JPS6313876Y2 - - Google Patents

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JPS6313876Y2
JPS6313876Y2 JP17718181U JP17718181U JPS6313876Y2 JP S6313876 Y2 JPS6313876 Y2 JP S6313876Y2 JP 17718181 U JP17718181 U JP 17718181U JP 17718181 U JP17718181 U JP 17718181U JP S6313876 Y2 JPS6313876 Y2 JP S6313876Y2
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pressure
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chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プレスのスライドノツクアウト装置
用空油圧式駆動装置の駆動用圧縮空気回路に関
し、簡単かつ安価な回路構成で、空気消費量を少
なくすることを目的とする。
従来、プレスのスライドノツクアウト装置用空
油圧式駆動装置の駆動用圧縮空気回路は、第1図
に示すように、ブースタシリンダ5の入力シリン
ダ室7内にピストン11で区画形成された高圧室
13と低圧室14とにそれぞれノツクアウト用高
圧空気回路22′とクツシヨンバイアス用低圧空
気回路21′とを接続するものが知られている。
この場合、プレスの1サイクルごとに、プレス
作動時の高圧室13の所定値以上の昇圧を防止す
るために、高圧空気回路22′の回路切換弁Aか
ら圧縮空気を放出し、また、ノツクアウト時の低
圧室14の減圧を自由に行なうために、低圧空気
回路21′の回路切換弁Bから圧縮空気を放出す
るので、比較的空気消費量が多い欠点がある。
また、低圧・高圧各回路20′・22′に減圧防
止用のリザーバタンクC・Dが必要であるうえ、
回路切換弁A・B2個が用いられ、構造が複雑に
なる欠点がある。
本考案は、上記の欠点を解消するために、ブー
スタシリンダの低圧室を大気中に連通させるとと
もに、高圧室を回路切換弁を介してノツクアウト
圧設定回路とクツシヨン圧設定回路とに接続切換
可能に接続し、高圧室にノツクアウト圧設定用の
減圧弁を介在させたノツクアウト圧設定回路を介
して圧縮空気供給管から、圧縮空気を供給してノ
ツクアウト作動をさせる一方、クツシヨン作動時
には、高圧室をクツシヨン圧設定回路に接続し、
クツシヨン圧設定回路のリリーフ弁から圧縮空気
の一部を大気中に放出して高圧室の内圧をノツク
アウト圧よりも低圧のクツシヨン圧に切換えるよ
う構成したことを最大の特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第2図は、本考案の一実施例を示し、このプ
レスのスライドノツクアウト装置の駆動装置は、
プレス1のスライドノツクアウト装置2の圧油作
動室3に圧油路4を介して接続されたブースタシ
リンダ5を備える。
ブースタシリンダ5は、第3図に示すように、
ケーシング6内に入力シリンダ室7と油溜室8、
出力プランジヤ室9及び圧油給排制御用の弁室1
0を上下直列状に形成し、入力シリンダ室7に進
退可能に挿入したピストン11と出力プランジヤ
室9内に進退可能に挿入したプランジヤ12とは
互いに連結されている。
入力シリンダ室7はピストン11で高圧室13
と抵圧室14とに上下に区画され、低圧室14は
大気に連通させ、高圧室13は、駆動用圧縮空気
回路15を介して圧縮空気供給管16に接続する
(第2図)。
即ち、高圧室13は回路切換弁17とノツクア
ウト圧設定用減圧弁18とを直列に介して圧縮空
気供給管16に接続され、高圧設定減圧弁18の
減圧出口19を、クツシヨン圧設定用低圧回路2
0を介して回路切換弁17の低圧出入口21に、
高圧回路22を介して回路切換弁17の高圧出入
口23にそれぞれ接続する。
上記低圧回路20は、クツシヨン圧補償用の低
圧設定減圧弁24とこれの減圧出口25側に接続
されるクツシヨン圧設定用のリリーフ弁26とを
備える。
上記回路切換弁17の出力側出口27は、高圧
室13に常時接続され、回路切換弁17の低圧・
高圧両出入口21・23に択一的に接続される。
プレス作動時(クランク回転位相約30゜〜250゜)
には、回路切換弁17の出力側出入口27は低圧
側出入口21に接続され、ブースタシリンダ5を
介してスライドノツクアウト装置2の押え具28
に所定の押圧力が与えられる。押え具28がワー
ク29を下金型30に押圧し始めてから上金具3
1が下死点に達する間に、第4図に示すように、
ブースタシリンダ5の弁室10内に挿入した逆止
弁32が開弁して圧油作動室3の圧油を出力プラ
ンジヤ室9に逃がすことにより、押え具28のワ
ーク押圧力の所定値以上の昇圧が回避される。出
力シリンダ室10への圧油の流入はリリーフ弁2
6で高圧室13内の圧縮空気を大気中に放出する
ことにより許される。符号33はリリーフ弁26
の高圧入口26aとパイロツトポート26b間に
差圧を生ぜしめるための逆止弁であり、33aは
その流入ポート、33bはその流出ポートであ
る。スライドノツクアウト装置2のクツシヨン作
用を円滑に行なうためには、ブースタシリンダ5
の逆止弁32及びリリーフ弁26の口径が大きい
方がよい。
上金型31が下死点から上昇して、上金型31
に喰付いたワーク29が所定の高さにさしかかる
とき(クランク回転位相約250゜)に回路切換弁1
7を切換え、出力側出入口27と高圧出入口23
と接続し、高圧室13の内圧を高め、ブースタシ
リンダ5の逆止弁32を閉止させて出力プランジ
ヤ室9の内圧を高める。この昇圧とほぼ同時に、
第5図に示すように、逆止弁32に組込んだ給油
弁34を強制開弁具35で開弁し、圧油作動室3
の内圧を高め、上金型31からワーク29を打落
とす。
再度プレス作動に入るときに回路切換弁17を
切戻し、この切戻しからスライドノツクアウト装
置2のクツシヨン作用が終るまでの間に、高圧室
13内の圧縮空気はリリーフ弁26のリリーフ作
動により大気中に放出される。
符号36は強制開弁具駆動用圧縮空気回路、3
7はエア抜き操作用圧縮空気回路である。
エア抜き操作用圧縮空気回路33は、プレス1
の休機時等、高圧室13が低圧回路20に接続さ
れているときに、低圧室14を高圧回路22に接
続してピストン11及びプランジヤ12を上死点
まで上昇させ、出力プランジヤ室9を油溜り室8
を介して油タンク38に下降部を経ることなく連
通させ、出力プランジヤ室9から油タンク37内
にエア抜きが行なわれるようにする。
上記実施例において、低圧回路20に介在する
各弁を1つの弁箱内に組込んでもよい。また、回
路切換弁17は、自動復帰型ソレノイド操作弁で
形成してあるが、これを復動ソレノイド操作弁
や、別に制御弁を備える自動復帰型パイロツト操
作弁で構成してもよい。
上述のように、本考案は、ピストンの一側の低
圧室を大気連通させ、その他側の高圧室を回路切
換弁を介してクツシヨン圧設定回路とノツクアウ
ト圧設定回路とに接続切換可能に接続し、クツシ
ヨン圧設定回路に介在させたリリーフ弁により、
プレス加工中のスライドノツクアウト装置のクツ
シヨン作動時にのみ圧縮空気が大気中に放出され
るようにしてあるので、クツシヨン作動時とノツ
クアウト作動時とに圧縮空気を大気中に放出する
従来のものに比べて、ピストンの往復に伴なう圧
縮空気の消費量が少なくなる。また、クツシヨン
圧設定・ノツクアウト圧設定両回路にそれぞれ切
換制御弁を設ける従来のものに比べると、上記両
回路の接続を切換える1個の回路切換弁を設ける
だけで済むうえ、クツシヨン圧設定回路のリザー
バタンクを省略でき、回路構成が簡単で、安価か
つ容易に実施できる。さらに、低圧室に1サイク
ル当り給排される空気量の5〜10倍の内容積を備
える、低圧回路のリザーバタンクを省略できるこ
とから、装置全体を小型にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライドノツクアウト装置用空
油圧式駆動装置の空・油圧回路図、第2図は本考
案に係るスライドノツクアウト装置用空油圧式駆
動装置の空・油圧回路図、第3図はそのブースタ
シリンダの縦断面図、第4図はブースタシリンダ
の逆止弁開弁時の要部の縦断面図、第5図はブー
スタシリンダの給油弁開弁時の要部の縦断面図で
ある。 1……プレス、2……スライドノツクアウト装
置、5……ブースタシリンダ、7……入力シリン
ダ室、11……ピストン、13……高圧室、14
……低圧室、16……圧縮空気供給管、17……
回路切換弁、18……ノツクアウト圧設定用減圧
弁、20……クツシヨン圧設定回路、22……ノ
ツクアウト圧設定回路、24……低圧設定減圧
弁、25……減圧出口、26……リリーフ弁、2
6a……高圧入口、26b……パイロツトポー
ト、27……出力側出入口、33……差圧発生用
逆止弁、33a……流入口、33b……流出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 プレス1のスライドノツクアウト装置2を駆
    動するブースタシリンダ5の入力シリンダ室7
    内にピストン11を進退可能に挿入して、入力
    シリンダ室7をピストン11で高圧室13と低
    圧室14とに区画し、低圧室14を大気に連通
    し、高圧室13をノツクアウト・クツシヨン切
    換用の回路切換弁17を介してノツクアウト圧
    設定回路22とクツシヨン圧設定回路20とに
    接続切換可能に接続し、ノツクアウト圧設定回
    路22にノツクアウト圧設定用減圧弁18を介
    在させるとともに、ノツクアウト圧設定回路2
    2を圧縮空気供給管16に接続し、クツシヨン
    圧設定回路20にはクツシヨン圧設定用リリー
    フ弁26を設け、回路切換弁17を切換操作す
    ることにより上記高圧室13の内圧を比較的高
    圧のノツクアウト圧とこれよりも低圧のクツシ
    ヨン圧とに切換え可能に構成したことを特徴と
    する、プレスのスライドノツクアウト装置用空
    油圧式駆動装置の駆動用圧縮空気回路。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のプレス
    のスライドノツクアウト装置用空油圧式駆動装
    置の駆動用圧縮空気回路において、クツシヨン
    圧設定回路20を圧縮空気供給管16に接続す
    るとともに、リリーフ弁26と圧縮空気供給管
    16との間にクツシヨン圧補償用の低圧設定減
    圧弁24を介在させたもの。 3 実用新案登録請求の範囲第2項記載のプレス
    のスライドノツクアウト装置用空油圧式駆動装
    置の駆動用圧縮空気回路において、リリーフ弁
    26を外部パイロツト操作式リリーフ弁で構成
    し、低圧設定減圧弁24の減圧出口25に上記
    リリーフ弁26のパイロツトポート26bと差
    圧発生用逆止弁33の流入口33aとを接続
    し、差圧発生用逆止弁33の流出口33bとリ
    リーフ弁26の高圧入口26aとを接続したク
    ツシヨン圧設定回路21を備えるもの。 4 実用新案登録請求の範囲第3項記載のプレス
    のスライドノツクアウト装置用空油圧式駆動装
    置の駆動用圧縮空気回路において、リリーフ弁
    26と差圧発生用逆止弁33、及び低圧設定減
    圧弁24を一体的に組合わせたもの。
JP17718181U 1981-11-27 1981-11-27 プレスのスライドノツクアウト装置用空油圧式駆動装置の駆動用圧縮空気回路 Granted JPS5881100U (ja)

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JPS5881100U JPS5881100U (ja) 1983-06-01
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