JPS599849A - 高周波放電ランプ - Google Patents
高周波放電ランプInfo
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- JPS599849A JPS599849A JP11964682A JP11964682A JPS599849A JP S599849 A JPS599849 A JP S599849A JP 11964682 A JP11964682 A JP 11964682A JP 11964682 A JP11964682 A JP 11964682A JP S599849 A JPS599849 A JP S599849A
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- JP
- Japan
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- discharge
- discharge lamp
- electrodes
- dielectric
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は線状の電極基体を誘電体及び保護層で被覆した
放電電極を放電空間内に平行配置した高周波放電ランプ
に係シ、特に一般照明用光源をはじめ、電子複写機やフ
ァクシミリ等の感光体の除電用光源、液晶の背面照光用
光源あるいは表示用光源等、様々な分野での光源として
好適な高周波放電ランプに関する。
放電電極を放電空間内に平行配置した高周波放電ランプ
に係シ、特に一般照明用光源をはじめ、電子複写機やフ
ァクシミリ等の感光体の除電用光源、液晶の背面照光用
光源あるいは表示用光源等、様々な分野での光源として
好適な高周波放電ランプに関する。
従来より、一般照明用、電子複写機やファクシミリの感
光体の除電用、液晶の背面照光用あるいは表示用等の光
源として螢光灯が広く用いられている。ところがこの螢
光灯には内部に水銀が封入されているので動作温度範囲
が狭いうえに公害問題発生の慮れがある。動作、温度の
関係からランプ径を細くすることができない。
光体の除電用、液晶の背面照光用あるいは表示用等の光
源として螢光灯が広く用いられている。ところがこの螢
光灯には内部に水銀が封入されているので動作温度範囲
が狭いうえに公害問題発生の慮れがある。動作、温度の
関係からランプ径を細くすることができない。
周囲温度によって光量が変化する。ランプの両端にフィ
ラメント部があるので両端部が発光しない。動作電圧が
高い。瞬時点灯が難かしい。
ラメント部があるので両端部が発光しない。動作電圧が
高い。瞬時点灯が難かしい。
安定器や起動装置が必要なため、装置全体が大型化する
と共に高価となるなど、特性、構造及び価格面等に種々
の問題点がある。
と共に高価となるなど、特性、構造及び価格面等に種々
の問題点がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、螢光灯の有す
る特性、構造及び価格面等の諸問題を解消し、様々な分
野での光源として好適な高周波放電ランプを提供するこ
とを目的とする。
る特性、構造及び価格面等の諸問題を解消し、様々な分
野での光源として好適な高周波放電ランプを提供するこ
とを目的とする。
以上の目的達成のため本発明の高周波放電ランプは、内
壁に螢光体層を形成した気密外囲器内に放電電極及び放
電用ガスを封入し、高周波電界の印加によって放電発光
させる高周波放電ランプに於いで、線状の電極基体を誘
電体で被覆し、更に該誘電体上に保護層を形成した放電
電極を放電空間内に平行に配置した構成をとるものであ
る。
壁に螢光体層を形成した気密外囲器内に放電電極及び放
電用ガスを封入し、高周波電界の印加によって放電発光
させる高周波放電ランプに於いで、線状の電極基体を誘
電体で被覆し、更に該誘電体上に保護層を形成した放電
電極を放電空間内に平行に配置した構成をとるものであ
る。
以下図面に基づき本発明の一実施例を説明する。第１図
は本発明の一実施例に係る高周波放電ランプの一部切欠
斜視図、第２図は第１図の断面図であり、図に於いて１
は高周波放電ランプ全体、２は気密容器、６は螢光体層
、４は放電電極、４ａは電極基体、４ｂは誘電体、４ｃ
は保護層、５は放電空間を示している。しかして本実施
例の高周波放電ランプ１は断面路側円状となされ、内壁
に螢光体層６が形成された長いガラス管よりなる気密容
器２内の略中央部に、２本の線状電極４を隣接させて平
行に配置し、電極４の両端を気密容器２の両端部から導
出して気密容器２の両端部に設けた口金６に接続した構
造となっており、気密容器２の内部には放電用ガス全封
入して放電空間５を形成している。
は本発明の一実施例に係る高周波放電ランプの一部切欠
斜視図、第２図は第１図の断面図であり、図に於いて１
は高周波放電ランプ全体、２は気密容器、６は螢光体層
、４は放電電極、４ａは電極基体、４ｂは誘電体、４ｃ
は保護層、５は放電空間を示している。しかして本実施
例の高周波放電ランプ１は断面路側円状となされ、内壁
に螢光体層６が形成された長いガラス管よりなる気密容
器２内の略中央部に、２本の線状電極４を隣接させて平
行に配置し、電極４の両端を気密容器２の両端部から導
出して気密容器２の両端部に設けた口金６に接続した構
造となっており、気密容器２の内部には放電用ガス全封
入して放電空間５を形成している。
上記放電電極４はガラスと熱膨張率が略同−のＦｅ−Ｎ
ｉ （５０： ５０）合金やＮ ｉ −Ｃｒ−Ｆｅ合
金（４２−６合金）等の金属線よりなる電極基体４ａを
フリットガラス等の誘電体４ｂで密に覆い、更にその上
に保護層４ｃを形成したものである。保護層４ｃは仕事
関数が低くイオン衝撃に強い物質、例えば有機溶媒に混
合したマグネシウムのカルボン酸塩を塗布焼成して形成
した酸化マグネシウム等が好適である。尚、２本の放電
電極が非常に長い場合には、振動防止の氷めの第６図に
示す如く、途中に支持部材７を配設することが望ましく
、支持部材７としては図示の如き２つの隣接する電極挿
通孔を穿設した絶縁板や、図示しないが、ガラスピーズ
等が用いられる。また２本の放電電極４の間の距離は触
れ合わない限り狭くてもよいが、主として動作電圧との
関係から決定される。尚、動作電圧は、両電極が容量結
合している関係から、両電極間の静電容量によって影響
を受け、電極間距離の他、電極の表面積、誘電体及び保
護層の誘電率や厚さにも左右される。
ｉ （５０： ５０）合金やＮ ｉ −Ｃｒ−Ｆｅ合
金（４２−６合金）等の金属線よりなる電極基体４ａを
フリットガラス等の誘電体４ｂで密に覆い、更にその上
に保護層４ｃを形成したものである。保護層４ｃは仕事
関数が低くイオン衝撃に強い物質、例えば有機溶媒に混
合したマグネシウムのカルボン酸塩を塗布焼成して形成
した酸化マグネシウム等が好適である。尚、２本の放電
電極が非常に長い場合には、振動防止の氷めの第６図に
示す如く、途中に支持部材７を配設することが望ましく
、支持部材７としては図示の如き２つの隣接する電極挿
通孔を穿設した絶縁板や、図示しないが、ガラスピーズ
等が用いられる。また２本の放電電極４の間の距離は触
れ合わない限り狭くてもよいが、主として動作電圧との
関係から決定される。尚、動作電圧は、両電極が容量結
合している関係から、両電極間の静電容量によって影響
を受け、電極間距離の他、電極の表面積、誘電体及び保
護層の誘電率や厚さにも左右される。
放電用ガスとしては、Ｎｅ、Ａ ｒ、Ｈｅ、Ｘｅ等の希
ガスを主体とした不活性ガス、特に螢光体を励起する紫
外線を効率よく発生するＨｅ、Ｘｅを主体とした混合ガ
スを使用している。
ガスを主体とした不活性ガス、特に螢光体を励起する紫
外線を効率よく発生するＨｅ、Ｘｅを主体とした混合ガ
スを使用している。
気密容器２はガラス管の一端を２本の放電電極４と共に
溶着し、第４図に示す如く他端に排気管８を形成し、排
気して放電用ガスを充填した後、放電電極４の端部を導
出させて排気管８を封じ切って得られるものでちゃ、そ
の太さは動作温度等に制約されることがないので、６胴
あるいは４■等の非常に細いものが製造可能である。
溶着し、第４図に示す如く他端に排気管８を形成し、排
気して放電用ガスを充填した後、放電電極４の端部を導
出させて排気管８を封じ切って得られるものでちゃ、そ
の太さは動作温度等に制約されることがないので、６胴
あるいは４■等の非常に細いものが製造可能である。
以上の如き構成の高周波放電ランプ１に於いて、気密容
器２の寸法を長径８箭、短径６■、長さ３’０ｃｒｎと
し、螢光体層６としてＰＩＧ１’に用い、電極基体４ａ
に直径０．６鱈の４２−６合金ワイヤ−、誘電体に１〜
２０μｍ厚のフリットガラス、保護層に１〜３１１ｍＦ
） Ｍ ｇ Ｏを使用した放電電極４を０．５〜１瓢の
間隔とし、Ｈｅに２％のＸｅを混合した放電ガスを１０
０ＴＯｒｒ封入し、１０ＫＨ２の高周波電界を印加して
放電させたところ、放電開始電圧１００〜１５０Ｖ、放
電電流１０ｍＡ程度となり、発光ピーク波長が５２０ｎ
ｍの線色発光が、ランプの全長に渡って５０ｆｔ−Ｌの
均一な輝度で得られた。
器２の寸法を長径８箭、短径６■、長さ３’０ｃｒｎと
し、螢光体層６としてＰＩＧ１’に用い、電極基体４ａ
に直径０．６鱈の４２−６合金ワイヤ−、誘電体に１〜
２０μｍ厚のフリットガラス、保護層に１〜３１１ｍＦ
） Ｍ ｇ Ｏを使用した放電電極４を０．５〜１瓢の
間隔とし、Ｈｅに２％のＸｅを混合した放電ガスを１０
０ＴＯｒｒ封入し、１０ＫＨ２の高周波電界を印加して
放電させたところ、放電開始電圧１００〜１５０Ｖ、放
電電流１０ｍＡ程度となり、発光ピーク波長が５２０ｎ
ｍの線色発光が、ランプの全長に渡って５０ｆｔ−Ｌの
均一な輝度で得られた。
第５図乃至第８図は気密容器２にガラス管を使用した場
合の他の実施例を示すものである。
合の他の実施例を示すものである。
第５図は丸管を用いて断面円形の気密容器２を形成した
実施例でちゃ、高周波放電ランプの全周に渡り均一な照
光が得られる。
実施例でちゃ、高周波放電ランプの全周に渡り均一な照
光が得られる。
第６図はガラス管の一方の側２ａを平面状、これと対向
する他方の側２ｂをパラボラ状に成形して気密容器２と
なし几実施例であシ、放電発光がパラボラ面で反射され
、これが対向する平面から放光されるので、指向性が要
求される場合の光源として好適である。
する他方の側２ｂをパラボラ状に成形して気密容器２と
なし几実施例であシ、放電発光がパラボラ面で反射され
、これが対向する平面から放光されるので、指向性が要
求される場合の光源として好適である。
指向性を付与する構造としては、上述の容器形状による
他第７図に示す如く、気密容器２内壁の半面２ａに薄い
螢光体層３ａ、片半面２ｂに厚い螢光体・層６ｂを形成
した構造の実施例や第８図に示す如く、気密容器２内壁
の半面２ａの螢光体層６ａを薄く、片半部２ｂの螢光体
層３ｂ分厚く形成し、更に厚い螢光体層６ｂを形成した
片半部２ｂ側の外壁に反射層９を設けた構造の実施例も
有効である。第７図及び第８図に示す実施例は、厚い螢
光体層６ｂからの反射光と薄い螢光体層５ａからの透過
光とが重畳されて放光されるので高い輝度の高周波放電
ランプが得られる。
他第７図に示す如く、気密容器２内壁の半面２ａに薄い
螢光体層３ａ、片半面２ｂに厚い螢光体・層６ｂを形成
した構造の実施例や第８図に示す如く、気密容器２内壁
の半面２ａの螢光体層６ａを薄く、片半部２ｂの螢光体
層３ｂ分厚く形成し、更に厚い螢光体層６ｂを形成した
片半部２ｂ側の外壁に反射層９を設けた構造の実施例も
有効である。第７図及び第８図に示す実施例は、厚い螢
光体層６ｂからの反射光と薄い螢光体層５ａからの透過
光とが重畳されて放光されるので高い輝度の高周波放電
ランプが得られる。
気密容器２はこれまでの実施例で述べたガラス管封止構
造の他種々の構造の採用を可とするものであり、第９図
及び第１０図に示す他の実施例は、ガラスあるいは７オ
ルステライト等よりなる一面開口の箱形容器本体２ｂの
開口面に平板ガラス２ａを載置し、フリットガラス等の
シール部１０によって封止して放電空間５を形成した構
造の気密容器２を採用した高周波放電ランプ１であり、
箱形容器本体２ｂは底面がパラボラ状となされ、内壁に
厚い螢光体層３ｂが形成され、平板ガラス２ａの内面に
は薄い螢光体層６ａが形成されている。尚８け排気管で
あり、シール部１０によって箱形容器本体２ｂの底部に
接続されている。
造の他種々の構造の採用を可とするものであり、第９図
及び第１０図に示す他の実施例は、ガラスあるいは７オ
ルステライト等よりなる一面開口の箱形容器本体２ｂの
開口面に平板ガラス２ａを載置し、フリットガラス等の
シール部１０によって封止して放電空間５を形成した構
造の気密容器２を採用した高周波放電ランプ１であり、
箱形容器本体２ｂは底面がパラボラ状となされ、内壁に
厚い螢光体層３ｂが形成され、平板ガラス２ａの内面に
は薄い螢光体層６ａが形成されている。尚８け排気管で
あり、シール部１０によって箱形容器本体２ｂの底部に
接続されている。
第１１図及び第１２図は更に他の実施例であり、２枚の
板ガラスによって気密容器２全形成したものである。即
ち背面側の板ガラス２ｂと前面側の板ガラス２ａとの間
にスベーザ２ｃｋ介挿して放電空間５を形成し、シール
部１０によって封止して気密容器２を形成したもので、
前面ガラス２ａ側の螢光体層５ａｆ薄く、背面ガラス２
ｂ側の螢光体層５ｂを厚く形成しており、薄形の高周波
放電ランプ１が得られる。尚本実施例では気密容器２の
端部から延長された背面ガラス２ｂ上に印刷による外ｓ
電極６が形成されている。更に１３図は、２枚の板ガラ
ス２ａ、２ｂ間に２本１組の放電電極４を複数組配設し
た実施例であり、広い発光面積の高周波放電ランプ１が
得られる。
板ガラスによって気密容器２全形成したものである。即
ち背面側の板ガラス２ｂと前面側の板ガラス２ａとの間
にスベーザ２ｃｋ介挿して放電空間５を形成し、シール
部１０によって封止して気密容器２を形成したもので、
前面ガラス２ａ側の螢光体層５ａｆ薄く、背面ガラス２
ｂ側の螢光体層５ｂを厚く形成しており、薄形の高周波
放電ランプ１が得られる。尚本実施例では気密容器２の
端部から延長された背面ガラス２ｂ上に印刷による外ｓ
電極６が形成されている。更に１３図は、２枚の板ガラ
ス２ａ、２ｂ間に２本１組の放電電極４を複数組配設し
た実施例であり、広い発光面積の高周波放電ランプ１が
得られる。
以上詳述した本発明の高周波放電ランプはその用途とし
て一般照明用、電子複写機やファクシミリの感光体の除
電用、液晶の背面照光用あるいは表示用等の光源として
広く用いられ守るものであるが、用途の一例として電子
複写機の感光体の除電装置として適用した場合について
説明すれば以下の如くである。一般に第１４図に示す如
く電子複写機の感光体の除電装置１１はドラム状となさ
れた光導電性感光体１２の周囲に配置された装置間、即
ち帯電装置１６と露光装置１４との間、現象装置１５と
転写装置１６の間、転写装置１６とクリーニング装置１
７との間及びクリー二／グ装置１７と帯電装置１６との
間に配置されており、それぞれ帯電装置１６によって帯
電された電荷の一部を消去して帯電量を制御する。現像
装置１５によって顕像化されたトナー像１８の除電によ
って、転写装置１６による複写用紙１９への転写を容易
にする。残留トナーが付着した感光体１２を除電し、残
留トナーの付着力を弱める。感光体１２に残留する表面
電荷全消散させ、次のコピーサイクルに備える。などの
作用をなすものである。
て一般照明用、電子複写機やファクシミリの感光体の除
電用、液晶の背面照光用あるいは表示用等の光源として
広く用いられ守るものであるが、用途の一例として電子
複写機の感光体の除電装置として適用した場合について
説明すれば以下の如くである。一般に第１４図に示す如
く電子複写機の感光体の除電装置１１はドラム状となさ
れた光導電性感光体１２の周囲に配置された装置間、即
ち帯電装置１６と露光装置１４との間、現象装置１５と
転写装置１６の間、転写装置１６とクリーニング装置１
７との間及びクリー二／グ装置１７と帯電装置１６との
間に配置されており、それぞれ帯電装置１６によって帯
電された電荷の一部を消去して帯電量を制御する。現像
装置１５によって顕像化されたトナー像１８の除電によ
って、転写装置１６による複写用紙１９への転写を容易
にする。残留トナーが付着した感光体１２を除電し、残
留トナーの付着力を弱める。感光体１２に残留する表面
電荷全消散させ、次のコピーサイクルに備える。などの
作用をなすものである。
本発明の高周波放電ランプを上述の除電装置１１として
適用した場合には、ランプ径が細いので感光体ドラム１
２の周囲空間が狭くても取シ付けられるため、感光体ド
ラム１２の経を細くすることができて複写のスピード化
が図れ、また瞬時点灯が容易で点灯期間全般に渡って均
一な照光特性が得られるうえに周囲温度の影響によって
光量が変化しないので、除電不良によるコピームラの発
生がない。更に発熱が少ないので感光体の特性に影響を
及ぼすこともなく、またランプ全長に渡って発光するう
えに安定器等の付属品も不要であるρで除電装置がコン
パクト化され、複写機の小型化が図れる。一方、放電用
ガス組成あるいは螢光体の種類全適宜選択することによ
って発光波長を任意に選定できるので、種々の感光体に
適合した発光波長とするととができ、またコンバータを
使用すれば例えば６ｖ〜２４Ｖ等の低電圧で駆動できる
ので複写機に内蔵される各種電源に合わせた駆動電圧が
選定できるなど電子複写機の感光体の除電用に優れた適
合性を有している。
適用した場合には、ランプ径が細いので感光体ドラム１
２の周囲空間が狭くても取シ付けられるため、感光体ド
ラム１２の経を細くすることができて複写のスピード化
が図れ、また瞬時点灯が容易で点灯期間全般に渡って均
一な照光特性が得られるうえに周囲温度の影響によって
光量が変化しないので、除電不良によるコピームラの発
生がない。更に発熱が少ないので感光体の特性に影響を
及ぼすこともなく、またランプ全長に渡って発光するう
えに安定器等の付属品も不要であるρで除電装置がコン
パクト化され、複写機の小型化が図れる。一方、放電用
ガス組成あるいは螢光体の種類全適宜選択することによ
って発光波長を任意に選定できるので、種々の感光体に
適合した発光波長とするととができ、またコンバータを
使用すれば例えば６ｖ〜２４Ｖ等の低電圧で駆動できる
ので複写機に内蔵される各種電源に合わせた駆動電圧が
選定できるなど電子複写機の感光体の除電用に優れた適
合性を有している。
捷だ液晶表示器の背面光源として使用した場合にも、偏
平形状の光源となるので、液晶の有する偏平性と相俟っ
て薄形の表示器を得ることができる。更に液晶の表示面
積が広い場合にも第１３図の実施例に示した如く、複数
組の放電電極を配置した高周波放電ランプを用いれば、
広面積表示も容易に行なうことができる。斯くして、本
発明の高周波放電ランプは、線状の電極基体を誘電体及
び保護層によって被覆した放電電極を放電用ガスを封入
した気密容器の放電空間内に平行配置し、高周波放電に
よる輻射線によって気密容器内壁に形成された螢光体を
励起し発光を得ているため、従来の螢光灯にくらべ、放
電空間内に水銀を封入する必要がないので動作温度範囲
が広く取れてランプ径を極めて細くできるうえに周囲温
度が変化しても光量が変化せず、公害の心配もない。ま
た、ランプの全長に渡って均一な発行が得られると共に
動作電圧も低く、瞬時点灯が容易であり、更に安定器や
起動装置を必要としないため小形で安価に提供できるな
ど、様々な分野の光源として好適に使用され得るもので
ある。
平形状の光源となるので、液晶の有する偏平性と相俟っ
て薄形の表示器を得ることができる。更に液晶の表示面
積が広い場合にも第１３図の実施例に示した如く、複数
組の放電電極を配置した高周波放電ランプを用いれば、
広面積表示も容易に行なうことができる。斯くして、本
発明の高周波放電ランプは、線状の電極基体を誘電体及
び保護層によって被覆した放電電極を放電用ガスを封入
した気密容器の放電空間内に平行配置し、高周波放電に
よる輻射線によって気密容器内壁に形成された螢光体を
励起し発光を得ているため、従来の螢光灯にくらべ、放
電空間内に水銀を封入する必要がないので動作温度範囲
が広く取れてランプ径を極めて細くできるうえに周囲温
度が変化しても光量が変化せず、公害の心配もない。ま
た、ランプの全長に渡って均一な発行が得られると共に
動作電圧も低く、瞬時点灯が容易であり、更に安定器や
起動装置を必要としないため小形で安価に提供できるな
ど、様々な分野の光源として好適に使用され得るもので
ある。
第１図は本発明の一実施例に係る高周波放電ランプの一
部切欠斜視図、第２図は第１図の断面図、第６図は本発
明の一実施例に係る高周波放電ランプの放電電極の要部
斜視図、第４図は本発明の一実施例に係る高周波放電ラ
ンプの気密容器の製造過程を示す概略斜視図、第５図乃
至第８図は本発明のそれぞれ他の実施例に係る高周波放
電ランプの断面図、第９図は本発明の他の実施例に係る
高周波放電ランプの一部切欠斜視図、第１０図は第９図
の断面図、第１１図は本発明の他の実施例に係る高周波
放電ランプの一部破断斜視図、第１２図は第１１図の断
面図、第１６図は本発明の他の実施例に係る高周波放電
ランプの一部断面斜視図、第１４図は本発明の一実施例
に係る高周波放電ランプを除電装置として使用した電子
複写機の概略構造図である。 １・・・高周波放電ランプ ２・・・気密容器 ６
・・・螢光体層 ４・・・放電電極 ４ａ・・・電
極基体 ４ｂ・・・誘電体 ４ｃ・・・保護層
５・・・放電空間 特 許 出 願 人 岡谷電機産業株式会社代理人弁
理士 １）辺 敏 部
部切欠斜視図、第２図は第１図の断面図、第６図は本発
明の一実施例に係る高周波放電ランプの放電電極の要部
斜視図、第４図は本発明の一実施例に係る高周波放電ラ
ンプの気密容器の製造過程を示す概略斜視図、第５図乃
至第８図は本発明のそれぞれ他の実施例に係る高周波放
電ランプの断面図、第９図は本発明の他の実施例に係る
高周波放電ランプの一部切欠斜視図、第１０図は第９図
の断面図、第１１図は本発明の他の実施例に係る高周波
放電ランプの一部破断斜視図、第１２図は第１１図の断
面図、第１６図は本発明の他の実施例に係る高周波放電
ランプの一部断面斜視図、第１４図は本発明の一実施例
に係る高周波放電ランプを除電装置として使用した電子
複写機の概略構造図である。 １・・・高周波放電ランプ ２・・・気密容器 ６
・・・螢光体層 ４・・・放電電極 ４ａ・・・電
極基体 ４ｂ・・・誘電体 ４ｃ・・・保護層
５・・・放電空間 特 許 出 願 人 岡谷電機産業株式会社代理人弁
理士 １）辺 敏 部
Claims (1)
- 内壁に螢光体層を形成した気密外囲器内に、放電電極及
び放電用ガスを封入し、高周波電界の印加によって放電
発光させる高周波放電ランプに於いて、線状の電極基体
を誘電体で被覆し、更に該誘電体上に保護層を形成した
放電電極を放電空間内に平行に配置したことを特徴とす
る高周波放電ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11964682A JPS599849A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 高周波放電ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11964682A JPS599849A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 高周波放電ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS599849A true JPS599849A (ja) | 1984-01-19 |
| JPS6332222B2 JPS6332222B2 (ja) | 1988-06-29 |
Family
ID=14766597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11964682A Granted JPS599849A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 高周波放電ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599849A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166957U (ja) * | 1988-05-14 | 1989-11-22 | ||
| JPH02158049A (ja) * | 1988-10-10 | 1990-06-18 | Asea Brown Boveri Ag | 高出力ビーム発生装置 |
| JPH03201358A (ja) * | 1989-02-27 | 1991-09-03 | Asea Brown Boveri Ag | 高出力ビーム放射装置 |
| JPH04121942A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 冷陰極放電灯およびこれを用いた照明装置ならびに液晶表示装置 |
| JPH04264349A (ja) * | 1990-10-22 | 1992-09-21 | Asea Brown Boveri Ag | 高出力ビーム発生装置 |
| JP2001291492A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-19 | Koninkl Philips Electronics Nv | 低圧気体放電ランプ及びバックライト用装置 |
| JP2006228597A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Sony Corp | 発光管、発光管の製造方法、電子機器 |
| JP2007335390A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | 平面蛍光ランプ及びその液晶表示装置 |
-
1982
- 1982-07-09 JP JP11964682A patent/JPS599849A/ja active Granted
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166957U (ja) * | 1988-05-14 | 1989-11-22 | ||
| JPH02158049A (ja) * | 1988-10-10 | 1990-06-18 | Asea Brown Boveri Ag | 高出力ビーム発生装置 |
| JPH03201358A (ja) * | 1989-02-27 | 1991-09-03 | Asea Brown Boveri Ag | 高出力ビーム放射装置 |
| JPH04121942A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 冷陰極放電灯およびこれを用いた照明装置ならびに液晶表示装置 |
| JPH04264349A (ja) * | 1990-10-22 | 1992-09-21 | Asea Brown Boveri Ag | 高出力ビーム発生装置 |
| JP2001291492A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-19 | Koninkl Philips Electronics Nv | 低圧気体放電ランプ及びバックライト用装置 |
| JP2006228597A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Sony Corp | 発光管、発光管の製造方法、電子機器 |
| JP2007335390A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | 平面蛍光ランプ及びその液晶表示装置 |
| JP4503566B2 (ja) * | 2006-06-14 | 2010-07-14 | 中華映管股▲ふん▼有限公司 | 平面蛍光ランプ及びその液晶表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6332222B2 (ja) | 1988-06-29 |
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