JPS6314435Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314435Y2 JPS6314435Y2 JP13719183U JP13719183U JPS6314435Y2 JP S6314435 Y2 JPS6314435 Y2 JP S6314435Y2 JP 13719183 U JP13719183 U JP 13719183U JP 13719183 U JP13719183 U JP 13719183U JP S6314435 Y2 JPS6314435 Y2 JP S6314435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal piece
- cutting
- capacitor
- weak point
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防爆形コンデンサに内蔵して用いるコ
ンデンサの保護装置に関する。
ンデンサの保護装置に関する。
一般に蒸着電極形コンデンサは箔電極形コンデ
ンサと異なり絶縁破壊してもヒユーズやNFBを
動作させるだけの短絡電流が流れないことが多
い。そのため絶縁破壊に起因する爆発を防止する
手段としてガス圧によつて生ずるケースの膨張を
利用しコンデンサに内蔵した保護装置を構成する
金属片を切断し、それによつて電源を遮断するよ
うにしている。一般に従来から採用されているこ
の種コンデンサの保護装置は第１図に示すように
一端に取付金具１を取着した一対の絶縁支持板２
間に弱点部３を設けた金属片４を接続したものか
ら構成している。しかして該コンデンサの保護装
置は第２図に示すようにコンデンサ素子５を収納
したケース胴体６の開口部近傍に配設し、前記コ
ンデンサ素子６から導出した引出リード線７を前
記金属片４の一端に接続し、該金属片４の他端を
リード線８を介してケース上蓋９に固着した外部
端子１０に接続した防爆形コンデンサの一構成部
品として用いている。しかしながら上記構成にな
る保護装置は切断強度は比較的弱くケース胴体の
膨張で充分切断できるが、切断後金属片４切断間
距離が比較的短く特に高電圧用の場合再点弧また
は再接触する危険性をもつている。すなわちこれ
らコンデンサの異常は一般に発熱をともなつてお
り金属片４が切断するときは内部温度が高い場合
が多くこのような状態で動作したものは温度の低
下によつてケースの変位が小さくなつて再点弧ま
たは再接触したり、あるいは発熱をともなわない
場合でも発生したガスが徐々に油に吸収されケー
スの変位が小さくなつて再点弧または再接触する
ものである。
ンサと異なり絶縁破壊してもヒユーズやNFBを
動作させるだけの短絡電流が流れないことが多
い。そのため絶縁破壊に起因する爆発を防止する
手段としてガス圧によつて生ずるケースの膨張を
利用しコンデンサに内蔵した保護装置を構成する
金属片を切断し、それによつて電源を遮断するよ
うにしている。一般に従来から採用されているこ
の種コンデンサの保護装置は第１図に示すように
一端に取付金具１を取着した一対の絶縁支持板２
間に弱点部３を設けた金属片４を接続したものか
ら構成している。しかして該コンデンサの保護装
置は第２図に示すようにコンデンサ素子５を収納
したケース胴体６の開口部近傍に配設し、前記コ
ンデンサ素子６から導出した引出リード線７を前
記金属片４の一端に接続し、該金属片４の他端を
リード線８を介してケース上蓋９に固着した外部
端子１０に接続した防爆形コンデンサの一構成部
品として用いている。しかしながら上記構成にな
る保護装置は切断強度は比較的弱くケース胴体の
膨張で充分切断できるが、切断後金属片４切断間
距離が比較的短く特に高電圧用の場合再点弧また
は再接触する危険性をもつている。すなわちこれ
らコンデンサの異常は一般に発熱をともなつてお
り金属片４が切断するときは内部温度が高い場合
が多くこのような状態で動作したものは温度の低
下によつてケースの変位が小さくなつて再点弧ま
たは再接触したり、あるいは発熱をともなわない
場合でも発生したガスが徐々に油に吸収されケー
スの変位が小さくなつて再点弧または再接触する
ものである。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので一対
の絶縁支持板間に接続する切断用弱点部を設けた
金属片に両側面からそれぞれ太さの異なる絶縁チ
ユーブを被覆し、前記切断用弱点部を含む近傍を
重合部構造とすることによつて金属片切断後再点
弧および再接触を確実に防止できるコンデンサの
保護装置を提供することを目的とするものであ
る。
の絶縁支持板間に接続する切断用弱点部を設けた
金属片に両側面からそれぞれ太さの異なる絶縁チ
ユーブを被覆し、前記切断用弱点部を含む近傍を
重合部構造とすることによつて金属片切断後再点
弧および再接触を確実に防止できるコンデンサの
保護装置を提供することを目的とするものであ
る。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。すなわち第３図および第４図に示すよう
に一端に取付金具１１を取着した一対の絶縁支持
板１２間に第５図に示すように切断用弱点部１３
を設けた銅または黄銅からなる金属片１４を固定
する際第６図および第７図に示すように該金属片
１４にそれぞれ太さの異なるプラスチツクフイル
ムまたは絶縁紙からなる絶縁チユーブ１５，１６
を両側面から被覆し、前記金属片１４の切断用弱
点部１３を含む近傍を前記絶縁チユーブ１５およ
び１６で重合被覆し重合部とし、該絶縁チユーブ
１５，１６の端部を前記金属片１４端部とそれぞ
れいつしよに固定するように構成してなるもので
ある。図中１７は固定用リベツトである。しかし
てこのように構成してなるコンデンサの保護装置
は金属片１４がそれぞれ太さの異なる絶縁チユー
ブ１５，１６で該絶縁チユーブ１５，１６の一方
端が固定された状態で覆われ、しかも前記金属片
１４に設けた切断用弱点部１３を含む近傍が前記
絶縁チユーブ１５および１６で重合被覆となるよ
うにしているため金属片１４に引張り力が加わり
該金属片１４が引張力に耐え得ず切断用弱点部１
３から切断した場合第８図に示すように金属片１
４の切断部１８は絶縁チユーブ１５，１６でそれ
ぞれ完全に包み込まれた状態になる。したがつて
金属片１４の切断距離自体が短い場合はもとより
動作後ケースの変位が小さくなつて切断距離が短
くなつたとしても再点弧または再接触の危険性は
完全に解消され高電圧の分野においても何ら問題
なく使用分野を大幅に拡大できるすぐれた利点を
有する。なお金属片に設ける切断用弱点部として
上記実施例では切り込み部形状のものを例示して
説明したが第９図に示すように溝状薄肉部からな
る切断用弱点部１９とした金属片２０を用いても
よい。
明する。すなわち第３図および第４図に示すよう
に一端に取付金具１１を取着した一対の絶縁支持
板１２間に第５図に示すように切断用弱点部１３
を設けた銅または黄銅からなる金属片１４を固定
する際第６図および第７図に示すように該金属片
１４にそれぞれ太さの異なるプラスチツクフイル
ムまたは絶縁紙からなる絶縁チユーブ１５，１６
を両側面から被覆し、前記金属片１４の切断用弱
点部１３を含む近傍を前記絶縁チユーブ１５およ
び１６で重合被覆し重合部とし、該絶縁チユーブ
１５，１６の端部を前記金属片１４端部とそれぞ
れいつしよに固定するように構成してなるもので
ある。図中１７は固定用リベツトである。しかし
てこのように構成してなるコンデンサの保護装置
は金属片１４がそれぞれ太さの異なる絶縁チユー
ブ１５，１６で該絶縁チユーブ１５，１６の一方
端が固定された状態で覆われ、しかも前記金属片
１４に設けた切断用弱点部１３を含む近傍が前記
絶縁チユーブ１５および１６で重合被覆となるよ
うにしているため金属片１４に引張り力が加わり
該金属片１４が引張力に耐え得ず切断用弱点部１
３から切断した場合第８図に示すように金属片１
４の切断部１８は絶縁チユーブ１５，１６でそれ
ぞれ完全に包み込まれた状態になる。したがつて
金属片１４の切断距離自体が短い場合はもとより
動作後ケースの変位が小さくなつて切断距離が短
くなつたとしても再点弧または再接触の危険性は
完全に解消され高電圧の分野においても何ら問題
なく使用分野を大幅に拡大できるすぐれた利点を
有する。なお金属片に設ける切断用弱点部として
上記実施例では切り込み部形状のものを例示して
説明したが第９図に示すように溝状薄肉部からな
る切断用弱点部１９とした金属片２０を用いても
よい。
以上述べたように本考案によれば一対の絶縁支
持板間に接続固定する金属片に重合部を設けてそ
れぞれ太さの異なる絶縁チユーブを被覆した構造
とすることによつて金属片切断後金属片切断間の
再点弧および再接触を確実に防止できる特に高電
圧用で効果の高いコンデンサの保護装置を提供す
ることができる。
持板間に接続固定する金属片に重合部を設けてそ
れぞれ太さの異なる絶縁チユーブを被覆した構造
とすることによつて金属片切断後金属片切断間の
再点弧および再接触を確実に防止できる特に高電
圧用で効果の高いコンデンサの保護装置を提供す
ることができる。
第１図および第２図は従来例に係り第１図はコ
ンデンサの保護装置を示す斜視図、第２図は第１
図に示す保護装置を内蔵したコンデンサを示す断
面図、第３図〜第８図は本考案の一実施例に係り
第３図はコンデンサの保護装置を示す平面図、第
４図はコンデンサの保護装置を示す断面図、第５
図は保護装置を構成する金属片を示す斜視図、第
６図は金属片に絶縁チユーブを被覆した状態を示
す斜視図、第７図は第６図Ａ−Ａ拡大断面図、第
８図は動作後の保護装置の一部切欠拡大断面図、
第９図はコンデンサの保護装置を構成する他の実
施例に係る金属片を示す斜視図である。 １１……取付金具、１２……絶縁支持板、１
３，１９……切断用弱点部、１４，２０……金属
片、１５，１６……絶縁チユーブ。
ンデンサの保護装置を示す斜視図、第２図は第１
図に示す保護装置を内蔵したコンデンサを示す断
面図、第３図〜第８図は本考案の一実施例に係り
第３図はコンデンサの保護装置を示す平面図、第
４図はコンデンサの保護装置を示す断面図、第５
図は保護装置を構成する金属片を示す斜視図、第
６図は金属片に絶縁チユーブを被覆した状態を示
す斜視図、第７図は第６図Ａ−Ａ拡大断面図、第
８図は動作後の保護装置の一部切欠拡大断面図、
第９図はコンデンサの保護装置を構成する他の実
施例に係る金属片を示す斜視図である。 １１……取付金具、１２……絶縁支持板、１
３，１９……切断用弱点部、１４，２０……金属
片、１５，１６……絶縁チユーブ。
Claims (1)
- 一対の取付金具と、該取付金具間に間隔を設け
取付けた一対の絶縁支持板と、該絶縁支持板間に
固定した切断用弱点部を設けた金属片と、該金属
片に一部重合部として被覆したそれぞれ太さの異
なる絶縁チユーブとを具備し、前記一部重合部が
前記金属片の切断用弱点部を含む近傍に位置した
ことを特徴とするコンデンサの保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13719183U JPS6045424U (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | コンデンサの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13719183U JPS6045424U (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | コンデンサの保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6045424U JPS6045424U (ja) | 1985-03-30 |
| JPS6314435Y2 true JPS6314435Y2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=30308229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13719183U Granted JPS6045424U (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | コンデンサの保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045424U (ja) |
-
1983
- 1983-09-03 JP JP13719183U patent/JPS6045424U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6045424U (ja) | 1985-03-30 |
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