JPS5820767A - 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 - Google Patents

軽量気泡コンクリ−トの製造方法

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JPS5820767A
JPS5820767A JP56116481A JP11648181A JPS5820767A JP S5820767 A JPS5820767 A JP S5820767A JP 56116481 A JP56116481 A JP 56116481A JP 11648181 A JP11648181 A JP 11648181A JP S5820767 A JPS5820767 A JP S5820767A
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藤村 慶樹
隆 三村
英明 佐藤
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Taiheiyo Cement Corp
Clion Co Ltd
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Onoda ALC Co Ltd
Onoda Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製品の表面に気泡むらのない平滑な軽晴気泡コ
ンクリートを製造する方法に関するものである。
軽量気泡コンクリートは軽量、耐火、断熱などの性質が
優れているため近時盛んに用いられるようになってきた
。この軽量気泡コンクリートは内部空隙が全容積の80
%程度あるため、呼吸性があり、また耐久性を与えるだ
め通常屋外に使用する気泡コンクリートの表面には防水
用の吹付材を吹付けたシートを貼付けることが行われて
いる。しかるに、特に吹付材の場合は吹付厚さは1〜2
wm程度Tあるので、気泡むらがあると均一に吹付けす
ることはでき々い。また屋内にあっては防水施工なしで
使用することがあり、気泡コンクリートの素地表面がそ
のま\露出することに々るので、素地表面の気泡は小さ
く、かつ均一に分散していることが強く要求されている
軽量気泡コンクリートは一般にALCと呼ばれるもので
あって、周知のようにケイ酸質原料9右灰質原料、その
他の結合材、必要に応じ各種の添加剤を加えた原料中の
CaO: Si、02モソレ比が0.8以下になるよう
に調合したもの(以下この混合物を調合原料という)に
、適量の水とアルミニウム金属粉末を加えて混練し、ス
ラリー状にし、このスラリーを型枠に注入し、発泡凝固
させた後、得られた半可塑物を脱型し、これを線径0.
6〜1.2洞の網線で所望寸法に切断した後、この半可
塑物をオートクレーブ中で高温高圧で蒸気養生して製造
される。この際アルミニウム金属粉末とスラリー中のア
ルカリ分との反応により生成する水素ガスにより形成さ
れる気泡は通常直径2ms以下の球状であるが、特に混
練水として油分またはそのエマルジョンが微量含まれる
回収水を使用する場合、捷たは起泡性の表面活性剤を混
練水に添加した場合、さらにケイ酸質原料中に粘度鉱物
が混入している場合、または微品質の石英粒が多いケイ
石を使用した場合などには、スラリー混練中に空気がス
ラリー中に巻込まれて残留するばかりでなく発生した水
素ガスも同時に巻込まれて気泡径5個以−Fの粗大気泡
が形成された半可塑物が出来る。それ故生成された半可
塑物を鋼線で切断した切断表面に、これらの粗大気泡が
露出し、製品の商品価値は低下する。またこのような場
合吹付材などで製品聚晶を防水施工する場合でも、この
粗大気泡を吹付材により充填することは困難であり、外
観上見苦゛しいばかりでなく、製品の耐久性の点からも
問題がある。
本発明者等はこのような軽量気泡コンクリートの欠点を
解決せんとし鋭意研究した結果、調合原料のスラリー粘
度を特定範囲に調製すると共に得られたスラリーを型枠
に注入後直ちに特定範囲の振動加速度の棒状バイブレー
タ−をスラリー中に挿入し、スラリーに特定時間振動エ
ネルギーを与えることにより、粗大気泡は脱泡され、気
泡むらのない、微細気泡が均一に分布した製品が得られ
ることを知見した。
次に実験しだ結果について説明する。
この実験に使用した調合原料はそれぞれ重量部で示して
ケイ石粉砕物60 、生石灰粉末10 、普通ポルトラ
ンドセメント30の混合物で、この混合物100に対し
これに灯油およびそのエマルジョン化した油分が500
 ppm含有する回収水を次の第1表および第2表に示
す粘度が得られるように水量を変えて混練し、次いでア
ルミニウム金属粉末を0.07 重量部添加混練し、第
1〜2表に示す6種の粘度のスラリーを調製した。次に
これらのスラリーを巾150 cm X長さ600 c
m X高さ70crnの型枠に高さ36crnになるよ
うに注入し、直ちに第1および第2表に示す各種の振動
加速度の棒状バイブレータ−を型枠中央部のスラリー深
度35tYnの所まで挿入し、60秒間振動エネルギー
をスラリーに与えた後抜出し、スラリーを発泡凝固せし
めた。次に凝固した半可塑物の圧縮強度が500 tl
rni位に硬化したものを型枠から取りはずし、径0.
8 ttanのピアノ線で厚さ10m×巾60crn×
長さ300mのパネル状に切断し、それぞれの半可塑物
をオートクレーブに入れて養生した後製品表面各部にお
ける5洞以上の粗大気泡が零となる棒状バイブレータ−
からの距離および棒状バイブレータ−からの距離5調以
上の粗大気泡が零となつに要する加振時間との関係を求
めて第1表および第2表の結果を得た。
第   1   表 なお第1表中の振動加速度の記載、例えば54Gは重力
加速度の54倍の振動エネルギーを与えたことを示し、
〔(2πf)2a÷重カ加速度〕で求めたものである。
式中f・・・・・・棒状バイブレータ−の振動数、a・
・・・・・棒状バイブレータ−の振巾を示す。
また第2表中の粘度はB型粘度計で測定した。
第   2   表 なお第1および第2表中の振動加速度54G・・・・・
・・・・386Gはそれぞれ欠配する棒状バイブレータ
−を使用して振動エネルギーを与えたことを示す。振上
記式中f・・・・・・棒状バイブレータ−の振動数、a
・・・・・・棒状バイブレータ−の振巾、を示す。
f回/分   at+1 54G     11000   0゜4128G  
   12000   0.8210G     12
000   1.3284G     14000  
 1.3386G    12000  2.4また粘
度はB型粘度計で測定した。
なお比較実験例として上記実験例に使用した調合原料と
同じ原料を使用し、この調合原料に対し上記実験例に使
用したものと同じ水質の回収水を添加混練し、次いで同
量のアルミニウム金属粉末を添加混練して上記実験例と
同じ粘度範囲のスラ   ”リーを造った。
次にこのスラリーを上記と同じ大きさの型枠に注入し、
発泡凝固せしめ、生成した半可塑物をパネル状に切断し
て後オートクレーブに入れて養生した。得られたパネル
/−の表面積に存在する径5鰭以上の粗大気泡の数を計
数し、第3表の結果を得た。
第   3   表 上記結果より比較例においては製品表面の粗大気泡の数
が多く、製品の商品価値は減少した。
以上の実験結果より、調合原料スラリー中の粗大気泡の
脱泡はスラリーの粘度とスラリーに加える振動加速度に
より影響され、粗大気泡を一定時間内に脱泡せしめるに
はスラリー粘度に応じてスラリーに加える振動加速度を
大きくする必要があること、また振動加速度を大にすれ
ば棒状バイブレータ−の挿入間隔を大にすることができ
ることが認められる。
本発明は、これらの知見に基くものであって、ケイ酸質
原料9右灰質原料、その他の結合材よりなる調合原料に
水と発泡剤とを添加混練して常法により軽量気泡コンク
リートを製造するに当り、調合原料のスラリー粘度を3
00〜2000 cpsに調製したものを型枠に注入後
、直ちにこのスラリー中に棒状バイブレータ−を挿入し
、短時間スラリーに重力加速度の50〜390倍、好ま
しくは190−280倍の振動加速度を加えた後、棒状
バイブレータ−を抜き出し、スラリーを自由発泡して凝
固せしめた後、半可塑物を所定寸法に切断し、この切断
された半可塑物をオートクレーブ養生することを特徴と
する軽量気泡コンクリートの製造方法である。
本発明においてスラリー粘度が300 cps未滴のと
きはスラリー中に巻き込まれた気泡がスラリー上面に浮
上して脱泡するが、水素ガスにより形成される気泡まで
もスラリー上面に浮上し脱泡するので、良質の製品を造
ることができない。これに対しスラリー粘度が2000
 cps  を超えるときは、型枠に注入されたスラリ
ー中の残留気泡を短時間内に浮上脱泡せしめることが出
来ないので、この場合も良質の製品を造ることができな
い。
次にスラリーに与える振動加速度は重力加速度の50〜
390倍、好ましくは一190〜280倍であり、50
倍未満では振動の伝播距離が短かく、かつ粗大気泡を浮
上脱気せしめるのに要する時間が長くなるので経済的で
ない。壕だ重力加速度の390倍を超える振動加速度を
与えると振動エネルギーがスラリーに吸収される割合が
増すため、振動エネルギーの増加に比例して脱泡効果が
比例しなくなり、平衡状態になる。
また調合原料スラリーに棒状バイブレータ−を挿入する
深さはバイブレータ−の先端が型枠の底面より3〜50
mm程度はなした位置に設定し、またスラリーに加速度
を与える時間は10〜90秒程度でスラリーの粘度に影
響され、粘度が低い程加振時間を短かくすることができ
る。振動エネルギーを与える時間が長過ぎると巻き込ま
れた粗大気泡が脱泡されるばかりでなく、発生した水素
ガスの気泡も脱泡されるようになるので好ましくない。
実施例 結晶粒径が5μ以下の石英を30部程度含有する珪石粉
末(ブレーン3000 ct/l/f ) 60重量部
(以下たんに部と表現する)と生石灰粉末(88μ節残
分5π)10部と普通ポルトランドセメント30部とを
混合し、この混合物100部に対し清水70部を加え、
1分間混線後、アルミニウム金属粉末0.07部を添加
し、さらに1分間混練して粘度500 cps(B型粘
度計による測定値)のスラリーを造った。
このスラリーを巾・150crn1長さ600m5高さ
70部mの型枠に高さ36rrnになるように注入し、
直ちに振動数12000回/分振巾1.2L、振動加速
度が重力加速度の193倍の棒状バイブレータ−(林バ
イブレーター社製、B28F型)4本を型枠巾中央部に
ほぼ等間隔になるように、スラリー深度35crnの所
まで同時に挿入し、30秒間加振した。
その後棒状バイブレータ−を抜き出し、スラリーを発泡
凝固せしめた。
次に凝固した半可塑物の圧縮強度が500 f/l:d
程度に硬化したものを型枠からはずし、径0.811I
I+のピアノ線で厚さ10 cm X巾60 cm X
長さ300mのパネル状に切断し、それぞれの半可塑物
をオートクレーブに入れて養生した。
得られた製品表面には添附写真lに示す如く径5 ’r
MI以上の粗大気泡は全く認められず、平滑を表面を呈
していた。
次に比較例として、振動加速度を与えないで、その他の
条件を同じにして造った製品表面は添附写真2に示す如
く径5w+1以上の粗大気泡が製品表面に多数基われて
いた。製品表面に現われた径5膿以上の粗大気泡を計数
したところ1m”当り80個も数えられた。
【図面の簡単な説明】
添附写真は製造した軽量気泡コンクリート表面を示すも
のであって、第1写真は本発明により製造した軽量気泡
コンクリートの表面の写真を示し第2写真はスラリーに
振動加速度を与えずに製造した場合の軽計気泡コンクリ
ート表面の写真を示す。 手続補正書(方式) 特許庁長官  島 1)春 樹 殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第116481号 2、発明の名称 軽石気泡コンクリートの製造方法 7、補正の内容 (I)願書の“添付書類の目録”間中の「(3)図面 
 1通」の行を削除する。 (I[>明細書を次の通りに補正する。 1)第13頁4行、「添付写真1に示す如く」を削除す
る。 2)同頁8〜10行、[製品表面は添付写真2に示す如
く径5Iill1以上の粗大気泡が製品表面に多数現わ
れていた。」を[製品表面には径51以上の粗大気泡が
多数現われていた。]に訂正する。 3〉同頁13〜最下行、゛図面の簡単な説明”の欄の記
載を全文削除する。 (I[l)明細書に添付した「第1写真」および[第2
写真Jを削除する。 37

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケイ酸質原料1召灰質原料、その他の結合材よりなる調
    合原料に水と発泡剤とを添加混練して常法により軽量気
    泡コンクリートを製造するに当り、調合原料のスラリー
    粘度を300〜2000 CpSに調製したものを型枠
    に注入後、直ちにこのスラリー中に棒状バイブレータ−
    を挿入し、短時間スラリーに重力加速度の50〜390
    倍の振動加速度を加えた後棒状バイブレータ−を抜き出
    し、スラリーを自由発泡して凝固せしめた後、半可塑物
    を所定寸法に切断し、この切断された半可塑物をオート
    クレーブ養生することを特徴とする軽量気泡コンクリー
    トの製造方法。
JP56116481A 1981-07-27 1981-07-27 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 Granted JPS5820767A (ja)

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JPS6011312A (ja) * 1983-07-01 1985-01-21 旭化成株式会社 軽量気泡コンクリ−ト・スラリ−の注入方法
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JPS6076312A (ja) * 1983-10-04 1985-04-30 旭化成株式会社 軽量気泡コンクリートの原料スラリーの注入装置

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