JPS63144009A - 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 - Google Patents

軽量気泡コンクリ−トの製造方法

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JPS63144009A
JPS63144009A JP29018286A JP29018286A JPS63144009A JP S63144009 A JPS63144009 A JP S63144009A JP 29018286 A JP29018286 A JP 29018286A JP 29018286 A JP29018286 A JP 29018286A JP S63144009 A JPS63144009 A JP S63144009A
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JP
Japan
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slurry
resistor
alc
foamed
producing lightweight
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奥田 武
池原 邦太郎
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NIPPON ITON KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は、発泡層の上部に気泡むらなどが生じる虞れの
ない軽量気泡コンクリートの製造方法に関する。
b、 従来の技術 従来、軽量気泡コンクリート(以下、ALCと略称する
)は、アルミニウム粉末等の発泡剤を添加したスラリを
型枠に注入し、このスラリを型枠内で発泡させ、脱型後
、所定の寸法に切断し、蒸気養生することによって製造
されていた。
C0発明が解決しようとする問題点 上記従来の製造方法にあっては、発泡が終了した後もし
ばらくの間は、スラリは硬化せず、僅かに流動性を保っ
ている。したがって、スラリ中に発生した水素ガスによ
る気泡は、浮上作用により上方に向かって徐々に移動し
ようとする。このため、凝固後の発泡層の密度は、通常
上部側よりも下部側の方が高くなる傾向が生じる。この
結果、発泡層の上部には気泡の集中により粗大な気泡む
らが生じ易(、製品の外観を損ねてしまうという問題が
あった。
さらに、上記気泡はALC板の内部に設けられる鉄筋の
周囲に集まり、その周囲に空洞を生じさせる。この結果
、ALC板の表面に鉄筋のシャドーが現われ、製品の外
観をさらに悪くするという問題もあった。
d、 問題点を解決するための手段 本発明は、従来技術の有する上記問題点に鑑みなされた
もので、その目的は、発泡層の上部における気泡むら及
びALC板の表面に鉄筋のシャドーが生じる虞れを除去
し、品質の向上をはかることができるALCの製造方法
を提供することにあり、その要旨は、発泡剤が添加され
たスラリを型枠に注入し、該スラリを発泡状態にさせて
軽量気泡コンクリートを製造する方法において、上記発
泡状態にあるスラリの上面よりもやや下方に、発泡中の
スラリの通過を規制する抵抗体を配置したことを特徴と
する軽量気泡コンクリートの製造方法にある。
具体的には、発泡終了時に形成されるスラリの上面より
やや下方に予め抵抗体を配置した後、常法に従って型枠
内でスラリを発泡させる方法である。
本発明で用いられる抵抗体は、メタルラス、エキスパン
ドメタル、溶接金網などの網目状部材、および石綿スレ
ート、プラスチック、鋼板等の有孔キ反である。
e、 作用 発泡時に、発泡中のスラリは抵抗体を通過して上方に発
泡層を形成しようとする。しかし上方に移動する気泡の
一部は、抵抗体と衝突して下方に向う対流を形成する傾
向をもつ、この結果、浮上作用により生じる気泡の動き
が抑制され、気泡の集中によって発泡層の上部に生じる
気泡むらが大幅に減少する。
f、 実施例 以下、本発明に係るALCの製造方法をALC板の製造
に通用した実施例について説明する。
第1図は本発明を実施するためのALC板の製造装置を
示す横断面図であり、下記実施例1と3に使用したもの
である。
同装置lは、図に示、すように槽の底板を構成する養生
板2、同側板を構成する型枠3、型枠3の上方に支持部
材を介して配設される支持板4、該支持板4に支持され
て下方に延びる固定ピン5、該固定ピン5によって支持
される鉄筋能6を支持するための固定ピン7、最上段の
鉄筋能6を覆うように配置される抵抗体8、該抵抗体8
を支持板4に取付けるための固定ピン9より構成されて
いる。
上記装置1を用いてALC板を製造する手順を以下に述
べる。
まず、固定ピン7を固定ピン5に係合するとともに固定
ピン7によって各鉄筋能6を所定の配置をもって支持板
4に固定する0図示は鉄筋能6を5層に配設した状態を
示す。
また最上段の鉄筋能6と所定の間隔をおいて抵抗体8を
固定ピン9によって支持板4に取付ける。
次いで発泡層の上面が抵抗体8よりやや上方に形成され
るように適量の発泡割入リスラリを槽内に注入する。ス
ラリに添加された発泡剤は水素ガスを発生し、スラリを
約2倍の体積に発泡させる。
この結果、スラリの上面は、図において一点鎖線で示す
ような位置に形成される。スラリかある程度硬化した段
階で型枠3、固定ピン7および固定ピン5を取りはずし
、ピアノ線によりスラリを所定の寸法に切断し、蒸気養
生する。 下記各実施例においては、ポルトランドセメ
ント19部、珪石64部、生石灰17部、水65部、発
泡剤としてアルミニウム粉0.06部(いずれも重量部
)を配合したスラリを使用した。また、槽内に6枚の鉄
筋能を配置し、−回の工程で6枚のALC板を作り、こ
の工程を3回繰り返すことによって合計18枚の^LC
板を得た。
抵抗体8と最上段に配置される鉄筋能6との間隔αはI
Oないし200fiにするのが好ましい、この間隔を1
0n以下にすると、抵抗体8のパターンを示す気泡むら
がALC板の表面に現われ、200n以上にすると抵抗
体8の効果が薄れてしまう。
実施例1゜ 本実施例においては、槽内に6層の鉄筋能6を水平に配
置し、抵抗体8としてJIS G3351に規定するエ
キスバンドメタ/l、XS−33(31)12X L1
)30.5.T2.3X W3.0)を用い間隔αを5
0鶴に保持して、上述の方法により厚さ100 tm、
幅1200 fi 、 長さ6mの大きさのALC板を
製造した。この結果、得られた全てのALC板は、その
表面に気泡むらと鉄筋のシャドーがない、良好な外観の
ものであった。
実施例2゜ 本実施例においては、槽内に鉄筋能6を垂直に配置し、
抵抗体8として実施例1と同様のエキスパンドメタルX
5−33を用い、間隔αを60c1)に保持して、厚さ
100 m、幅600鶴、長さ6mの大きさのALC板
を製造した。この結果、得られた全てのALC板は、発
泡層の上部側の表面においても下部側と同様に気泡むら
と鉄筋のシャドーがない、良好な外観のものであった。
実施例3゜ 本実施例においては、槽内に鉄筋能6を水平に配置し、
抵抗体8としてパンチングメタル(直径10■謹、ピン
チ12.5m、開口面積57.6%)を用い、間隔αを
40flに保持して、上述の方法により厚さ100 n
、幅600 wx、長さ6mの大きさのALC板を製造
した。この結果、得られた全てのALC板には、上記両
実施例と同様の気泡むら及び鉄筋のシャドーは発見され
なかった。
下記両比較例1.2は抵抗体8の効果を調べるために実
施したものであり、抵抗体8を使用しない点以外は、上
記実施例と同一の条件にしてALC板を製造した。
比較例1゜ 本比較例は、上記実施例1と対比して抵抗体8の効果を
、1)べるためのものである。槽内に鉄筋能6を水平に
配置し、抵抗体8を使用せずにスラリを発泡させて、上
記実施例1と同一寸法のALC板を製造した。この結果
、得られた18枚のALC板中板抜6枚のについて、そ
の発泡層の上部側の表面に粗大な気泡が発見された。
比較例2゜ 本比較例は、上記実施例2と対比されるものである。槽
内に鉄筋能6を垂直に配置し、抵抗体8を使用せずにス
ラリを発泡させて上記実施例2と同一寸法のALC板を
製造した。こ゛の結果、得られた全てのALC板につい
てその発泡層の上部側の表面に粗大な気泡むらが発見さ
れた。
g、 効果 本発明は、発泡終了時に形成されるスラリの上面よりも
やや下方に抵抗体を配置して、スラリを発泡させたので
、スラリの発泡にともなって上方に移動する発泡中スラ
リの一部が抵抗体に衝突して下方に向う対流を形成する
。この結果、上面に浮上しようとする気泡の動きが抑制
され、気泡分布が均一化されるので、下記効果を奏する
i)発泡層の上部に気泡むらが生じる虞れがなくなり、
良好な外観の製品が得られる。
if )ALC板の製造において、従来問題となってい
た鉄筋のシャドーの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例において使用されるALC板の
製造装置を示す断面図である。 1・・・ALC板製造装置、    2・・・養生板、
3・・・型枠、        4・・・支持板、5・
・・固定ピン、       6・・・鉄筋能、7・・
・鉄筋能固定ピン、    8・・・抵抗体。 特許出願人  日本イトン工業株式会社(ほか2名) 手続補正言動式) 昭和62  年a月16日 特許庁長官  黒 1)明 雄  殿 2、発明の名称 軽量気泡コンクリートの製造方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称  日本イトン工業株式会社 4、代理人 〒107 住所  東京都港区赤坂3丁目2番3号5、補正命令の
日付 昭和62年 2月 4日 (発送日 昭和62年 2月24日) 6、補正の対象 補正の内容 (1)  本願明細書の第1頁第2行の「半速」を削除
する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発泡剤が添加されたスラリを型枠に注入し、該ス
    ラリを発泡状態にさせて軽量気泡コンクリートを製造す
    る方法において、上記発泡状態にあるスラリの上面より
    もやや下方に、発泡中のスラリの通過を規制する抵抗体
    を配置したことを特徴とする軽量気泡コンクリートの製
    造方法。
  2. (2)上記抵抗体が網目状の部材よりなることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の軽量気泡コンクリ
    ートの製造方法。
  3. (3)上記網目状の部材がメタルラス、エキスパンドメ
    タルまたは溶接金網であることを特徴とする特許請求の
    範囲第(2)項記載の軽量気泡コンクリートの製造方法
  4. (4)上記抵抗体が有孔板であることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の軽量気泡コンクリートの製
    造方法。
JP61290182A 1986-12-05 1986-12-05 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 Expired - Lifetime JPH0624722B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311920A (en) * 1976-07-20 1978-02-02 Nippon Steel Corp Blast furnace granulated slag production process
JPS53119920A (en) * 1977-03-28 1978-10-19 Kumagai Gumi Co Ltd Manufacture of wide width of light weight foamed concrete

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311920A (en) * 1976-07-20 1978-02-02 Nippon Steel Corp Blast furnace granulated slag production process
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