JPS63142687A - 極低温用配線 - Google Patents
極低温用配線Info
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- JPS63142687A JPS63142687A JP61288741A JP28874186A JPS63142687A JP S63142687 A JPS63142687 A JP S63142687A JP 61288741 A JP61288741 A JP 61288741A JP 28874186 A JP28874186 A JP 28874186A JP S63142687 A JPS63142687 A JP S63142687A
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Landscapes
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は極低温において動作し、高速で動作せしめるこ
とが可能な超電導材料等を用いた回路の極低温用配線に
係り、とくに高信頼性を有し、かつ熱伝導による冷却損
失の少ない特質を有する、室温と極低温間を結ぶ極低温
用配線に関するものである。
とが可能な超電導材料等を用いた回路の極低温用配線に
係り、とくに高信頼性を有し、かつ熱伝導による冷却損
失の少ない特質を有する、室温と極低温間を結ぶ極低温
用配線に関するものである。
[従来の技術]
従来、極低温、すなわち液体ヘリウム温度近傍で動作さ
せる超電導性回路に対して、室温回路系から信号の出し
入れを行う接続配線あるいは電源導入用配線等には、独
立した銅ケーブルが用いられて来た。
せる超電導性回路に対して、室温回路系から信号の出し
入れを行う接続配線あるいは電源導入用配線等には、独
立した銅ケーブルが用いられて来た。
この種の装置として関連するものには、例えば、特開昭
58−176980号公報等が挙げられる。
58−176980号公報等が挙げられる。
[発明が解決しようとする問題コ
従来の独立したケーブルを用いる場合、以下の欠陥ある
いは問題点を有していた。
いは問題点を有していた。
(1)極低温における回路系が大規模になり、複雑化す
るほど、室温系と極低温系を結ぶ配線本数が増加する。
るほど、室温系と極低温系を結ぶ配線本数が増加する。
配線本数が増加すれば、熱伝導による熱侵入量が増加し
、極低温系の冷却効率が低下する。
、極低温系の冷却効率が低下する。
(2)同様に配線本数が増加すれば、断線等により、信
頼性が低下する。
頼性が低下する。
(3)同様に配線本数が増加すれば、結線が困難となる
。
。
とくに問題点(1)の内容を詳述すると以下の通りであ
る。超電導回路等が複雑化すると、室温系と低温系を結
ぶ配線本数が増加する。1個の集積回路チップにおいて
も、論理回路のゲート数が数千あるいは1万を越えると
、室温系と低温系を結ぶ配線本数として100本以上必
要となる。これが、集積回路チップ多数個によって構成
された超電導計算機システムとなると、必要な配線本数
はさらに増加する。配線材料としては通常、銅線が用い
られる。銅の室温から液体ヘリウム温度における熱伝導
度は一定ではないが、はぼIOW/co+・degであ
る。直径0.2mmの長さ50cmの銅線を100本用
いる場合、室温系から液体ヘリウム温度系への熱侵入は
1.9Wとなる。これは液体ヘリウムの蒸発速度として
1時間に2.6Qとなる。
る。超電導回路等が複雑化すると、室温系と低温系を結
ぶ配線本数が増加する。1個の集積回路チップにおいて
も、論理回路のゲート数が数千あるいは1万を越えると
、室温系と低温系を結ぶ配線本数として100本以上必
要となる。これが、集積回路チップ多数個によって構成
された超電導計算機システムとなると、必要な配線本数
はさらに増加する。配線材料としては通常、銅線が用い
られる。銅の室温から液体ヘリウム温度における熱伝導
度は一定ではないが、はぼIOW/co+・degであ
る。直径0.2mmの長さ50cmの銅線を100本用
いる場合、室温系から液体ヘリウム温度系への熱侵入は
1.9Wとなる。これは液体ヘリウムの蒸発速度として
1時間に2.6Qとなる。
この値は絶縁被覆および静電遮蔽用導線被覆を考慮しな
い場合の値である。これらの配線部品を通過する熱侵入
を考慮し、さらに超電導計算システムについて考えると
、配線を通じた熱侵入による液体ヘリウムの蒸発量は1
時間当り数十Qとなる。
い場合の値である。これらの配線部品を通過する熱侵入
を考慮し、さらに超電導計算システムについて考えると
、配線を通じた熱侵入による液体ヘリウムの蒸発量は1
時間当り数十Qとなる。
このような冷却損失に対しては、大規模なヘリウム液化
システムとこれを運転する電力および冷却水が必要であ
る。なお、1万ゲートを塔載した論理回路チップの消費
電力は0.02Wであり、熱伝導による熱侵入量の1/
10以下である。このことから、熱侵入量は超電導回路
システムにおける必要な冷却容量に対する主要な部分を
占める。
システムとこれを運転する電力および冷却水が必要であ
る。なお、1万ゲートを塔載した論理回路チップの消費
電力は0.02Wであり、熱伝導による熱侵入量の1/
10以下である。このことから、熱侵入量は超電導回路
システムにおける必要な冷却容量に対する主要な部分を
占める。
本発明の目的は、上記欠陥あるいは問題点を解決し、室
温系からの熱侵入が少なく、信頼性を有し、接続が容易
な配線構造を提供することにある。
温系からの熱侵入が少なく、信頼性を有し、接続が容易
な配線構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、極低温における回路系と室
温における回路系とを結ぶ複数本数の配線を同一絶縁基
板上に配列する。これら配線列を構成する導電材料およ
び絶縁材料は蒸着法、スパッタリング法、メッキ法ある
いは化成蒸着法等の薄膜形成技術を用いて形成し、所望
するパタンに整形する。さらに必要に応じて、配線の1
本ずつ。
温における回路系とを結ぶ複数本数の配線を同一絶縁基
板上に配列する。これら配線列を構成する導電材料およ
び絶縁材料は蒸着法、スパッタリング法、メッキ法ある
いは化成蒸着法等の薄膜形成技術を用いて形成し、所望
するパタンに整形する。さらに必要に応じて、配線の1
本ずつ。
あるいは2本ずつ導電性材料によって個別に覆うことに
よって、電気的な雑音遮蔽を行う。あるいは、配線の一
部、あるいは全体をFe−Ni合金によって覆うことに
よって、磁気的な雑音遮蔽を行う。
よって、電気的な雑音遮蔽を行う。あるいは、配線の一
部、あるいは全体をFe−Ni合金によって覆うことに
よって、磁気的な雑音遮蔽を行う。
[作用コ
低温系と室温系を結ぶ配線として単一銅線を用いる場合
、強度的な制約から、断面積が大きくなる。強度的な制
約を除いた場合、配線断面積を規定する因子は電気抵抗
による発熱である。断面が10μmX10μm角で、長
さ1mの銅線に対し、超電導回路に必要な1mAの電流
を流す場合、1本の銅線に対する発熱量は10μW程度
である。
、強度的な制約から、断面積が大きくなる。強度的な制
約を除いた場合、配線断面積を規定する因子は電気抵抗
による発熱である。断面が10μmX10μm角で、長
さ1mの銅線に対し、超電導回路に必要な1mAの電流
を流す場合、1本の銅線に対する発熱量は10μW程度
である。
このことから、10μmX10μm角程度の断面積を有
する銅配線は、発熱の点から十分な断面積を有すること
になる。
する銅配線は、発熱の点から十分な断面積を有すること
になる。
かくのごとく断面積が小さい銅配線を形成し。
かつ保持するために、絶縁基板上に、蒸着法、スパッタ
リング法、メッキ法あるいは化成蒸着法等の薄膜形成技
術、および光学的露光法あるいはエツチング法等のバタ
ン形成技術を用いて銅膜の配線列を形成する。上に述べ
た断面積が100μボ程度の銅膜配線を用いた場合、熱
伝導損は単一銅線を束ねて用いた場合の1%以下になる
。なお、絶縁基板には、当然のことながら熱伝導率の低
い材料を用いることが望ましい。
リング法、メッキ法あるいは化成蒸着法等の薄膜形成技
術、および光学的露光法あるいはエツチング法等のバタ
ン形成技術を用いて銅膜の配線列を形成する。上に述べ
た断面積が100μボ程度の銅膜配線を用いた場合、熱
伝導損は単一銅線を束ねて用いた場合の1%以下になる
。なお、絶縁基板には、当然のことながら熱伝導率の低
い材料を用いることが望ましい。
[実施例]
本発明の実施例を以下に示す。
[実施例1]
アルミナ(AQ203)を主成分とするセラミツク材料
を用いて、厚さ1mm、幅12mm、長さ500I11
の基板に整形した。真空蒸着装置にセラミックよりなる
基板1を設置し、真空蒸着法によってセラミックよりな
る基板1の片側全面に銅(Cu)を蒸着した。蒸着時に
、Cu膜厚の均一性を向上させるために、セラミック基
板の長手方向に一定の速度で基板を移動させる。セラミ
ック基板全面に蒸着されたCu膜の厚みは2μmとした
。
を用いて、厚さ1mm、幅12mm、長さ500I11
の基板に整形した。真空蒸着装置にセラミックよりなる
基板1を設置し、真空蒸着法によってセラミックよりな
る基板1の片側全面に銅(Cu)を蒸着した。蒸着時に
、Cu膜厚の均一性を向上させるために、セラミック基
板の長手方向に一定の速度で基板を移動させる。セラミ
ック基板全面に蒸着されたCu膜の厚みは2μmとした
。
つぎにCu膜を形成したセラミックの基板1全面にレジ
スト材をコーティングした。レジスト材はポジ型とした
。ビームを集束した水銀ランプ光をセラミック基板の長
手方向に移動させることによって、レジスト材を線状に
露光させた。さらに現像工程等を経ることによって、幅
50μm、間隔50μmの線状レジストパタンを得た。
スト材をコーティングした。レジスト材はポジ型とした
。ビームを集束した水銀ランプ光をセラミック基板の長
手方向に移動させることによって、レジスト材を線状に
露光させた。さらに現像工程等を経ることによって、幅
50μm、間隔50μmの線状レジストパタンを得た。
塩化第2鉄(FeCQ3)の希釈液によって、レジスト
に覆われていないCu膜部分を化学的にエツチングする
ことにより、第1図に示すごとき1幅50μm、厚さ2
μm、間隔50μmの100本の銅配線膜2を得た。
に覆われていないCu膜部分を化学的にエツチングする
ことにより、第1図に示すごとき1幅50μm、厚さ2
μm、間隔50μmの100本の銅配線膜2を得た。
この銅配線膜2を配列したセラミックよりなる基板1を
用いて液体ヘリウム温度系の超電導回路チップと室温系
回路との電気的接続を行った。このCu膜配線2を通じ
て、0.2mAの信号を入出力、および100mAの電
源電流の供給を行ったが、発熱等による冷却上の問題は
生じなかった。
用いて液体ヘリウム温度系の超電導回路チップと室温系
回路との電気的接続を行った。このCu膜配線2を通じ
て、0.2mAの信号を入出力、および100mAの電
源電流の供給を行ったが、発熱等による冷却上の問題は
生じなかった。
セラミック基板1およびCu膜配線2を通じた熱侵入は
0.1W程度であり、液体ヘリウムの蒸発に対する影響
は、液体ヘリウムの量として1時間当り0.2Q以内で
あった。
0.1W程度であり、液体ヘリウムの蒸発に対する影響
は、液体ヘリウムの量として1時間当り0.2Q以内で
あった。
[実施例2コ
アルミナ(AI2203)を主成分とするセラミック材
料を用いて、厚さ1mm、幅12mm、長さ50cmの
板に整形した。真空蒸着装置にセラミックの基板1を設
置し、真空蒸着法によってセラミック基板の片側全面に
銅遮蔽膜3となるCuを蒸着した。なお、セラミックの
基板1の長手方向の両端にはメタルマスクを用いて、C
uの付着しない部分を設けた。Cuの膜厚は2μmとし
た。
料を用いて、厚さ1mm、幅12mm、長さ50cmの
板に整形した。真空蒸着装置にセラミックの基板1を設
置し、真空蒸着法によってセラミック基板の片側全面に
銅遮蔽膜3となるCuを蒸着した。なお、セラミックの
基板1の長手方向の両端にはメタルマスクを用いて、C
uの付着しない部分を設けた。Cuの膜厚は2μmとし
た。
つぎに銅遮蔽膜3を形成したセラミックの基板1全面に
スパッタ法によって5i02膜を形成した。膜厚は2μ
mとした。SiO2膜を形成したセラミック基板全面に
レジスト材をコーティングした。レジスト材はポジ型と
した。ビームを集束した水銀ランプ光をセラミック基板
の長手方向に移動させることによって、レジスト材を線
状に露光させた。さらに現像工程等を経ることによって
。
スパッタ法によって5i02膜を形成した。膜厚は2μ
mとした。SiO2膜を形成したセラミック基板全面に
レジスト材をコーティングした。レジスト材はポジ型と
した。ビームを集束した水銀ランプ光をセラミック基板
の長手方向に移動させることによって、レジスト材を線
状に露光させた。さらに現像工程等を経ることによって
。
幅90μm1間隔10μmの線状レジストパタンを得た
。CHF3ガスを主成分とする反応性イオンエツチング
によって、レジストに覆われていないSiO2膜部分を
除去することにより、幅90μm、厚さ2pm、間隔1
0μmの100本の5i02絶縁膜4の列を得た。
。CHF3ガスを主成分とする反応性イオンエツチング
によって、レジストに覆われていないSiO2膜部分を
除去することにより、幅90μm、厚さ2pm、間隔1
0μmの100本の5i02絶縁膜4の列を得た。
つぎにSi○2絶縁膜4を形成したセラミック基板1上
に前記方法と同様の手法により膜厚2μmのCu膜を形
成し、下地SiO2膜の各中央部に幅50μmの銅配線
膜2の列を形成した。
に前記方法と同様の手法により膜厚2μmのCu膜を形
成し、下地SiO2膜の各中央部に幅50μmの銅配線
膜2の列を形成した。
さらに、銅配線膜2の列を形成したセラミックの基板1
上に前記方法と同様の手法により、膜厚3μmのSiO
2膜を形成し、下地SiO2絶縁膜4の各中央部に幅7
0μmのSiO2絶縁膜4′の列を形成した。
上に前記方法と同様の手法により、膜厚3μmのSiO
2膜を形成し、下地SiO2絶縁膜4の各中央部に幅7
0μmのSiO2絶縁膜4′の列を形成した。
さらに5i02絶縁膜を形成したセラミック基板上に全
面に銅遮蔽膜3′となるCuを蒸着した。
面に銅遮蔽膜3′となるCuを蒸着した。
なおセラミックの基板1の長手方向の両端にはメタルマ
スクを用いて、Cuの付着しない部分を設けた。Cuの
膜厚は4μmとした。
スクを用いて、Cuの付着しない部分を設けた。Cuの
膜厚は4μmとした。
以上の工程により、個々の銅配線膜2に対して外部から
、および相互の高周波雑音を遮蔽する銅遮蔽膜3ならび
3′を設けた配線基板を完成した。
、および相互の高周波雑音を遮蔽する銅遮蔽膜3ならび
3′を設けた配線基板を完成した。
このCu膜を配列したセラミック基板を用いて前記実施
例1と同じく、液体ヘリウム温度系の超電導回路チップ
と室温系回路との電気的接続を行い、はぼ同様の熱的特
性を得た。
例1と同じく、液体ヘリウム温度系の超電導回路チップ
と室温系回路との電気的接続を行い、はぼ同様の熱的特
性を得た。
[実施例3]
アルミナ(AQ203)を主成分とするセラミック材料
を用いて、厚さ1non、幅12mm、長さ50cmの
板に整形した。真空蒸着装置にセラミックの基板1を設
置し、真空蒸着法によってセラミック基板の片側全面に
Fe−Ni合金膜を蒸着した。
を用いて、厚さ1non、幅12mm、長さ50cmの
板に整形した。真空蒸着装置にセラミックの基板1を設
置し、真空蒸着法によってセラミック基板の片側全面に
Fe−Ni合金膜を蒸着した。
なお、セラミック基板の長手方向の両端にはメタルマス
クを用いて、Fe−Nu金合金付着しない部分を設けた
。Fe−Ni合金膜5の膜厚は10μmとした。
クを用いて、Fe−Nu金合金付着しない部分を設けた
。Fe−Ni合金膜5の膜厚は10μmとした。
つぎにFe−Ni合金膜5を形成したセラミツク基板1
全面にスパッタ法によってSiO□絶縁膜4を形成した
。膜厚2μmとした。
全面にスパッタ法によってSiO□絶縁膜4を形成した
。膜厚2μmとした。
つぎに5i02膜を形成した基板1上に前記方法と同様
の方法により膜厚2μmのCu膜を形成し1幅50μm
で間隔50μmの銅配線膜2の列をバタンユング法によ
り形成した。
の方法により膜厚2μmのCu膜を形成し1幅50μm
で間隔50μmの銅配線膜2の列をバタンユング法によ
り形成した。
さらに銅配線膜2の列を形成したセラミック基板上に前
記方法と同様の方法により膜厚3μmのSin、、絶縁
膜4′を形成した。
記方法と同様の方法により膜厚3μmのSin、、絶縁
膜4′を形成した。
さらにSiO3絶縁膜を形成したセラミック基板上全面
にFe−Ni合金膜5′を蒸着した。Fe−Ni合金膜
5′の膜厚は10μmとした。
にFe−Ni合金膜5′を蒸着した。Fe−Ni合金膜
5′の膜厚は10μmとした。
以上の工程により、銅配線膜の周囲に磁気的雑音を遮蔽
するFe−Ni合金膜を設けた配線基板を完成した。
するFe−Ni合金膜を設けた配線基板を完成した。
この銅配線膜2を配列したセラミック基板1を用いて、
前記実施例1および2と同じく、液体ヘリウム温度系の
超電導回路チップと室温系回路との電気的接続を行い、
はぼ同様の熱的特性を得た。
前記実施例1および2と同じく、液体ヘリウム温度系の
超電導回路チップと室温系回路との電気的接続を行い、
はぼ同様の熱的特性を得た。
本実施例では、基板材料としてセラミックを使用したが
、他の絶縁物材料でもよい。
、他の絶縁物材料でもよい。
[発明の効果]
以上実施例において述べたごとく、本発明による極低温
回路系と室温回路系とを電気的に接続する配線構造を用
いれば、以下に述べる種々の効果を得ることができる。
回路系と室温回路系とを電気的に接続する配線構造を用
いれば、以下に述べる種々の効果を得ることができる。
(1)配線系を通じて室温系から低温系に流入する熱侵
入割合が、従来の銅線等を束ねて用いた場合より1/1
0以下に減少する。このことにより冷却に必要な液体ヘ
リウム等の量が1710以下で低温回路系を冷却できる
ことになる。
入割合が、従来の銅線等を束ねて用いた場合より1/1
0以下に減少する。このことにより冷却に必要な液体ヘ
リウム等の量が1710以下で低温回路系を冷却できる
ことになる。
(2)断線等による配線の故障割合が大幅に低減できる
。これは配線全体を一体としたことによる効果である。
。これは配線全体を一体としたことによる効果である。
(3)配線を基板上に順番に配列した構成であるから、
結線の誤りを生じ難い。
結線の誤りを生じ難い。
第1図は本発明の実施例1の配線構造を示す横断面図、
第2図は本発明の実施例2の配線構造を示す横断面図で
ある。第3図は本発明の実施例3の配線構造を示す横断
面図である。 1・・・基板、2・・・銅配線膜、3・・・銅遮蔽膜、
4・・・Si○絶縁膜、5・・・Fe−Ni合金膜。
第2図は本発明の実施例2の配線構造を示す横断面図で
ある。第3図は本発明の実施例3の配線構造を示す横断
面図である。 1・・・基板、2・・・銅配線膜、3・・・銅遮蔽膜、
4・・・Si○絶縁膜、5・・・Fe−Ni合金膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、極低温における回路系と室温における回路系とを結
ぶ複数本数の配線を絶縁物よりなる基板上に配列してな
ることを特徴とする極低温用配線。 2、特許請求の範囲第1項記載の極低温用配線において
、前記基板上に形成された配線が、同じく同一基板上に
形成された導電性材料によって、覆われ、電気的に遮蔽
されてなることを特徴とする極低温用配線。 3、特許請求の範囲第1項記載の極低温用配線において
、前記配列を構成する導電材料および絶縁材料が、蒸着
法、スパッタリング法、メッキ法、あるいは化成蒸着法
等の薄膜形成技術を用いて形成され、かつ必要とする任
意のパタンに整形されてなることを特徴とする極低温用
配線。 4、特許請求の範囲第1項記載の極低温用配線において
、前記基板上に形成された配線が、同一基板上に形成さ
れたFe−Niを主成分とする磁性材料によって覆われ
、磁気的に遮蔽されてなることを特徴とする極低温用配
線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288741A JPS63142687A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 極低温用配線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288741A JPS63142687A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 極低温用配線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63142687A true JPS63142687A (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=17734092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61288741A Pending JPS63142687A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 極低温用配線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63142687A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975687A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-28 | インタ−ナシヨナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−シヨン | 低温で動作するサンプリング装置を用いた試験装置 |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP61288741A patent/JPS63142687A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975687A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-28 | インタ−ナシヨナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−シヨン | 低温で動作するサンプリング装置を用いた試験装置 |
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