JPS6313889B2 - - Google Patents

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JPS6313889B2
JPS6313889B2 JP6277079A JP6277079A JPS6313889B2 JP S6313889 B2 JPS6313889 B2 JP S6313889B2 JP 6277079 A JP6277079 A JP 6277079A JP 6277079 A JP6277079 A JP 6277079A JP S6313889 B2 JPS6313889 B2 JP S6313889B2
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JP
Japan
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track
holding
holding table
workpiece
wheel
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Application number
JP6277079A
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English (en)
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JPS54153387A (en
Inventor
Tei Gurahamu Jeimusu
Henrii Bureemusu Jon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EFU JOSU RAMU CO Inc
Original Assignee
EFU JOSU RAMU CO Inc
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Publication date
Application filed by EFU JOSU RAMU CO Inc filed Critical EFU JOSU RAMU CO Inc
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Publication of JPS6313889B2 publication Critical patent/JPS6313889B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1421Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with a parallel disposition of working devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として加工ステーシヨン間で工作物
を搬送する重力式コンベア装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の装置においては、傾斜路を走行するた
め加速され、到達地点の速度は大で停止時の衝撃
によりトロリと工作物を損傷する危険があつた。
そこで減速装置を設けるが、速度はコンベアの重
量によつて変化するので、減速の調整が困難であ
つた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明の目的は、コンベアの重量の変
化、特に積載時と非積載時の重量変化に対応して
一定速度に減速できる構造簡単な重力式コンベア
を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、下方に傾斜
した軌道と、車輪装置により該軌道上に支持され
その上を自重で走行する工作物支持用トロリとを
含み、上記車輪装置は相互に隣接して設けられた
非積載時用車輪と積載時用車輪からなり、該両車
輪の該軌道に接する外周部は相互に異なる平行な
2つの面にあり、更に粘性減速装置を含み、該2
つの車輪は相互に異なる径を有することを特徴と
する重力式コンベア装置を提供しようとするもの
である。
〔作用と効果〕
このような構造にしてあるので、特に非積載時
には径の大きい車輪を、積載時には径の小さい車
輪を使用して両者の搬送速度を変化させることが
でき、速度の均一化を計ることができるものであ
る。
以下本発明を図面を参照して説明するが、本発
明の基本となる素子の一つは、貯溜、相互搬送、
分流、或は合流時に加工品を支時する工作物保持
台である。所定の工作物保持台は動力駆動され
ず、車輪により下方に傾斜した軌道沿いに移動す
る。その際上記車輪の少くとも1個を、所定速度
を維持すべく制御された制御装置により減速す
る。
第1図、第2図に工作物保持台の第1実施例と
軌道の一部とを示す。符号2は工作物保持台の本
体で、工作物4を巣状に且位置決め部材6により
巣の一部として左右方向に配設された状態で支持
している。8は2個の懸架部材で、夫々下端で上
記本体2を支持し、上端は逆U字状に形成されて
車軸10が設けられている。12は各車軸10に
取付けられた車輪で、夫々案内用の一対のフラン
ジを終端とする2種類の転動直径を有する。即ち
第2図は、主軸線が垂直になるように設けられた
矩形断面の管からなる軌道14上を車輪12が転
動する状態を示す。この状態では、車輪12は直
径16上で転動すると同時に軌道14に対してフ
ランジ18により案内されている。一方軌道14
は、1個のみ図示するが適宜構造から垂下した複
数の相離間した吊り手20に支持されている。尚
上記保持台2から軌道14にかけての構成は、工
作物4が軌道14の底面により上下方向において
保持台2内に保持されるように、つまり軌道14
の存在により工作物4が保持台2から上下方向に
離脱するのを防止するようになつている。
前記車輪12の少くとも一方の車軸10は、懸
架部材8に装着されたケース22と、該ケース2
2に支持されるとともに車軸10を軸支したシー
ル24と、車軸10の端部に固設されたデイスク
26と、上記ケース22にボルト止めされたシー
リングカバー28とで構成された減速装置により
回転速度を制御される。上記デイスク26とケー
ス22との間、及び同デイスク26とシーリング
カバー28との間には制御された小空隙が画定さ
れ、該空隙内はシリコンオイル等の実質的にニユ
ートン特性を示す粘性流体で満たされている。こ
の種の流体においては、流体の滑り(shear)を
生じさせるに必要な滑り力は同流体に作用する滑
りの時間率に直接比例するから、減速デイスク2
6により車軸10に作用する減速トルクは車軸1
0の角速度に直接比例する。尚比例係数は流体の
粘性、減速デイスク26の直径、同デイスク26
の両側の流体空間の厚さにより決定される。
第2図、第5図、第13図に示す減速装置は全
て、ロータとハウジングとの間で作用してロータ
の角速度に本質的に比例した減速トルクを生じる
粘性流体を使用しているが、これに代えて周知の
磁石及び渦電流による減速方式を使用してもよ
い。例えば第2図に関しては、シーリングカバー
28及びケース22の一方或は両方に単数乃至複
数の永久磁石を取付け、アルミニユーム等適宜の
導体からなるデイスク26の面に対して直角の磁
界を生じるようにすれば、上記デイスク26の回
転により角速度に比例した電流が同デイスク26
内に誘導され、その結果比例した減速トルクが発
生する。また第13図の構成に示すように、デイ
スクに代えて円筒状のスリーブをロータとして使
用できる。但しいずれの場合にも粘性に比して渦
電流による減速トルクは比較的小であるから、車
軸から減速軸への増速ギヤ比を採用するのが望ま
しい。
第3図は前記保持台2が加工品を搭載しない空
の状態で走行する場合にこれを案内支持する軌道
構成を示す。この場合には、管状の軌道14aを
その主軸線が水平になるように配設し、車輪12
は該軌道12a上を大径23側で転動すると同時
にフランジ25に案内される。このように車輪1
2を異なる直径に基いて選択的に転動可能とすれ
ば、例えば工作物を搭載した保持台と搭載しない
保持台とを略等速で下方に傾斜した軌道沿いに走
行させる等、両保持台の速度を独立して制御でき
る。この特徴に関する他の利用法については後述
する。
次に第4図を参照して転動直径の下坂速度に対
する効果を説明する。即ち第4図は車輪の速度及
び力のベクトルの概略線図であり、図中W1は支
持された重量、D1は直径、αは水平面に対する
軌道の傾斜角、ωは角速度、Vは線速度を示す。
軌道に平行で車輪を前進させる力は F1=W1sinα で表わされ、この力により生じるトルクは TF=F1D1/2=D1/2W1sinα となる。
一定角度の軌道を下坂する車輪が加速状態でも
減速状態でもない平衡状態に達すると、前進トル
クTFと減速トルクTRとは等しく(且逆方向)と
なる。減速トルクTRは TR=K1ω で表わされる。
平衡速度をVとすれば ω=V/D1/2 であるから TR=2K1V/D1 となり、また TF=TR の関係から D1/2W1sinα=2K1V/D1 である。
Vを解くと次式が成立する。
V=sinα/4K1W1D2 1 この式から、平衡状態での前方への転動速度は
重量と転動直径の2乗に比例することが判る。特
に工作物を搭載しない保持台の転動速度を空の保
持台の転動速度に一致させたい場合、非搭載重量
をWE、搭載重量をWF、非搭載側の転動速度を
DE、搭載側のそれをDFとすれば、 WEDE 2=WFDF 2 となり、この状態はまた で表わせる。
このような複数の直径を具えた車輪に基づく技
術は後述の他の分野でも有効に使用できる。
第1図、第2図において、更に符号30は保持
台2の底部に取付けられた2個のローラで、夫々
軸32上で回転自在である。これらローラ30は
垂直軸線を中心に水平面内で作用し、後述する各
種の機能を果す。
また34は各懸架部材8に固設されたバーで、
保持台2が軌道14から浮上がるのを防止する安
全装置として機能する。即ち保持台2の重量は通
常、フランジ18または25により軌道14上に
維持され且案内されているが、不測の事態により
上記フランジ18,25が軌道14上面に乗り上
がろうとした場合には、バー34が軌道14下面
に係合し、これにより保持台2を確実に軌道14
上に保持する。
保持台の両端にはバンパ36が取付けられ、移
動中後続の保持台が追突したり停止中に保持台に
移動中の台が衝突した場合のシヨツクを吸収す
る。
車輪・軌道構成の他の実施例を第5図乃至第8
図に示す。この実施例では各懸架部材8aの上端
を開放状の鉤部50とし、該鉤部50をカートリ
ツジ型の車輪、車軸、減速装置に設けた環状溝5
2に係合させている。また鉤部50はボルト5
3、ナツト54により閉鎖して上記カートリツジ
を保持している。
第5図において55は上記カートリツジの本体
で、軸受58を介して車軸56を支持している。
60はこの車軸56の一端に取付けられた車輪
で、主たる荷重受けとしての軸受62を介して本
体55の外周面にも支持されている。車輪60の
外周面には夫々1対のフランジを有する2条の異
直径の環状溝が形成されている。即ち第5図では
車輪60の大径側66が軌道64に係合した状態
にあり、第6図では小径側68が係合した状態で
ある。
上記軌道64は折曲可能な適宜材料からなる薄
い帯状物で構成され、取付用の穴を打抜かれてい
る。70は複数設けられる懸架部材で、スペーサ
72または74、ボルト76または78、及びナ
ツト80により適宜の支持体に固設される。軌道
64として特に好適な材料は、“ブルースチール”
として知られる、化学処理或は加熱処理により耐
腐食性を付与された高炭素硬化鋼である。
第5図において、減速装置は第2図について前
記したものと同様に、車軸56の他端に固設され
て一体的に回転するデイスク82と、カートリツ
ジ本体55に同軸的に取付けられるか或はそれと
一体的に形成されたケース84と、該ケース84
内に収納されたシール86と、同ケース84に固
設されたシーリングカバー88とで構成される。
上記デイスク82の両側面と本体84及びシーリ
ングカバー88との間に画定された空間は減速用
流体で満たされており、車軸56の角速度に略比
例する減速トルクが車軸56に作用する。
第7図、第8図は前記第5図、第6図の構成の
側面図である。
前記保持台2を移動時に支持し案内する主たる
手段は車軸12,60であり、これら車輪12,
60には必須ではないが通常第2図、第5図の如
き減速装置が設けられる。一方後述の理由によ
り、一部期間は保持台2を他の手段により移動さ
せるのが好都合であり且必要でもある。
そのような手段の一例を第9図、第10図につ
いて説明すれば、100は適宜間隔で立設された
支柱102に適宜に支持された2本のレールであ
り、2列のローラ104を回転自在に106の如
きスペーサを介して取付けられている。上記ロー
ラ104の上面はレール100の上面より若干上
方で呼び面を形成し、一方レール100の内側面
間には前記ローラ30(第1図、第2図)を案内
する溝が形成される。従つて保持台2は、上記し
た如き軌道システム上を転動自在であるとともに
該システムにより案内される。
第9図、第10図には、前記軌道64と車輪6
0を使用した軌道システムから前記ローラ104
とローラ30を使用した支持案内システム(以下
ローラベツド軌道と称する)に保持台2が乗り移
る状態を示す。尚軌道64とローラベツド軌道と
の一致を確実に保持するために、両者間に一致枠
108が結合されている。
第9図では固定軌道64からローラベツド軌道
100への移行を示しているが、その逆の移行も
容易になされることは明白である。ローラベツド
軌道はそのレール100を適宜に湾曲させること
により曲げ得るが、その場合にはローラ104の
上面が平面ではなく捩れ面を形成する。
次に第11図、第12図を参照して、保持台を
固定軌道上で上方に移動させるエスカレータの他
の実施例を説明する。本実施例は固定軌道上で保
持台を登板させるために、従来のモノレール74
0と、モノレールチエーン742と、支持ローラ
745を具えたモノレールハンガー744とを使
用する。746はモノレールハンガー744に枢
着され、スプリング748により駆動位置に維持
された押圧爪である。上方への斜面の始点におい
て、上記モノレール軌道は固定軌道に適宜接触
し、この時点で押圧爪746は前記第1図、第2
図、第5図、第6図の懸架部材8,8aとランダ
ムに係合することにより保持台2を軌道14を登
板させる。所期の高さに達すると、保持台2を支
持した固定軌道が下方に曲げられて通常の非動力
駆動斜面となる。
尚この種のエスカレータ装置は、保持台の下面
側を押す場合にも採用できる。
第13図は保持台を登坂させる他の手段を、デ
イスク型に対抗するものとして円筒型減速装置と
共に示す。
即ち第13図において、750は2個のスプロ
ケツト752に掛回されたチエーンストランド
で、傾斜面を上物に移動する。この場合、上記チ
エーンストランド750のたるみを防止するため
に背面支持部材を設けてもよい。
754は車輪60に同心的に取付けられたスプ
ロケツト、756は該車輪60を支持した円筒型
のカートリツジ式減速装置の軸で、この減速装置
はハウジング758と、軸受760,762と、
シール764と、上記軸756に取付けられたロ
ータ766とで構成されている。ハウジング75
8とロータ766との間の空間は粘性流体で満た
され、それらハウジング758、ロータ766間
に円筒状の滑り領域768を形成している。この
減速装置もまた、軸756の角速度に比例したト
ルクを生じる。
前記ハウジング758は第5図乃至第8図にお
ける懸架部材8a及び鉤部50を介して保持台に
連結してもよく、また下面側で支持された保持台
に対して使用し得るように取付ボス部770を形
成してもよい。
保持台は下坂時、前述したように車輪60の一
方の転動直径で移動し、登坂時は上記保持台が軌
道により前記チエーンストランド750に一致さ
せられるとともにスプロケツト754が同チエー
ンストランド750に係合する。尚このチエーン
ストランド750は2重ストランドチエーンであ
り、一方のストランドが駆動側のスプロケツト7
52に係合し、他方のストランドが保持台側のス
プロケツト754に係合することにより、スプロ
ケツト相互の干渉を避けている。
チエーンストランド750の登坂駆動時にはス
プロケツト754が駆動されるがその際、スプロ
ケツト754をハウジング758に対して前記ト
ルク回転比で回転させるようにしてもよい。ここ
で前記減速装置は滑りクラツチとして機能する。
即ちスプロケツト754がチエーンストランド7
50により引かれて上昇する場合、保持台は上昇
中のチエーンストランド750に対して減速装置
の特性に従つて逆方向に転動し、同保持台の真の
登坂速度はチエーンストランド750の速度より
低くなる。好適に近似させれば、保持台が同一の
傾斜角で下坂しているかのようにチエーンストラ
ンド750に対して相対速度で後方に転動するこ
とになり、保持台を所定の速度で登坂させるに
は、チエーンストランド750の全速度を上記相
対速度と所定の保持台の登坂速度との和とする必
要がある。
この技術は、保持台が軌道を転動する角度にし
て且減速装置をこのために構成した下降傾斜角と
同じか僅かに大きい適当な上昇傾斜角に対して好
都合である。これは減速装置のトルク角速度比が
両回転方向共に等しいという事実に基く。そして
減速トルクは、保持台の下坂時には前記軸756
の一方向の回転により生じ、チエーン750によ
る登坂時には同軸756の逆方向の回転により生
じる。
第14図に、軸の一方向の回転時に一定のトル
ク角速度比を生じ、逆方向の回転時により大なる
トルク角速度比を生じる減速装置を構成する手段
を例示する。尚第14図は第13図の要部断面図
で、付加物を含んでいる。
第14図において、ハウジング758a及び軸
756aは延長されて軸756a上のロータ76
6と軸受760とに近接した空間を形成してい
る。772はブシユ774を介して上記軸756
aに支持された第2のロータで、輪止めクラツチ
(sprag clutch)或はローラクラツチ等のオーバ
ーランニングクラツチ775を介して軸756a
に結合されている。上記種類のクラツチの特徴
は、軸756aが一方向に回転する場合には上記
ロータ772に対して軸756aを自由に回転さ
せるが、逆方向の回転時にはロータ772を軸7
56aに係止することにある。
従つて軸756aの一方向の回転時にはロータ
772が軸756aから離脱し、ロータ766と
ハウジング758aとの間の流体の滑りにより減
速トルクが生じ、逆方向の回転時には両ロータ7
66,772とハウジング758aとの間の流体
の滑りにより減速トルクが生じる。換言すれば、
トルク角速度比は軸756aの一方向の回転時の
方が他方向の回転時より大きい。
上記構成はこれらの特性を、保持体の下坂時に
はロータ766のみが回転して減速トルクを生
じ、登坂時にはロータ766,772が共に回転
するように設定すれば好都合に使用できる。また
この登坂時に減速装置が生じる大なるトルク角速
度比により、一定の滑り量に対して傾斜角をより
大きく設定できる。尚この種の2ロータ構成は前
記第2図、第5図のデイスク型減速装置にも同様
に適用でき、その場合には同心的な複数のデイス
クを含むデイスクを使用し、これらデイスクの1
個をオーバーランニングクラツチを介して軸に取
付ける。
減速装置の軸を使用して保持台を登坂させる他
の方法を第15図に示す。第15図において、7
80は2個のプーリ、782は傾斜した状態で上
記プーリ780により駆動されるベルトで、この
ベルト782は第15図に断面を示すように、プ
ーリ780に係合すると同時に減速装置758の
車輪60の転動直径の一方にも係合する。従つて
ベルト780の登坂走行時、前記第13図のチエ
ーン・スプロケツト方式と同様減速装置の滑りに
基き、保持台はベルト780より低速で上方に引
かれる。
このように滑りを伴う減速装置を介して保持台
を傾斜角をもつて登坂させる方式は、単純な下坂
軌道のジヤムが無いという特徴を維持しつつ適当
な距離に亘つて保持台を引上げる簡単で安価な方
法である。更に保持台がチエーン上で列の一部を
形成するようにしても何等悪影響はない。
第13図のようにチエーン・スプロケツト方式
により、或は第15図のように車輪上を走行する
ベルト方式により減速装置を介して保持台を移動
させる技術は、保持台を水平方向に移動させるの
にも適用でき、その場合にはスプロケツト752
またはプーリ780を水平に配設する。これは積
下ろしを作業員の手で行う場合や工作物に対して
何等かの手作業を加える場合に便利である。
更に上記技術により、前記第5図、第7図に示
したような軌道上における車輪の摩擦能力を超え
た下坂角度が要求されるときには、スプロケツト
754が係合する固定チエーンを設けることがで
きる。この固定チエーンを軌道と平行に、また車
輪60がこの軌道上或は若干上方にある場合にス
プロケツト754が係合するように軌道に対して
適正な関係に取付けることは理解されよう。尚車
輪と軌道との摩擦は、チエーンとスプロケツトが
確実に減速係合しているから重要ではない。
同様にそのような急角度の下坂に対しては、軌
道として適宜に支持された固定ベルトを使用でき
る。この場合、車輪、ベルト間の摩擦は第5図の
車輪、軌道間の摩擦より大きい。
他の便利な技術を第16図、第17図について
説明する。第16図、第17図において、786
は軸受788を介して軸756に取付けられた副
車輪、790は変形された支持体72a上の変形
された主軌道64aに平行に設けられた副軌道
で、これに副軌道786が係合する。保持台が上
記副軌道790を転動している副車輪786に支
持されている場合、該副車輪786は軸受788
上で回転自在であるから減速装置758の減速ト
ルクが効果的に消去される。これは保持台が傾斜
軌道のある部分を転動するときに減速効果を打消
す手段で、自然に減速効果を生じる急カーブの走
行や出発時間を最短としたいエスケープ等の停止
位置からの移動、そして非減速状態が望まれる場
合にはいつでも採用できる。
更に第16図において、792は前記主軌道6
4aに設けられたキヤツプ部材で、ボルトにより
結合されるか或は単にプレス嵌めされている。こ
のキヤツプ部材792は、容易且安価に交換でき
る伸張可能な摩耗部材としての機能と、車輪60
に対して2本の角度を有した接触線を設定して車
輪60と主軌道64aとの有効接触力を増大させ
る機能とを備える。
尚保持台が副軌道790上を減速されない副車
輪786で転動する状態からキヤツプ部材792
付の主軌道64a上を減速される主車輪60で転
動する状態への移行時には、下坂する保持台自身
以外の移動部材は必要ない。
第17図に示すように、副車輪786が副軌道
790上を転動しつつ右下方に移動し、両車輪7
86,60が1対として右側に移動し続けると、
主車輪60が794位置で軌道64a,792に
接触してこれを転動する。同時に副車輪786
は、若干先細となつて最終的には完全に終る副軌
道790から浮上がる。
尚前記キヤツプ部材792は主軌道64aに交
換可能な摩耗面を附与するのみで上記軌道転換に
は無関係であり、前記第5図に64で示すような
キヤツプ無しの軌道によつても軌道を転換でき
る。
また軌道64上の車輪60の減速転動から軌道
790上の車輪786の非減速転動への転換につ
いては、前記第17図とは逆の先細状入口を設け
た他の軌道790を加えることで達成できる。
以上、工作物をラインから保持台に、更に保持
台からラインに搬送するいくつかの手段を説明し
た。一方ある種の工作物の形状に適した他の技術
として、ライン上の位置を通して直接保持台を移
動させ、該位置で非搭載保持台を上昇させて工作
物を積んだり、或は下降させて工作物を下ろした
りするものがある。
第18図、第19図にこの技術を示す。即ち第
18図、第19図は、露出した工作物の代りに保
持台がバケツトにより運ばれるチエーン式昇降機
内で保持台を上下方向に移動させるものである。
第18図、第19図において、工作物152は
交換点にあり、不連続のレール800,802に
支持されている。これらレール800,802は
メインライン搬送システムの一部をなし、工作物
152は機械の搬送バーまたは補助搬送バーによ
り図示位置に押しやられる。またレール800,
802間の間隔は、矢印804方向に摺動してい
る工作物152が跨げる程十分に小さく設定され
ている。
808は保持台806を支持した昇降機のバケ
ツトで、ローラ556,560により溝558に
案内されるとともにチエーン546,548によ
り駆動される。第18図、第19図に示すよう
に、上記保持台806はレール800,802間
の空隙を上下方向に通過するように形成され、バ
ケツト808も同様に上記空隙を通るように構成
されている。時に保持台806は十分にバケツト
808から張出し、中央案内部材を有さない(こ
れは短距離の場合には重要ではない)ローラネス
ト型の固定軌道或は揺動ゲートによりバケツト8
08から持上げられるようにする。
保持台806に工作物152を積載する際に、
軌道並びにゲートを介して非搭載保持台を昇降機
に送込み、搭載保持台を同昇降機外に排出するこ
とは前述の通りである。バケツト808はレール
800,802間を経て非搭載保持台806を上
方に運び、これにより工作物152を同保持台8
06に積込む。そして保持台806、バケツト8
08が共に空となつた前記交換点を離脱した時点
で昇降機が停止する。次にメインライン搬送シス
テムから他の工作物152が交換点に摺動しつつ
送り込まれると、昇降機が再び駆動されてバケツ
ト808上の次の非搭載保持台806を交換点を
経て上昇させ、これにより工作物152が積込ま
れる。
保持台806からメインライン搬送システムへ
の工作物152の移送は、上記したと全く逆の作
用により行われる。即ち軌道並びにゲートにより
搭載保持台806が昇降機に送り込まれるととも
に非搭載保持台806が同昇降機から送出され
る。搭載保持台806は前記交換点を経て下降さ
せられ、この間に工作物152がレール800,
802上に載置される。このように工作物152
が載置される都度、該工作物152はメインライ
ンの搬送バーにより移送される。
保持台の積下ろしに対しては、各別の昇降機を
使用できる他、軌道及びゲートを組合わせて方向
を切換えるようにすれば1台の昇降機を使用し得
る。
第20図に、前記レール800,802の間隙
を経て保持台を移動させる技術の変形例を示す。
本実施例ではチエーン式の昇降機に代えて上下に
往復動するアクチユエータを使用する。第20図
において、非搭載保持台は固定軌道812を転動
してローラネスト型の軌道814に移動し、スト
ツパ816により806位置で停止させられる。
一方工作物152は前述の態様で、レール80
0,802上の交換点に送込まれる。820は昇
降機の移送台818を取付けられたアクチユエー
タで、移送台818を所定の上下方向の行程に亘
つて移動させるシリンダ或はその同等物と適宜の
案内ロツド、摺動部材或はそれらの同等物(図示
せず)とで構成されている。アクチユエータ82
0により上昇させられた移送台818は、軌道8
14の2連のローラ間を通過して非搭載保持台8
06に接しこれを持上げる。続く短距離の上昇後
に、上記保持台806は806a位置に達し、こ
こでレール800,802から工作物152を持
上げる。そして移送台818の更なる上昇により
保持台806が最上方位置806bに来ると、ロ
ーラネスト型のゲート822が、トルク管824
により図中822aで示す位置に枢動させられ
る。上記ゲート822は移送台818が通れるよ
うに分割されており、そのローラが806b位置
の搭載保持台の下面に係合する。その後、アクチ
ユエータ820、移送台818が共に図示位置に
戻り、806b位置の搭載保持台はローラネスト
軌道822a,826を図中右下方に転動して固
定軌道830に至り、この固定軌道830により
軌道システムまで運び去られる。最後のゲートが
822位置に戻り、この機構は次のサイクルに備
える。尚上記各素子に対する支持構造は、図示し
ないが従来の簡単なものである。
上記技術は搭載保持台から工作物を下ろす場合
にも使用できる。即ちこの場合には、軌道81
2,814,826,830,822a及び移送
台818の傾斜を逆にして左下方に傾斜させる。
従つて搭載保持台は、軌道830,826から8
22a位置(逆方向に傾斜)のゲート822に転
動して806b位置(逆方向に傾斜)に至る。次
に移送台818がアクチユエータ820により保
持台806bの下面まで上昇させられるとともに
ゲートが822a位置から822位置に変位し、
上記保持台が移送台818により下降させられ
る。そして806a位置に達すると、工作物15
2がレール800,802上に載置され、空とな
つた保持台及び移送台818は更に下降する。下
降行程の終端近傍で、上記非搭載保持台が移送台
818から軌道814に移され、更に固定軌道8
12を外方に転動する。一方ゲートは再び822
位置から822a位置に戻されて次の搭載保持台
の到着を待つ。また工作物は前記レール800,
802により運び去られ、この機構は次のサイク
ルに備える。
【図面の簡単な説明】
第1図は保持台及び軌道を示す保持台システム
の要部説明図、第2図は同システムの端面図、第
3図は軌道との関係を変えた支持ローラの説明
図、第4図は速度力ベクトル線図、第5図は他の
車輪・軌道構成を示す図、第6図は他の車輪直径
上にある第5図と同様の車輪を示す図、第7図は
第5図の構成の側面図、第8図は懸架部材取付け
構成を示す図、第9図は他のローラ式搬送手段の
側面図、第10図は第9図の手段の端面図、第1
1図はモノレール懸垂型エスカレータの更に他の
変形例を示す側面図、第12図は同エスカレータ
の端面図、第13図はチエーン駆動による登坂コ
ンベアの断面図、第14図は移動方向に応じて抵
抗を変化させる構造を示す図、第15図はベルト
駆動による保持台移動装置の図、第16図は減速
装置の作用を無効にする副次的軌道による上昇装
置を示す図、第17図は同上昇装置の側面図、第
18図は昇降機構成を示す平面図、第19図は同
昇降機構成の側面図、第20図は上下に往復動可
能なアクチユエータを利用した保持台の高さを変
化させる装置を示す図である。 2……保持台、4……工作物、8……懸架部
材、12……車輪、14……軌道、30……ロー
ラ、60……車輪、64……軌道、70……懸架
部材、100……レール、740……モノレー
ル、742……モノレールチエーン、745……
支持ローラ、746……押圧爪、750……チエ
ーンストランド、752,754……スプロケツ
ト、756……減速装置軸、766,772……
ロータ、758……減速装置のハウジング、77
4……ブシユ、775……オーバーランニングク
ラツチ、780……プーリ、782……ベルト、
786……副車輪、790……副軌道、792…
…キヤツプ部材、800,802……レール、8
20……アクチユエータ、818……移送台、8
24……トルク管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下方に傾斜した軌道と車輪装置により該軌道
    上に支持されその上を自重で走行する工作物支持
    用トロリとを含み、上記車輪装置は相互に隣接し
    て設けられた非積載時用車輪と積載時用車輪から
    なり、該両車輪の該軌道に接する外周部は相互に
    異なる平行な2つの面にあり、更に粘性減速装置
    を含み、該2つの車輪は相互に異なる径を有する
    ことを特徴とする重力式コンベア装置。
JP6277079A 1978-05-24 1979-05-23 Works storaging system Granted JPS54153387A (en)

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