JPS63138708A - 耐熱応力性にすぐれた高絶縁抵抗フェライト磁石 - Google Patents
耐熱応力性にすぐれた高絶縁抵抗フェライト磁石Info
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- JPS63138708A JPS63138708A JP61285165A JP28516586A JPS63138708A JP S63138708 A JPS63138708 A JP S63138708A JP 61285165 A JP61285165 A JP 61285165A JP 28516586 A JP28516586 A JP 28516586A JP S63138708 A JPS63138708 A JP S63138708A
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Landscapes
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- Magnetic Ceramics (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は耐熱応力性にすぐれ、がっ絶縁抵抗、比抵抗
が大きなフェライト磁石に係り、特に、電子レンジ及び
リレー等の用途に最適な耐熱応力性、絶縁抵抗、比抵抗
の特性を有するＳｒ−フェライト磁石に関する。
が大きなフェライト磁石に係り、特に、電子レンジ及び
リレー等の用途に最適な耐熱応力性、絶縁抵抗、比抵抗
の特性を有するＳｒ−フェライト磁石に関する。
背景技術
一般に、Ｓｒ−フェライト磁石は、電子レンジ用あるい
はリレー用を始め多用途に使用されている。
はリレー用を始め多用途に使用されている。
電子レンジ用Ｓｒ−フェライト磁石はその使用上、急熱
されるため、磁石特性のすぐれていることは勿論のこと
、耐熱応力性にすぐれていることが必要である。またリ
レー用Ｓｒ−フェライト磁石もすぐれた磁石特性を有す
ると共に、省エネルギータイプのリレー用としては、電
圧ａｏｏｏｖ、電流１０ｍＡに対する耐久性があること
が要求され、そのため絶縁抵抗、比抵抗が大きいことが
必要である。
されるため、磁石特性のすぐれていることは勿論のこと
、耐熱応力性にすぐれていることが必要である。またリ
レー用Ｓｒ−フェライト磁石もすぐれた磁石特性を有す
ると共に、省エネルギータイプのリレー用としては、電
圧ａｏｏｏｖ、電流１０ｍＡに対する耐久性があること
が要求され、そのため絶縁抵抗、比抵抗が大きいことが
必要である。
従来は、それぞれの用途に応じて、それぞれ所要の特性
を具備する組成の磁石、例えば、電子レンジ用としては
ＪＩＳ規格のＭＰＢ ２８０、ＭＰＢ ３２０、ＭＰＢ
３８０等が開発され、対応してきたが、用途に応じて
各々対応する磁石を選定することはその組成管理が繁雑
であり、種々の用途に共通して使用できるフェライト磁
石として、すぐれた耐熱応力性と共に高い絶縁抵抗、比
抵抗特性を具備する磁石が切望されている。
を具備する組成の磁石、例えば、電子レンジ用としては
ＪＩＳ規格のＭＰＢ ２８０、ＭＰＢ ３２０、ＭＰＢ
３８０等が開発され、対応してきたが、用途に応じて
各々対応する磁石を選定することはその組成管理が繁雑
であり、種々の用途に共通して使用できるフェライト磁
石として、すぐれた耐熱応力性と共に高い絶縁抵抗、比
抵抗特性を具備する磁石が切望されている。
発明の目的
この発明は、かかる現状に鑑み、電子レンジ及びリレー
等の用途に最適な耐熱応力性、絶縁抵抗、比抵抗の特性
を有するＳｒ−フェライト磁石を目自勺としている。
等の用途に最適な耐熱応力性、絶縁抵抗、比抵抗の特性
を有するＳｒ−フェライト磁石を目自勺としている。
発明の構成
発明者は、電子レンジ用及びリレー用フェライト磁石と
して、すぐれた磁石特性を有し、耐熱応力性にすぐれて
いると共に高い絶縁抵抗、比抵抗特性を有する磁石を得
るために、組成的に種々検討した結果、Ｓｒ−フェライ
ト磁石において、５ｒＯ−Ｆｅ２０３系の基本組成に焼
結時の液相成分として、焼結反応を促進し、焼結体の高
密度化に効果のあるＣａＯ及びＳｉＯ２の特定量と共に
、特定量のＣｏ０１ＮｉＯの１種または２種を含有する
ことにより、従来のＳｒ−フェライト磁石と同等以上の
磁石特性を有し、かつすぐれた耐熱応力性と共に絶縁抵
抗、比抵抗を著しく上昇させ、特性の改善向上できるこ
とを知見した。
して、すぐれた磁石特性を有し、耐熱応力性にすぐれて
いると共に高い絶縁抵抗、比抵抗特性を有する磁石を得
るために、組成的に種々検討した結果、Ｓｒ−フェライ
ト磁石において、５ｒＯ−Ｆｅ２０３系の基本組成に焼
結時の液相成分として、焼結反応を促進し、焼結体の高
密度化に効果のあるＣａＯ及びＳｉＯ２の特定量と共に
、特定量のＣｏ０１ＮｉＯの１種または２種を含有する
ことにより、従来のＳｒ−フェライト磁石と同等以上の
磁石特性を有し、かつすぐれた耐熱応力性と共に絶縁抵
抗、比抵抗を著しく上昇させ、特性の改善向上できるこ
とを知見した。
すなわち、この発明は、
ＳｒＯ９，１ｗｔ％〜１０．０ｗｔ％、ＣａＯ０．４ｗ
ｔ％〜０．９ｗｔ％、ＳｉＯ２０．４ｗｔ％〜０．９ｗ
ｔ％に、ＣｏＯ ０．０５ｗｔ％〜１．０ｗｔ％、Ｎｉ
Ｏ０．０５〜１．０ｗｔ％の１種または２種を含有し、
但しＣｏＯとＮｉＯの２種を含有する場合は０．０５ｗ
ｔ％〜１．５ｗｔ％を含有し、残部はＦｅ２Ｏ３及び不
可避的不純物からなることを特徴とする耐熱応力性にす
ぐれた高絶縁抵抗フェライト磁石である。
ｔ％〜０．９ｗｔ％、ＳｉＯ２０．４ｗｔ％〜０．９ｗ
ｔ％に、ＣｏＯ ０．０５ｗｔ％〜１．０ｗｔ％、Ｎｉ
Ｏ０．０５〜１．０ｗｔ％の１種または２種を含有し、
但しＣｏＯとＮｉＯの２種を含有する場合は０．０５ｗ
ｔ％〜１．５ｗｔ％を含有し、残部はＦｅ２Ｏ３及び不
可避的不純物からなることを特徴とする耐熱応力性にす
ぐれた高絶縁抵抗フェライト磁石である。
組成の限定理由
この発明において、ＳｒＯが９．１ｗｔ％未満では、Ｆ
ｅ２Ｏ３／ ＳｒＯのモル比が６．１以上となり、Ｈｃ
が低下し好ましくなく、また、ＳｒＯが１０．０ｗｔ％
を超えると、Ｆｅ２Ｏ３／ ＳｒＯのモル比が５．６未
満となり、Ｂｒが低下するため、ＳｒＯは９．１ｗｔ％
〜１０．０ｗｔ％の含有とする。
ｅ２Ｏ３／ ＳｒＯのモル比が６．１以上となり、Ｈｃ
が低下し好ましくなく、また、ＳｒＯが１０．０ｗｔ％
を超えると、Ｆｅ２Ｏ３／ ＳｒＯのモル比が５．６未
満となり、Ｂｒが低下するため、ＳｒＯは９．１ｗｔ％
〜１０．０ｗｔ％の含有とする。
ＣａＯは、０．４ｗｔ％未満では焼結体は高密度化せず
、Ｂｒの上昇が得られないので好ましくなく、また、０
．９ｗｔ％を超えると焼結体の結晶粒が粗大化し、異常
結晶を発生して、Ｈｅの低下を招来するため、ＣａＯは
０．４ｗｔ％〜０．９ｗｔ％の含有とする。
、Ｂｒの上昇が得られないので好ましくなく、また、０
．９ｗｔ％を超えると焼結体の結晶粒が粗大化し、異常
結晶を発生して、Ｈｅの低下を招来するため、ＣａＯは
０．４ｗｔ％〜０．９ｗｔ％の含有とする。
ＳｉＯ２は、０．４ｗｔ％未満では焼結体の結晶粒が粗
大化し、異常結晶を発生して、Ｈｃが低下するので好ま
しくなく、また、０．９ｗｔ％を超えると焼結体の高密
度化が起らず、Ｂｒの上昇が得られないため、ＳｉＯ２
は０．４ｗｔ％〜０．９ｗｔ％の含有とする。
大化し、異常結晶を発生して、Ｈｃが低下するので好ま
しくなく、また、０．９ｗｔ％を超えると焼結体の高密
度化が起らず、Ｂｒの上昇が得られないため、ＳｉＯ２
は０．４ｗｔ％〜０．９ｗｔ％の含有とする。
この発明の特徴であるＣｏＯ 、 ＮｉＯの添加含有は
、磁石体の耐熱応力性を改善向上させると共に、絶縁抵
抗及び比抵抗を著しく大きくする効果があるが、０．０
５ｗｔ％未満では、かかる効果が得られず、また、１．
０ｗｔ％を超えると前記効果が飽和するので好ましくな
いため、ＣｏＯとＮｉＯの単独含有は各々０．０５ｗｔ
％〜１．０ｗｔ％の含有とする。
、磁石体の耐熱応力性を改善向上させると共に、絶縁抵
抗及び比抵抗を著しく大きくする効果があるが、０．０
５ｗｔ％未満では、かかる効果が得られず、また、１．
０ｗｔ％を超えると前記効果が飽和するので好ましくな
いため、ＣｏＯとＮｉＯの単独含有は各々０．０５ｗｔ
％〜１．０ｗｔ％の含有とする。
また、ＣｏＯとＮｉＯの２種を複合金有する場合は、０
．０５ｗｔ％未満では前記効果が小さいため好ましくな
く、また、１．５ｗｔ％を超えると、耐熱応力性改善の
効果並びに絶縁抵抗及び比抵抗を大きくする効果が飽和
するため、複合金有は０．０５ｗｔ％〜１．５ｗｔ％と
する。
．０５ｗｔ％未満では前記効果が小さいため好ましくな
く、また、１．５ｗｔ％を超えると、耐熱応力性改善の
効果並びに絶縁抵抗及び比抵抗を大きくする効果が飽和
するため、複合金有は０．０５ｗｔ％〜１．５ｗｔ％と
する。
また、残部のＦｅ２Ｏ３は、ＳｒＯと共に本発明フェラ
イト磁石の基本成分で、９６．５ｗｔ％〜８８．９ｗｔ
％で、Ｆｅ２Ｏ３／ ＳｒＯのモル比は５．６〜６．１
にする必要がある。
イト磁石の基本成分で、９６．５ｗｔ％〜８８．９ｗｔ
％で、Ｆｅ２Ｏ３／ ＳｒＯのモル比は５．６〜６．１
にする必要がある。
また、本発明磁石の不可避的不純物としてはＢａＯ（１
３５ｗｔ％以下、ＴｉＯ０．１ｗｔ％以下、Ｚｒ０２０
．１ｗｔ％以下である。
３５ｗｔ％以下、ＴｉＯ０．１ｗｔ％以下、Ｚｒ０２０
．１ｗｔ％以下である。
また、この発明において、Ａｌ２Ｏ３の添加はＨｃの増
加効果はあるが、１．５ｗｔ％を超えるとＢｒの低下を
将招来するので、１．５ｗｔ％以下の添加が好ましい。
加効果はあるが、１．５ｗｔ％を超えるとＢｒの低下を
将招来するので、１．５ｗｔ％以下の添加が好ましい。
実施例
ＳｒＯ９，１５ｗｔ％、Ｆｅ２Ｏ３８７，３ｗｔ％から
なる基本成分（７） ２５０ｇを、１３００℃にＩＨ４
焼、粉砕後、第１表に示す如く、種々の組成となるよう
、ＣａＯ１Ｓｉ０２、ＣｏＯ、 ＮｉＯを配合混合後、
微粉砕して、平均粒度０．７５ｐｍの微粉末にした。
なる基本成分（７） ２５０ｇを、１３００℃にＩＨ４
焼、粉砕後、第１表に示す如く、種々の組成となるよう
、ＣａＯ１Ｓｉ０２、ＣｏＯ、 ＮｉＯを配合混合後、
微粉砕して、平均粒度０．７５ｐｍの微粉末にした。
微粉砕後、磁場６００００ｅ中、成形圧０．５ ｔ／ｃ
ｍ２にて、寸法１２ｍｍＸ８３ｍｍＸ１３ｍｍの成形体
を得た。
ｍ２にて、寸法１２ｍｍＸ８３ｍｍＸ１３ｍｍの成形体
を得た。
その後、大気中にて１２００℃、ｌｈｒの焼結条件で焼
結した後、磁石特性、強度及び絶縁抵抗、比抵抗を測定
し、その結果を第２表に表す。
結した後、磁石特性、強度及び絶縁抵抗、比抵抗を測定
し、その結果を第２表に表す。
なお、第２表に表した強度は、下記試験法にて測定した
。
。
すなわち、強度のラトラー値試験方法はラトラー試験機
の装置を用いて鉄球と製品を同時に入れ、磁石の角部が
欠は落ちる量を時間毎に評価した。
の装置を用いて鉄球と製品を同時に入れ、磁石の角部が
欠は落ちる量を時間毎に評価した。
また、加熱割れ試験は、外径５１ｍｍＸ内径２２ｍｍＸ
高さ１１皿寸法のリング状磁石の内径側を、２５０℃に
急熱して、磁石が割れる際の外径の温度と時間により評
価した。
高さ１１皿寸法のリング状磁石の内径側を、２５０℃に
急熱して、磁石が割れる際の外径の温度と時間により評
価した。
絶縁抵抗は絶縁抵抗計を用い、また、比抵抗は比抵抗測
定器を用い、厚さ方向、平行な２面間を測定した。
定器を用い、厚さ方向、平行な２面間を測定した。
第１表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ＳｒＯ９．１ｗｔ％〜１０．０ｗｔ％、ＣａＯ０．４ｗ
ｔ％〜０．９ｗｔ％、ＳｉＯ＿２０．４ｗｔ％〜０．９
ｗｔ％に、ＣｏＯ０．０５ｗｔ％〜１．０ｗｔ％、Ｎｉ
Ｏ０．０５〜１．０ｗｔ％の１種または２種を含有し、
但しＣｏＯとＮｉＯの２種を含有する場合は０．０５ｗ
ｔ％〜１．５ｗｔ％を含有し、残部はＦｅ＿２Ｏ＿３及
び不可避的不純物からなることを特徴とする耐熱応力性
にすぐれた高絶縁抵抗フェライト磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61285165A JPS63138708A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 耐熱応力性にすぐれた高絶縁抵抗フェライト磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61285165A JPS63138708A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 耐熱応力性にすぐれた高絶縁抵抗フェライト磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63138708A true JPS63138708A (ja) | 1988-06-10 |
| JPH0440843B2 JPH0440843B2 (ja) | 1992-07-06 |
Family
ID=17687933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61285165A Granted JPS63138708A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 耐熱応力性にすぐれた高絶縁抵抗フェライト磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63138708A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6419847B1 (en) | 1998-11-26 | 2002-07-16 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Ferrite magnet powder and magnet using said magnet powder, and method for preparing them |
| US6478982B1 (en) | 1999-11-08 | 2002-11-12 | Sumitomo Special Metals Co. Ltd. | Ferrite magnet powder and magnet using the magnet powder, and method for preparing them |
-
1986
- 1986-11-29 JP JP61285165A patent/JPS63138708A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6419847B1 (en) | 1998-11-26 | 2002-07-16 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Ferrite magnet powder and magnet using said magnet powder, and method for preparing them |
| US6478982B1 (en) | 1999-11-08 | 2002-11-12 | Sumitomo Special Metals Co. Ltd. | Ferrite magnet powder and magnet using the magnet powder, and method for preparing them |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0440843B2 (ja) | 1992-07-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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