JPS63141254A - 放電ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は５小形放電ランプに関し、全体の大きさを小さ
くするため複数の放電変曲部を有するものにおいて、特
に放電変曲部を量産に容易な加熱溶着方式で形成するこ
とによシ、量産性、信頼性を向上させた、放電ランプ構
造に関する。

〔従来の技術〕

従来の発明は特開昭５７−４４９５８号公報に記載の様
にＵ字管の管端を円筒状突起を有する金属板の突起部に
嵌合させ、そのＵ字管を押え板により押え、金属板と密
着させた上で、さらにフィラメントを円筒状突起で囲っ
たステムと１この金属板とを密着させることによシ放電
路を形成する構造となっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術によると、Ｕ字管と金属性叉え板及びステ
ム部は、接着することなく、単に弾性を有する押え板に
より圧接されているだけであるため、短絡放電を防ぐた
め、接触面に高い平滑度及び嵌合精度が要求される。と
ころが、加熱によるガラス加工だけで十分な精度を得る
事は難しいため接触面の２次加工またはシール剤の塗布
等が必要となシ、量産性及び生産コストの点で問題があ
った。

本発明の目的は、Ｕ字管管端接合を量産的に、低コスト
で実現する放電ランプを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、Ｕ字形ガラス管とガラス基板の封着に、接
着剤を使用せず、低融点材料等を予備成形した封止板を
境界に使用し、組立後に加熱溶着させることによシ達成
される。

〔作用〕

封止板はプレス成形等によシ製作するため１部品寸法の
ばらつきは小さい。そこで、ペースト状の接着剤を塗布
する方式に比べ、接着部の均質度は格段に優れている。

また、予備成形された封止板は、取扱性及び組立性に優
れるため、生産効率の向上が図れる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１〜４図によシ説明する。

１１及び１２は一端に電極を有し他端が開口したＵ字形
状ガラス管で、３は例えばプレス成形したガラス基板で
、ガラス管の開口端を収納し放電路となる凹部と、ガラ
ス管の電極部を収納する穴とを有する。２はガラス管１
１．１２及びガラス基板３より低融点の材料で例えばプ
レス成形によシ予備成形した封止板で、ガラス管の開口
端を収納する円筒状突起を有する。

Ｕ字形状ガラス管１１．１２は一般のＵ字形放電ランプ
と類似の方法で作り、開口端を封止板２の円筒部穴に通
し、さらにガラス基板３の穴に電極部を通し組立てる。

第３図はガラス管開口端部の組立時の状態であシ、ガラ
ス管１１、封止板２及びガラス基板の境界には隙間があ
る。この状態で例えば加熱炉等で加熱することによシ他
の部品よシ融点の低い封止板２が溶融し、ガラス管及び
カラス基板に溶着して気密空間が形成される（第４図）
。

本実施例によれば、接着面の面積が接着剤塗布方式に比
べはるかに大きくなるため、接着部の強度及び気密度が
高く、また組立は部品の組合せだけで接着剤の塗布工程
がないため量産性に優れるという効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、接着剤塗布工程が不要となるため１組
立時間が大巾に短縮でき、また封止板を均一な形状に成
形することは容易なため、接着剤塗布方式の様に、接着
状態のばらつきが発生することがなく、生産効率及び製
品信頼性の向上に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の斜視図、第２図は各部品毎に展
開した斜視図、第３図は加熱後封止部、第４図は加熱後
封止部の拡大図である。 １１．１２・・・Ｕ字形状放電管、２・・・封止板、３
・・・ガラス基板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、少なくとも１ケ所の放電変曲部を有し、一端が開口
   した管と、ガラス基板により放電変曲部を形成せしめた
   放電ランプにおいて、上記開口部と上記ガラス基板の放
   電変曲部との封着に予備成形した低融点材料の封止板を
   使用してなることを特徴とする放電ランプ。