JPS6314400Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314400Y2 JPS6314400Y2 JP11316381U JP11316381U JPS6314400Y2 JP S6314400 Y2 JPS6314400 Y2 JP S6314400Y2 JP 11316381 U JP11316381 U JP 11316381U JP 11316381 U JP11316381 U JP 11316381U JP S6314400 Y2 JPS6314400 Y2 JP S6314400Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- low
- discharge lamp
- pressure discharge
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は蛍光ランプなどの低圧放電ランプを用
いた低圧放電灯装置に関する。
いた低圧放電灯装置に関する。
一般に蛍光ランプなどの低圧放電ランプにおい
て、発光に寄与するのは陽光柱部分であり、この
種の低圧放電ランプのランプ光束やランプ効率は
全ランプ電圧に対する陽光柱電圧の比で決まるこ
とになる。ところで全ランプ電圧から陽光柱電圧
を引いた電極電圧は管長、管径、封入ガスにあま
り影響されずほぼ一定であるので、低圧放電ラン
プの管長を短かくする必要がある場合、全ランプ
電圧に対する陽光柱電圧の比が小さくなりランプ
光束が減少し、ランプ効率も悪くなるという不都
合がある。
て、発光に寄与するのは陽光柱部分であり、この
種の低圧放電ランプのランプ光束やランプ効率は
全ランプ電圧に対する陽光柱電圧の比で決まるこ
とになる。ところで全ランプ電圧から陽光柱電圧
を引いた電極電圧は管長、管径、封入ガスにあま
り影響されずほぼ一定であるので、低圧放電ラン
プの管長を短かくする必要がある場合、全ランプ
電圧に対する陽光柱電圧の比が小さくなりランプ
光束が減少し、ランプ効率も悪くなるという不都
合がある。
かかる点を改善するために、低圧放電ランプの
放電路に沿つて複数個の磁界発生装置を互いに適
宜間隔をもつて列設し、相隣接する磁界発生装置
による磁界の方向を互いに逆方向で、且つ放電路
と交叉するようにして、放電路を蛇行させること
により実質的な放電路長を長くし、ランプ効率の
向上を図つた低圧放電灯装置が提案されている。
放電路に沿つて複数個の磁界発生装置を互いに適
宜間隔をもつて列設し、相隣接する磁界発生装置
による磁界の方向を互いに逆方向で、且つ放電路
と交叉するようにして、放電路を蛇行させること
により実質的な放電路長を長くし、ランプ効率の
向上を図つた低圧放電灯装置が提案されている。
一方、面状光源として蛍光ランプを考える場
合、一般には蛇行した放電路を得るようにした型
ガラス組合せ型か、通常の蛍光ランプと同様に電
極を対向して配設する型が考えられるが、前者の
ランプにおいては型ガラスの製作及び組合せ封止
加工が極めて厄介で製造上に大きな難点があり、
また後者のランプにおいては、放電は放電エネル
ギーが最小となる最短経路で行われるだけで、ラ
ンプ周辺部が暗く、平板面上均一な輝度が得られ
ないという欠点がある。かかる欠点を改善するた
めにも、前記同様、平板形ランプの電極間の印加
電界に交叉し、相隣る磁界の方向が互いに逆方向
になるように複数個の磁界発生装置を配置して、
管内の放電路を蛇行させることにより、発光域の
拡大、ランプ効率の向上等を図つた平板形低圧放
電灯装置も提案されている。
合、一般には蛇行した放電路を得るようにした型
ガラス組合せ型か、通常の蛍光ランプと同様に電
極を対向して配設する型が考えられるが、前者の
ランプにおいては型ガラスの製作及び組合せ封止
加工が極めて厄介で製造上に大きな難点があり、
また後者のランプにおいては、放電は放電エネル
ギーが最小となる最短経路で行われるだけで、ラ
ンプ周辺部が暗く、平板面上均一な輝度が得られ
ないという欠点がある。かかる欠点を改善するた
めにも、前記同様、平板形ランプの電極間の印加
電界に交叉し、相隣る磁界の方向が互いに逆方向
になるように複数個の磁界発生装置を配置して、
管内の放電路を蛇行させることにより、発光域の
拡大、ランプ効率の向上等を図つた平板形低圧放
電灯装置も提案されている。
しかしながら、上記いずれの放電灯装置におい
ても、ランプ効率等の改善効果はあるものの、一
般に始動が困難になる傾向がある。本考案はかか
る点に鑑みなされたもので、その目的とするとこ
ろは、ランプ効率等の改善が図れ、しかも始動も
容易な低圧放電灯装置を提供するにある。
ても、ランプ効率等の改善効果はあるものの、一
般に始動が困難になる傾向がある。本考案はかか
る点に鑑みなされたもので、その目的とするとこ
ろは、ランプ効率等の改善が図れ、しかも始動も
容易な低圧放電灯装置を提供するにある。
以下、本考案を図示の実施例に基づき説明す
る。第１図は本考案に用いる低圧放電ランプの一
実施例を示す斜視図、第２図は同上の断面図で、
管断面が扁平なガラス製の平板形ランプ管１の長
手方向両端略中央には、一対の対向する電極２，
３が設けられ、上記ランプ管１の上側内面には反
射膜４が、下側内面には蛍光体５が被着され、管
内には所定量のNe，Ar，Kr等の不活性ガスと水
銀が封入され平板形蛍光ランプを構成している。
そして、上記蛍光ランプの上面側には電磁石より
成る複数個の磁界発生装置６ａ，６ｂ，６ｃが配
設されている。この磁界発生装置６ａ，６ｂ，６
ｃは第２図に示すように、磁力線（図中点線で示
す）が電極２，３間方向すなわち電界方向に対し
て交叉すると共に、相隣る電磁石の磁力線の方向
が互いに逆向きになるように設けられ、且つ、図
示していない磁界発生制御装置により、ランプ始
動時のみ磁界発生装置６ａ，６ｂ，６ｃのいずれ
もが作動しないようにしてある。
る。第１図は本考案に用いる低圧放電ランプの一
実施例を示す斜視図、第２図は同上の断面図で、
管断面が扁平なガラス製の平板形ランプ管１の長
手方向両端略中央には、一対の対向する電極２，
３が設けられ、上記ランプ管１の上側内面には反
射膜４が、下側内面には蛍光体５が被着され、管
内には所定量のNe，Ar，Kr等の不活性ガスと水
銀が封入され平板形蛍光ランプを構成している。
そして、上記蛍光ランプの上面側には電磁石より
成る複数個の磁界発生装置６ａ，６ｂ，６ｃが配
設されている。この磁界発生装置６ａ，６ｂ，６
ｃは第２図に示すように、磁力線（図中点線で示
す）が電極２，３間方向すなわち電界方向に対し
て交叉すると共に、相隣る電磁石の磁力線の方向
が互いに逆向きになるように設けられ、且つ、図
示していない磁界発生制御装置により、ランプ始
動時のみ磁界発生装置６ａ，６ｂ，６ｃのいずれ
もが作動しないようにしてある。
かかる構成の蛍光ランプを始動点灯させた場
合、始動時は磁界が印加されないので、第３図ｂ
に示すように電極２，３間の最短距離で放電を開
始するため始動が容易となる。もし、磁界印加の
まま始動させようとすると、たまたま部分的に放
電破壊しかけても磁界により平均的な放電の伸び
が曲げられてみまうため、磁界を印加しない時よ
り始動電圧が高くなる。そして、始動後は磁界が
印加されるので、ローレンツ力が放電電荷に作用
し第３図ａに示すような蛇行状放電となり、ラン
プ効率の向上及び発光域の拡大が図れる。
合、始動時は磁界が印加されないので、第３図ｂ
に示すように電極２，３間の最短距離で放電を開
始するため始動が容易となる。もし、磁界印加の
まま始動させようとすると、たまたま部分的に放
電破壊しかけても磁界により平均的な放電の伸び
が曲げられてみまうため、磁界を印加しない時よ
り始動電圧が高くなる。そして、始動後は磁界が
印加されるので、ローレンツ力が放電電荷に作用
し第３図ａに示すような蛇行状放電となり、ラン
プ効率の向上及び発光域の拡大が図れる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
なく、蛍光ランプ以外の低圧放電ランプにも適用
でき、また、通常の管状ランプにも適用できるの
は勿論である。
なく、蛍光ランプ以外の低圧放電ランプにも適用
でき、また、通常の管状ランプにも適用できるの
は勿論である。
本考案は上記のように、低圧放電ランプの放電
路に沿つて複数個の磁界発生装置を互いに適宜間
隔をもつて列設し、相隣る磁界発生装置による磁
界の方向を互いに逆方向で、且つ放電路と交叉す
るようにした低圧放電灯装置において、前記磁界
発生装置の作動を始動時のみ停止せしめる制御装
置を設けたことを特徴とするので、ランプの始動
が容易で、しかもランプ効率の向上が図れる利点
があり、平板形低圧放電ランプにあつては、更に
ランプ平板面全体の輝度の均一化が図れると云つ
た利点を有する。
路に沿つて複数個の磁界発生装置を互いに適宜間
隔をもつて列設し、相隣る磁界発生装置による磁
界の方向を互いに逆方向で、且つ放電路と交叉す
るようにした低圧放電灯装置において、前記磁界
発生装置の作動を始動時のみ停止せしめる制御装
置を設けたことを特徴とするので、ランプの始動
が容易で、しかもランプ効率の向上が図れる利点
があり、平板形低圧放電ランプにあつては、更に
ランプ平板面全体の輝度の均一化が図れると云つ
た利点を有する。
第１図は本考案に用いる低圧放電ランプの一実
施例を示す斜視図、第２図は同上の断面図、第３
図ａ，ｂは放電状態を示す説明図である。
施例を示す斜視図、第２図は同上の断面図、第３
図ａ，ｂは放電状態を示す説明図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 低圧放電ランプの放電路に沿つて複数個の磁
界発生装置を互いに適宜間隔をもつて列設し、
相隣る磁界発生装置による磁界の方向を互いに
逆方向で、且つ放電路と交叉するようにした低
圧放電灯装置において、前記磁界発生装置の作
動を始動時のみ停止せしめる制御装置を設けた
ことを特徴とする低圧放電灯装置。 (2) 上記放電ランプを管断面が扁平な平板形低圧
放電ランプとしたことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第１項記載の低圧放電灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11316381U JPS5819498U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 低圧放電灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11316381U JPS5819498U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 低圧放電灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5819498U JPS5819498U (ja) | 1983-02-05 |
| JPS6314400Y2 true JPS6314400Y2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=29907471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11316381U Granted JPS5819498U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 低圧放電灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819498U (ja) |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11316381U patent/JPS5819498U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5819498U (ja) | 1983-02-05 |
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