JPS6313891Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313891Y2 JPS6313891Y2 JP10013883U JP10013883U JPS6313891Y2 JP S6313891 Y2 JPS6313891 Y2 JP S6313891Y2 JP 10013883 U JP10013883 U JP 10013883U JP 10013883 U JP10013883 U JP 10013883U JP S6313891 Y2 JPS6313891 Y2 JP S6313891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inert gas
- nozzle
- gas introduction
- insert
- introduction pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011449 brick Substances 0.000 claims description 16
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 13
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は取鍋またはタンデイツシユに取付ける
スライデイングノズル装置に関し、とくに、イン
サートノズルより溶鋼内に不活性ガスを吹き込む
スライデイングノズル耐火物の改良に係る。
スライデイングノズル装置に関し、とくに、イン
サートノズルより溶鋼内に不活性ガスを吹き込む
スライデイングノズル耐火物の改良に係る。
従来、スライデイングノズル装置のノズル孔内
に不活性ガスを吹き込む装置として、次のような
ものが提案されている。
に不活性ガスを吹き込む装置として、次のような
ものが提案されている。
(1) 第１図に示すごとく、スライデイングノズル
装置１のボトムプレート２のノズル孔３にリン
グ状のポーラスれんが４を同心にセツトして、
これから、ノズル孔３周面に不活性ガスを吹き
込むもの（特公昭49−21016号）。
装置１のボトムプレート２のノズル孔３にリン
グ状のポーラスれんが４を同心にセツトして、
これから、ノズル孔３周面に不活性ガスを吹き
込むもの（特公昭49−21016号）。
(2) 第２図に示すごとく、スライデイングノズル
装置のインサートノズル１１の上半部を覆うよ
うにポーラスれんが１２を嵌装し、インサート
ノズル１１の下半部から不活性ガス導入管１３
をポーラスれんが１２に連結したもの（実公昭
56−13100号）。
装置のインサートノズル１１の上半部を覆うよ
うにポーラスれんが１２を嵌装し、インサート
ノズル１１の下半部から不活性ガス導入管１３
をポーラスれんが１２に連結したもの（実公昭
56−13100号）。
上記(1)のスライデイングノズル装置１は、イン
サートノズル５上半部への非金属介在物の付着
を、ポーラスれんが４の位置が離れていて不活性
ガスの撹拌力が弱く防止できない。また、(2)のス
ライデイングノズル装置は不活性ガス導入管１３
を、あらかじめセツトしたインサートノズル１１
を炉外側より、取鍋またはタンデイツシユに挿入
する外挿式のインサートノズル１１を採用してい
る。この場合、鋳込を終了して、炉底部に付着し
た地金を除去する際、ノズル孔１４にも残鋼が残
り、硬化付着しているために、インサートノズル
１１もやむを得ず炉内側より逆テーパー方向に除
去する。このために、損耗の程度の軽いノズル受
けれんが１５を損傷して、周囲のライニングも痛
めて耐用寿命を低下させてしまう欠点があつた。
そして、炉外方向に収斂するテーパーを持つ内挿
式のインサートノズルは、従来、不活性ガス導入
管の接続が困難で採用されていなかつた。
サートノズル５上半部への非金属介在物の付着
を、ポーラスれんが４の位置が離れていて不活性
ガスの撹拌力が弱く防止できない。また、(2)のス
ライデイングノズル装置は不活性ガス導入管１３
を、あらかじめセツトしたインサートノズル１１
を炉外側より、取鍋またはタンデイツシユに挿入
する外挿式のインサートノズル１１を採用してい
る。この場合、鋳込を終了して、炉底部に付着し
た地金を除去する際、ノズル孔１４にも残鋼が残
り、硬化付着しているために、インサートノズル
１１もやむを得ず炉内側より逆テーパー方向に除
去する。このために、損耗の程度の軽いノズル受
けれんが１５を損傷して、周囲のライニングも痛
めて耐用寿命を低下させてしまう欠点があつた。
そして、炉外方向に収斂するテーパーを持つ内挿
式のインサートノズルは、従来、不活性ガス導入
管の接続が困難で採用されていなかつた。
本考案はこのような問題を解決するために、内
挿式のインサートノズルに組み込まれたポーラス
れんがへ、不活性ガスを供給する不活性ガス配管
をスムーズに連結することのできるスライデイン
グノズル耐火物を提供することを目的とする。
挿式のインサートノズルに組み込まれたポーラス
れんがへ、不活性ガスを供給する不活性ガス配管
をスムーズに連結することのできるスライデイン
グノズル耐火物を提供することを目的とする。
本考案を図面にもとづいて詳細に説明する。第
３図に示すごとく、ポーラスれんが２３を組み込
んだ炉外側方向に収斂するテーパーを持つ内挿式
のインサートノズル２２の下部にポーラスれんが
２３に連通した不活性ガス導入管２４を取付け、
この不活性ガス導入管２４に当接するインサート
ノズル２２の下方に設置したボトムプレート２５
の上面に、凹部２６を穿設して、セラミツクフア
イバー２７を充填し、不活性ガス導入管２４を挿
入して、ボトムプレート２５に凹部２６にいたる
不活性ガス導入孔２８を穿設した不活性ガス吹き
込み用スライデイングノズル耐火物２１である。
３図に示すごとく、ポーラスれんが２３を組み込
んだ炉外側方向に収斂するテーパーを持つ内挿式
のインサートノズル２２の下部にポーラスれんが
２３に連通した不活性ガス導入管２４を取付け、
この不活性ガス導入管２４に当接するインサート
ノズル２２の下方に設置したボトムプレート２５
の上面に、凹部２６を穿設して、セラミツクフア
イバー２７を充填し、不活性ガス導入管２４を挿
入して、ボトムプレート２５に凹部２６にいたる
不活性ガス導入孔２８を穿設した不活性ガス吹き
込み用スライデイングノズル耐火物２１である。
本考案はこのように構成したことにより、ポー
ラスれんが２３を組み込んだ内挿式のインサート
ノズル２２を炉内より、ノズル受けれんが３２に
モルタル２９を介してセツトするとき、あらかじ
め、取鍋あるいはタンデイツシユの鉄皮３０にボ
トムプレート３１を介して取付けているボトムプ
レート２５の上面の凹部２６に、不活性ガス導入
管２４が挿入できる。このボトムプレート２５の
上面の凹部２６にセラミツクフアイバー２７を充
填していることにより、インサートノズル２２の
セツト時に、不活性ガス導入管２４のみがセラミ
ツクフアイバー２７に埋まり込み、モルタル２９
が不活性ガス導入管２４および不活性ガス導入孔
２８に入りこみ閉塞することはセラミツクフアイ
バー２７に阻止されて起らない。そして、このこ
とにより、凹部２６の開孔面積を不活性ガス導入
管２４の直径より大きく設けることができ、イン
サートノズル２２およびボトムプレート２５のセ
ツトの精度に余裕が生じて作業性がシツプする。
この不活性ガス導入路の中継部としての凹部２６
において、インサートノズル２２をセツトした時
点で不活性ガス導入管２４はセラミツクフアイバ
ー２７内に埋まり、セラミツクフアイバー２７表
面はインサートノズル２２とボトムプレート２５
間のモルタル２９でシールできており、流通する
不活性ガス（Ar，N2）がリークすることはな
い。
ラスれんが２３を組み込んだ内挿式のインサート
ノズル２２を炉内より、ノズル受けれんが３２に
モルタル２９を介してセツトするとき、あらかじ
め、取鍋あるいはタンデイツシユの鉄皮３０にボ
トムプレート３１を介して取付けているボトムプ
レート２５の上面の凹部２６に、不活性ガス導入
管２４が挿入できる。このボトムプレート２５の
上面の凹部２６にセラミツクフアイバー２７を充
填していることにより、インサートノズル２２の
セツト時に、不活性ガス導入管２４のみがセラミ
ツクフアイバー２７に埋まり込み、モルタル２９
が不活性ガス導入管２４および不活性ガス導入孔
２８に入りこみ閉塞することはセラミツクフアイ
バー２７に阻止されて起らない。そして、このこ
とにより、凹部２６の開孔面積を不活性ガス導入
管２４の直径より大きく設けることができ、イン
サートノズル２２およびボトムプレート２５のセ
ツトの精度に余裕が生じて作業性がシツプする。
この不活性ガス導入路の中継部としての凹部２６
において、インサートノズル２２をセツトした時
点で不活性ガス導入管２４はセラミツクフアイバ
ー２７内に埋まり、セラミツクフアイバー２７表
面はインサートノズル２２とボトムプレート２５
間のモルタル２９でシールできており、流通する
不活性ガス（Ar，N2）がリークすることはな
い。
セラミツクフアイバー２７はスラグウール、グ
ラスウール、アルミナ系フアイバー、アルミナシ
リカ系フアイバー、ムライド系フアイバーなどセ
ラミツクフアイバーであれば使用できるものであ
る。なお、３３はスライドプレート、３４はシー
ルプレートである。
ラスウール、アルミナ系フアイバー、アルミナシ
リカ系フアイバー、ムライド系フアイバーなどセ
ラミツクフアイバーであれば使用できるものであ
る。なお、３３はスライドプレート、３４はシー
ルプレートである。
以上説明したように、本考案によりポーラスれ
んがを組み込んだ内挿式のインサートノズルを実
用化することができた。そして、インサートノズ
ル上半部への非金属介在物の付着を不活性ガスの
近距離からの強い撹拌力で防止でき、鋳込終了後
の地金除去の際もインサートノズルをノズル受け
れんがを損傷することなく、スムーズに取り外す
ことができ、周囲のライニングを痛めることがな
く、取鍋またはタンデイツシユの耐用寿命を延ば
すことができる。
んがを組み込んだ内挿式のインサートノズルを実
用化することができた。そして、インサートノズ
ル上半部への非金属介在物の付着を不活性ガスの
近距離からの強い撹拌力で防止でき、鋳込終了後
の地金除去の際もインサートノズルをノズル受け
れんがを損傷することなく、スムーズに取り外す
ことができ、周囲のライニングを痛めることがな
く、取鍋またはタンデイツシユの耐用寿命を延ば
すことができる。
第１図は従来の不活性ガス吹き込み用スライデ
イングノズル装置の縦断面図、第２図は他の従来
の不活性ガス吹き込み用スライデイングノズル耐
火物の縦断面図、第３図は本考案の一例を示す不
活性ガス吹き込み用スライデイングノズル耐火物
の縦断面図。 図中、２１……不活性ガス吹き込み用スライデ
イングノズル耐火物、２２……インサートノズ
ル、２３……ポーラスれんが、２４……不活性ガ
ス導入管、２５……ボトムプレート、２６……凹
部、２７……セラミツクフアイバー、２８……不
活性ガス導入孔、２９……モルタル、３０……タ
ンデイツシユの鉄皮、３１……ボトムプレートケ
ース、３２……ノズル受けれんが、３３……スラ
イドプレート、３４……シールプレート。
イングノズル装置の縦断面図、第２図は他の従来
の不活性ガス吹き込み用スライデイングノズル耐
火物の縦断面図、第３図は本考案の一例を示す不
活性ガス吹き込み用スライデイングノズル耐火物
の縦断面図。 図中、２１……不活性ガス吹き込み用スライデ
イングノズル耐火物、２２……インサートノズ
ル、２３……ポーラスれんが、２４……不活性ガ
ス導入管、２５……ボトムプレート、２６……凹
部、２７……セラミツクフアイバー、２８……不
活性ガス導入孔、２９……モルタル、３０……タ
ンデイツシユの鉄皮、３１……ボトムプレートケ
ース、３２……ノズル受けれんが、３３……スラ
イドプレート、３４……シールプレート。
Claims (1)
- ポーラスれんが２３を組み込んだ内挿式のイン
サートノズル２２の下部にポーラスれんが２３に
連通した不活性ガス導入管２４を取付け、この不
活性ガス導入管２４に当接するインサートノズル
２２の下方に設置したボトムプレート２５の上面
に、凹部２６を穿設して、セラミツクフアイバー
２７を充填し、前記凹部２６に連通する不活性ガ
ス導入孔２８をボトムプレート２５に穿設した不
活性ガス吹き込み用スライデイングノズル耐火
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10013883U JPS6011157U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 不活性ガス吹き込み用スライデイングノズル耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10013883U JPS6011157U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 不活性ガス吹き込み用スライデイングノズル耐火物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6011157U JPS6011157U (ja) | 1985-01-25 |
| JPS6313891Y2 true JPS6313891Y2 (ja) | 1988-04-19 |
Family
ID=30237021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10013883U Granted JPS6011157U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 不活性ガス吹き込み用スライデイングノズル耐火物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011157U (ja) |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP10013883U patent/JPS6011157U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6011157U (ja) | 1985-01-25 |
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