JPS63141456A - カラ−画像処理装置 - Google Patents

カラ−画像処理装置

Info

Publication number
JPS63141456A
JPS63141456A JP61288312A JP28831286A JPS63141456A JP S63141456 A JPS63141456 A JP S63141456A JP 61288312 A JP61288312 A JP 61288312A JP 28831286 A JP28831286 A JP 28831286A JP S63141456 A JPS63141456 A JP S63141456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
data
image
information
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61288312A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Matsunawa
松縄 正彦
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP61288312A priority Critical patent/JPS63141456A/ja
Publication of JPS63141456A publication Critical patent/JPS63141456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、簡易形の電子写真式カラー複写機などに適
用して好適なカラー画像処理装置に関する。
[発明の背景コ 原稿などの画像情報を光学的に読み取り、これを電子写
真式カラー複写機などの出力装置を用いて記録紙上に記
録するようにしたカラー画像処理装置は既に知られてい
る。
出力装置として、電子写真式カラー複写機を使用する場
合、原稿などのカラー画像情報は通常複数の色情報(無
彩色も含む)に変換され、これら色情報に基づいて静電
潜像、静電現像及び定着処理かなされる。
これらの色情報は出力装置の他に、外部の記憶装置など
にも供給されて一時記憶され、後日の適当な時期にその
データを読み出すことにより、再利用できるように構成
されている。
このような外部記憶装置を備える場合、画像情報は出力
装置に供給きれる信号形態で記憶されるのが一般的であ
る。そのため、画像情報から複数の色情報に変換する十
での信号処理系としては、第17図に示すような回路系
か使用される場合がある。
ここで、以下に示す例は原稿などのカラー画像情報が、
光学系で一旦、赤R及びシアンcyの2つの色分解像に
分離され、その後さらに赤、青及び黒の3つの色信号R
,B及びBKに変換きれるようになされた信号処理系を
示す。
第17図において、端子150aにLよ白信号によって
正規化された赤信号R(そのレベルをVRとする)が供
給さ′れ、また端子150bにむよ、同じく白信号によ
って正規化されたシアン信号(同様に、そのレベルをV
Cとする)が供給される。
赤信号VRとシアン信号VCとは、これらより3つの色
信号に分離するため、夫々メモリ151゜]52にその
アドレス信号として供給される。
ここで、2つの色信号から3つの色信号に分離するには
、色差信号軸と輝度信号軸とによって構成される色情報
マツプか利用きれる。ずなわぢ、適当な色差信号処理を
することによって、その色差信号レベルと、輝度レベル
とによって単一の色信号を算出することができるからで
ある。
そのため、まず、2つの色信号VR,VCより色差信号
(VC/VR十VC)及び輝度信号CVR十VC)の各
レベルを算出しなければならないので、それらの算出結
果を示すデータを格納するメモリ15]、、1.52が
設けられる。そして、入力した赤信号及びシアン信号V
R,VCがアドレス信号となって対応する色差信号及び
輝度信号を示す各データがアクセスされる。
メモリ151,152より読み出きれた色差信号及び輝
度信号によって対応する色信号がアドレスきれる。その
ため、上述の色分離マーツブによって得られるべき各色
信号のデータが夫々独立にメモリされた複数のメモリ1
53〜155が設けられ、夫々のアドレス信号として上
述の色差信号と輝度信号が供給される。
読み出された各色信号R−BKは夫々バッファ156〜
158を介してカラー複写機に供給きれたり、図示する
ような記憶装置160に供給されてそのデータが記憶さ
れる。図示の例は色信号に対応して設けられた3つのメ
モリ161〜163によって記憶装置160が構成され
た場合を示す。
なお、140は画像読み取り系の駆動信号として使用さ
れる転送パルスを得るための発振器を示す。その出力は
アドレスカウンタ141にも供給されてそのアドレスデ
ータによってメモリ161〜163のアドレスか制御さ
れる。また、端子142に供給きれた制御信号SCによ
ってバッファ156〜158及びメモリ161〜163
の能動状態が制御される。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、このように色差情報と輝度情報とから3つの
色情報に分離する場合、これら3つの色情報そのものが
記憶装置160に記憶されるものであるから、次のよう
な問題がある。
すなわち、例えばA4−判(297+++mX 210
mm)の画像情報を、16dots/mmの解像度でも
って3色に分離して記憶しようとする場合、 297mmX 210mmX (16dots/mm)
”X 3色=479001.60ビット ζ6Mバイト の記憶容量をもった記憶装置160を用意しなければな
らない。
従って、記憶装置1.60として相当大型のものを使用
する必要がある。画像情報として、A4判よりもさらに
大きなものまで記録できるようにしたカラー画像処理装
置に適用する場合には、さらに容量に大きな記憶装置を
使用しなければならない。
そこで、この発明ではこのような従来の欠点を構成簡単
に解決したものであって、容量を増やすことなく必要と
する画像データを記憶することができるようにしたカラ
ー画像処理装置を提案するものである。
[問題点を解決するための技術的手段]上述の問題点を
解決するため、この発明では、画像を撮像することによ
って得られる複数の色情報を記憶装置に記憶するように
したカラー画像処理装置において、 複数の色情報を色指定情報と、濃度情報とに変換し、こ
の色指定情報を基準にして複数の色情報を記憶するよう
になしたことを特徴とするものである。
[作 用] 複数の色情報を色指定情報と、濃度情報とに変換し、こ
の色指定情報を基準にして複数の色情報か記憶される。
濃度情報は一旦2値化される。この2値データによって
色指定情報(2値データ)が制御きれる。
そのため、最終的にメモリされる画像データは、色指定
情報を示すデータである。
例えば、3つの色信号に変換してその色情報をメモリす
るには、以下に示すような記憶容量の記憶装置を使用す
ればよいことになる。
上述のように、A4判でその解像力が16dots/m
mであるときには、 3つの色信号に分解する場合、色指定を示すコード(カ
ラーコード)は2ビツト(赤、青、黒及び白)あれば十
分であるので、この例では、297mmX 210mm
X (16dots/mm)2X 2ビット=3193
34.40ビツト ′、4Mバイト の記憶容量をもった記憶装置160を用意すればよい。
従って、記憶容量の低減化を達成することができる。
「実 施 例] 続いて、この発明に係るカラー画像処理装置を第1図以
下を参照して詳細に説明する。
ただし、以下に示す実施例は、出力装置として電子写真
式カラー複写機を使用したカラー画像処理装置に適用し
た場合である。
従って、まずこの発明が適用きれるこのようなカラー画
像処理装置の概略構成を第1図を参照して説明する。
原稿などの画(り情報は画像読み取り装置50で、シエ
ーデング補正処理、色分離処理、Δ/D変換処理、その
他の画像処理がなされることによって、各色信号に対応
した所定ビット数の画像データ、例えば、16階調(○
〜F)の画像データに変換される。
各画像データは拡大・縮小回路2において、拡大・縮小
などの画像処理が直線補間法に基づいて実行きれる。こ
の場合、拡大・縮小処理後の画像データとして使用され
る補間データは補間テーブル(補間ROM)に格納され
、この補間データを選択するための信号としては、拡大
・縮小処理前の画像データとデータROMに格納された
補間選択データが使用される。必要な補間選択データは
倍率指定に応じてシステムコントロール回路80からの
指令に基づいて選択される。
画像処理後の画像データ番よ出力装置65に供給されて
、外部で設定された倍率で画像か記録される。出力装置
65として、電子写真式のカラー複写機が使用される。
画像読み取り装置50から得られた画像データまたは画
像処理後の画像データは記憶装置160に記憶される。
画像読み取り装置50には画像読み取り手段を駆動する
ための駆動モータや露光ランプなどが付設されているが
、これらはシーケンス制御回路70からの指令信号によ
り所定のタイミングをもって制御される。シーケンス制
御回路70には、ポジションセンサ(特に、図示せず)
からのデータが入力される。
操作・表示部75では、倍率指定、記録位置の指定、記
録色の指定などの各種入力データがインプットされたり
、その内容などが表示される。表示手段はLEDなどの
素子か使用される。
上述した各種の制御及び画像処理装置全体のコントロー
ル及び状態の管理などはシステムコントロール回路80
によって制i卸される。そのため、このシステムコント
ロールはマイクロコンピュータ制御が適切である。
図はマイクロコンビコータ制御の一例であって、コント
ロール回路80と上述した各種の回路系との間はシステ
ムバス81によって、必要な画像処理データ及び制御デ
ータの授受が行なわれることになる。
画像読み取り装置50に対しては、画像読み取り開始信
号、シエーデング補正のための開始信号、記録色指定信
号などがシステムバス81を介して供給される。
拡大・縮小回路2に対しては、操作・表示部75で指定
きれた倍率データなどがコントロール回路80に取り込
まれてからシステムバス81を介して供給される。
なお、画像データの2値化処理はこの拡大・縮小回路2
において行なうことができるが、この発明では画像読み
取り装置50側で2値化処理を行なうようにした場合で
ある。
その場合、記録する画像の種類や濃度などに応じて2値
化するための閾値データを選択することもてきる。この
閾値データの選択指令信号はシステムバス81を介して
供給される。
出力装置65に対しては、画像記録のためのスタート信
号や記録紙サイズの選択信号などが供給される。
続いて、これらの構成要素について、詳細に説明する。
説明の都合上、まず、この発明に適用できる簡易形のカ
ラー複写機の構成の一例を第2図を参照して説明するこ
とにする。
図示のカラー複写機は色情報を3種類の色情報に分解し
てカラー画像を記録しようとするものである。分離すべ
き3種類の色情報としては、上述しl二ように、黒BK
、赤R及び青Bを例示する。
第2図において、200はカラー複写機の要部の一例て
あって、201はドラム状をなす像形成] 1 体で、その表面にはセレンSe、OPC(有機半導体)
等の光導電性感光体表層が形成され、光学像に対応した
静電像(静電潜像)が形成できるようになされている。
像形成体201の周面にはその回転方向に向かって順次
以下に述べるような部材が配置される。
像形成体201の表面は帯電器202によって、一様に
帯電され、その後、像形成体201の表面には各色分解
像に基づく像露光(その光学像を204で示す)がなさ
れる。
像露光後は所定の現像器によって現像される。
現像器は色分解像に対応した数だけ配置される。
この例では赤のトナーの現像剤が充填された現像器20
5と、青のトナーの現像剤が充填された現像器206と
、黒のトナーの現像剤が充填された現像器2Q7とが、
像形成体201の回転方向に向ってこれらの順で、順次
像形成体201の表面に対向配置される。
現像器205〜207は像形成体201の回転に同期し
て順次選択きれ、例えば現像器207を選択することに
よって黒の色分解像に基づく静電像にトナーが付着する
ことにより、黒の色分解像か現像される。
現像器207側には転写前帯電器209と転写前露光ラ
ンプ210とが設けられ、これらによってカラー画像を
記録体Pに転写しやすくしている。
ただし、これらの転写前帯電器209及び転写前露光ラ
ンプ210は必要に応じて設けられる。
像形成体201上に現像されたカラー画像若しくは白黒
画像は転写器211によって、記録体P上に転写される
。転写された記録体Pは後段の定着器212によって定
着処理がなされ、その後排紙される。
なお、除電器213は除電ランプと除電用コロナ放電器
の一方または両者の組合せからなり、これらは必要に応
じて設けられる。
クリーニング装置214はクリーニングブレードやファ
ーブラシで構成され、これによって像形成体201のカ
ラー画像を転写した後のドラム表面に付着している残留
トナーを除去するようにしている。
この除去作業は、現像が行なわれた表面が到達するとき
までには像形成体201の表面から離れるようになされ
ていることは周知の通りである。
帯電器202としてはスコロトロンコロナ放電器などを
使用することができる。これは、先の帯電による影響が
少なく、安定した帯電を像形成体201上に与えること
ができるからである。
像露光204としては、レーザビームスキャナによって
得られる像露光を利用することができる。
レーザビームスキャナの場合には、鮮明なカラー画像を
記録することができるからである。
色トナー像を重ね合せるために繰り返される少なくとも
第2回以降の現像については、先の現像により像形成体
201に付着したトナーを後の現像でずらしたりするこ
となどがないようにしなげればならない。その意味でこ
のような現像は非接触ジャンピング現像によることが好
ましい。
第2図はこのような非接触ジャンピングによって現像す
るタイプの現像器を示す。
現像剤としてはいわゆる2成分現像剤を使用するのが好
ましい。この2成分現像剤は色が鮮明で、かつトナーの
帯電制御が容易だからである。
第3図は画像読み取り装置50の一例を示す。
同図において、原稿52のカラー画像情報(光学像)は
ダイクロイックミラー55において、2つの色分解像に
分離きれる。この例では、赤Rの色分解像とシアンcy
の色分解像とに分離きれる。
そのため、ダイクロイックミラー55のカットオフは5
40〜600nm程度のものが使用される。
これに。Lっで、赤成分が透過光となり、シアン成分が
反射光となる。
赤R及びシアンCyの各色分解像は夫々CCDなとの画
像読み取り手段56.57に供給されて、夫々から赤成
分R及びシアン成分cyのみの画像信号が出力きれる。
第4図は、画像信号R,Cyと各種のタイミング信号ど
の関係を示し、水平有効域信号(H−VALID)  
(同図C)LtCCD56,5717)最大原稿読み取
り幅Wに対応し、同図F及びGに示す画像信号R,cy
は同期クロックCLKI(同図E)に同期して読み出さ
れる。
画像信号R,Cyは正規化用のアンプ58゜59を介し
てA/D変換器60.61に供給きれることにより、所
定ビット数のデジタル信号に変換される。
このデジタル画像信号はシ工−デング補正される。63
.64は同一構成のシエーデング補正回路を示す。その
具体例は後述する。
シエーデング補正きれたデジタルカラー画像信号は次段
の色分離回路150に供給されて、カラー画像記録に必
要な複数の色信号R,B及びBKに分離される。これら
色信号R,B及びBKは夫々カラーコードデータと濃度
データとで構成きれている。
なお、上述したように、像形成体201の1回転につき
1色のカラー画像が現像されるような画像形成処理プロ
セスが採用されている関係上、像形成体201の回転に
同期して現像器205〜207が選択きれると共に、こ
れに対応した色信号が順次選択されて出力きれる。
きて、原稿にランプを照射して反射光をレンズで集光し
、画像を読み取る装置においては、ランプ、レンズなど
の光学的問題からシエーデングと呼ばれる不均一な光像
が得られる。
第5図において、主走査方向の画像データをVl、V2
・・・Vnとすると、その主走査方向の両端でレベルが
下がっている。そこで、これを補正するためにシェーデ
ング補正回路63.64では、次のような処理を行なっ
ている。
第5図でVRは画像レベルの最大値、Vlは均一濃度の
基準白色板(図示せず)の白色を読み込んだときの1ビ
ツト目の画像レベルである。実際に、画像を読み取った
ときの画像レベルをdlとすると、補正された画像の階
調レベルdl’は次のようになる。
dl’=dlxVR/Vl この補正式が成立するように各画素の画像データごとに
その補正が行なわれる。
第6図はシエーデング補正回路63の一例を示す。
RAMなどで構成された第1のメモリ66aは、白色板
を照射したときに得られる1ライン分の正規化用の信号
(シエーデング補正データ)を読み込むためのメモリで
ある。
第2のメモリ66bは画像読み取り時に、第1のメモリ
66aに記憶きれたシエーデング補正データに基づいて
その画像データを補正するためのもので、ROMなどが
使用される。
シェーデング補正に際しては、まず白色板を走査して得
た]ライン分の画像データが第1のメモリ66aに記憶
される。原稿の画像読み取り時にはその画像データが第
2のメモリ66bのア1くレス端子AO−A5に供給さ
れると共に、第1のメモリ66aから読み出さ′れたシ
エーデング祁i正データかアドレス端子へ〇〜Allに
供給される。従って、第2のメモリ66bからは上述の
演算式にしたがってシエーデング補正された画像データ
が出力される。
上述した色分1iIII(2色から3つの色信号への色
分離)は次のような考えに基づいて行なわれる。
第7図は色成分のカラーチャートの分光反射特性を模式
的に示したものであって、同図Aは無彩色の分光反射特
性を、同図Bは青色の分光反射特性を、そして同図Cは
赤色の分光反射特性を夫々示す。
その横軸は波長(nm)を、縦軸は相対感度(%)を示
す。従って、ダイクロイックミラー55の分光特性を6
00nmとすれば、赤成分Rが透過し、シアン成分Cy
が反則きれる。
白色を基準として正規化した赤信号RのレベルをVR、
シアン信号CyのレベルをVCとするとぎ、これら信号
VR,VCから座標系を作成し、作成されたこの色分離
マツプに基づいて赤、青及び黒の色分離を行なう。座標
軸の決定に際しては、次の点を考慮する必要がある。
■、中間調を表現できるようにするため、テレビジョン
信号の輝度信号に相当する原稿52の反射率(反射濃度
)の概念を取り入れる。
II 、赤、シアンなどの色差(色相、彩度を含む)の
概念を取り入れる。
従って、輝度信号情報(例えば、5ビツトのデジタル信
号)と色差信号情報(同様に、5ビットのデジタル信号
)として例えば以下のものを用いるとよい。
輝度信号情報=VR+VC・・・ (1)を二だし、 O≦VR≦1.0     ・・・ (2)O≦VC≦
1.0      ・・・ (3)O≦VR+VC≦2
.0   ・・・ (4)VR,VCの和(VR+VC
)は黒レベル(=O)−から白レベル(=2.0)まで
に対応し、全ての色は○から2.0の範囲に存在する。
色差信号情報=VR/(VR+VC)またはVC/(V
R+VC)  ・・・ (5)無彩色の場合には、全体
のレベル(VR+VC)に含まれる赤しベルVR,シア
ンレベルVCの割合は一定である。従って、 VR/(VR十VC)=VC/(VR+VC)=0.5
 ・・・ (6) となる。
これに対し、有彩色の割合には、赤系色では、0.5<
VR/(VR十VC) ≦1.0 ・・・ (7)0≦
VC/(VR十VC)<0.5  ・・・ (8)シア
ン系色では、 O≦VR/(VR+VC)<0.5  ・・・ (9)
0.5<VC/(VR十VC)≦1.0 ・・ (10
)のように表現することができる。
従って、座標軸として(VR十VC)とVR/(VR+
 VC)もしくは(VR+VC)とVC/(VR+VC
)を2軸とする座標系を用いることにより、レベル比較
処理だけで有彩色(赤系と青光)、無彩色を明確に分離
することがてきる。
第8図には、その縦軸に輝度信号成分 (VR十VC)を、その横軸に色差信号成分VC/(V
R十VC)をとったときの座標系を示す。
色差信号成分としてVC/CVR十VC)を使用すれば
、0.5より小きい領域は赤系R,0,5より大きい領
域は青果Bとなる。色差信号情報=0.5近傍及び輝度
信号情報が少ない領域に夫々無彩色が存在する。
このように、赤信号R及びシアン信号cyのレベルを検
出することによってカラー原稿のカラー情報信号から、
赤、青、及び黒の3つの色信号R2B、BKに分離して
出力させることかできる。
第9図はこのような色分離方法に従って色区分を行なっ
た色分離マツプの具体例を示す。このROMテーブル内
には、原稿52の反射濃度から得られた量子化きれた濃
度対応値が格納されている。図示の例は、32X32の
ブロックに分けられている例を示す。
なお、実際は分離すべき色数のROMが用意され、夫々
に対応するマツプデータが格納された構成となっている
。詳細は後述する。
第10図はこのような色分離を実現するための色分離回
路150の一例を示す要部の系統図である。
同図において、端子150a、150bには3色に色分
離する前の赤信号R及びシアン信号Cyが供給される。
これら色信号は階調変換、γ補正等の処理がなされたも
のを使用することができる。
演算処理後のデータは、輝度信号データを求めるための
(VR十VC)の演算結果が格納されたメモリ152に
対するアドレス信号として利用されると共に、色差信号
データVC/(VR+VC)の演算結果が格納されたメ
モリ151に対するアドレス信号として利用される。
これらメモリ151.152の各出力は分離メモリ(R
OM構成)153〜155のアドレス信号として利用き
れる。メモリ153は赤信号R用であり、メモリ154
は青信号B用であり、メモリ155は黒信号BK用であ
る。
メモリ153〜155には、第8図に示した色分離マツ
プのデータつまり濃度データ(4ビツト構成)の他に、
以下に示すような夫々のカラーコードデータ(2ビツト
構成)とが格納される。
有彩色として上述のように赤と青を考えた場合、各色情
報そのものは2ビツトで表わすことができるから、今、 白= (1,1)=3 黒= (0,0)=0 赤= (1,0)=2 青= (0,]、) =1 とすると、第8図に示すDなる濃度データは、Dそのも
のが各メモリ153〜155に格納されるのではなく、
この濃度データDの他に、カラーコードである1、2,
3.0が一緒に夫々のメモリ153〜155にメモリき
れる。従って、OD・・・黒(メモリ155) 2D・・・赤(メモリ153) ■D・・・青(メモリ154) のデータが夫々格納きれることになる。
格納状態の一例を第11図に示す。同図(イ)〜(ハ)
において、斜線の領域がデータ格納領域であり、Xは濃
度データを示す。濃度データXは16進数である。
斜線領域以外は白を示すカラーコードデータ「30」が
格納される。
さて、各メモリ153〜155から順次に読み出された
濃度データは、記憶データ処理回路170を構成する2
値化手段171において2値化処理される。そのため、
2値化手段171には閾値ROM 1 ? 2からの閾
値データに基づいて4ビツトの濃度データが2値化され
る。
そして、この2値化された2値データが存在するときに
は、その画像データに対応したカラーコードを記憶装置
160にメモリするようにしたものである。
2値データが存在しないときには、白に対応したカラー
コードがメモリきれる。
そのため、図示するようにメモリ153〜155より読
み出されたカラーコードデータが白コード発生器174
に供給されると共に、2値データがインバータ173で
位相反転された後、この白コード発生器174にその制
御信号として供給される。
ここで、2値化後データがないとき、つまり地肌が白で
あるときは、2値化手段170からは°°L゛の2値デ
ータが得られ、これによってカラーコードデータ夕がど
のようなものであっても、白のカラーコードデータに変
換されて出力される。
2値化後データが存在するとぎには、入力したカラーコ
ードデータ夕そのものが出力されることになる。
白コード発生器174は論理回路やROMを使用するこ
とができる。論理回路を使用する場合には、その真理値
表は第12図に示すようなものとなる。
このように、濃度データ及びカラーコードデータは2ビ
ツトの画像データ(以下記憶データという)に変換きれ
て、この白コード発生器174から出力されるものであ
るから、この記憶データをメモリする記憶装置160と
しては、図示するように2枚のメモリプレーン160A
、1.60Bを使用すればよい。
この場合、一方のメモリ160Aを記憶データのうちの
下位ビット用のメモリどして使用した場合、他方のメモ
リ160Bは上位ビット用のメモリとして使用されるこ
とになる。
なお、1つのメモリプレーンは所望の画像サイズを2値
データに格納できるものとする。メモリプレーンは、ダ
イナミックRAMやスタテックRAMを使用できる。
以上のように、色情報をカラーコードデータとしてメモ
リするようにすると、メモリプレーンの容量としては、 297mmX 210mmX (16dots/mm)
2X 2ビット=319334.40ビツト ′:4Mバイト となって、従来よりも記憶装置160の記憶容量を大幅
に逓減できる。
きて、上述のように、2ビツトのカラーコードの場合に
は、4色の画像データをメモリすることが可能であるの
で、カラーコートが3ビツトで構成きれているときには
、8色(白を含む)までの画像データをメモリすること
ができる。この場合、従来の方法では、7枚のメモリプ
レーンが必要であるのに対し、この発明のような処理を
すれば、カラーコードのビット数、つまり3枚のメモリ
プレーンで済む。これによって、記憶装置160の記憶
容量を1/2以下に逓減でさ−る。
第13図は濃度データを3値化するようにしたときの一
例である。
通常、3値のデータを表示するには、少なくとも2ビツ
ト必要であるが、今までの例からも明らかなように、カ
ラーコードには白コードを示すカラーコードがあるので
、これを利用すれば1ビツトで済む。
すなわち、白息外のコードで、3値コードが” H”の
ときは、3値レベル、” L ”のときは、2値レベル
とすることができるため、2値化コードと3値化コード
は、1ビットのデータで峻別することが可能になる。
ただし、カラーコードは先の例からも明らかなように2
ビツト必要である。このようなことがら、1画素のデー
タを、カラーコードを含めて3ビットで表現することが
できる。その結果、3つのメモリプレーンを使用するた
けて、3色3値化画像十て格納できるようになる。通常
の手法を応用する場合には、3色2値化画偉しか格納す
ることができないからである。
そのため、記憶データ処理回路170は第13図に示す
ように構成されるものである。
2値化手段171で2値化された2値データP2と、4
ビツトの濃度データは、夫々3値化手段175に供給き
れて、2値データP2が閾値ROM176からの閾値デ
ータに基づいて3値化される。3値データP1と2値デ
ータP2とはアンド回路177に供給され、その1ビツ
ト出力P3が第3のメモリプレーン160cに格納され
る。
このデータ内容によって、2値データと3値データとが
区別される。
また、3値データP1と2値データP2とは、ざらにノ
ア回路178に供給され、その出力P4で白コード発生
器174が制御される。
ここで、データP1〜P4の関係は、第14図に示すよ
うになる。実際には、カラー情報であるが、説明の便宜
上3値レベルを輝度情報(白、黒及び灰)の3色につい
て例示しである。
これによれば、白レベルのとぎはP4が°“H”である
から、白コート発生器]74からは第10図の場合と同
様に白コードが得られる。このとき、P3は’ L ”
である。
灰しノ\ルのときには、P4.P3ともL ”であるか
ら、入力力ラーコ−1・がそのままメモリプレーン16
0a、160bに記憶される。従って、カラーコートの
下位コートは“L ”のままである。
黒しノ\ルのときは、P3がH”で、P4か” L ”
であるから、カラーコートかそのj:、1ニーメモリプ
レーン1.60a、160bにメモリされることになる
。この場合、その下位コードはI−1’“であることか
ら、これによって3値レベルであることが容易に判別さ
れる。
第15図は上述した色分離回路150内にカラーゴース
!・の除去回路300を設けた場合を示す。
カラーゴースト処理は、主走査方向(水平走査方向)の
ほか、像形成体201の回転方向である副走査方向(垂
直走査方向)にもカラーゴースト処理か行なわれる。
第16図はその具体例を示す。
この例では、水平方向に7画素、垂直方向に7ライン分
の画像データを利用して水平及び垂直方向のゴーストを
除去するようにした場合である。
カラーゴースト処理は画像データのうち、カラーコ−1
・のみが対象となる。
そのため、メモリ153〜155から読み出されたカラ
ーコードは順次7ビツト構成のシフトレジスタ301に
供給されて並列化される。この7画素分の並列カラーコ
ードデータは水平方向のゴースト除去用ROM302に
供給されて各画素ごとにゴースト除去処理かなされる。
ゴースト処理が終了するとラッチ回路303でラッチき
れる。
これに対して、メモリ153〜155から出力された濃
度データはタイミング調整用のシフトレジスタ305 
(7ビツト構成)を介してラッチ回路306に供給され
て、カラーコードデータに続いて濃度データがシリアル
転送されるようにデータの転送条件が定められる。
シリアル処理されたカラーコードデータと濃度データと
が次段のラインメモリ部310に供給ざ3 ] れる。
このラインメモリ部310は7ラインの画像データを使
用して垂直方向のカラーゴーストを除去するために設け
られたものである。なお、ラインメモリは合計8ライン
分使用されているか、これはゴースト処理をリアルタイ
ムで処理するために、1ライン余分に使用されるもので
ある。
8ライン分のカラーコードデータと濃度データは後段の
ゲート回路群320において夫ノ?分離される。ゲート
回路群320は夫々のラインメモリ311〜3]8に対
応して夫々ゲート回路321〜328か設けられている
このラインメモリ部3]0において同時化された8ライ
ンメモリの出力データはゲート回路群320において、
カラーコードデータと濃度デー々とに分wfすれ、分1
IIItきれたカラーコードデータは選択回路330に
供給されて合計8本のラインメモリのうち、カラーゴー
スト処理に必要な7木のラインメモリのカラーコーiく
データが選択される。この場合、ラインメモリ311〜
317が選択されたときには、次の処理タイミングでは
、ラインメモリ312〜318が選択されるごとく、選
択されるラインメモリが順次シフトする。
選択され、かつ同時化きれた?ラインメモリ分のカラー
コードデータは、次段の垂直方向のゴースト除去ROM
 34−0に供給されて垂直方向のカラーゴースI・が
除去される。
その後、ラッチ回路341てラッチされる。
これに対して、ゲート回路群320て分離された濃度デ
ータは直接ラッチ回路342に供給きれて、カラーコー
ドデータとタイミング調整された上で出力されることに
なる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によればカラー画像を複
数の色信号に分離するに際し、1画素のデータをカラー
コードデータと、濃度データとに分離してから所定のメ
モリに格納するようにし、最終的に記憶装置に記憶デー
タを格納する場合には、このカラーコードと多値化コー
ド(2値化コードもしくは3値化コード)を記憶きせる
ようにしたものである。
従って、この発明によれば、外部記憶装置の記憶容量を
従来よりも格段と逓減することができる特徴を有する。
その場合、分離すべき色信号が増えるほどその記憶容量
を削減できるから、分離色数が増すほど、この発明の効
果は顕著となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるカラー画像処理装置の概要を示
す系統図、第2図は簡易形の電子写真式カラー複写機の
一例を示す構成図、第3図は画像読み取り装置の一例を
示す系統図、第4図はその動作説明に供する波形図、第
5図はシエーデング補正の説明図、第6図はシエーデン
グ補正回路の一例を示す系統図、第7図及び第8図は色
分離の説明に供する図、第9図は色分離マツプの一例を
示す図、第10図はこの発明の信号処理系の要部である
色分離回路及び記憶装置の一例を示す系統図、第11図
はその動作説明に供するメモリ格納状況を示す図、第1
2図は白コード発生器の真理値表を示す図、第13図は
第10図の他の例を示す系統図、第14図はそのときの
論理動作の説明に供する図、第15図はこの発明の信号
処理系の要部である色分離回路及び記憶装置のざらに他
の例を示す系統図、第16図はカラーゴース!・除去回
路の具体例を示す系統図、第17図は従来の信号処理系
を示す系統図であるや 50・・・画像読み取り装置 65・・・出力装置 70・・・シーケンス制i卸回路 75・・・操作・表示部 150・・・色分離回路 151〜155・・・メモリ 160・・・記憶装置 170・・・記憶データ処理回路 300・・・カラーゴースト除去回路 特許出願人 小西六写真工業株式会社 第5図 第6図 ハフ・・  −11A11+土ゝ−1−ロ牌第7図 A      [3 裏表(nm)−一         液長(nm)→ζ
ど1・ ンエーTンノ方町り口実5 −フ 裏表(nm)→ 第11図 第12図 第14図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像を撮像することによって得られる複数の色情
    報を記憶装置に記憶するようにしたカラー画像処理装置
    において、 上記複数の色情報が色指定情報と、濃度情報とに変換さ
    れ、 上記複数の色情報として、上記色指定情報が記憶される
    ようになされたことを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. (2)上記濃度情報を2値化し、その2値化出力によっ
    て上記記憶すべき色指定情報が制御されるようになされ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー
    画像処理装置。
  3. (3)上記濃度情報を3値化した出力を3値データの識
    別信号として記憶するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のカラー画像処理装置。
  4. (4)上記濃度情報を2値化したのち、3値化し、その
    3値化出力で上記記憶すべき色指定情報が制御されるよ
    うになされたことを特徴とする特許請求の範囲第1項及
    び第3項記載のカラー画像処理装置。
JP61288312A 1986-12-03 1986-12-03 カラ−画像処理装置 Pending JPS63141456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61288312A JPS63141456A (ja) 1986-12-03 1986-12-03 カラ−画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61288312A JPS63141456A (ja) 1986-12-03 1986-12-03 カラ−画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63141456A true JPS63141456A (ja) 1988-06-13

Family

ID=17728548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61288312A Pending JPS63141456A (ja) 1986-12-03 1986-12-03 カラ−画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63141456A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012211786A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Sysmex Corp 検体分析システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012211786A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Sysmex Corp 検体分析システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01309467A (ja) 画像処理装置
JPS61290865A (ja) 中間調デジタル画像処理装置
US4841361A (en) Color image processing apparatus
JPS63141441A (ja) カラ−画像処理装置
EP0270090B1 (en) Color image processing apparatus
JP2607489B2 (ja) カラー画像処理装置
JPS62220072A (ja) 中間調デジタルカラ−画像処理方法
JPS63141456A (ja) カラ−画像処理装置
JPS61196668A (ja) デジタルカラ−複写機
JPS63193771A (ja) カラ−画像処理装置
JP2887483B2 (ja) 多色画情報生成装置及びこれを用いた画像処理装置
JPS62170A (ja) デジタルカラ−画像処理装置
JP3003133B2 (ja) イメージ外形線抽出装置
JPS63141457A (ja) カラ−画像処理装置
JPH0750915B2 (ja) 拡大・縮小可能な画像処理装置
JPS6378672A (ja) デ−タ圧縮方式
JP3093722B2 (ja) カラー記録装置
JPS61288571A (ja) 中間調デジタル画像処理装置
JPS6384267A (ja) デ−タ圧縮方式
JPS62186663A (ja) 中間調デジタル画像処理装置
JPS61288563A (ja) デジタルカラ−画像処理装置
JP2538875B2 (ja) 色信号変換装置
JPS6395773A (ja) 拡大・縮小可能な画像処理装置
JP2000341511A (ja) 画像処理装置
JPH0567106B2 (ja)