JPS63145181A - 傾斜地走行用台車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は自動車の分野に関し、主として傾斜地走行に
適した膏体機械の台車として利用される。

（従来の技術］ 従来から開発されている傾斜地走行用の自動車はキャタ
ピラ式のものであるため走行時の転向性能が悪く、伐根
や起伏の多い傾斜地では転向に手間取り、しかも用心の
安定制劇においては左右の各走行輪ごとに前後にわたり
所要長さで変動するため、横転に対する安全性は十分に
確保できるが、作業台の水平維持が困難であり、実用性
が乏しいものであった。

（発明が解決しようとする問題点ン この発明は上記事情に鑑み、傾斜地（最大斜文５０　）
を走行しつつ該傾斜に対応して基台を自動的に略水平に
保持し、しかも基台の転回が迅速なる傾斜地走行用台車
の提供をその技術的課題とするものである。

（問題点を解決するための手段λ この発明は上記課題を解決すべく、基台の下面４ケ所に
レベルセンサのスイッチ機構を介して独立に昇降する脚
を垂下し、各脚には走行停止自在な駆動輪を装着すると
共に走行方向に対して前値の各左右脚ごとに車輪をそれ
ぞれ同時に直進走行軸を中心に左右に各９０°伝向自在
にして成るものである。ここに、レベルセンサのスイッ
チ機構とは各脚の軸心を結ぶ対角線上にレベルセンサを
配列するものから進行方向及び佃行方向に直交する方向
に配列するものまでをも含む。

（作　用） 上記構成によれば各駆両輪が進行方向を最大直角に転向
できるので障害物に対しての対応が迅速となり、しかも
４輪独立して昇降自在に伸縮されると共に接地面が円弧
状であるから台車の水平維持が簡易となる。

（実施例） この発明を実施例（膏体機懺］により具体的に説明する
と、第１図、第２図に示すようにこの発明に係る傾斜地
走行用台車ａ（以下、単に台車ａとする。）には下期、
除伐用の作業機すが塔載され（その他、パワーショベル
、バックホー、々レーン等の各種の作業機が塔載され得
ることはもちろんである。）該台車ａの下面４ケ所には
脚１．２．３．４が配設され、各脚は第６図に示すよう
に２本の油圧シリンダー５のロッド６に案内盤７を介し
て昇降自在に環１ヒされ、各脚の上部に立設。

された中空軸８の中央部にはスプライン軸９が内設され
、スプライン軸９の下端に係止したベベルギヤ１０は水
平軸１１の一端に係止したベベルギヤ１２に係合し、該
水平軸１１の他端に係止したスプロケット１６を介して
車軸１４に一体のスフロケット１５を回動し、１２輪１
６が駆動される。

又、脚上部の中空軸８をまスプロケット１７を一体にし
た回動呵ｒ１８にスベリキーを介して直伝力伝達自在に
かつ上下に摺動自在に係合しているので車輪１６の走行
方向を基準の進行方向（直進走行１１１１１）を中心に
最大左右に９０　転向できろものである。すなわち、第
４図に示すように基心となる１ｔ＋４行方向の前方或い
は後方の左右の脚において、それぞれの回動軸１８に一
体のスプロケット１７にはチェーン１９をエンドレスに
かけｇし、チェーン１９の一部をシリンダー２０に係止
し、Ｅ石のロッド２１を固定してシリンダー２０を所要
に摺動させることにより、所要ストロークだ番プチェー
ン１９を往復動させて左右のスプロケット１７を同時に
所定の角度だけ回動Ｌ／　、車輪１６を所要に転回させ
るものである。このとき、油圧シリンダー５のロッド６
の先端は１１４１のよσｎに係止した案内盤７のリング
４２２に案内される。前記スプライン軸９の上部で該ス
プライン軸９と噛み合う中空＠２３は台枠に回動自在に
軸支され、その上端にスプロケット２４を一体にし、該
スプロケット２４はそれぞれ第５図に示すように油圧モ
ーター２５の駆動源により差動歯車機構２６を介して駆
動される。

次に各ｌｔＩ！１１．２．３．４を昇降する油圧シリン
ダー５は第７図に示すような油圧回路に配列されて油圧
源によって駆動され、第６図に示すように各脚の対角線
上にその軸心を一致させてクロスに配列したレベルセン
サ２７によって制御されるもので、脚１１Ｑ！ｌへ傾い
た場合はスイッチ０１が入ってｆ４７図の油圧シリンダ
ー系０が操作されてロッド６を隆下し、脚１を伸陽して
水平維持を図る〇以下、脚の対角線方向に傾く場合は前
記の要領で卵（御されるが、このほか例えば脚１と脚５
を含む方向へ傾いた場合はスイッチ０１　とスイッチＣ
３が作用することになるので、この場合は脚１と脚３を
支持する油圧シリンダーＡｏ、Ｑを操作し、脚３と叫４
側へ傾いた場合は同様に脚６と脚４を支持する油圧シリ
ンダー系Ｑ％Ｂを操作して脚３．４を伸長し、水平維持
を図ることになる。同様に脚１．２側或いは脚２．４側
へ傾いた場合もそれぞれスイッチ０１．０２或いはスイ
ッチＣ２、Ｃ４が作用し、前記した要領で自動的に水平
制御される。

なお、水平維持においては、傾き沈下側の口・シトロを
伸長させて修正するだけでなく、沈下側のロッド６を伸
長すると同時に反対側の上傾側ロッド６を引き込んで制
御することもできる。

このようにして成る台車ａは前述のとおり、主として下
期、除伐、植穴掘等の作業をする背体機械として利用さ
れ、しかもリモートコントロールで運転されるもので、
最大斜度３０　種変の林地を走行する場合でも山肌の起
伏に追従して脚を伸鏝、引込み制御して里心の安定を確
保し、かつ、迅速に走行方向を転回することができるの
で伐根や突起物等の障害に影響されろことなく作業する
ことができる。このほか、台車ａにパワーショベルとか
バックホー等の作Ｑ　ｌ’Ｊを塔載することにより建設
機械としても利用され得るものである。

（発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、傾斜地における傾斜角
変に対応する重心移動が簡易迅速であるので安全走行が
維持され、しかも走行方向の転向性能が高いので、伐根
や落差の大きい起伏等の障害を迅速に回避できるので傾
斜林地における下期、除伐、植穴掘等の前体作業用の台
車としては極めて実用的である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を利用した背体機械の一側面図、第２
図は第１図の平面図、第３図は脚の要部を示す縦断面図
、第４図は左右の脚の転向操作の機構説明図、第５図は
車輪の走行駆動系統図、第６図はレベルセンサのスイッ
チ機構図、第７図は脚昇降用油圧回路図である。 図中、１，２．３．４は脚、５は油圧シリンダー、６．
２１はロッド、７は案内盤、８．２３は中空軸、９はス
プライン軸、１０．１２はベベルギヤ、１１は水平用、
１３．１５．１７．２４はスプロケット、１４は車軸、
１６は車輪、１８は回動軸、１９はチェーン、２０はシ
リンダー、２２はリング虜、２５は油圧モーター、２６
は差動歯車４’ｌｆ１．２７はレベルセンサ。 ａは傾斜地走行用台車、ｂは作業機、０、ＰｌＱ、Ｒは
油圧シリンダー系、Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４はスイッチ
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基台の下面４ヶ所にレベルセンサのスイッチ機構を介し
   て独立に昇降する脚を垂下し、各脚には走行停止自在な
   駆動輪を装着すると共に走行方向に対して前後の各左右
   脚ごとに車輪をそれぞれ同時に直進走行軸を中心に左右
   に各９０°転向自在にして成る傾斜地走行用台車。