JPS6314343Y2 - - Google Patents

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JPS6314343Y2
JPS6314343Y2 JP1981062179U JP6217981U JPS6314343Y2 JP S6314343 Y2 JPS6314343 Y2 JP S6314343Y2 JP 1981062179 U JP1981062179 U JP 1981062179U JP 6217981 U JP6217981 U JP 6217981U JP S6314343 Y2 JPS6314343 Y2 JP S6314343Y2
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switch
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electromagnetic
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はアンプ等の操作パネル上に配設した
インプツトセレクタースイツチ(タクトスイツチ
等)の操作により、プリント基板上に配設したイ
ンプツト切換スイツチを駆動する場合などに用い
て好適なスイツチ駆動装置に関する。
従来から、この種のスイツチ駆動装置としては
電磁プランジヤを使用したいわゆるソレノイドス
イツチが知られている。そして、このソレノイド
スイツチは第1図a,bに示すように接点圧で保
持するタイプと、永久磁石を用いて保持するタイ
プの2種類が知られている。すなわち、第1図a
に示す接点圧保持型のソレノイドスイツチは、コ
イルAに電圧を印加して可動鉄心1を左方に移動
させ、コイルBに電圧を印加して可動鉄心1を右
方に移動させるもので、この可動鉄心1の移動に
伴う可動子ホルダ2の左右方向の移動により可動
子3と固定端子4との電気的接続を切換え、可動
子3をそれ自身の接点圧のみで保持するように構
成したものである。これに対して第1図bに示す
永久磁石を使用したソレノイドスイツチは、電磁
石5の左右に、同極が内側(図ではN極)を向く
ように一対の永久磁石6A,6Bを配置し、これ
らを可動フレーム7に固定したものである。今、
電磁石5に、左側にN極が、右側にS極が発生す
るように電圧を印加すると、左側の永久磁石6A
との間で反撥力が生じ、右側の永久磁石6Bとの
間で吸引力が生じるため、可動フレーム7および
可動子ホルダ2が右方に移動して、可動子3と固
定端子4との接続を切換え、その後は永久磁石6
A,6Bと接点圧とでその状態を保持する。そし
て、次にスイツチを切換えたいときには、電磁石
5に前とは逆に電圧が印加される。
しかるに、このようなソレノイドスイツチにお
いてはいずれも保持力が弱く、誤動作し易い上、
連動スイツチ(例えばアンプのインプツト切換)
として使用するには他のスイツチを解除するため
にロジツク回路が必要となる。また、可動子ホル
ダ2を使用しているため、プリント基板上に広い
占有面積を確保する必要があり、スペースフアク
タが悪いなどの不都合があつた。
そこで、本考案者は上述したような不都合を解
決するものとして、ロツクレリーズ機構を内蔵し
たプツシユスイツチを複数個並列配置すると共に
これらのプツシユスイツチに対応して電磁プラン
ジヤを並列配置し、互いに対応するプツシユスイ
ツチの作動子と電磁プランジヤの可動鉄心をアク
チユエータで連結し、その一端をホルダに固定し
てなるスイツチ駆動装置を提案(昭和56年4月2
日実用新案登録出願)した。
しかし、このような駆動装置においても以下の
点で未だ不都合があつた。
すなわち、アクチユエータは第2図に示すよう
に一端が固定支持部を構成し、他端が自由支持部
を構成する梁とみなされ、下向きの荷重Wが加え
られたと仮定すると、自由支持部と固定支持部に
生じる反力R1,R2は R1=Wl2 2/2l3(3l1+2l2 …(1) R2=Wl1/2l3(2l1 2+6l1l2+3l2 2) …(2) で表わされる。ここで便宜上l1=l2とすると、 R1=5/16W …(3) R2=11/16W …(4) となる。
これを、上記スイツチ駆動装置にあてはめて考
えると、Wは電磁プランジヤの吸引力に相当し、
R1はプツシユスイツチの作動力に相当するため、
上記(3)式から明らかなようにアクチユエータの自
由支持部にプツシユスイツチを配設したものにお
いてはプツシユスイツチの作動力R1の16/5倍の
吸引力Wが電磁ソレノイドに要求されることにな
る。そのため、同じ電磁ソレノイドを使用した場
合、固定支持部側にプツシユスイツチを設けた場
合に比べて消費電力が増大し、これに伴つて発熱
量も増加するという不都合を有する。また、連動
タイプのプツシユスイツチにおいては、或るスイ
ツチが復帰する時作動子がアクチユエータを打
つ、いわゆるハンマー現象が生じる。
この考案は上述したような点に鑑みてなされた
もので、各プツシユスイツチの作動子をそれぞれ
駆動する各アクチユエータの一端を該作動子によ
つてそれぞれ片持支持して固定支持部とし、他端
をホルダに当接して自由支持部とし、中間部を当
該プツシユスイツチに対応する電磁プランジヤの
可動鉄心に連結して構成することにより、電磁ソ
レノイドの吸引力を小さくすることができ、消費
電力並びに発熱量を少なくすると共にハンマー現
象の発生を防止するようにしたスイツチ駆動装置
を提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
第3図はこの考案に係るスイツチ駆動装置の一
実施例を示す全体斜視図、第4図は同装置の縦断
面図、第5図はアクチユエータの一部破断拡大側
面図である。これらの図において、10は合成樹
脂によつて断面形状が略コ字状に形成されること
により前後面および下面が開放したホルダで、こ
のホルダ10の内部下方には複数個、例えば6個
のプツシユスイツチ11が並列配置されている。
これらのプツシユスイツチ11は周知のロツクレ
リーズ機構(図示せず)をそれぞれ内蔵すること
により連動プツシユスイツチを構成するもので、
それぞれスイツチ本体11Aと、このスイツチ本
体11Aに進退自在に配設された作動子11B
と、この作動子11Bを常時突出方向に付勢する
復帰用スプリング11Cと、前記スイツチ本体1
1A内に収納された前記ロツクレリーズ機構とで
構成されている。そして、各プツシユスイツチ1
1は通常状態において作動子11Bを押圧される
と、該作動子11Bが復帰用スプリング11Cに
抗して第4図右方に移動して当該押圧位置にロツ
クされることにより、スイツチ本体11Aを閉成
し、この状態において再度作動子11Bを押圧さ
れると、該作動子11Bがそのロツク状態を解除
されて復帰用スプリング11Cの力により元の位
置に復帰し、スイツチ本体11Aを開成するよう
に構成されている。また、各プツシユスイツチ1
1はロツクレリーズ機構を備えているため、当該
スイツチ11の作動子11Bが押圧されてロツク
されると、他の既にロツクされていたプツシユス
イツチの作動子をロツク解除して復帰させる。な
お、各プツシユスイツチ11はその下方に配設さ
れたプリント基板12上に載置固定され、かつ該
プリント基板12に印刷配線された電気回路にそ
れぞれ接続されている。
前記ホルダ10は、その両側面にそれぞれ一体
に設けられた前後一対からなる弾性係合片13を
有し、これらの弾性係合片13の下端爪部13a
を前記プリント基板12に穿設された取付孔に嵌
入係合させることにより、該プリント基板12上
に固定されている。
前記ホルダ10の天井面10aには各プツシユ
スイツチ11に対応して6個の電磁プランジヤ1
4が並設されている。これらの電磁プランジヤ1
4はそれぞれソレノイド14Aと、可動鉄心14
Bおよびアクチユエータ15とで構成され、可動
鉄心14Bの先端部周面には環状溝16が形成さ
れている。前記アクチユエータ15は電磁プラン
ジヤ14と、当該プランジヤ14に対応するプツ
シユスイツチ11とを連結するもので、ばね用り
ん青銅等によつて板状に形成され、その中間部
が、ポリアセタール等の合成樹脂によつて構成さ
れ前記環状溝16と嵌合する略u字状の係合凹部
19を有する連結部材17を介して前記可動鉄心
14Bに連結されている。また、アクチユエータ
15の下端部は、同じくポリアセタール等の合成
樹脂によつて構成され、後方に開口する角筒部2
0を一体に有する連結部材18を介して前記プツ
シユスイツチ11の作動子11Bに連結されるこ
とにより、固定支持部を構成している。この場
合、前記作動子11Bの先端部が前記角筒部20
に抜けを防止されて嵌合される。一方、アクチユ
エータ15の上端部は自由支持部を構成するもの
で、ホルダ10の上面前端縁に形成された切欠凹
部21に係入されている。
前記各電磁プランジヤ14はアンプ等の電気機
器パネル面に配設されたタクトスイツチ(図示せ
ず)等の操作によつてソレノイド14Aに一定時
間電圧が印加されることにより、励磁されるよう
に回路構成されている。そして、この励磁に伴つ
て可動鉄心14Bが吸引されると、第4図鎖線で
示すようにアクチユエータ15は弾性変形して励
磁された当該電磁プランジヤ14に対応するプツ
シユスイツチ11の作動子11Bを復帰用スプリ
ング11Cに抗して押圧し、これによつてプツシ
ユスイツチ11が閉成される。この時の電磁プラ
ンジヤ14の吸引力Wとしては、アクチユエータ
15の固定支持部側にプツシユスイツチ11を設
けているので、電磁プランジヤ14のストローク
設定値l1,l2すなわち可動鉄心14Bから固定支
持部までの距離と自由支持部までの距離が等しい
と仮定すると、上記(4)式からアクチユエータ11
の作動力R2の16/11倍の力が要求される。したが
つて、同じ電磁プランジヤを使用した場合には、
アクチユエータ15の自由支持部側にプツシユス
イツチ11を配設した場合に比べて1/2程度の小
さな吸引力で作動させ得るため、それだけ消費電
力を下げることができる。また、消費電力が少な
くなれば、発熱量も下がる。
そして、一定時間経過後電磁プランジヤ14が
消磁すると、その可動鉄心14Bがアクチユエー
タ15の弾性復帰に伴つて元の所定位置に戻る。
この時閉成されたプツシユスイツチ11の作動子
11Bにロツクレリーズ機構によつてロツクされ
たままの状態を維持する。一方、既に閉成されて
いた他のプツシユスイツチ11は前述の電磁プラ
ンジヤ14の励磁に伴うプツシユスイツチの閉成
時にロツク解除され、開成される。このプツシユ
スイツチ11が開成復帰する時、その作動子11
Bはアクチユエータ15の固定支持部に連結部材
18を介して連結されているので、アクチユエー
タ15を打つハンマー現象を起すことはない。
なお、上記実施例においては電磁プランジヤ1
4のストローク設定値l1とl2を等しく設定した場
合について説明したが、この考案はこれに限ら
ず、任意に変えてもよいことは勿論である。
以上述べたようにこの考案に係るスイツチ駆動
装置は、ロツクレリーズ機構を内蔵したプツシユ
スイツチと電磁プランジヤとをそれぞれ対応する
ように複数個並列配置し、アクチユエータの駆動
によつてプツシユスイツチを動作させるように構
成したので、従来の広く市販使用されている電磁
プランジヤとプツシユスイツチをそのまま使用で
き、したがつて従来のプツシユスイツチと同じ保
持力が得られ動作が確実である。また、ロツクレ
リーズ機構を内蔵した連動プツシユスイツチを用
いているので、複雑なロジツク回路が不要で、し
かもメカニカルなプツシユスイツチのためメモリ
ーバツクアツプも不要である。また、電磁プラン
ジヤはプツシユスイツチの上方(又は下方)に配
置されているので、プリント基板上の占有面積を
小さくでき、スペースフアクタを向上させること
ができる。さらに、アクチユエータの一端をプツ
シユスイツチに連結して固定支持部とし、他端を
ホルダに当接させて自由支持部とし、中間部を電
磁プランジヤの可動鉄心に連結しているので、電
磁プランジヤの吸引力を小さくすることができ
る。そのため、消費電力を少なくでき、発熱量を
減少させると共にアクチユエータを打つハンマー
現象を回避できるなど、その実用的効果は非常に
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のソレノイドスイツチの一
例を示す構成図、第2図は電磁プランジヤの吸引
力を説明するための図、第3図はこの考案に係る
スイツチ駆動装置の一実施例を示す全体斜視図、
第4図は同装置の縦断面図、第5図はアクチユエ
ータの一部破断拡大側面図である。 10……ホルダ、11……プツシユスイツチ、
11A……スイツチ本体、11B……作動子、1
2……プリント基板、14……電磁プランジヤ、
14A……ソレノイド、14B……可動鉄心、1
5……アクチユエータ、17,18……連結部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホルダに、ロツクレリーズ機構を備えたプツシ
    ユスイツチを該プツシユスイツチの各作動子の進
    退方向と直交する方向に複数個並列配置すると共
    に、これらプツシユスイツチの側方に該プツシユ
    スイツチのそれぞれに対応する同数個の電磁プラ
    ンジヤを、該プランジヤの各可動鉄心の駆動方向
    が前記各作動子の進退方向と一致するように並列
    配置し、前記各プツシユスイツチの作動子を駆動
    するアクチユエータは、各一端が該作動子によつ
    てそれぞれ片持支持されて固定支持部とされ、各
    他端が前記ホルダに当接して自由支持部とされ、
    各中間部が当該プツシユスイツチに対応する電磁
    プランジヤの可動鉄心に連結されていることを特
    徴とするスイツチ駆動装置。
JP1981062179U 1981-04-28 1981-04-28 Expired JPS6314343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981062179U JPS6314343Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981062179U JPS6314343Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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Publication Number Publication Date
JPS57175344U JPS57175344U (ja) 1982-11-05
JPS6314343Y2 true JPS6314343Y2 (ja) 1988-04-22

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ID=29858383

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JP1981062179U Expired JPS6314343Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016192U (ja) * 1973-06-13 1975-02-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016192U (ja) * 1973-06-13 1975-02-20

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