JPS6314487Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314487Y2 JPS6314487Y2 JP1981161348U JP16134881U JPS6314487Y2 JP S6314487 Y2 JPS6314487 Y2 JP S6314487Y2 JP 1981161348 U JP1981161348 U JP 1981161348U JP 16134881 U JP16134881 U JP 16134881U JP S6314487 Y2 JPS6314487 Y2 JP S6314487Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- circuit
- oscillation
- oscillation circuit
- voltage
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- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 32
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 14
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 claims description 2
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 claims description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、発振回路に係り、特に通信機等にお
ける高次オーバートーン水晶発振回路の周波数安
定化に関するものである。
ける高次オーバートーン水晶発振回路の周波数安
定化に関するものである。
従来、この種の発振回路は、第1図に示すよう
に、水晶発振回路1と、この水晶発振回路1から
の発振出力を所定のレベルに増幅するとともに負
荷変動による周波数変動を抑える緩衝増幅回路2
及び定電圧回路3により構成され、電源電圧変動
及び負荷変動による発振周波数の変動や出力の変
動を少なくするため、前記水晶発振回路1及び緩
衝増幅回路2のそれぞれに定電圧回路からの電圧
を供給している。そのため、部品点数が多くな
り、コスト高になる欠点があつた。
に、水晶発振回路1と、この水晶発振回路1から
の発振出力を所定のレベルに増幅するとともに負
荷変動による周波数変動を抑える緩衝増幅回路2
及び定電圧回路3により構成され、電源電圧変動
及び負荷変動による発振周波数の変動や出力の変
動を少なくするため、前記水晶発振回路1及び緩
衝増幅回路2のそれぞれに定電圧回路からの電圧
を供給している。そのため、部品点数が多くな
り、コスト高になる欠点があつた。
本考案は、上記した従来の欠点に鑑みなされた
もので、その目的は、従来回路における緩衝増幅
回路2のトランジスタを定電圧回路3のトランジ
スタと兼用させて、水晶発振回路1に加える電圧
を該トランジスタを介して行うことにより、回路
構成を簡略化した安定化発振回路を提供すること
にある。
もので、その目的は、従来回路における緩衝増幅
回路2のトランジスタを定電圧回路3のトランジ
スタと兼用させて、水晶発振回路1に加える電圧
を該トランジスタを介して行うことにより、回路
構成を簡略化した安定化発振回路を提供すること
にある。
以下、本考案の一実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
第2図は本考案に係る安定化発振回路の実施例
図で、図において、4は発振トランジスタで、こ
の発振トランジスタ4と、水晶発振子Qと、コイ
ルL1,L2と、コンデンサC1,C2とによりコルピ
ツツ型水晶発振回路が構成されている。なお、
L3は水晶発振子Qの並列容量をキヤンセルする
ためのコイルである。5は緩衝増幅回路の増幅動
作と定電圧動作の定電圧動作とを兼用したトラン
ジスタで、そのエミツタは前記水晶発振回路の
L2,C7からなるタンク回路のコイルL2に結合コ
ンデンサC3を介して接続され、また、コレクタ
は出力トランス6の1次側コイルを介して電源に
接続されている。一方、トランジスタ5のベース
には、抵抗R1を介してツエナーダイオード7が
接続されており、また、その抵抗R1がツエナー
ダイオード7の接続点は抵抗R2を介して電源に
接続されている。ここで、抵抗R1はツエナーダ
イオード7から発生するノイズによるトランジス
タ5のS/N比劣化を防止するために接続されて
おり、抵抗R2はツエナーダイオード7に流れる
電流を決定する抵抗として用いられている。な
お、C4は出力トランス6の1次側コイルとタン
ク回路を構成するコンデンサ。C5,C6,C8はそ
れぞれバイパスコンデンサ。C9はコイルL1への
直流阻止用コンデンサ。R3は発振トランジスタ
4への電圧供給用抵抗であるとともに、発振トラ
ンジスタ4の出力インピーダンスとトランジスタ
5の入力インピーダンスとのインピーダンスマツ
チングをも兼ねている抵抗。また、R4,R5,R6
は発振トランジスタ4のベース電圧を設定する抵
抗である。
図で、図において、4は発振トランジスタで、こ
の発振トランジスタ4と、水晶発振子Qと、コイ
ルL1,L2と、コンデンサC1,C2とによりコルピ
ツツ型水晶発振回路が構成されている。なお、
L3は水晶発振子Qの並列容量をキヤンセルする
ためのコイルである。5は緩衝増幅回路の増幅動
作と定電圧動作の定電圧動作とを兼用したトラン
ジスタで、そのエミツタは前記水晶発振回路の
L2,C7からなるタンク回路のコイルL2に結合コ
ンデンサC3を介して接続され、また、コレクタ
は出力トランス6の1次側コイルを介して電源に
接続されている。一方、トランジスタ5のベース
には、抵抗R1を介してツエナーダイオード7が
接続されており、また、その抵抗R1がツエナー
ダイオード7の接続点は抵抗R2を介して電源に
接続されている。ここで、抵抗R1はツエナーダ
イオード7から発生するノイズによるトランジス
タ5のS/N比劣化を防止するために接続されて
おり、抵抗R2はツエナーダイオード7に流れる
電流を決定する抵抗として用いられている。な
お、C4は出力トランス6の1次側コイルとタン
ク回路を構成するコンデンサ。C5,C6,C8はそ
れぞれバイパスコンデンサ。C9はコイルL1への
直流阻止用コンデンサ。R3は発振トランジスタ
4への電圧供給用抵抗であるとともに、発振トラ
ンジスタ4の出力インピーダンスとトランジスタ
5の入力インピーダンスとのインピーダンスマツ
チングをも兼ねている抵抗。また、R4,R5,R6
は発振トランジスタ4のベース電圧を設定する抵
抗である。
本考案の安定化発振回路は、上記の構成となつ
ているので、電源電圧変動及び負荷変動に対して
次のように作動する。
ているので、電源電圧変動及び負荷変動に対して
次のように作動する。
即ち、電源電圧変動に対してはツエナーダイオ
ード7のツエナー電圧によりトランジスタ5のベ
ース電圧がほぼ一定に保たれるので、トランジス
タ5のエミツタ電圧(発振トランジスタ4に供給
される電圧)もほぼ一定に保たれ、発振周波数の
変動を極めて小さく抑えることができる。又、負
荷変動に対しては、トランジスタ5を含む緩衝増
幅回路2が、水晶発振回路1に対してバツフアー
の役目をするので、これまた発振周波数の変動を
極めて小さく抑えることができる。
ード7のツエナー電圧によりトランジスタ5のベ
ース電圧がほぼ一定に保たれるので、トランジス
タ5のエミツタ電圧(発振トランジスタ4に供給
される電圧)もほぼ一定に保たれ、発振周波数の
変動を極めて小さく抑えることができる。又、負
荷変動に対しては、トランジスタ5を含む緩衝増
幅回路2が、水晶発振回路1に対してバツフアー
の役目をするので、これまた発振周波数の変動を
極めて小さく抑えることができる。
前記電源電圧変動について、本考案を実施した
ところによれば、電源電圧を6Vから5Vに1V変動
させたときの発振周波数変動は1〜1.5PPMであ
つた。これに対してトランジスタ5に定電圧作用
をさせなかつた場合、上記と同様に電源電圧を
6Vから5Vに変動させたときの発振周波数変動は
10PPM以上であつた。
ところによれば、電源電圧を6Vから5Vに1V変動
させたときの発振周波数変動は1〜1.5PPMであ
つた。これに対してトランジスタ5に定電圧作用
をさせなかつた場合、上記と同様に電源電圧を
6Vから5Vに変動させたときの発振周波数変動は
10PPM以上であつた。
上記した実施例の説明から明らかなように、本
考案によれば、緩衝増幅用トランジスタと定電圧
用トランジスタを1個のトランジスタで兼用した
ため、部品点数の少ない簡単な構成で、電源電圧
変動及び負荷変動に対して周波数変動の少ない水
晶発振回路を得ることができ、量産機種に用いて
顕著な効果を得ることができる。
考案によれば、緩衝増幅用トランジスタと定電圧
用トランジスタを1個のトランジスタで兼用した
ため、部品点数の少ない簡単な構成で、電源電圧
変動及び負荷変動に対して周波数変動の少ない水
晶発振回路を得ることができ、量産機種に用いて
顕著な効果を得ることができる。
第1図は従来例を示したブロツクダイアグラ
ム、第2図は本考案の一実施例を示した回路図で
ある。 図中、4は発振トランジスタ、5は緩衝増幅用
兼定電圧用トランジスタ、7はツエナーダイオー
ドである。
ム、第2図は本考案の一実施例を示した回路図で
ある。 図中、4は発振トランジスタ、5は緩衝増幅用
兼定電圧用トランジスタ、7はツエナーダイオー
ドである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水晶発振回路を備え、該水晶発振回路の出力
を結合コンデンサを介して緩衝増幅回路及び定
電圧回路兼用のトランジスタのエミツタに接続
し、該トランジスタのコレクタを出力トランス
の1次側コイルを介して電源に接続するととも
に、該トランジスタのベース・アース間に電圧
安定用のツエナーダイオードを接続したことを
特徴とする安定化発振回路。 (2) 実用新案登録請求の範囲1において、前記ツ
エナーダイオードは抵抗を介して前記トランジ
スタのベースに接続されていることを特徴とす
る安定化発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16134881U JPS5866709U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 安定化発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16134881U JPS5866709U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 安定化発振回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5866709U JPS5866709U (ja) | 1983-05-06 |
JPS6314487Y2 true JPS6314487Y2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=29953719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16134881U Granted JPS5866709U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 安定化発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5866709U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4935909A (en) * | 1986-12-10 | 1990-06-19 | Emhart Industries Inc. | Piezoelectric signaling device |
JP5774934B2 (ja) * | 2011-07-29 | 2015-09-09 | 京セラクリスタルデバイス株式会社 | 発振器、半導体部品及び電子機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5176951A (en) * | 1974-09-20 | 1976-07-03 | Centre Electron Horloger | Konpurimentari mos toranjisutahatsushinki |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP16134881U patent/JPS5866709U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5176951A (en) * | 1974-09-20 | 1976-07-03 | Centre Electron Horloger | Konpurimentari mos toranjisutahatsushinki |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5866709U (ja) | 1983-05-06 |
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