横切る方向に側方から吹き
出され対向側で吸引される冷却風を整流するための長さ
が30nm〜200mの整流板がその長さ方向を繊条群
の走行方向に沿わせて1oIII1mm〜50nIIn
の間隔で平行に紡糸口金の外周部分を覆う保温材から成
る保温体の少なくとも吸引側に固定されて成ることを特
徴とする溶融紡糸における繊度斑防止装置に関するもの
である。
が紡出された直後の繊条群を横切る方向に側方から吹き
出され対向側で吸引される冷却風を整流するための長さ
が30nm〜200mの整流板がその長さ方向を繊条群
の走行方向に沿わせて1oIII1mm〜50nIIn
の間隔で平行に紡糸口金の外周部分を覆う保温材から成
る保温体の少なくとも吸引側に固定されて成ることを特
徴とする溶融紡糸における繊度斑防止装置に関するもの
である。
以下、本発明の構成を図面により説明する。
第1図は本発明方法の実施状態の1例を示す側面説明図
、第2図は本発明装置の1倒を一部切除して示す斜視図
、第3図は紡糸口金の1例の斜視IAである。
、第2図は本発明装置の1倒を一部切除して示す斜視図
、第3図は紡糸口金の1例の斜視IAである。
本発明方法は、例えば第3図に示す如き紡糸1コ金4を
使用して第1図に示す如く溶融ポリマーを紡出し、紡出
直後の繊条群5を横切る方向に冷却風6を側方から吹き
出させ対向側で吸引して通過させて冷却しながら引張り
、オイリングローラ7でオイリングしガイドバー8で集
束して巻取機9で巻き取るに際し、紡糸口金4の外周部
分を保温材2′で保温した状態で長さが30mm〜20
0 nwnの整流板3を繊条群5の走行方向に沿わせて
l0nn〜50nnの間で平行に吸引側Δのみか、また
は図例の如く吸引側A及び吹出し側Bの両側に設けて冷
却風6の整流を行うのである。紡糸口金4の外周部分が
既に保温されている場合は、当然ながら整流板3のみを
設ければ良い。この整流板3は、繊条群5に成る可く近
い方が整流効果を高めるので好ましい。整流板3の上記
設置位置、長さ、及び間隔についての技術的意義につい
ては次記する本発明装置についての説明で述べる。
使用して第1図に示す如く溶融ポリマーを紡出し、紡出
直後の繊条群5を横切る方向に冷却風6を側方から吹き
出させ対向側で吸引して通過させて冷却しながら引張り
、オイリングローラ7でオイリングしガイドバー8で集
束して巻取機9で巻き取るに際し、紡糸口金4の外周部
分を保温材2′で保温した状態で長さが30mm〜20
0 nwnの整流板3を繊条群5の走行方向に沿わせて
l0nn〜50nnの間で平行に吸引側Δのみか、また
は図例の如く吸引側A及び吹出し側Bの両側に設けて冷
却風6の整流を行うのである。紡糸口金4の外周部分が
既に保温されている場合は、当然ながら整流板3のみを
設ければ良い。この整流板3は、繊条群5に成る可く近
い方が整流効果を高めるので好ましい。整流板3の上記
設置位置、長さ、及び間隔についての技術的意義につい
ては次記する本発明装置についての説明で述べる。
本発明装置は、本発明方法を実施するのに好適な、紡糸
口金4の外周部分の保温も行うことの出・来る一体化さ
れた繊度斑防止装置である。第2図において1は本発明
に係る繊度斑防止装置であって、保温体2に整流板3が
固定されて成る。保温体2は例えば第3図に縮小して示
す如き紡糸口金4の形状に合致させてホール面4aを残
して冷却風6と接触する外周部分の全面を覆う形状に保
温材2′を使用して形成されており、その厚さは1口金
形状にもよるが、多くの場合LOamm〜20噴が適当
である。また保温材2′の材質としては石綿系成形板、
パーティクルボード、セラミック系ボード。
口金4の外周部分の保温も行うことの出・来る一体化さ
れた繊度斑防止装置である。第2図において1は本発明
に係る繊度斑防止装置であって、保温体2に整流板3が
固定されて成る。保温体2は例えば第3図に縮小して示
す如き紡糸口金4の形状に合致させてホール面4aを残
して冷却風6と接触する外周部分の全面を覆う形状に保
温材2′を使用して形成されており、その厚さは1口金
形状にもよるが、多くの場合LOamm〜20噴が適当
である。また保温材2′の材質としては石綿系成形板、
パーティクルボード、セラミック系ボード。
石綿及びガラス繊維を主体とする成形板2等の耐熱性断
熱材及びその積層板等が好ましい。
熱材及びその積層板等が好ましい。
整流板3は長さQが30m〜200amの薄い金属板。
耐熱性プラスチック板等から成り、保温体2を紡糸口金
4にセットした状態における繊条群5の走行方向に′M
i流板3の長さ方向を沿わせて10nn+〜50膿の間
隔で平行に保温体2の吸引側にのみかまたは吸引側と吹
出し側との両側に固定されている。
4にセットした状態における繊条群5の走行方向に′M
i流板3の長さ方向を沿わせて10nn+〜50膿の間
隔で平行に保温体2の吸引側にのみかまたは吸引側と吹
出し側との両側に固定されている。
通常、冷却風6が通過する上下域は整流板3の長さより
可成り長いから、′41流板3の存在しない下方の部分
でも冷却風6は繊条群5を通過する。整流板3の間隔が
10mmよりも狭いと、整流板3の存在する部分におけ
る冷却風6の通過抵抗が大となり、整流板3の存在しな
い部分との風速差がつきすぎて却って糸揺れを大きくす
るので好ましくない、逆に50mよりも広いと整流効果
が不充分となり、糸揺れ及び繊度斑は減少しないので好
ましくない。
可成り長いから、′41流板3の存在しない下方の部分
でも冷却風6は繊条群5を通過する。整流板3の間隔が
10mmよりも狭いと、整流板3の存在する部分におけ
る冷却風6の通過抵抗が大となり、整流板3の存在しな
い部分との風速差がつきすぎて却って糸揺れを大きくす
るので好ましくない、逆に50mよりも広いと整流効果
が不充分となり、糸揺れ及び繊度斑は減少しないので好
ましくない。
また整流板3の長さQを30mm〜200nnとする理
[10よ、未固化繊条の冷却風6による影響を最も受は
易い位置は、紡糸口金4の直下より約500 an以内
、とりわけ30臘〜200 mにあるからである。また
、整流板3の形状としては、矩形状でも良いが。
[10よ、未固化繊条の冷却風6による影響を最も受は
易い位置は、紡糸口金4の直下より約500 an以内
、とりわけ30臘〜200 mにあるからである。また
、整流板3の形状としては、矩形状でも良いが。
第2図に示す如く紡糸口金4の中心部側の側縁:3aが
基部から先端部に進むに従って紡糸口金4の中心部側か
ら側方に傾斜した形状が、紡出引き出し作業を容易にさ
せると共に整流板3の存在しない部分の境界での風圧の
変化を緩和させる点で好ましい。また、整流板3に並べ
て第2図に示す如く°最外側に両側整流板3の間を埋め
て接続した形状であって整流板3と同様の整流効果を有
する整流端板3′を設けても良い。なお整流板3の幅に
ついては紡糸口金4の大きさによって適宜定めることが
出来る。整流板3の保温体2への固着位置を冷却風6の
少なくとも吸引側とする理由は、渦流は冷却風6が繊条
群5を通過することによって起きるのであるから、冷却
風6が整流板3に向って整流力の影響を強化されなから
繊条群5を通過する方が、その逆に整流力の影響が弱化
しなから繊条群5を通過するよりも遥かに渦流発生防止
効果が大きいからである。更に整流板3が冷却風6の吹
出し側にも設けられていれば整流効果が一層大きいこと
は勿論である。
基部から先端部に進むに従って紡糸口金4の中心部側か
ら側方に傾斜した形状が、紡出引き出し作業を容易にさ
せると共に整流板3の存在しない部分の境界での風圧の
変化を緩和させる点で好ましい。また、整流板3に並べ
て第2図に示す如く°最外側に両側整流板3の間を埋め
て接続した形状であって整流板3と同様の整流効果を有
する整流端板3′を設けても良い。なお整流板3の幅に
ついては紡糸口金4の大きさによって適宜定めることが
出来る。整流板3の保温体2への固着位置を冷却風6の
少なくとも吸引側とする理由は、渦流は冷却風6が繊条
群5を通過することによって起きるのであるから、冷却
風6が整流板3に向って整流力の影響を強化されなから
繊条群5を通過する方が、その逆に整流力の影響が弱化
しなから繊条群5を通過するよりも遥かに渦流発生防止
効果が大きいからである。更に整流板3が冷却風6の吹
出し側にも設けられていれば整流効果が一層大きいこと
は勿論である。
上記の如き本発明装置を使用すれば本発明方法の実施は
容易であり、押出量を増しても繊度斑なく溶融紡糸を行
うことが出来る。
容易であり、押出量を増しても繊度斑なく溶融紡糸を行
うことが出来る。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例mm〜8.比較例mm〜7
延伸工程後の繊度で3d/fに相当する単糸デニール1
0.5d/fを目標としてポリプロピレン未延伸糸を、
第3図に示す如き形状の紡糸口金4 (ホール面4aが
120mm X 180mm 、外周部分の外形が18
0m++X2[iom)を用いて本発明方法(実施例m
m〜8)及び冷却風の整流において本発明方法と異なる
方法(比較例mm〜7)により、下記の条件で紡糸した
。
0.5d/fを目標としてポリプロピレン未延伸糸を、
第3図に示す如き形状の紡糸口金4 (ホール面4aが
120mm X 180mm 、外周部分の外形が18
0m++X2[iom)を用いて本発明方法(実施例m
m〜8)及び冷却風の整流において本発明方法と異なる
方法(比較例mm〜7)により、下記の条件で紡糸した
。
紡糸口金: 孔径0.6圃φ、孔数350ホ一ル溶
融紡糸温度:260℃ 押出量:250〜400 g /分 捲取速度: [112−980m /分実施例に
おいては、厚さ15mの石綿系圧縮成形板から成る保温
体2に第2図に示す如く紡糸口金中心部側の側縁3aが
傾斜した形状の厚さ1.0園、長さQが150amのス
テンレス類の整流板3を40ffOの間隔で冷却風の吸
引側にのみか、吸引側と吹出し側との両側に固定した本
発明装置lを使用した。
融紡糸温度:260℃ 押出量:250〜400 g /分 捲取速度: [112−980m /分実施例に
おいては、厚さ15mの石綿系圧縮成形板から成る保温
体2に第2図に示す如く紡糸口金中心部側の側縁3aが
傾斜した形状の厚さ1.0園、長さQが150amのス
テンレス類の整流板3を40ffOの間隔で冷却風の吸
引側にのみか、吸引側と吹出し側との両側に固定した本
発明装置lを使用した。
一方比較例においては、実施例と同様の保温体に同様の
整流板を冷却風の吹出し側にのみ同様の間隔で固定する
か、または全く固定していないものを使用した。
整流板を冷却風の吹出し側にのみ同様の間隔で固定する
か、または全く固定していないものを使用した。
紡糸においては冷却風の風速を種々変えると共に、実施
例においては押出量が比較例よりも大きい場合について
も実施した。
例においては押出量が比較例よりも大きい場合について
も実施した。
紡糸して得られた未延伸については、繊度を正確に測定
すると共に、繊度斑の代わりに断面斑を下記の方法で測
定し、更に糸強度及び伸度も1llII定した。また紡
糸中の糸揺れ状況や糸揺れによる繊維間融着の発生状況
を観察した。
すると共に、繊度斑の代わりに断面斑を下記の方法で測
定し、更に糸強度及び伸度も1llII定した。また紡
糸中の糸揺れ状況や糸揺れによる繊維間融着の発生状況
を観察した。
断面斑測定方法:
厚さ0.5++aのステンレス製円盤の中央に穿設され
ている直径1 nnφの小孔に未延伸糸を貫通させて満
たし円盤の両側面に沿って切断して観察試料とする。こ
のような観察試料を5個用意し、顕微鏡下で観察し、ま
た顕微鏡写真を撮影する。各試料の写真につきランダム
に20個の直径を実測する。
ている直径1 nnφの小孔に未延伸糸を貫通させて満
たし円盤の両側面に沿って切断して観察試料とする。こ
のような観察試料を5個用意し、顕微鏡下で観察し、ま
た顕微鏡写真を撮影する。各試料の写真につきランダム
に20個の直径を実測する。
そして計100個の平均直径をAとする。100個の直
径のうち大きい方から順に10個とり、その平均値をB
とする。逆に小さい方から順に10個とり、その平均値
をCとする。
径のうち大きい方から順に10個とり、その平均値をB
とする。逆に小さい方から順に10個とり、その平均値
をCとする。
次式により断面斑を算出する。
結果を下表に示す。
以下余白
表から分るように、本発明装置を使用して冷却風を整流
した実施例mm〜8においては、風速を増加しても未延
伸糸の断面層は100%より可成り小さく、繊維間融着
のない状態で400 g /分まで押出量の増加が可能
であった。
した実施例mm〜8においては、風速を増加しても未延
伸糸の断面層は100%より可成り小さく、繊維間融着
のない状態で400 g /分まで押出量の増加が可能
であった。
一方、111m板を全く使用しない比較例mm〜5では
未延伸糸の断面層は120%と多く、風速を増加しても
断面層は減少せず、逆に8.8m/秒以上に増加すると
U&維間融着が発生した。また、′IIi流板を吹出し
側にのみ設けた比較例6,7においても。
未延伸糸の断面層は120%と多く、風速を増加しても
断面層は減少せず、逆に8.8m/秒以上に増加すると
U&維間融着が発生した。また、′IIi流板を吹出し
側にのみ設けた比較例6,7においても。
糸揺れが認められ、かつ、断面層も依然として約110
%と多いものであった。
%と多いものであった。
本発明によれば、紡糸口金の外周部分を保温した状態で
冷却風を整流する整流板を少くとも吸引側に設けること
により、特に多繊条の溶融紡糸に起こり易い渦流の発生
を防止して糸揺れや繊維間融箔を阻止し、繊度斑を大幅
に減少することが出来、更に単位時間当りの押出量を増
加させて生産性の向上に寄与することが可能である。
冷却風を整流する整流板を少くとも吸引側に設けること
により、特に多繊条の溶融紡糸に起こり易い渦流の発生
を防止して糸揺れや繊維間融箔を阻止し、繊度斑を大幅
に減少することが出来、更に単位時間当りの押出量を増
加させて生産性の向上に寄与することが可能である。
第1図は本発明方法の実施状態の1例を示す側面説明図
、第2図は本発明装置の1例を一部切除して示す斜視図
、第3図は紡糸口金の1例の斜視図である。 1・・本発明に係る繊度斑防止装置 2・・保温体 2′・・保温材 3・・整流板 3a・・紡糸口金の中心部側の側縁 3′・・II流端板 4・・紡糸口金 4a・・ホール面 5・・繊条群 6・・冷却風 7・・オイリングローラ 8・・ガイドバー 9・・巻取機 A・・吸引側 B・・吹出し側 第1U′71 @3vJ a
、第2図は本発明装置の1例を一部切除して示す斜視図
、第3図は紡糸口金の1例の斜視図である。 1・・本発明に係る繊度斑防止装置 2・・保温体 2′・・保温材 3・・整流板 3a・・紡糸口金の中心部側の側縁 3′・・II流端板 4・・紡糸口金 4a・・ホール面 5・・繊条群 6・・冷却風 7・・オイリングローラ 8・・ガイドバー 9・・巻取機 A・・吸引側 B・・吹出し側 第1U′71 @3vJ a
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紡糸口金から溶融したポリマーを紡出した直後の繊
条群を横切る方向に冷却風を側方から吹き出させ対向側
で吸引して繊条群を冷却しながら巻き取るに際し、紡糸
口金の外周部分を保温した状態で長さが30mm〜20
0mmの整流板を繊条の走行方向にその長さ方向を沿わ
せて10mm〜50mmの間隔で平行に少なくとも吸引
側に設けて冷却風の整流を行うことを特徴とする溶融紡
糸における繊度斑防止方法。 2 紡糸口金から溶融ポリマーが紡出された直後の繊条
群を横切る方向に側方から吹き出され対向側で吸引され
る冷却風を整流するための長さが30mm〜200mm
の整流板がその長さ方向を繊条群の走行方向に沿わせて
10mm〜50mmの間隔で平行に紡糸口金の外周部分
を覆う保温材から成る保温体の少なくとも吸引側に固定
されて成ることを特徴とする溶融紡糸における繊度斑防
止装置。 3 整流板が保温体の吹出し側にも固定されている特許
請求の範囲第第2項に記載の溶融紡糸における繊度斑防
止装置。 4 整流板の紡糸口金の中心部側の側縁が保温体への固
定部から先端部に進むに従つて紡糸口金の中心部側から
側方に傾斜している特許請求の範囲第2項または第3項
に記載の溶融紡糸における繊度斑防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28871786A JPH0826482B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 溶融紡糸における繊度斑防止方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28871786A JPH0826482B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 溶融紡糸における繊度斑防止方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145407A true JPS63145407A (ja) | 1988-06-17 |
JPH0826482B2 JPH0826482B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=17733772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28871786A Expired - Lifetime JPH0826482B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 溶融紡糸における繊度斑防止方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826482B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003049325A (ja) * | 2001-08-01 | 2003-02-21 | Teijin Ltd | ポリトリメチレンテレフタレート繊維の製造方法 |
WO2021255971A1 (ja) * | 2020-06-17 | 2021-12-23 | 日本フイルコン株式会社 | 整流部材 |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP28871786A patent/JPH0826482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003049325A (ja) * | 2001-08-01 | 2003-02-21 | Teijin Ltd | ポリトリメチレンテレフタレート繊維の製造方法 |
WO2021255971A1 (ja) * | 2020-06-17 | 2021-12-23 | 日本フイルコン株式会社 | 整流部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0826482B2 (ja) | 1996-03-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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